2019年12月19日、毎年恒例となっている福井県敦賀方面へメバリングへ友人と共に行ってきました。今回は夕マズメ狙い。2018年の同時期のメバリング釣行では25UPが爆釣!の経験があり今回もその再現を、と思ったのですが、ポロポロとは良型のメバルが釣れるものの、爆釣とまではいきませんでした。
当日の福井メバリングの様子
例年通りメバルが爆釣とならなかった理由
夕マヅメ~夜間に有効なワームローテーション
についてお伝えしていきますね。
メバリング釣行前に敦賀湾各所の水温を測定
今回のメバリングは夕マズメ狙い。チャンスは夕方4時30分~6時30分頃までの2時間。ゴムボートを使って沖テトラを狙う予定なので、一度ポイントを決めて夕マヅメ狙いのメバリングを始めるとポイント移動はもう不可能。釣り場を決める前に出来るだけ情報を集めて釣れる確立を上げる為、まずは釣具の用意はせず、水温計だけ持って敦賀湾内の水温を測定してきます。
各所の水温を測定した結果、今回エリア毎の水温の差はあまりなく、岸際の水面の水温は約12.2度~12.6度でした。
水温に差が無かったので【潮通し良い場所】に決定
今回場所による水温の差が小さかったので、釣りできそうな場所の中で最も潮通しの良いポイントを選ぶ事にしました。午後3時過ぎ、ゴムボートを準備してポイントへ出発です。
いきなり友人が26UPのメバルをゲット!
ポイントに到着直後、友人がいきなり26UPのメバルをゲット!いきなりの大型メバルゲットで幸先良いスタートです。
水温は約14.2度
沖テトラ周辺の海水温を測定すると約14.2度。メバルの最適水温が約14度なので、丁度良い水温。これからの夕マズメに期待が持てる水温です。
夕マズメの前に1匹目のメバルをゲット!
夕マヅメとなる前に私の方にも釣れ釣れグリーン(ピンテールのグリーンコアショットカラー)でメバルを1匹ゲット!この時期、夕マヅメ前の時間帯はまったく釣れない事も多いので、この時点で釣れるのはこれからの夕マヅメにかけてのメバリングにおいて大きなプラス材料です。
2017年末に爆釣実績のあったテトラに移動
ここで夕マズメが近づいてきたので、おととし2017年の年末にメバルが爆釣したテトラ帯の方に移動です。
夕マズメからの爆釣タイムを待ちます
夕マズメ前におととし爆釣したポイントで2人とも到着。夕マズメから始まる爆釣タイムを信じてジグヘッドをキャストし続けます。
午後5時頃、遂にメバル爆釣タイム到来か?
午後4時30分、40分、50分・・・メバルからの反応がないままどんどん時間が過ぎていきます・・・。そして午後5時頃、遂に静寂を破り釣れ釣れグリーンで良型のメバルが2匹ヒット!
『ここから爆釣が始まるのか?』
と2人とも期待が高まります。
ベイティ2.3インチに切り替えるとさらにメバルがヒット!
その後、何回かアタリがあるも、かかりが浅いみたいで連続バラシ。その後暗くなってくると釣れ釣れグリーンではバイトがなくなってきました。
暗くなるとナチュラルカラー&ピンテールではメバルが見つけにくいと思い、ここでベイティ2.3インチ(堤防ナトリウム)に変更。
この変更が当たったみたいで再びバイトがで始めて、さらにもう1匹のメバルをさらに釣り上げる事が出来ました。
丁寧に探るとガシラ(カサゴ)がヒット!
17時30分頃からメバルのバイトが無いので、表層狙いから中層狙いに切り替えると飽きない程度に大小のガシラさんが釣れてきてくれました。
メバルでないのは残念ではありますが、これはこれで嬉しい外道です。
その後、午後6時過ぎまで釣りを続けるもメバルのバイトが無かった為、ここで納竿。今回の福井メバリングは幕を閉じたのでした。
12月中旬福井メバリング釣果
・メバル 23~26センチくらい 4匹
・ガシラ(カサゴ) 16~23センチくらい 5匹くらい
12月中旬福井メバリングまとめ
2019年の晩秋から初冬は記録的に暖かかった為、産卵前の荒食いの時期が後ろにズレたかも
今まで12月中旬~末の福井県側のメバリングにおいて、【夕マズメ】はほとんど外す事なく爆釣だったのですが、今回は爆釣となりませんでした。
その要因として考えられたのは、2019年の晩秋~初冬にかけて記録的に暖かかったので、産卵時期が後ろにズレたかも、という事です。
今回釣ったメバルは美味しく頂いたのですが、卵があまり無い個体が4匹中2匹いたので、推測は間違っていないと思います。今までの経験上、産卵行動は水温が高い年も、低い年も概ね同時期に行われますが、今年の福井方面に限っては12月になっても寒波も入らない、異常に暖かい時期が続きました。
今回測定した表層の海水温だけみると、例年より少し高いくらいですが、沖や少し水深のある場所だと、きっと例年より数度は水温が高い状態が続いていると考えられ、ここまで海水温が下がらない状態が続くと流石に産卵時期が遅れ、まだ荒食いの時期には至らず爆釣とまでいかなかったのでは?と推測しています。
過去の実績にとわられすぎない事が大事
今回2本の沖テトラをチェックした結果、明るい内にメバルの反応が良かったのは最初にメバリングをしていた沖テトラでした。にもかかわらず2年前の爆釣を忘れられず、『過去に実績があるから』という理由で2本目のテトラで夕マズメ釣りをする事に。
2本のテトラ同時釣りできないので、メバルの反応の良かったテトラでメバリングしていた場合どうなったのかは不明ですが、当日反応の良かったテトラで勝負した方がより良い釣果だった可能性が高いです。
『過去に爆釣した』事をひきずって現場でのアジャストが出来なかった事は、今回釣行の最大の反省点です。
暗くなってからはアピール系カラーのシャッドテールワームが良い
今回、夕マヅメ後暗くなってからは、釣れ釣れグリーン(ナチュラル系のピンテール)から、ベイティ2.3インチ 堤防ナトリウムカ(アピール系カラーのシャッドテール)に切り替えて、さらなるヒットに繋げる事が出来ました。
集魚灯がないエリアでの夕マヅメ後のメバリングは本当に暗くなるので、目立つカラー&波動がでるワームの方が有利です。
なので、夕マヅメでまだワームが視認出来る暗さまではピンテール&ナチュラルカラーの釣れ釣れグリーン、真っ暗になったらシャッドテール&アピールカラーのベイティと使い分けるとより良い釣果を得る可能性がぐっとあがると思います。
12月中旬福井メバリングのヒットルアー
フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ
今回のメバリングで大半の釣果をあげたのが【フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ】です。
今では非常に珍しくなった【コアショットカラー】のデイメバリング用のスペシャルカラーのワームで、日が沈むまではこのワームを使って釣っていました。明るい時のメバリング時にはめっぽう強いカラーです。
【フィード ワーム)釣れ釣れグリーン 2インチ】について詳しくはこちら
ベイティ2.3インチ 堤防ナトリウム
ベイティはテールが薄く作られているので、超スローリトリーブでもしっかりテールが動きます。又テールが小さく他社のシャッドテールワームより波動がずっと小さいのも特徴です。メバルは大きい波動を嫌う傾向があるので、メバリングにおいてベイティはピッタリ!
今回は闇夜で目立たせる為に大きめの2.3インチを使いました。使用カラーは【堤防ナトリウム】です。このカラーは闇夜だったらオレンジ系のアピールカラー、オレンジ色の常夜灯のある場所で一転してナチュラルカラーに。闇夜・常夜灯どちらのポイントでも使えるので【堤防ナトリウム】はとても使い勝手がよくオススメです。