2022年4月9日、友人のプロさんが『メバルを釣りたいなあ。』という事で、福井県敦賀へプロさんと共にメバリングへ行ってきました。
当日の福井メバリングの様子
ドピーカン時で釣る為の3つのコツ
当日のヒットルアーと使い方
についてお伝えしますね。
福井県敦賀の海岸に到着
大阪から出発して約3時間。夕方4時30分頃、福井県敦賀の海岸に到着。今日は夕マズメ~夜にかけてのメバリング釣行です。
ゴムボートを使って沖の防波堤へ
ゴムボートを使って、沖の防波堤を目指します。
各防波堤の状況をチェック
3本の防波堤があったので、それぞれの防波堤の状況をチェック。どこの防波堤もメバルの姿はなく、夕マズメにならないと釣れなさそうな感じ。
どの防波堤も状況はほとんど変わらなかったので、北端の防波堤でメバリング開始する事にしました。
海水温は約13.8度
海水温を測定すると約13.8度。メバルの適水温が約14度なので、ほぼ理想的な水温です。これは期待できるかも?
まずは釣り準備
まだ夕マズメまで少し時間があるので、ゆっくり釣り準備を始めます。
プロさんがいきなり良型メバルを釣り上げる!
ゆっくり釣り準備してたら、既にキャストを始めていたプロさんにヒット!
良型のメバルをいきなり釣り上げる事が出来ました。
プロさんがメバルを釣ったのはなんと約3年前の家島釣行以来。3年ぶりにメバルを釣ってかなりご満悦な様子です。
とりあえずメバルを締める
良型のメバルだったので持ち帰りする事に。魚を締める用のナイフは、海水や魚の血が付きっぱなしでもほとんど錆びない、【サビナイフ】がオススメです。
こちらにも良型メバルがヒット!
プロさんが釣ったのを見て私の方も急いで釣り準備して、釣り開始。釣り開始して数投で私の方にもヒット!
こちらも良型のメバルです。
集魚灯も試してみる
以前から主にアジングで使おうと思っていた集魚灯、【アジングライト】を投入。
福井では真夜中になるとあまり釣れなくなる傾向があるので、『集魚灯を使ったら真夜中でも釣れるかも?』と思い設置しました。
暗くなってからどうなるか楽しみです。
さらに良型メバルが連続ヒット!
夕マズメの時間に突入し、プロさんはその後もコンスタントにメバルをゲット!
私の方も2匹、3匹目と良型メバルが連続ヒット!釣ったワームは【フィードワーム 釣れ釣れグリーン】です。
【フィードワーム 釣れ釣れグリーン】は今では珍しいコアショットカラーのピンテールワーム。
明るい時間帯や常夜灯でのメバリングではよく釣れるワームです。
せっかくの良型メバルなので並べてみました
せっかくの良型メバルなので、2匹並べて記念撮影してみました。
フェザージグでガシラ(カサゴ)がヒット!
3匹の良型メバルを釣ってとりあえず満足したので、今度はワームから今テスト中のルアー、【まなこフェザージグ ライトソルト】を投入。
【まなこフェザージグ ライトソルト】は、『メタルジグやプラグでは釣るのが難しい、でもワーム以外のルアーで釣りたいなあ。』という時に使用するルアー。フェザージグでハード系ルアーと比べてぐっと釣りやすくなっているのが特徴です。今の所、アジ・メバル・ツバス・ガシラ・シーバスを釣る事が出来ていますよ。
今回は暗くなってきた事もあり、チャート系のカラーを選択。すると早速ヒット!釣り上げるとガシラでした。メバルが釣りたかったのでちょっと残念ですが、釣れたのは良かったです。
集魚灯を確認してみるとめっちゃ小魚が集まっていました
日も暮れて暗くなったので、『集魚灯の様子どうなっているのかな?』と思い様子を見に行くと、めっちゃ小魚が集まっていました。
『こ、これは釣れるのでは?』
と思い、集魚灯に照らされている周辺にワームをキャスト続けるも、まったくの無反応。
よく観察してみると、集まっているのがメバルではなく、小アジ?か小サバ?みたいな小さい青物系の様でメバルは集まっていない様子です。
『青緑色のライトが青物系ばかり寄せるのかも?』と思い電球色に切り替えてから、再び釣りを再開します。
渋い状況の中プロさんが良型メバルを釣り上げる!
日が落ちて真っ暗になってからは、メバルの活性が一気に落ちたみたいで、ほとんどバイトが無くなってしまいました。
ですが、そんな渋い状況の中プロさんに再びヒット!良型メバルを釣り上げる事に成功します。
ベタ底のスローリトリーブで良型メバルがヒット!
夕マズメ後、沈黙していた私の方も、ベタ底のスローリトリーブでなんとか良型メバルをヒットさせる事が出来ました。
この日は終始釣れるレンジは底の方で、夜になってもメバルが浮いてくる事は無かったです。
電球色にした集魚灯を確認してみました
その後メバルも釣れなくなったので、電球色にした集魚灯の様子を見に行ってみました。集まっている魚の種類は先程と同じ小さい青物系で変わらず。
ですが、集まっている魚の動きが青緑の時と比べてにぶいみたいです。
集まっている魚の数も少なくなっている様にみえますし、やはりメーカーの言う通り、青緑の光に最も反応する、というのは本当みたいです。
その後釣れなくなったのでメバリング終了
その後はメバルのアタリもなくなったので、この日のメバリングは終了。その後帰路に着いたのでした。
4月上旬福井メバリングの釣果
私の釣果
・メバル 22~24センチくらい 4匹
・ガシラ(カサゴ) 15~18センチくらい 2匹
プロさんの釣果
・メバル 21~25センチくらい 8匹くらい
プロさんは3年ぶりのメバリングで好釣果となり、完全に釣り負けました。前回プロさんと同行した家島メバリングでもプロさんには釣り負けていて、プロさんはメバリング得意みたいです。
ドピーカン時のメバリングで釣る為の3つのコツ
夕マズメの釣れ始めが思っていたより早かった
今回夕マズメの釣れ始めが思っていたよりずっと早かったです。福井方面で夕マズメで釣れ始めるのが、日が沈んだと同時くらいが多かったのですが、今回はまだ明るい時間帯(夕方6時ちょうどくらい)から釣れ始めていました。
この日はドピーカンで、夕方でもまだまだ明るかったので油断しました。これからは『日がまだ沈んでいないから釣り開始しなくていい。』ではなくて、まずはキャストしてみて、本当に釣れないのかどうか、しっかり確認しないといけない、という事が分かりました。
明るい時間帯は【シェード(影)】の部分を狙うのが大事
通常、防波堤の内海側と外海側では潮通しの良い外海の方が釣れる事が多いのですが、今回特に明るい時間帯は、内海側でよく釣れました。
何がその要因なのか?と考えた所、恐らくは【シェード(影)】ができていた事、と考えています。
この日はドピーカンで風もなかったので、外海側は西日が直接当たっていましたが、内海側は防波堤の影になっており、明るい場所を嫌ったメバルが内海側に集まった、もしくは少し活性が上がって釣れ始めるのが早かった、のでは、と考えています。
今回は夕方で西から日の光が入っていたので【内海側がシェード(影)】になりましたが、朝の釣行になった時は【外海側がシェード(影)】になるので、その点も気を付けていきたい、と思いました。
この日のメバルのヒットレンジはずっと【底】でした
この日のメバルのヒットレンジはずっと【底】でした。夕マズメになったら表層まで浮いてくると思いましたが、この日はそうならなかったです。
考えられる要因としては、
・この日はドピーカンで風もほとんど吹いていなかった事。
・あまり潮が動いておらず、目に見えるベイトもほとんどいなかった事。
・水深があり、底から水面までほとんど障害物が無かった事。
等が考えられますが、漁港や防波堤でも水深があり、底まで障害物が無いのは普通で、通常そんな防波堤等でも夜になるとメバルは浮いてくるので、決定的な要因ではないと考えています。
正直な所、はっきりした要因は分かりませんでしたが、こんな状況もある、という事だけは覚えておこうと思いました。
福井メバリングのヒットルアー等
フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ
今回のメバリングで釣ったメバルは全て【フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ】でした。
今では珍しいコアショットのピンテールワームで、クリアーの中にグリーンカラーが入っているので、純粋なクリアーより反射が抑えられてよりナチュラルに見える様になっています。
ピンテールワームなので、スローリトリーブからトゥイッチをまじえたリアクションの釣りまで、幅広く対応可能です。
特に常夜灯や明るい時間帯では効果的な事が多いカラーなのでオススメです。
【フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ】について詳しくはこちら
ジャングルジム ジャコヘッドTG #S
水深があるポイントで、メバルが終始底の方にいたので、ずっと重めのジグヘッドを使用していました。
今回初めてメバリングでタングステンのジグヘッドを使用しましたが、使用感がとてもいいですね!
使用した重さは3.0gでしたが、3.0gでも鉛のジグヘッドの1.5g程の大きさしかないので、2インチのワームでも違和感なく使えます。
比重が鉛より大きいので、鉛の3.0gより沈みも速く、レンジキープ力も高いので、とても使いやすかったです。
私はディープの釣りが苦手ですが、その苦手意識が吹っ飛ぶくらい使いやすかったので、まだ使っていないなら使用する事をオススメします。
タングステンのジグヘッドは通常フックのものが少なく(アジング用のオープンタイプのフックが多い)、在庫が安定して各種重さを取り扱っているのがが、【ジャングルジム ジャコヘッドTG】だったので、私はジャコヘッドTG#S(#8相当)を使用しています。
メバリングやアジングのジグヘッドのフックサイズとしては少し大きめなのがちょっとした不満点なのですが、2022年5月にはジャコヘッドTGミクロ(#12相当)が出るとの事。
こちらのリリースも楽しみにしています。
福井メバリングで使用した釣りアイテム
高輝度LED投光型集魚灯 アジングライト
今回初めて使用してみた、高硬度LED集魚灯【アジングライト】です。使用した結果、確かに小魚は集まってきましたが、今回メバルは集魚灯周辺には浮いてこず。
常夜灯はメバリングでも定番のポイントになっているので、効果が無い事はないと思いますが、メバルよりアジの方が効果的なのかな、と感じました。
引き続き使えそうな時は使って行きたいと思っています。
集魚灯は使えない地域があるので、詳しくは水産庁のHPにて確認して下さいね。
福井メバリングでの使用タックル・ライン
フエルコ MGH900-6S
フエルコ MGH900-6Sは、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』と以前から思っていて、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用ロッドです。(※テストは終了して、現在生産待ちです(まだ未販売))
このロッドのコンセプトとしては【レギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのメバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドに仕上げています。
当初は大型魚を考えずに設計していたのですが、使用感と感度を出す為に、バット部分をある程度固くした結果、大型魚でも十分相手に出来るロッドとなりました。
今回釣れたのは全て良型のメバルでしたが、余裕をもってやり取りする事ができましたよ。
ロッドの長さと特性から、しっかりロッドを曲げてやりとりすれば25cmくらいまでのメバルなら走りを止める事が可能で、ゴリ巻きしないでも根に潜られにくく、しっかりロッドを曲げながらメバルの引きを楽しむ事が可能なので、そういう意味でも楽しいロッドとなっています。
クレハ シーガー R-18フロロリミテッド 100m 3lb
今回使用していたラインはフロロカーボンラインの3lbでした。福井方面のメバルのアベレージサイズが20~26cmくらいあるので、メバリングにしてはやや太目のラインを選んでいます。
フロロリミテッドはフロロカーボンラインの中ではしなやかでライントラブルが少ないので、値段は高めですが初心者にこそオススメです。