2021年12月23日、福井県の敦賀方面へ友人とメバリング釣行に行ってきました。
当日の福井メバリングの様子
2021年冬の福井メバルの状況解説
この日の福井メバリングのヒットパターンとヒットルアー
についてお伝えしますね。
15時過ぎにポイントに到着
15時過ぎに福井県敦賀にあるポイントに到着。12月18~19日の雪の影響が心配でしたが、来てみると、雪はすっかり溶けていて大丈夫でした。
今回はゴムボートを使って沖のテトラで釣りするので、ゴムボートを組み立てて、沖のテトラへ出発です。
沖テトラに到着
ゴムボートを漕いで沖テトラに到着。メバリングの準備を始めます。
海水温は約12.8度
海水温は約12.8度。この時期としては少し低めの水温ですが、まだ十分メバルが釣れる水温です。
夕マヅメまで小休憩
この時期の福井メバリングで釣れ始めるのは今までの経験から17時前後。それまではほぼ釣れないのも知っているので、一応時々キャストはするものの、テトラ上で友人と共に小休憩です。
17時前に今日初のメバルがヒット!
16時30分頃から本格的にメバリング開始。16時50分頃、遂に本日初となるメバルがヒット!
『ここから遂に冬の産卵前爆釣モードか?』
と友人と共に期待が高まります。
その後ポツポツとメバルがヒット
その後、10分に1回くらいと、ポツポツではありますが、メバルがヒット!複数匹のメバルを釣る事が出来、安心しました。
30分程経過すると沈黙
ですが、ポツポツ釣れていたメバルも、17時20分くらいには遂に沈黙。
今までの経験では、この時期は17時から30~50分程経過するほぼ釣れなくなります。そしてこの時点で約40分が経過し、18時頃に。
『今日はこのまま釣れずに終わってしまいそう・・・。』と思いながらキャストを続けます。
友人がヒットパターンを掴み連発!
しばらく沈黙が続きましたが、ここまでメバルを釣っていなかった友人がいきなりメバルを連発!
ヒットパターンを聞くと、『ちょんちょんとトゥイッチをしてフォールさせたら釣れました。』
との事。この時期のメバルは普通産卵前の荒食いで、スローリトリーブだけで釣れる事がほとんどなので、まるでデイゲームの様な釣り方で驚きました。
その後私もポツポツとメバルを追加
その後、私も友人の釣り方の真似をしてポツポツとメバルを追加。例年だと日没後1時間もするとまったく釣れなくなるのですが、この日は日没1時間後も飽きない程度にメバルがヒットしてくれました。
ガシラ(カサゴ)もよく釣れました
この日はメバルだけでなくガシラ(カサゴ)もメバルに混じって時々ヒット。メバルは爆釣となりませんでしたが、ガシラの方も時々アタリがあって、飽きずに釣り続ける事ができました。
最後に友人がメバルを釣り上げ終了
時刻も19時前になるアタリも減ってきたので、『どっちかが一匹釣ったら帰ろう。』という1匹釣れるまで帰れませんルールを勝手に設定。
釣りあるあるで、【あと一匹】を言ってからしばらく沈黙が続きますが、宣言してから約30分、遂に友人がメバルを釣り上げる事に成功。
こうして今回の福井メバリング釣行は幕を閉じたのでした。
12月下旬福井メバリング釣果
・メバル 21~25センチくらい 6匹
・ガシラ(カサゴ) 13~23センチくらい 10匹くらい
2021年の福井メバリング状況解説
2021年の福井メバリングの状況は、というと、12月中旬なのに海水温が16~17度(例年だと14~15度前後)と非常に海水温が高い状態でした。
12月中旬の寒波で一気に水温が下がったので、産卵前の荒食いに入ると読んでいたのですが、
今回釣ったメバルを見ると、6匹全てのメバルのお腹が膨らんでいなくて、まだ抱卵状態ではありませんでした。寒波の前までの海水温が高すぎた為、今回の寒波では、産卵行動に入らなかった様です。
例年の同時期だと抱卵個体が半分以上いるので、例年より2週間程、産卵行動が遅れている状況となっています。
今回夕マヅメ時に爆釣しなかったのも、まだメバルが荒食いモードに入っていないから、と思われました。今のメバルの状態を見ると、産卵前の荒食いのタイミングは年末~1月上旬となりそうですが、今年はこの時期に思いっきり寒波&大雪なので、実質メバリングに行けずにシーズン終了となりそうです。
この日のヒットパターンは中層~底のトゥイッチパターン
この日は、最初こそ表層でメバルが釣れましたが、その後は中層~底(水深2~4mくらい)で釣れる状況となっていました。その事に気付かずしばらく表層で釣り続けていたので、早くその事に気付いたらもっと釣れたかも知れません。
例年この時期は、表層のスローリトリーブの方が釣れる事が多いのですが、この日はチョンチョンとトゥイッチを入れてのカーブフォールパターンがヒットパターンでした。
今回この様なヒットパターンになったのも、恐らくまだメバルが産卵前の荒食いに入っていない事から、だと考えています。
フエルコの9フィートのメバリング・アジング用のプロトロッドを使ってみました
以前からフエルコさんと共同で進めていた9フィートのメバリング・アジング用のプロトロッドが届いたので使ってみました。コンセプトは、
【足場の高い防波堤やテトラ帯で使いやすいレギュラーサイズのメバル・アジング用ライトロングロッド】
です。メバリング・アジングをしている人の大半は漁港や防波堤での釣りとなると思うのですが、防波堤の足場が高い事が多く、短いロッドだとやりにくい場面が多くて、ロングロッドは以前から『あったらいいなあ。』と思っていました。
9フィートクラスのメバリングロッドは、数は少ないながらあるのですが、全て尺メバル用の非常に強いロッドで、レギュラーサイズでも楽しめるくらいのライトな作りのロッドが無いため、フエルコさんに、作ってもらいました。
ロッドの長さは9フィートありますが、メバルの繊細なアタリもちゃんと取れて、レギュラーテーパーのよくしなるロッドになっていて楽しめました。ソリッドティップもアジング用ロッドでよく使われるハードソリッドではないので、食い込ませるのも楽でした。
引き続きテストしていき、感想をお伝えしていきますね。
12月下旬福井メバリングでのヒットルアー
フィードワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ
グリーンコアショットのストレートワームです。夕方でまだ真っ暗になる前の時間帯は釣れ釣れグリーンを使って釣っていました。
メバルに違和感を与えにくいカラーなので、日中や常夜灯があるポイントではよく釣れるカラーです。
大島商店 Jaba-pin 1.8 ストロングスタイル
暗くなってから主に使っていたワームは大島商店の【Jaba-pin 1.8 ストロングスタイル】でした。今までメバリングでいい感じのリング系ワームが無く、ほとんどストレート系ワームしか使っていなかったのですが、Jaba-pin 1.8 は素材も柔らかく、丁度いいサイズ感でとても使いやすいです。
ついでにストロングスタイルとはツートンカラーの事で、単色カラーはJaba-pin 1.8 (無印)となります。釣果的には無印でも全然問題ないと思いますが、『個人的にツートンカラーがかっこいい!』と思ったので今回はストロングスタイルのツートンカラーを使用しました。
現在の所、購入は公式ページからのみ、となっています。
Jaba-pin 1.8 ストロングスタイルについて詳しくは公式HPへ
エコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチ
今回の福井メバリングで最後に使ったワームで、他の通常ワームと違いアミノ酸液に浸かっている、いわゆる汁系ワームです。アタリが遠のいてきたらやっぱり汁物系ワームは強いですね。
メバリングでは最も釣れるワームと言っても過言ではありません。メバリングだけでなくアジングでも最終兵器的ワームなので、とりあえず1パック常備しているといいですよ。
パッケージを一度開けるとしっかりジッパーを閉めてもアミノ酸液が漏れてくるので、液漏れしない専用容器セットを紹介しています。