2023年5月2日~3日にかけて、西島釣行へ行ってきました。メバル狙いで行ったのですが、結果的にアジングとなりました。
当日の西島アジングのヒットパターン・ヒットルアー
西島アジングのメリットとデメリット
今回の西島でメバルが釣れなかった理由
についてお伝えしますね。
「姫路港」に到着
今回釣りに行ってきた「西島」は姫路沖の離島です。家島諸島(主な島は家島・坊勢島・男鹿島・西島の4つ)の内の1つとなります。
姫路港からフェリーに乗り姫路沖の離島、坊勢島へ。坊瀬島から船を乗り換えて西島へ行きました。
西島への詳しい行き方等を知りたい方は過去の釣行記事を読んでみて下さいね。
姫路港の売店に「家島土産」が販売されています
姫路港の売店には「家島土産」が少しですが販売されています。アジング等の夜釣りの場合、現地の売店は開いていない事が多いので「家島土産がほしいなあ。」と思った時は姫路港の売店で購入する事が可能です。
姫路港からフェリーに乗って坊勢島へ
姫路港からフェリーに乗って坊勢島へ。約30分の船旅を終えて坊勢島に到着です。
坊勢島から船を乗り換えて西島へ
坊勢島に到着したらすぐに船を乗り換えて西島へ向かいます。
西島に到着
船に乗り込んで約7分。西島に到着です。
山を越えて「いえしま自然体験センター」へ
西島で夜通し釣りをするには宿泊施設を使用する必要があり、その受付をする場所が船着き場から山を越えた場所にあるんです…。
なので、山の向かい側にある受付場所「いえしま自然センター」を目指して山を越えて歩いていきます。
「いえしま自然体験センター」で受付完了!
約20分かけて山越えをし、「いえしま自然体験センター」に到着。無事受付を終えて再び船着き場へ戻る為、もう一度山越えをします。
船着き場に戻り釣り準備
山を越えて船着き場に戻ったら釣り準備。釣り準備を終えて日暮れを待ちます。
海水温は約14.0度
海水温を測定すると約14.0度。メバルの適水温は12~16度。アジの適水温は16度以上なので、アジを釣るには少し低めの水温ですが、メバルを釣るには良い水温です。
日が暮れて遂にメバル…ではなく「アジ」がヒット!
日が暮れて始め、「いつ釣れるのか…」とドキドキしながら「TGジグヘッド1.5g+アジアダー」をキャストし続けていると、待望のバイト!
釣り上げると釣れたのはこの日の狙いのメバル、ではなく「アジ」でした。
その後アジが次々ヒット!
引き続き、「TGジグヘッド1.5g+アジアダー」でキャストを続けると、夕マズメの時合に入ったみたいで、表層で次々にアジがヒット!
サイズは20~22センチくらいと4月中旬に坊勢島で釣れていたアジより一回り大きめでした。
アジング・メバリング共によく釣れるので、レインズのアジアダーを愛用しています。今回使用していたカラーは「コアショットカラー」です。(上の画像のアジは「コアオレンジスター」を使用)
コアショットカラーはよく釣れるカラーなのでカラーローテーションの中に入れるといいですよ。
今回のアジングで使用していたタングステンジグヘッドです。タングステンジグヘッドの中でも「ジャコヘッドTG ミクロ」は名前の通りフックサイズが小さく#12。小型のメバル・アジでも問題なくかける事が可能となっています。
オープンゲイブではないので、アジだけではなく、幅広い魚種に使用可能なのがポイント高いです。
私はアジ以外にメバルやカサゴ(ガシラ)を同じジグヘッドで狙う事が多いので、凡庸性の高い「ジャコヘッドTG ミクロ」をよく使っています。
ソルトフライフィッシングでもアジが釣れました
アジがバンバン釣れてくれるので、一緒に準備していたソルトフライのタックルを持ちだしてキャストすると、フライでもアジが釣れてくれました。
夕マズメの時合が終わり沈黙
釣れ続いていたアジですが、夕マズメの時合は30本程で終了。さっきまでの入れ食いがウソの様に釣れなくなってしまいました。
夕方からたくさんいたクラゲの子供らしいのがいましたが、夜になりさらに大量発生。(※上の画像の様なもの)
ジグヘッド+ワームをまともに沈めるのも難しい状況になってきた事もあり、山を越えてポイント移動です。
山を越えてポイントに到着
約20分の山越えを終えてポイントに到着。アジはもう釣ったので、メバル狙いで頑張ります。
カサゴ(ガシラ)がポツポツ釣れる
引き続き、「TGジグヘッド1.5g+アジアダー」でメバル狙い。
まずはメバリングでの基本の表層スローリトリーブ…反応なし。次はカーブフォール…反応なし。そして底の方をネチネチやっていると安定がカサゴ(ガシラ)がぽつぽつ釣れてくれました。
アジング・メバリング共によく釣れるので、レインズのアジアダーを愛用しています。今回使用していたカラーは「コアショットカラー」です。(上の画像のアジは「コアオレンジスター」を使用)
コアショットカラーはよく釣れるカラーなのでカラーローテーションの中に入れるといいですよ。
今回のアジングで使用していたタングステンジグヘッドです。タングステンジグヘッドの中でも「ジャコヘッドTG ミクロ」は名前の通りフックサイズが小さく#12。小型のメバル・アジでも問題なくかける事が可能となっています。
オープンゲイブではないので、アジだけではなく、幅広い魚種に使用可能なのがポイント高いです。
最後にちょっと良いサイズのアジを釣って終了
なんとかメバルを釣るべく、石畳と駆け上がりの境目を丁寧にカーブフォールで攻めていくと、待望のヒット!
そして釣り上げた魚は、本日最大サイズのアジでした。(約23センチ程)
この後しばらく石畳と駆け上がりの境目を攻めていくもアタリが無いので23時過ぎに釣り終了。その後ロッジで寝て翌日帰路に着いたのでした。
西島アジングの釣果
・アジ 19~23センチくらい 8匹
・カサゴ(ガシラ) 15センチくらい 3匹
西島アジングのメリットとデメリット
今回の釣行で西島でもアジングが成立する事が分かりました。なので、今回のアジング釣行から感じた「西島アジングのメリットとデメリット」について書いていきますね。
西島アジングのメリット
釣り人が非常に少ないのでゆったり釣りが可能
事前予約が必要なのと宿泊必須と釣りにく為のハードルが高い事から、釣り人が非常に少ないです。(今回の釣行では釣り人は私1人)
なので、釣り場でゆったりとマイペースで釣りをする事が可能ですよ。
今回は隣の坊勢島よりアベレージサイズが大きかった
西島の隣にあるアジングのメッカである坊勢島。今回の西島釣行の前後に坊勢島でもアジング釣行に行っていて、坊勢島より一回り大きいアジが釣れてくれたのは大きな魅力です。
より良いサイズのアジを狙うなら坊勢島より西島の方が期待できそうですね。
西島アジングのデメリット
常夜灯が一晩中点灯しない
船着き場周辺の釣り場には常夜灯があるのですが、これが自動点灯・消灯するタイプで常夜灯が点灯後約4時間30分程で消灯してしまいます。
アジングでは非常に大事な「常夜灯」が一晩中点灯しないので、その点はデメリットです。
アジングで釣れるポイントが船着き場周辺しかない事
西島ではアジングに適した「水深があり、潮通しが良いポイント」が船着き場周辺の1箇所しかありません。
西島は離島で、一度渡ると翌朝まで帰れないので、この一箇所で釣れない時は詰んでしまうという問題があります。
すぐに帰れない&値段も高くついてしまう事
西島から帰る際の朝一の船が午前8時30分で、姫路港着が午前9時30分頃になってしまいます。
隣の坊勢島だと姫路港着が午前6時40分なので、約2時間50分も帰る時間が遅くなります。
また、ロッジ代金もそれなりにかかるので値段が高くついてしまいます。
まとめ
西島はアジングするにもいい所だとは思いますが、釣りするには島で一泊が必須な事と、アジングのメッカ、坊勢島が隣にあり、坊勢島でアジングした方が多くのアジングポイントを選べる事から、アジングする為だけに西島に行くのはあまりオススメは出来ないです。
ですが、釣り人が少ない事は確かですし、キャンプ施設やカヌーなどの体験施設は充実しているので、キャンプ等と一緒にアジングもする、というのなら面白い釣り場だと思いました。
この記事を読んで気になったなら一度は行ってみるといいかも、です。
今回の西島でメバルが釣れなかった理由を考察
前回の西島メバリングでは爆釣となったのですが、今回の釣行ではまったくメバルが釣れず…。今年は海水温の上昇が例年より早いですが、水温がメバルの適水温前後なので、水温が釣れない根本的な要因とも思えません。
今の所、「アジが大量に入ってきてメバルが岸際のポイントから離れたから。」と考えています。
今年は3月中、冷え込みらしい冷え込みもなく、海水温が高めで推移。その為例年だと一度岸際から離れるアジが岸際近くに居残っていて、4月の海水温の上昇と共に大量に接岸し、メバルがアジの群れに負けて沖に行ったのでは、と考察しています。
関西における今年のメバリングは、あまり釣れていない傾向ですが、アジがいないエリアだとある程度例年通り釣れている様子なので、「アジが入ってこないようなエリア・ポイント選び」が今年のメバリングでは大事になってくるのでは?と考えています。
5月上旬西島アジングで使用したロッド・ライン
フエルコ MGH900-6S
【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』とのコンセプトでフエルコさんに作って頂いた、9フィート、ソリッドティップのメバリング・アジング用パックロッド。
感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくし、レギュラーサイズのメバルやアジでもロッドがしっかり曲がり、引きを楽しめるロッドに仕上がりました。
ロッドが長いので、風が強く水面までロッドティップを近づけたい時や、スローリトリーブさせているルアーを岸壁際まで浮かしたくない時に有効なロッドとなっています。
又、パックロッドで(仕舞寸法50.4cm)ロングロッドながら持ち運びしやすいのも良い点です。
クレハ シーガー R-18フロロリミテッド 100m 2.5lb
今回使用していたラインは「R-18 フロロリミテッド 2.5lb」でした。アジングではエステルラインの感度が良い事もありよく使われていますが、私はリーダーを結ぶのが面倒な事から、アジングでもフロロカーボンラインを使用する率が高いです。
「R-18 フロロリミテッド」はフロロカーボンラインの中ではしなやかで、ライントラブルが少ないので、値段は高めですが初心者にもオススメです。
アジング時にあると便利なアイテム
アジングが快適になる「ゆびタオル」の紹介
今回のアジングで使っていた「ゆびタオル」です。(2枚入り)
7cm×7cmと指を拭くのにぴったりなサイズ。さらに「今治タオル」を使用しているので、濡れた指をしっかりと拭きとれます。
ガルプやエコギアアクアを使用した後に汁がついた時や、アジを持った指がちょっとヌルヌルした時は、このゆびタオルに「きゅきゅっ!」と指をこすればサッパリ!
値段が高いのが玉に傷、ですが持っていると快適にアジングが出来ますよ。