2023年8月28日夕方~29日朝方にかけてライトエギングでケンサキイカを釣ってきたので、「釣行レポート」にてまとめましたよ。
当日のケンサキイカ釣果
当日の状況・今後の予想
当日のヒットパターンとヒットエギ・スッテ
効果絶大!ケンサキイカのライトエギングでの集魚灯の使い方
についてお伝えしています。
当日のライトエギングでのケンサキイカの釣果
・ケンサキイカ 胴長10~16センチくらい 40杯程
当日の状況・今後の予想
当日は終日南からの風がやや強く吹いていて、主要なポイントは全て横風を受ける状況でした。
海水温は約29.0度(夕方5時頃測定)。2週間前は約30.0度だったので少しだけ水温は下がっていました。
2週間前にも坊勢島でケンサキイカのライトエギングしていたのですが、その時よりもイカの魚影がかなり減っていました。
2週間前だとほぼ島の全域で釣れていたケンサキイカでしたが今回は一部のエリアでしか釣れなかったです。
前回の釣行では約60杯。今回の釣行では約40杯と、釣れたケンサキイカの数は前回の3分の2程ですが、前回は色々なエリアを周りつつ、色々試しての結果でした。
今回は本当に集中して釣り込んでの数となっていて、ケンサキイカの魚影は2週間前と比べると1/5以下になっているイメージです。
ケンサキイカの最大サイズは大きく変わっていないですが、2週間前と比べて平均サイズが上がっていて概ね一回り大きいケンサキイカが釣れてくれました。
今後ですが、坊勢島のライトエギングでのケンサキイカはそろそろ終盤と思われます。今後も釣れる数を減らしながら9月中旬くらいまでは釣れ続くのでは?と考えています。
当日の釣れ方・様子
ザルツさんのケンサキエギングのブログ記事にて「集魚灯」が効果的との事だったので、今回集魚灯を持ってきて使ったのですが、この集魚灯が大活躍!
正直、集魚灯の周りでしかほぼ釣れなかったです。集魚灯については記事最下部の「効果絶大!ケンサキイカのライトエギングでの集魚灯の使い方」で詳しく説明しています。
ケンサキイカがヒットした水深ですが、釣れる水深が定期的に変わり、釣り始め(午後9時頃)は水面から2~3mくらいの中層がメインで、時間が経過するに従って釣れる水深が下がっていき、日付を超える頃には底中心に。
午前4時頃になるとアタリも止まったので、そこでストップフィッシングにしました。
当日のヒットエギ・スッテとヒットパターン
ライトエギライダー1.5号
今回はケンサキイカの魚影が薄かったので少しでもヒット率を上げたくて2号ではなく1.5号のエギを使用していました。
使用していたエギの種類は「ライトエギライダー1.5号」。エギのアクションはごくごく普通ですが、値段が安めなので愛用しています。
ケンサキイカのライトエギングではあまり激しくロッドを煽らないので、正直エギは何でもOKと思います。
この日は風が強く、底付近を狙う事が多かったのでエギにオモリを付けて対応していました。
ワンタッチで取り外しできるオモリの作り方(超簡単!)を紹介しているので合わせてチェックしてみて下さいね。
おっぱいスッテ(5cm)
ケンサキイカのライトエギングでは定番となる「おっぱいスッテ」です。今回はケンサキイカが一回り大きくなっていたので、終始5cmを使用していました。
ケンサキイカのライトエギング用の仕掛け
ケンサキイカのライトエギングではイカメタルの様に下の部分はエギ、上の部分はスッテ(オッパイスッテ)と連結させて使用するのがスタンダードです。
仕掛けは自分で作ってもいいですが、面倒なので市販の仕掛けを使用する事をオススメします。
仕掛けは「レベロク ショアケンサキリグ」がオススメなんですがよく在庫切れを起こすので、在庫が安定している「ヤマシタ ナオリー アシストリグリーダー」も紹介しています。
レベロクのショアケンサキリグです。スナップの大きさが最小限で扱いやすいので愛用しています。ケンサキイカのアタリは小さい事が多いので、フロロより感度が高いエステル仕様なのもポイント高いです。
あとエステルはフロロよりハリがあるのでフロロより仕掛けが絡みにくい所もメリットです。
ケンサキイカのライトエギング定番仕掛けです。安定のフロロカーボンリーダーを使用されています。
個人的にはレベロクの仕掛けの方が良いと思いますが、こちらは安定供給されているので、フロロカーボン派の方やレベロクの方が無い時はこちらを選ぶといいですよ。
当日のライトエギング使用ロッド
フエルコ MGH900-6S
【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』と以前から思っていたので、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用パックロッド。
このロッドのコンセプトとしては【レギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのメバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドに仕上げています。
今回はケンサキイカのライトエギングで使用しましたが、ケンサキエギングの仕掛けが長い事もあり、非常に扱いやすかったです。
効果絶大!ケンサキイカのライトエギングでの集魚灯の使い方
ケンサキイカのライトエギングで初めて使用した集魚灯「ハピソン アジングライト」ですが、思っていた以上に効果的でした。
今回集魚灯を使って分かった事と使い方についてお伝えしていきますね。
常夜灯の下で集魚灯を照らしても効果は薄い
今回のケンサキイカのライトエギング釣行では、他にもケンサキイカを狙っている方が何組かいまして、常夜灯の下で集魚灯(私の使っていた集魚灯より明るかったです。)を使っているグループが2組程いました。
ですが、どちらもあまり釣れている様子はありませんでした。常夜灯の下に集魚灯を設置しても効果は薄いみたいです。
常夜灯が無い場所で集魚灯を照らすと効果的
私は常夜灯の無い場所で、集魚灯を照らしていました。すると集魚灯が無い時と比べてケンサキイカのアタリが連発!
今回ケンサキイカの魚影が薄くなっていた事も影響していると思いますが、集魚灯が無い時が1とすると集魚灯を使った時は10くらいのイメージ。
今回集魚灯が無かったら恐らくボウズ同然の釣果となっていたと思われます。集魚灯様様、です。
集魚灯を照らしてからイカが集まるまで20分程かかる
集魚灯を別の場所に移して釣りをやり直すとどうなるか確かめてみました。
集魚灯を移動させた直後はしばらく釣れず。10分後くらいから小魚が集まりだし、20分後くらいからケンサキイカが釣れだす、といった感じでした。
集魚灯を設置した直後から釣れる訳ではないので、設置した後しばらく釣れなくても粘り強く使うと良さそうです。
ライトのカラーは「青緑」の方が良かった
「ハピソン アジングライト」は青緑色と電球色を選べるので両方の色で試した結果、どちらの色でも釣る事が出来ましたが、「青緑色」の方がケンサキイカの寄りが良い様に感じました。
常夜灯より暗い集魚灯の周辺の方が釣れた理由
今回、常夜灯周辺ではあまり釣れず、集魚灯周辺では良く釣れました。
考えられる事として、坊勢島は広範囲に常夜灯でポイントを照らしているので、広範囲にイカが散って暗い中での1点だけ明るい場所がある集魚灯の方がケンサキイカを集める事ができ、
常夜灯よりずっと光量の少ない集魚灯の方が釣れたのでは?と考えています。
今回使用した集魚灯は「ハピソン アジングライト」でした。光量は少し暗いですが、連続点灯は約10時間と長いです。また、使用中に電気が切れてもすぐに交換できる電池式なのも嬉しい点です。
その他ケンサキイカのライトエギングであると便利なアイテム
タレジュアウトドア 100ml
この時期は夕方になると「蚊」がたくさん出てくる事が多いので対策に虫よけスプレーは持っていた方が快適に釣り出来ます。
私は天然成分を使って作られているハーブ系虫よけスプレー「タレジュアウトドア」を愛用していますよ。
ハーブ系のいい香り(香りはかなり強め)がして、虫よけ効果も実感できたので、肌が弱い方や化学成分の虫よけスプレーに抵抗がある方にはオススメです。
フォーセップ(イカを締めるのに便利)
イカを締めるにはハサミやナイフやイカピック等がありますがそれらよりさらに締めやすいのが「フォーセップ(ストレートタイプ)」です。
「何故フォーセップはよりイカを締めやすいのか?」については別の記事で詳しく説明しているので、気になった方はそちらを読んで下さいね。