今回は私がライトルアーフィッシングにてメインで使用している入門者用スピニングリール、「ベイスピン」の紹介です。
「入門者用スピニングリール」を使用している理由
「ベイスピン」5つの特徴
についてお伝えしていきますね。
「ベイスピン」は入門用のスピニングリール
「ベイスピン」は入門者用のいわゆる「ワゴンリール」です。安いですけど(約2000円)最低限のリールの性能は持っています。
私は1000番と2000番をメインに使用していますよ。
「入門者用スピニングリール」を使用している理由
私が「入門者用スピニングリール」を使用している理由は、「よくリールを落としたりするから」です。
高価なリールでも海中に沈めてしまうと大抵調子が悪くなってしまうもの。
また、釣りの準備中にちょっと高い所から落としたり、コンクリート部分にぶつけたりする事が多いです。
もちろん、1万~3万円くらいする高級リールも使う事はあります。
ですが、私の場合あまりリールに気を遣いたくないので、安い入門者用のリールを使う事が圧倒的に多いです。
そして、リールの調子が悪くなったり、壊したりしてしまったら買い替える、という形にしています。
では、これから「ベイスピン」の特徴についてお伝えしていきますね。
「ベイスピン」5つの特徴
そこそこ平行巻してくれる
数ある入門者用のワゴンリールですが、たまに平行巻きを全然してくれないリールがあります。
ですが「ベイスピン」は最低限の平行巻きはしてくれます。高級機みたいにキレイに巻ける、という程ではないですが実釣では問題ないレベルです。
ドラグ性能も使えるレベル
以前の入門用リールはほとんどドラグが調整が効かない物がほとんどでした。
ですが、最近の入門用リールは、スプールのメインシャフトのギアのワッシャーに柔らかい素材(入門用リールは固いプラスチック製が使われてる事が多い)が使われており、ドラグもそこそこ効くようになりました。
この仕組みのドラグは強く締めこむをワッシャーが食い込んでほぼ調整が効かなくなるのですが、ドラグ負荷の小さい釣りの場合、高級リールとそれほど変わらないくらいのドラグ性能を出してくれます。(※当然高級機種の方が低負荷でもドラグは滑らかですが実用では大きな違いは出ない感じ)
私の場合「ベイスピン」を使用する時はライトゲーム(アジング・メバリングがメイン)が多いので入門用リールの「ベイスピン」でもそれほど不自由は感じていないので使っています。
巻き心地は「まあ使える」くらい
巻き心地ですが、1万円を超える様なスピニングリールと比べると少しガタがあり、重たいです。
ですが、巻いていて、釣りに支障が出ないくらいの巻き心地は確保しています。
感覚としては「新品の1万円程のリールよりは巻ごこちは悪いけれど使い古した状態よりは巻き心地は良い」くらいです。
ハンドルが折りたためるのが便利
最近のリールは剛性感確保の為、ハンドルは一体型がほとんどになりましたが、「ベイスピン」は普通にハンドルを折りたためます。
地味のこの点は便利です。元々プラスチックメインで作られている低精度のリールなので、ハンドルの剛性不足は個人的には気になりません。
下巻きしないで使える
「ベイスピン」は入門用のリールなので2号のナイロンラインが最初からスプールいっぱいに巻かれています。
なのでわざわざ下巻きをする必要はありません。
使用するラインの長さ分だけ最初から巻かれているラインを切って、その上から使用するラインを巻けばキレイにスプールいっぱいにラインを巻く事が可能です。
私は「ルアーバンク」のHPにある「リールスプールの糸巻き量計算ツール」を使って計算していますよ。
ラインを切る長さを測定する方法はメジャーを使ってもいいですが、結構メジャーを使ってのラインを出して測定するのは面倒なので両手を広げての「1ヒロ、2ヒロ」方式で測定しています。(※1ヒロは約1.5m)
「わざわざHP行って計算するの面倒…」という方には、ライトゲームで主に使用するラインについては表にしてみました。
良ければ参考にして下さいね。
各ラインを巻く際に「ベイスピン」の最初に巻いているライン(ナイロン2号)を切る長さ(各ライン毎)
使用するラインの種類・号数・長さ | ナイロン2号を切る長さ |
フロロ0.2号100m | 10m |
フロロ0.3号100m | 15m |
フロロ0.4号100m | 20m |
フロロ0.5号100m | 25m |
フロロ0.6号100m | 30m |
フロロ0.8号100m | 40m |
PE0.08号150m | 7m |
PE0.1号150m | 8m |
PE0.15号150m | 12m |
PE0.2号150m | 16m |
PE0.3号150m | 25m |
PE0.4号150m | 33m |
PE0.6号150m | 49m |
PE0.6号200m | 65m |
PE0.8号150m | 65m |
PE0.8号200m | 87m |
※上記数字はスプール目一杯になる長さです。実際は+5~10m程余分に切るとスプールに余裕が出来キャスト時のライントラブルが減るのでオススメです。
ネットショップ(Amazon)を選ばれる方は「ラインストッパー」を付属
以上、「ベイスピン」の紹介をさせて頂きました。「それほどスピニングリールの性能は気にしないので気楽に扱いたい」方にはオススメなリールですよ。
私自身ネット通販事業をしている関係から、問屋から卸してもらって自分で使用しており、ネットショップ(Amazon)でも置かせて頂いています。
PEライン等を使った時のリーダーラインをスプールのストッパーに引っ掛けると、その部分のリーダーが傷んでその分切らないといけなくなるので、私は簡易的なラインストッパー(マジックテープとも言います)を使っています。
なのでネットショップで選ばれるのでしたら、「ラインストッパー」をセットにしているので、リールだけよりちょっぴり便利です。
気になった方は一度ネットショップ(Amazon)をチェックしてくれると嬉しいです。
ベイシックジャパン ベイスピンST ラインストッパー1枚セット