2022年7月17日、和歌山中紀にある海上釣り堀【紀州】にて【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】が開催されました。
今回、当ショップにて【Amazon・ヤフーショッピング・楽天】にて販売する事となったので、ネットショップ枠として参加する事になりましたよ。
今回は試作の脈釣りロッドの新しいプロトが届いたので、そのロッドのテストが主な目的となりました。
当日の海上釣り堀紀州での釣行の様子
釣れた全ての魚のエサ・水深等一覧
海上釣り堀で潮がよく動く時の5つの攻略法
試作の脈釣りロッドを使用した感想
についてお伝えしますね。
目次です
- 1 【第2回:快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】ってどんな会なの?
- 2 つり具のマルニシ和歌山インター店で餌を揃える
- 3 【釣堀紀州】釣行で揃えたエサ一覧
- 4 午前5時頃に【釣堀紀州】に到着
- 5 釣堀紀州では釣堀料金とは別に【清掃協力金】が必要
- 6 【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の開会式が始まりました
- 7 エサ売り場はやっぱり混雑しました
- 8 【快釣エサ】を購入しました
- 9 イケス(釣り場)行きの船が来ました
- 10 イケス(釣り場)に到着
- 11 活きアジを購入
- 12 海水温は約26.0度
- 13 まずは【快釣エサγ(ガンマ)】で真鯛を釣る
- 14 モーニングは約3分で終了
- 15 シラサエビで2匹目の真鯛をゲット!
- 16 浮き釣りでイケスの中心部分を狙い3匹目の真鯛を釣る!
- 17 放流直後に際を狙って4匹目!
- 18 最後は浮き釣りでヒラマサを釣り上げフィニッシュ!
- 19 動画でも【釣堀紀州】釣行の様子をお伝えしています
- 20 海上釣り堀【釣堀紀州】での釣果
- 21 参考:釣れた魚と釣れたエサ・水深等一覧
- 22 海上釣り堀で潮がよく動く時の5つの攻略法
- 23 当日【釣堀紀州】で魚が釣れたアタリエサ
- 24 試作の脈釣りロッド240・290を使用した感想
- 25 海上釣り堀【釣堀紀州】での使用釣具(脈釣り用)
- 26 海上釣り堀【釣堀紀州】での使用釣具(ウキ釣り用)
- 27 その他使用釣具
- 28 【釣堀紀州】釣行後は閉会式
- 29 釣りおじさんの缶バッチつけている方がチラホラいました
- 30 最後は記念撮影
- 31 吉備湯浅PA(上り)で【しょうゆソフト】を食べて帰りました
【第2回:快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】ってどんな会なの?
海上釣り堀、水宝で活動されている海上釣り堀グループ、【爆釣連合の会長さん】が、海上釣り堀のエサを作り始め、販売する事に。
最初は水宝で販売されていましたが、2022年5月下旬に全国対応の通信販売を開始。その全国対応の通信販売を記念して【第1回:快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】が海上釣り堀水宝にて5月下旬に開催されました。
今回はその第2回目となる祝賀釣行会となりますよ。今回は主要なネットショップ、Amazon・楽天・ヤフーショッピングで販売開始となった事を祝う形となりました。
爆釣連合さんのYouTube(爆釣連合 会長チャンネル)はこちら
つり具のマルニシ和歌山インター店で餌を揃える
和歌山中紀にある海上釣り堀【釣堀紀州】に行く前に、まずはエサを揃える事に。
【釣堀紀州】は団子エサや冷凍エサ、さらに活きエサまで各種揃えており、現地で十分各種エサを揃える事が可能な釣り堀です。
ですが、海上釣り堀併設の売り場は混んでいそうで、いい活きエサ(私の場合は主にシラサビ)が手に入らないのでは?と考えたので、
今回は釣り堀紀州に行く前に釣具屋に寄って各種エサを揃える事に。
最近和歌山方面の海上釣り堀に行く際に毎回立ち寄っている【つり具のマルニシ和歌山インター店】で各種エサを揃える事にしました。
※【つり具のマルニシ和歌山インター店】は、名前の通り和歌山インターのすぐ近くにあるので高速から降りて立ち寄った後も、すぐに高速に乗り直す事が可能なので和歌山方面の海上釣り堀に行くのにとても便利です。
【釣堀紀州】釣行で揃えたエサ一覧
通常のエサ一覧(活餌以外)
・マダイスペシャルA
・マダイイエローB
・黄ササミ
・キビナゴ(無着色)
・イカレンジャー(シルバー・ブルー・レッド)
・サバレンジャー(シルバー・レッド・グリーン・イエロー)
・快釣エサM
・快釣エサスペシャル
・快釣エサα(アルファ)
・快釣エサγ(ガンマ)
・快釣エサエース
・快釣エサスイートショット
の12種類。今回から【快釣エサ】シリーズが6種類増えて、一気に合計12種類とエライ事に。
今回、通常のエサは全て自宅からの持ち込みです。(前回釣行時に持ち帰って冷凍保存していたエサ)
ほとんどの餌が、冷凍保存必要なエサですが、サバレンジャーとイカレンジャーは常温保存可能なエサなので、持ち帰った後も冷凍庫や冷蔵庫に入れなくてよく、とても保管しやすいので重宝しています。
活餌一覧
・シラサエビ
・青イソメ
・ウグイ
と活餌は少し少な目。私は海上釣り堀では結構【石ゴカイ】を使うのですが、もう夏で食い込みが悪すぎる事はないのかな?と思った事と、通常エサの種類が豊富過ぎる事もあり、今回はやめておきました。
本当はボケやザリガニも欲しかったのですが、この日はどちらも置いていなかったです。
ウグイは現地調達予定のアジが大きすぎたりした時用の保険として3匹購入しましたよ。
午前5時頃に【釣堀紀州】に到着
日の出となる午前5時頃、【釣堀紀州】に到着。開会式が午前5時30分頃なので、開会式が始まるまでに適当に自動車につっこんだ釣具を整理して釣り準備をします。
釣堀紀州では釣堀料金とは別に【清掃協力金】が必要
釣り堀紀州では、釣堀料金とは別に【清掃協力金】が必要です。自動車を駐車場に駐車した時くらいのタイミングで集金のスタッフが来る事が多いので、その時支払いしたらいいですよ。料金は500円でした。
※料金は2022年7月17日時点の料金です。
【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の開会式が始まりました
そうこうしている内に午前5時30分になり、【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の開会式が始まる事に。
『Amazon・楽天・ヤフーショッピングで出品した事の告知をして欲しい。』
と、【爆釣連合の会長さん】に頼まれたので、開会式で私が集まった皆さんの前で告知する事に。正直前に出るとは思っていなかったので結構緊張しました。
エサ売り場はやっぱり混雑しました
釣堀紀州のエサ売り場はやっぱり混雑していました。
釣堀紀州は、イケス(釣り場)が離島にあり、船に乗ってイケスまで移動する形で、船に乗るまでの時間までにはエサ売り場の混雑は落ち着いていたので、
『エサ売り場が混んでいたからエサが買えなかった・・・』
といった悲惨な事はなさそうですが、ゆっくりエサを選びたい方は、道中の釣具屋さんに立ち寄ってエサを揃えた方が良さそうです。
【快釣エサ】を購入しました
【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】での参加した人は【快釣エサを3点以上購入する事】なので、快釣エサを3種類購入しました。
今回購入したのは「スイートショット(甘エビ系のエサ)1個」と「快釣エサアルファ(団子エサ)2袋」を購入しましたよ。
イケス(釣り場)行きの船が来ました
釣堀紀州は、イケス(釣り場)が離島にあり、船に乗ってイケスまで移動する形となります。
今回イケスへ向かう船は最終便だったみたいで午前7時40分頃に船が来ました。
イケス(釣り場)に到着
船に乗ってから約10分程で、無事に【釣堀紀州】のイケスに到着です。
活きアジを購入
イケスに到着後約15分後に釣り開始、とのアナウンスがあったので釣り開始までに活きアジを買う事に。
【釣堀紀州】ではイケス内にて活きアジが販売されています。
活きアジ用の小さいスカリも用意されているので、現地で活きアジを購入する場合、スカリや活かしバケツ等は現地まで持っていかなくても大丈夫ですよ。
海水温は約26.0度
海水温は約26.0度。夏らしい高水温でエサ取りが暴れそうでちょっと心配です。
(※高水温の割に当日はほとんどエサ取りはいなかったです。)
まずは【快釣エサγ(ガンマ)】で真鯛を釣る
【快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】という事もあって、まずは快釣エサシリーズを使用する事に。
今回は【快釣エサγ(ガンマ)】を使用しました。
釣り開始直前に放流もあり、『これは入食いか?』とワクワクしながら仕掛けを投入。するとすぐにアタリがあり、真鯛をゲット!
【釣堀紀州】は初めての海上釣り堀となるので、【釣堀紀州】での初魚、ゲットです。
釣堀紀州では【快釣エサγ(ガンマ)】と【快釣エサエース】は置いていいないです
ついでに釣堀紀州では【快釣エサγ(ガンマ)】と【快釣エサエース】は販売していないので、気になる方はネットショップで手に入れて使用すると、他の釣り人と差別化が出来るかも?ですよ。
あと、前回の海上釣り堀(水宝)釣行時に、【快釣エサγ(ガンマ)】はアタリエサとなっています。
モーニングは約3分で終了
『これから入食いか?』と思いきや約3分でモーニングは終了。さっきまで皆が竿を曲げていたのが嘘の様に沈黙します。
釣れなくて暇になったので、釣堀紀州の隣にある【鷹島の筏】を眺めていました。
釣堀紀州は湾奥にある他の海上釣り堀と違い、非常に潮通しの良い離島、鷹島沖にある海上釣り堀で、『イケス外でも釣りしたいなあ。』と思ったのですが、釣堀紀州では【イケス外での釣りは禁止】です。
『鷹島周辺で筏釣りをしてみたいなあ。』と思ったなら【一丸渡船】で筏に渡る事が出来るようなので気になる方は連絡してみるといいですよ。
シラサエビで2匹目の真鯛をゲット!
その後、団子系のエサに変更するも、アタリが出ないので、どんどんエサを変更していきます。海上釣り堀で釣れない時は、サクサク違うエサに変更するのが基本です。
そしてシラサエビに変更して、約1時間ぶりのアタリが!
こうして2匹目の真鯛を釣り上げる事が出来ました。
浮き釣りでイケスの中心部分を狙い3匹目の真鯛を釣る!
その後も試作ロッドのテストをしたい事もあり、際や手前を狙い続けるも、まったく魚がいない感じがしない・・・。
さらに潮が速い上に潮下側で際を狙うとネット際に仕掛けが流されてネットに引っ掛かる事が頻発・・・。オモリを1号にして対応していたのですが、それでも厳しいくらいの潮の速さ。
1時間以上アタリも無いので、いったん脈釣りロッドのテストは諦めて、イケスの中心付近を狙うべく浮き釣りに変更。
浮き釣りにしてもなかなか釣れなかったですが、シラサエビでなんとか3匹目の真鯛をゲットする事ができました。
放流直後に際を狙って4匹目!
その後再び沈黙となりますが、午前11時過ぎに私の釣り座近くで放流が始まりました。
この日は基本的に魚が放流されても、私の釣り座には魚が居着かない感じでしたが、自分の釣り座のすぐ横での放流だったので、
『放流直後ならネット際に少しの間魚が居着いてくれるのでは?』
と思い、浮き釣りから試作の240の際釣り用の脈釣りロッドに持ち替え、急いで【快釣エサ スイートショット】をハリに付けて投入!
結果はすぐに出て、すぐにアタリが!無事に真鯛を釣り上げる事に成功しました。
最後は浮き釣りでヒラマサを釣り上げフィニッシュ!
その後釣れなくなったので、再び浮き釣りに戻してイケスの中央を探っていると遂にアタリが!
そんなに大きくないアタリだったので、
『シマアジかな?』
と思いながら合わせると、一気に走り出し青物という事が分かりビックリ!
ハリスが3.5号なので慎重にやりとりして無事にヒラマサをゲット!最後に有終の美を飾る事が出来ました。
動画でも【釣堀紀州】釣行の様子をお伝えしています
動画でも【釣堀紀州】釣行の様子をお伝えしています。動画の方はブログ記事の要約となりますよ。
『動画でも観てみたい!』方は観てくれると、とても嬉しいです。
海上釣り堀【釣堀紀州】での釣果
・真鯛 4匹
・ヒラマサ 1匹
参考:釣れた魚と釣れたエサ・水深等一覧
匹数・魚種 | 釣れた水深 | 釣れた場所 | エサ | 釣り方・仕掛け |
1匹目・真鯛 | 9m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ1号) |
2匹目・真鯛 | 9.5m | 少し沖の中央 | シラサエビ | A(オモリ1号) |
3匹目・真鯛 | 9.5m | 沖の中心付近 | シラサエビ | B |
4匹目・真鯛 | 8.5m | 際 | スイートショット | A(オモリ1号) |
5匹目・ヒラマサ | 10m | 沖の中心付近 | シラサエビ | B |
釣り方・仕掛けの記号
A・・・通常の通し仕掛け(フロロカーボンライン4号使用)
B・・・通常の浮き釣り仕掛け(浮き1.5号・オモリ1号・PE3号・ハリス3.5号)
※1 【釣れた水深】は概ねの水深となります
※2 釣堀紀州の水深・・・際:10m 少し沖(3m程先):10m 中央:11m 程です
海上釣り堀で潮がよく動く時の5つの攻略法
潮上側に魚が固まりやすいので釣り座は潮上側を確保する
潮が動いている場合、魚は基本的に潮上側に頭を向けます。(※風や影等の影響があり絶対ではないがその確率は高い)
その事から、潮上に釣り座を選んだ方が有利になる事が多いです。
有利になる理由としては・・・
1.魚の頭がイケス側に向く形になるので、魚は潮上側に寄りやすくなる事。
2.頭が釣り人側に向いている為、魚の目の前にエサを自然に落としやすい
3.潮が【際→沖】に動いているので、オモリの重さを調整する事で手前から沖まで自然に誘う事が可能
4.潮によってネットが手前に膨らみ、その膨らみが際の影をつくり、際のネット際がポイントになる事がある
といった事が有利になる理由です。
潮が速く動く程、潮上側が有利になる傾向は強くなるので、今回の【釣堀紀州】の様に潮がよく効く場所にある海上釣り堀では強く意識したい所です。
釣り場選択の時に、どの方向に潮が動いているのか分からないかも知れませんが、潮の向きが分かる(流れが強い時は目視で潮の流れが分かる時があります。)時でイケスに入る場所を選べる時は【潮上】を選ぶといいですよ。
潮下側の釣り座になった時の対応方法
ただ、海上釣り堀での釣り座は自分で決める事が出来ない事が多く、又潮の流れが途中で変わり、最初は潮上だった時も、潮下になる事があります。
潮下側の釣り座になった場合、上記の潮上側になった時のメリットとなる部分が全てデメリットとなり厳しい状況に追い込まれる事が多いです。
どのようなデメリットがあるのか?というと・・・
1.魚の頭が沖側に向く形となるので、際に魚が寄りにくい
2.頭が沖側に向くのでそのまま落とし込むと魚の尻尾側にエサを送り込む事となってしまう
3.潮が【沖→際】に動いているので、少し沖に仕掛けを落としてもネット際に流されてネットに根掛かりが多発しやすい
4.潮によってネットが奥に膨らみ、影となるポイントなる事はほとんどない
という事ですね。正直【詰み】となる事もあるのは確かですが、【不利な状況】という事が分かっていながら釣りをするのと、分かっていないまま釣りをするのでは大違いです。
なので、私なりの潮下側になった時の対応を書いていきますね。
対応方法1:モーニング・放流直後のチャンスを逃さない
不利な潮下側といえども、魚の食いが立っているモーニング、又は放流直後は場所による釣れ方の違いはほとんど変わらないです。
なので、潮下側になった時はいつも以上に放流直後、モーニングに集中して釣っていくようにしていくといいでしょう。
対応方法2:基本的には【浮き釣り】で中央付近を狙う
上記の4つのデメリットの点から、魚は基本的に沖にいる事が多いので、基本的には浮き釣りにて中心付近を狙う事といいです。
また、浮き釣りで中央部分から攻めると【中心→際】側にエサが流れる事で、中央より釣り人寄りにいる魚の場合、頭側から自然にエサを見せる可能性が上がり、釣れる確率がUPする為、でもあります。
対応方法3:際狙いの時はオモリを重くして少し沖を狙う
潮下であまり際に魚がいないとはいえ、ネット際はポイントになる事があり、常に狙っておきたいポイントです。ただでさえ釣れないので、
『よりタイトにネット際を狙おう、より軽いオモリで食いを少しでも良くしよう・・・』
と思ってしまう事があると思いますが、潮の向きがネット側になっているので、タイトにネット際を狙うと即ネット際にハリスが流されてネットの側面に引っ掛かってしまいます。
なので、タイトに攻めたい気持ちをぐっとこらえて、ネット際狙いの時でも少し沖に仕掛けを落として狙っていきましょう。
潮がネット際に向かっていくので、少し沖に仕掛けを投入しても、底付近に仕掛けが落ちる時には、ネット際にハリスがいってくれるはず、です。
また、潮が速い時はオモリを重くして潮に流されにくくすると、仕掛けが潮の流れに負けずにコントロールしやすくなります。
あと、ハリス部分を短くしておかないとハリス部分が潮に流されて引っ掛かりやすくなるので、ハリスも短めにしておくとより釣りやすくなりますよ。
当日【釣堀紀州】で魚が釣れたアタリエサ
シラサエビ
今回の【釣堀紀州】では2匹目、3匹目の真鯛、5匹目のヒラマサを釣ったのが【シラサエビ】で、一番のMVPです。
海上釣り堀では定番のエサで、真鯛・シマアジ・青物、どの魚種でも高次元に狙う事の出来る万能エサとなります。
その反面、団子や冷凍エサ系と違い、色やニオイ・味で魚を寄せる事が出来ない事と、半透明であまり目立たない事から、魚に見つけてもらう為に積極的にアクションさせる事が要求されるエサなので、使う釣り人によって大きく釣果の差がでるエサでもあります。
半透明でニオイ・味がほとんど無い事から濁っている時には弱いエサですが、逆に海水が澄んでいる時や放流から時間が経過して魚の警戒心が上がっている時は、半透明で一口サイズである事から、【シラサエビでしか釣れない】状況は多々あります。
活かす為にエビブクが必要で管理が面倒なのが難点ですが、海上釣り堀での釣りでは必ず持っておきたい活餌であるのは間違いないいないです。
快釣エサγ(ガンマ)
今回の【釣堀紀州】で最初の真鯛を釣らせてくれたのが【快釣エサγ(ガンマ)】です。
食いが立っているモーニング時に釣ったエサなので、これでなくても良かった感はありまが・・・。エサとしては【黄ササミ系】のエサとなりますよ。
普通のササミよりニオイが強く集魚力が高いのと、通常のササミよりちょっとだけ固いので、少しだけちぎって小さめに針に付ける、といった小技が使えるエサです。(通常のササミは柔らかいので少しだけちぎろうとするとバラバラなったりする事が多い。)
あと、ササミ系なのにシマアジも普通に釣れているエサなのも嬉しい点です。(ササミ系は真鯛中心に釣れるエサなイメージなので)
値段は高めですが、前回の水宝釣行では「つ抜け」達成の原動力となりましたし、使いやすくていいエサですよ。
快釣エサ スイートショット
今回の【釣堀紀州】では4匹目の真鯛を釣る時に使用していました。
【快釣エサ スイートショット】は、海上釣り堀系ユーチューバー、【釣りおじさん】が名づけ親の快釣エサです。
甘エビを独自のペーストで漬け込んでいるのが特徴です。エビ系のエサは小さいのが少ないので、一口サイズのエビ系のエサを探している方にとってはピッタリ!です。
一口サイズで食いが浅い魚でも一発でかける事が可能な事と、魚を寄せる為のペーストもあるので、
魚の活性が低い時や釣れない時に積極的に使用していきたいエサです。
1カップの量が少なめなので、『ここぞ!』という時の切り札的に使用するといいですよ。
試作の脈釣りロッド240・290を使用した感想
現行の釣りおじさん「即掛」脈釣りSP350より手感度のあるロッドを・・・とのコンセプトで始まった試作の脈釣りロッド制作。
際も、普通の釣りでも1本で使える様に、との事で240-290cmのズームタイプで開発を進めていましたが、実際に使い込み、他の釣り人の意見も聞いた結果、ズームタイプは廃止する事になりました。
改めて240cmの際釣り専用と、290cmの短くなったタイプの試作を持ち込みテスト。
それぞれ、1匹、2匹しか釣っていないですが、現時点での感想をお伝えします。
※試作の脈釣りロッドの一節目はどちらも現行の【釣りおじさん「即掛」脈釣りSP350】と同じフルカーボンソリッド穂先を採用しています。
試作の脈釣りロッド240の感想
ズームから単体の240となったので、以前よりはるかに軽くなりました。今回の仕上がりは全体的にハリがある感じで、240cm(約8フィート)と短い事もあって、エサ釣り用の竿、というよりルアーロッド、といった感じです。
とても軽く短いので、片手でも合わせる事が可能となりました。まだ1匹しか釣っていないのではっきり分からないですが、感度も良い感じです。
ただ、ロッド自体が短い事と、ファーストテーパーよりな調子の為、ロッドが全体的にあまり曲がらず、ラインを直接引っ張ってやり取りしている様な感覚を感じました。
もう少し全体的に曲がるくらいの調子の方がいいかも知れません。まだまだ魚を釣っていかないと分からない点が多いので、この点もふまえて引き続きテストしていきます。
試作の脈釣りロッド290の感想
こちらは以前のズームタイプの時とほとんど変わらない印象です。ズームタイプのロッドは伸ばした時は通常のロッドとほとんど変わらないので、思った通り、といった感じでした。
以前のズームタイプの試作が仮組みだったので、長さが284cmくらいしかなく、今回からちゃんと290cmとなり、約6cm程伸びた事で、以前のズームロッドより少しマイルドな取り回しとなりました。
以前のズームロッドがちょっと尖りすぎている取り回しだったので、このくらいが丁度扱いやすいです。
今回、実際に真鯛を2匹釣ったのですが、現行の350と比べて短い分、真鯛相手だと取り回しが楽で、非常に取り込みがしやすいロッドに仕上がっています。
引き続きテストしていきますが、このロッドはこのままでいけそうな気がしています。
海上釣り堀【釣堀紀州】での使用釣具(脈釣り用)
がまかつ(Gamakatsu) 真鯛王 フック (銀) 釣り針
私が海上釣り堀の脈釣りでよく使用しているのが、【がまかつ 真鯛王 銀 9号】です。面倒くさがりなので、青物も真鯛もシマアジも基本的にみんなこの針を使っています。
銀色にしている理由ですが、以前はエサと同調しやすいカラー(ピンク系)を使っていましたが、使っていると塗料がはげて、結局銀色になるので、今は銀を使っています。
私みたいな針を変更するのが面倒で、『一種類の針でなんとかしたいなあ。』と思っている方には最適解の一つと思いますよ。
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 ハードタイプ
海上釣り堀の釣りでよく使われる、ゴム張りガン玉です。特筆する事は特にないですが、現在普通のガン玉を使用しているなら、ゴム張りガン玉に変更した方いいです。
理由は普通のガン玉だと、一度固定させると開くのが大変で、下手するとラインごと切らないと交換できないから、です。
ゴム張りガン玉だと、手で開く事ができて、スムーズにガン玉が交換可能です。
ゴム張りガン玉の欠点は値段が高い事と、通常のガン玉と比べるとズレやすい点ですが、海上釣り堀の釣りでは、数十mもライン出す事は無く、ズレてもすぐに戻せます。
海上釣り堀の釣りでは頻繁にガン玉を交換するので、手返しが良いゴム張りガン玉がオススメです。
シマノ(SHIMANO) バルケッタ
今回使用していたリールはデジタルカウンターが付いているリールの定番、【バルケッタ】シリーズです。
私はフロロ3号通しは【21バルケッタ 151DH-PG (左)】、フロロ4号通しは【17 バルケッタBB 301PGDH】を使用しています。
バルケッタシリーズを使用している理由は【リール最大手のシマノで安心】なのと【電池交換が自分で可能】だからです。
海上釣り堀で使用するには廉価版のBBの方でまったく問題ありませんが、通常のバルケッタの方がドラグ性能が高く、気持ちよくラインが出て行ってくれるので、ドラグ性能にこだわるなら通常版がオススメです。
海上釣り堀【釣堀紀州】での使用釣具(ウキ釣り用)
ハリミツ 釣堀スリムフロート1.5号
棒ウキで高感度なので非常に扱いやすいウキです。海上釣り堀の浮き釣りは、ハリスやクッションオモリの金具等が結構重たいので、使用するオモリより0.5号多めの浮力のウキを選ぶと扱いやすいです。
重さギリギリに合わせすぎると、金具の重さや、自重がある団子系のエサを使った時に、ウキの浮力が足りずに沈んでいったりするので注意しましょう。
クッションオモリ 1.0号
海上釣り堀での浮き釣りは、道糸に伸びがほとんど無いPEラインを使用する事が多いので、クッションオモリ付きのオモリを選んだ方がハリス切れを防げます。
特に真鯛やシマアジ狙いの細い仕掛けの時に青物がかかった時に、ラインブレイクを防いでくれます。道糸にナイロンを使っている方にはいらないと思いますが、PEラインを使用しているなら、もしもの時の保険代わりにクッションオモリを入れておくと安心です。
シマノ シーマーク 3号 360
シマノの海上釣り堀浮き釣り用の入門ロッドです。脈釣りロッドと違い、浮き釣りはウキで魚のアタリを取る事がほとんどなので、脈釣り程ロッドをこだわらなくても大きくは釣果に影響はしないです。
ですが、海上釣り堀では、50cmを超える魚も多いですし、5~10キロ前後の青物がかかる事が普通にあります。なので、最低限のロッドの強さが必要です。
その点、シマノのシーマークシリーズはリーズナブルな値段ながら、十分に青物の引きにも耐えてくれるロッドなので、どんなロッドか迷っているならシーマークを選んでおけば間違いないでしょう。
その他使用釣具
青イソメを手で触らないでつける事ができる釣り道具:サワラーズ
今回青イソメ少し使用するも、魚をヒットさせる事は出来ませんでした。結果的に今回青イソメの活躍は無かったのですが、海上釣り堀では定番のエサである【青イソメ】。そんな青イソメを手で触る事なく針につける事が出来るアイテムが【サワラーズ】です。
当日、実際に私も使っており、少し使い方にコツがいりますが、確かに手で触らずに青イソメを針につける事が出来ています。
『青イソメを手で触ってつけるの苦手で・・・』
という方には本当オススメですよ。
【釣堀紀州】釣行後は閉会式
釣り終了の時間となり、船に乗って【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の閉会式となりました。
優勝の方は合計12匹で、私の倍以上の釣果でした。全体的に活性は低めで、2~5匹くらいの方が多かった様子です。
釣りおじさんの缶バッチつけている方がチラホラいました
あと、海上釣り堀系ユーチューバー、釣りおじさんの缶バッチを付けている方がチラホラいましたよ。
最後は記念撮影
そして【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の閉会式が終わり、最後に記念撮影!パチリ!!
吉備湯浅PA(上り)で【しょうゆソフト】を食べて帰りました
釣りの帰りに【吉備湯浅PA(上り)】に立ち寄ると、【しょうゆソフト(高級湯浅醤油入り)】があるのを発見!
小豆島で醤油ソフトを食べた経験から、醤油ソフトは美味しいのを知っていたので購入!
早速食べてみると、思った通りのコクがある安定の美味しさでした。小豆島まで行かなくても醤油ソフトが食べられるのを知って嬉しかったです。
こうして今回の【第2回:快釣エサ全国通信販売祝賀釣行会】の海上釣り堀釣行は無事に幕を閉じたのでした。