2021年10月12日から13日にかけて、三重県鳥羽市にある離島、【神島】へアジングに行ってきました。
神島へ行く方法・お土産屋さん・地元萌えキャラの紹介
神島アジング釣行の様子
神島アジング釣行で分かった気付き・メリット・注意点
についてお伝えしていきますね。
鳥羽マリンターミナル(佐田浜)に到着
神島に渡るには定期船に乗る必要があり、三重県にある鳥羽マリンターミナル(佐田浜)か愛知県にある神島観光汽船の2か所どちらかの定期船を使って島に渡る事になります。
私は大阪に住んでいるので、三重にある鳥羽マリンターミナル(佐田浜)を使って神島に向かう事になりました。
鳥羽マリンターミナルの定期船について詳しくは【鳥羽市定期船ダイヤ】のHPへ
お土産は【鳥羽マルシェ】と【鳥羽一番街】で
だいたいのマリンターミナルにはお土産コーナーがありますが、鳥羽マリンターミナルには、お土産コーナーがありません。なので、お土産の購入を考えているなら、違う施設に行かないといけません。
鳥羽マリンターミナル周辺には、【鳥羽マルシェ】と【鳥羽一番街】があり、そこでお土産を購入する事が可能です。鳥羽マリンターミナルからは約300~400m離れていて、歩いて行くのは大変なので、マリンターミナルに行く前立ち寄るといいですよ。
ついでに私は、鳥羽マリンターミナルに行ってから、釣具を抱え300~400m離れているそれぞれの施設に行ったので本当大変でした。
地元の海産物野菜を求めるなら【鳥羽マルシェ】へ
【鳥羽マルシェ】に入ってみると、地元の野菜や海産物が売っていました。ただ、まんじゅう等のお菓子系お土産は置いていないので、主に身内や自分用のお土産になりそうです。
普通のお土産(お菓子やまんじゅう等)を求めるなら【鳥羽一番街】で
通常のお菓子やまんじゅう等のお土産は【鳥羽一番街】に行くと揃っていました。僕もここでお土産を買いましたよ。
伊勢志摩海女萌えキャラクター【碧志摩メグ】を発見
鳥羽一番街でお土産を買おうとすると、目立つ所に地元の萌えキャラとグッズを発見。【碧志摩メグ】という名前のついた萌えキャラでした。これが後で調べてみると公式HPやtwitterまである力の入れようで、twitterもほぼ毎日更新していて、フォロワーも約1万8千人いてびっくり!
地元系の萌えキャラは作りっぱなし、という事が多いイメージでしたが、しっかり継続して発信していて、とても好感がもてました。
定期船に乗る前に切符を買います
定期船に乗る前に切符を買います。値段は片道740円。個人的には『や、安い!』と思いました。
キャリーカート等があると【特殊手荷物】代金が別にかかります
神島の定期船は夜間の発着は無いで、アジング等の夜釣りとなると島で一晩過ごす事になります。なので釣りの荷物は多くなりがち。キャリーカート等を使って釣具や着替えなどを持って行く事がほとんどと思いますが、キャリーカート等を使用した場合、【特殊手荷物代金】が片道140円かかるので、その点は注意しましょう。
定期船に乗って【神島】へ出発
切符も無事に購入したので、14時の定期船に乗って、神島へ向かいます。
約30分で【神島】に到着
定期船に乗って約30分、神島に到着です。
潮騒の宿【山海荘】へ向かいます
この日は、潮騒の宿【山海荘】に予約をしていたので、まずはチェックインと荷物を置きに山海荘を目指します。
どこから入るか迷っていると、地元の方のおばあちゃんが行き方教えてくれました。感謝、ですね。
そのおばあちゃんの言う通りの道(結構狭い)を通って山海荘へ向かいます。
【山海荘】に到着
そして【山海荘】に到着。店頭で受付と支払いをしていると・・・
【神島Tシャツ】があったので買ってみました
店頭の横をみると、【神島Tシャツ】なるものを発見!デザインも気に入ったのでサクッと2枚購入。その後部屋に荷物を置いて、遂にアジング開始です。
漁港周辺以外は釣り禁止エリアになっているので注意!
2021年10月12日時点では、上の画像の様に漁港周辺以外のエリアは全て【釣り禁止】になっているので、漁港周辺以外では釣りしない様、注意しましょう。
【山海荘】は素泊まりもありますよ
【山海荘】は公式HPには書いていませんが、電話で『釣りに来ていて夜は釣り、朝は最初の連絡船で帰るので食事は宿で食べれないのですが、どうしましょう?』と聞くと、素泊まりプランがありますよ、との事でした。
聞いた時は素泊まり4000円でした。時期や状況によって素泊まりの料金も変わってくると思いますが、食事付きプランよりずっと安いのは確かなので、私みたいに民宿で食事せずに釣りする方は素泊まりを選択するといいですよ。
海水温は約25.0度
釣り場に到着したので、まずは海水温を測定。水温は約25.0度でした。アジの適水温が約16~24度と言われているので少し高め。でもそこまで悪い水温ではないので期待は持てそうです。
キャストできる魚探で水深を確認しながら各ポイントをチェック
初めてくる釣り場なので、キャストできる魚探で水深を確認がら各ポイントをチェック。漁港を一周して概ね漁港全体の水深と駆け上がりの位置を把握できました。
【南堤防】周辺でアジング開始
漁港全体をチェックした結果、地形的に一番期待できそうな通称【南堤防】の漁港側でアジングを開始する事に。漁港チェックの為、ほぼ2周分歩いた事もあり、南堤防のポイントで釣り準備を始める頃にはいい感じに夕マヅメに。
夕マヅメはアジングにおいても最も期待が持てる時間帯。爆釣を期待しつつ、水深があるポイントなのでキャロライナリグでアジの群れが入るのを期待しながらキャストを続けます。
15センチ程のアジが釣れ始める
日が落ちて薄暗くなってくると待望のバイト!15センチ程と小さいですが初めての釣り場での1匹は本当嬉しいです。
ですが、その直後もう1匹追加した後は、沈黙。しばらく釣れない時間が続きます。
ミナミハタンポを釣り上げる
その後、久ぶりのヒット!!釣り上げてみると、見慣れない魚が釣れました。後で調べてみると【ミナミハタンポ】という魚っぽい。釣った時は謎の魚だったのでリリースしたのですが、調べた結果、かなり美味しい魚らしいとの事なので、持ち帰ったら良かったなあ、とちょっと後悔。
ミナミハタンポについて詳しくは【ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑】のHPへ
釣れないので漁港内に移動
地形的に釣れそうなんですが、ミナミハタンポを釣った後は、再びノーバイト。1時間30分くらい釣れなかったので、今度は漁港内の常夜灯が複数あるポイントに移動。
この頃から小雨が降ってきました。夕方いい天気だったので、このまま天気予報の小雨の予報が外れたらいいなあ、と思っていましたが、そこは外れる事なく小雨が降ってきたのでレインコートを着込んでアジング再開です。
小アジが釣れ始める
漁港の中央付近の常夜灯が集中している所で釣り始めると、早速アタリがあり、14~15センチ程のアジがポンポン、と釣れてくれました。
どうやら小型のアジは漁港の中に入っていた様子です。
大雨になる
ポイント移動して釣り始めてから30分程すると、降ったり止んだりだった雨が一気に土砂降りに・・・。
レインコートを着ているとはいえ、直撃するとレインコート越しからでも水が入りそうなレベルの大雨だったので、屋根のある所に一旦避難しました。
事前の天気予報では大雨って聞いてなかったのですが・・・。とほほ、です。
大雨なので夕食(カレー)を食べる事に
大雨で釣りする気がおきないので、ここで雨が弱まるのを待つのを兼ねて夕食に。モーリアンヒートパックLを使って持ってきていたパックご飯とレトルトカレーを温めて頂きました。
レトルトながら旧ヤム邸の牛豚キーマカレーはスパイスが効いていてレトルトとは思えない美味しさでした。オススメです。
パックご飯に直接カレーをかけているので見栄えがパッとしませんが、味は確かですよ。
小アジが順調に釣れ始める
カレーを食べた後、しばらく待っていると、少し雨がマシになったので釣り再開。雨が功を奏したのか、小アジの活性がUPした様で大雨が降り始める前より釣りやすくなっていました。
試作のフェザージグでも釣ってみる
小アジを数釣ってちょっと余裕が出てきたので試作のフェザージグを使ってみると、フェザージグでも小アジがヒット!
この試作フェザージグは、アジングやメバリング等のライトソルトゲームで、ワーム以外のルアーで釣りたいけど、小型のメタルジグやプラグでは釣れない・・・といった状況の時に使用する事を想定して現在テスト中です。
テスト始めてからそんなに経っていないですが、ツバス相手にはワームより反応が良かったり、で意外と?よく釣れるルアーなのでは?と思っています。
アジングにおいては現状ワームの方がずっと釣りやすいですが、ワーム以外のルアーで釣ると、よりルアーフィッシングぽく思えるので釣れて満足です。
状況が分かったので【熟成アクア活アジストレート】を使って数釣り
どうやら大型のアジはいなさそうで、他のポイントに行こうにも、大雨の上爆風も加わり港内でないと危険な感じなので、このポイントで小アジを釣りまくって楽しもう、という事で通常のワームよりしっかり食込んでくれる【熟成アクア活アジストレート】に変更。
ワームを変更した事でアタリの数&食い込みUPでいいペースで小アジを釣っていきます。
汁系ワームは邪道!と思っているなら【マゴバチ】が良く釣れますよ
小アジを数釣ったので、今度はワームを【マゴバチ】に変更。熟成アクアやガルプ等の汁系ワームには一歩劣りますが、非常に柔らかい素材のマゴバチはとても食い込みがよく、小アジ攻略にもとても役立つワームです。
『汁系ワームは反則!』と思っている方にはとてもオススメできます。汁系ワームと違ってニオイが付いたり、ほっておくと干からびたりする事ないのも良い点です。
過去に6種類のワームを比較検証した釣行記事があるので、気になった方は読んでみて下さいね。
午前1時頃までアジングして終了
その後、途中でガシラ(カサゴ)が釣れたりしながら午前1時過ぎまでアジングをして、宿に帰って翌朝、朝一の定期船に乗って今回のアジング釣行を終えたのでした。
神島アジング釣行動画もあります
当日のアジング釣行の様子を動画にしました。当日の釣行を動画で観たい方は下のリンクから観る事が出来ますよ。
10月中旬神島アジング釣果
・アジ 13~17センチくらい 40匹くらい
・ガシラ(カサゴ) 16~18センチくらい 2匹
・ミナミハタンポ 20センチくらい 1匹
神島アジング釣行で分かった【メリット・気付き・注意点】
神島はほぼ毎日【釣果情報】があるのが大きい
離島の釣り場は陸続きの釣り場と違いポテンシャルが大きい事が多く、非常に魅力的なのですが、最大の問題点は【釣果情報がほとんど無い】という所です。
離島まで行く釣り人が少ないのが主な原因ですが、釣り場の状況も分からず遠い場所まで泊まりで釣りに行くのは、ポテンシャルが高い釣場とはいえ非常にリスクが高いです。
その点神島は、【神島観光汽船】がブログでほぼ毎日釣果を報告してくれています。ポテンシャルが高い釣り場の上に釣果もリアルタイムに知れるのはとても助かりますよね。
釣果情報がある事で他の離島と比べて釣れないリスクをかなり減らす事が出来るので、神島は本当いい釣り場と思いました。
神島観光汽船の釣果ブログの各ポイントの名称について
神島観光汽船の釣果ブログでは、神島の各ポイントについて下記の様に書かれています。下記の説明だけでは、どのポイントか分かりにくいと思ったので各ポイントについて説明しています。
私の推測も含めた説明となり、間違えもありそうですが、参考になれば幸いです。
下記の名称がどのポイントを指すかをお伝えしていきますね。
・堤防
・堤防外側
・南堤防
・南堤防内側
・港内
堤防
【堤防】の名称は、港内一部と郊外テトラ帯全てとなります。港内一部は、上記のマップのマーク付近で、防波堤の西端から港内側にあるテトラ部分までを指します。
堤防外側
堤防外側と明記されている場合は、上記マップのマーク付近の港外テトラ帯を指します。
南堤防
上の地図の赤マークのある防波堤が【南堤防】と呼ばれています。南堤防のテトラ内側のポイントには【南堤防内側】という表記があるので、【南堤防】の表記がある場合、テトラ外側のポイントとなります。
南堤防内側
上野の地図赤マークのあるテトラ内側の港内が【南堤防内側】のポイントとなります。
港内
先にお伝えしたポイント【堤防】の周辺以外の港内全てとなります。
現在は漁港周辺以外は【釣り禁止】となっているので注意!
今回の神島釣行後に、色々インターネットで検索しました。最近まで神島の各所で釣り出来ていた様ですが、現在(2021年10月時点)では上の画像の範囲のみが釣り可能となっています。(漁港周辺以外の場所は全て釣り禁止となっています。)
他のブログやHPを読んだり、過去に釣りに行った経験から、漁港周辺以外の釣行を考えている方は注意、です。
神島アジング釣行後調べてみると【漁港外のテトラ帯】がメインポイントらしい
釣行前に釣果情報(サビキ釣り)をチェックしていたのですが、今回釣れたアジが釣果情報より明らかに小さいので、『何か根本的に狙い方が間違っているのでは?』と思い、釣行後にネットで調べてみる事に。
ネットで検索するといくつか神島アジングの釣行記事があり、それらを読んでみると漁港内ではなく、漁港外のテトラ帯で釣りをしていたみたいでした。
アジングは常夜灯がアジの群れを寄せて止めてくれる為、常夜灯が無いと釣りが成立しないのでは?と思っていましたがそうでもない様です。恐らくですが、神島のアジの魚影が濃いので常夜灯が無くても釣りが成立するのでは?と推測しています。
神島アジングヒットルアー
エコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチ
今回のアジング釣行で一番釣ったワームです。他の通常ワームと違いアミノ酸液に浸かっている、いわゆる汁系ワームです。ワーム素材が同じ汁系ワームのガルプと比べて柔らかいので、柔らかい素材の方が釣りやすいアジングにおいては【エコギア熟成アクア】一択ですね。
アミノ酸液がパッケージを一度開けるとしっかりジッパーを閉めても漏れてくるので、アミノ酸液がもれない専用容器セットを紹介しています。
オンスタックル マゴバチ 1.7インチ
【エコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチ】は非常によく釣れるのですが、『ニオイ・味まで染み込ませた物がワームなのか?』と疑問を持っている方や指が汚れたり、長時間置くと干からびて使えなくなったりするのが煩わしい方には【マゴバチ】がオススメです。
マゴバチは非常に柔らかいマテリアルで、汁物系ワーム程ではないですが、それに近い食い込みをみせてくれますよ。
フィードワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ
デイメバリングで非常に釣れるカラー【グリーンコアショット】のカラーを再現。グリーンコアショットカラーはデイメバリングだけでなくアジングでも有効で、アジングでもよく釣れるワームです。
メバリング用のワームなので、素材にハリがありアジング専用ワームと比べると食い込みは今一つですが、アジングワームまで見渡しても非常に珍しいカラーなので、カラーローテーションに加えるときっと役立つ場面があると思いますよ。
【フィードワーム 釣れ釣れグリーン2インチ】について詳しくはこちら
神島アジング使用ロッド
フエルコ MG600R-5S
全長6フィートのパックロッドです。仕舞寸法が44cmとパックロッドの中でもトップクラスに短く、パックロッドの中では珍しいソリッドティップモデルです。(キャストウエイト1-6g)
使用感は概ね1万5千円くらいのアジング・メバリングロッドと同等くらいですが、専用ロッドと違い極度に軽量化されていないので、多少ラフに扱っても折れる心配がなさそうな安心感があります。
アジング・メバリング用のパックロッドを探しているならオススメですよ。
神島アジングのオススメ釣具
ぎょぎょウォッチ コンパクトロッドセット
キャストして水深等を調べる事が出来る魚探、【ぎょぎょウォッチ】です。ロッドがセットとなっているので、すぐに付属のロッドに取り付けて使う事が出来ます。
キャストしたら30mくらい飛ばす事が出来、広範囲の場所の水深等をチェックする事が可能です。今回の様に初めて行く漁港、防波堤の釣りの地形把握には、かなり役立ちますよ。
モーリアンヒートパックL
今回の神島アジングの夕食時に使用しました。火を使わずに飲み物や食べ物を熱々にする事が出来るので重宝しています。