5月上旬神戸メバリングの聖地【垂水一文字】で好釣果!実釣して分かった激流釣り場の攻略法を紹介

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5月上旬神戸メバリングの聖地【垂水一文字】で好釣果!実釣して分かった激流釣り場の攻略法を紹介

2022年5月7日の夕方から8日の朝にかけて、神戸メバリングの聖地と呼ばれるポイント、【垂水一文字】へメバリング釣行に行ってきました。

都市近郊の釣り場ながら尺メバルまで目指せるらしい好釣場。初挑戦となりましたが、なんとか【メバリングの聖地】と呼ぶにふさわしい好釣果に恵まれました。

当日の垂水一文字メバリングの様子

垂水一文字でのメバリング攻略法

についてお伝えしますね。

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神戸メバリングの聖地【垂水一文字】ってどんな所?

神戸メバリングの聖地【垂水一文字】ってどんな所?

【垂水一文字】は、明石海峡大橋のすぐ横にある沖一文字です。海峡の近くで非常に潮が速く、その為に神戸近郊とは思えない、良型メバルの数釣りが望める釣り場です。

尺メバルも多数釣れている様で、都市近郊型釣り場で尺メバルが釣れるポテンシャルがある釣り場はここくらいではないでしょうか?

その事からツイッター界隈で【神戸メバリングの聖地】と呼ばれています。

 

垂水一文字には【垂水一文字渡船】から渡る事が出来ます

垂水一文字には【垂水一文字渡船】から渡る事が出来ます

垂水一文字は沖にある防波堤なので、行く為には船で渡らないといけません。渡る方法は渡船で、【垂水一文字渡船】を使って渡る事ができますよ。

 

夜釣りについて詳しくは直接【垂水一文字渡船】に聞いて下さいね

夜釣りについて詳しくは直接【垂水一文字渡船】に聞いて下さいね

垂水一文字渡船は、基本的に日中の渡船しかしていません。夜釣りをする場合は、日時や条件等があるので、『垂水一文字で夜釣りしたい!』という方は直接【垂水一文字渡船】に電話して、色々聞いて下さいね。

【垂水一文字渡船】の電話番号は公式ページ(フェイスブック)へ

 

夕方5時前に【垂水一文字】へ出発!

夕方5時前に【垂水一文字】へ出発! 夕方5時前に【垂水一文字】へ出発!2

夕方5時前に、垂水一文字渡船に乗りこみ、【垂水一文字】へ出発!初めてのポイントですし、ワクワクしながら垂水一文字へ向かいます。

 

【垂水一文字】に到着

【垂水一文字】に到着 【垂水一文字】に到着2

夕方5時頃、【垂水一文字】に到着。

垂水一文字は、現状夜通し釣りしかないので、(2022年5月時点)しっかり一晩過ごせるよう、防寒着や飲み物、食べ物を準備して持っていくといいですよ。

夕マズメまで、まだまだ時間があるので、釣り準備をしながら日が暮れるのをゆっくり待ちます。

 

垂水一文字の東端まで移動

垂水一文字の東端まで移動

最初に選んだポイントは、垂水一文字の東端、白灯台周辺に決定!メバリングのセオリーである【潮の変化がある場所】をまずは攻めてみる事にします。

 

ヘビージグヘッド+底狙いで垂水一文字、初メバルを釣り上げる!

ヘビージグヘッド+底狙いで垂水一文字、初メバルを釣り上げる!

夕方6時30分を超えてきて、徐々に辺りも暗くなってきました。まだメバルが釣れるには明るさ的に早いかも?と思いましたが、以前のメバリング釣行の経験から、

『底の方を狙えば釣れるかも?』

と思い、タングステン3gのジグヘッドと、明るい時間帯に非常に強いワーム、【フィードワーム 釣れ釣れグリーン】を選択。

水深8mくらいの底までしっかり落としてからスローリトリーブしていくと、狙い通りメバルがヒット!24cmくらいある良型のメバルをゲット!となりました。

 

その後ガシラ(カサゴ)が連発!

その後ガシラ(カサゴ)が連発!

その後、防波堤の少し沖(基礎石部分との境目)の底付近を狙い続けると、今度はガシラ(カサゴ)が連発!

この時の様子は別記事にてお伝えしていますよ。

ガシラ(カサゴ)爆釣の様子はこちら(記事制作中)

 

もう1匹メバルを追加

もう1匹メバルを追加 もう1匹メバルを追加2

完全に日が暮れ、ガシラ(カサゴ)の入れ食いの途中、メバルをもう1匹追加。メバルもいるけれど、どうもガシラの方の活性が高くて先にガシラが食いつく感じでした。

今回釣ったメバルを締めるのに使っていたのは【サビナイフ3】です。海水に入れても、締めて血がついたままクーラーボックスに入れても、ほぼ錆びないので重宝しています。

 

潮が止まりテトラ側に移動するとシーバスがヒット!

潮が止まりテトラ側に移動するとシーバスがヒット!

その後、潮が止まってきて、アタリが無くなってきたので今まで内海側(防波堤側)から反対のテトラ側に移動。テトラという根がある所だったら潮が止まっていてもテトラ際にメバルがいて釣れるのでは?と思っての移動でした。

ジグヘッド+釣れ釣れグリーンでスローリトリーブをしていると早速ヒット!

『これは狙い的中か?』

と思いきや、釣れたの狙いのメバルではなく、シーバス。狙いとは違う魚ですが、50cm程の立派なシーバスで、これはこれで嬉しいです。

 

その後完全に潮が止まり沈黙

その後完全に潮が止まり沈黙

その後、ほぼ止まっていた潮が完全に止まり、魚のアタリも全く無くなります。とりあえず潮が再度動き出すまで、待つ事に。

 

海水温は約15.4度

海水温は約15.4度

ここで海水温を測定していない事に気付いたので、海水温を測定。約15.4度でした。メバルの適水温が約14度で少し高めですが、悪い水温ではないですね。

 

その後強烈に潮が流れる

その後強烈に潮が流れる

その後、潮止まりが終わり潮が流れ出したのですが、今度は強烈に潮が流れ出し、堤防側(内海側)は、まるで河の様に流れ出しました。

明石海峡のすぐ横の釣り場で、潮が流れ出すとすごい事になるのは分かったつもりになっていましたが、自分の想像を超える潮の速さ。

潮が速い事を見越して、小潮を選んだんですが、正直防波堤側のほとんどの部分は、潮が速すぎて釣りにならない感じとなってしまいました。

 

潮のヨレ部分でフライフィッシングでメバルを釣る

潮のヨレ部分でフライフィッシングでメバルを釣る

通常の場所だと、潮の流れが速すぎて釣りにならないので、防波堤の中央付近にあるでっぱり部分に流れが当たって出来ているヨレがある場所へ移動。

ここでは【フライフィッシング】でメバルを狙い、狙い通りメバルを釣る事ができました。

フライフィッシングでのメバリングについて詳しくはこちらの記事へ(制作中)

 

午前3時に遂にメバルがヒット!

午前3時に遂にメバルがヒット!

その後、ヨレ部分でもアタリが無くなり、潮がさらに速くなったので内海側は諦め、外海(テトラ)側に。

テトラ側は内海側と比べて潮は速くないが、メバルのアタリも無い・・・。周りの釣り人に話を聞いてみると、テトラ側ではボチボチメバルが釣れているみたいですが、釣り方を聞いてテトラ側で釣りしても、釣る事が出来なかったので、潮止まりまで待って、防波堤の東側先端部分で勝負をかける事に。

『ちょっと仮眠を・・・。』と思ったのですが、なんか寝付けずそのまま防波堤の東側先端へ移動。

この時点で午前3時過ぎでしたが、既に潮が止まり始めていたので、すぐにメバリング再開。ジグヘッド1.0g+【ジャバピン1.8インチ(PKイカ)】のスローリトリーブで遂にメバルがヒット!

24センチくらいのナイス良型のメバルでした。

 

やっとヒットパターンを掴み、ポツポツとメバルがヒット

やっとヒットパターンを掴み、ポツポツとメバルがヒット やっとヒットパターンを掴み、ポツポツとメバルがヒット2

ですが、この1匹の後は時々、『コツッ!』と当たるだけで続かず。さらにそのアタリの数も散発的でした。

この時、1.5gのジグヘッドで釣りをしていたのですが、『アタリが少ししか無い上に乗らない・・・。』この事は夕方から何回もあったのですが、

『魚影が薄くて単発のアタリなんだろう。』とこの時点まで思っていました。

ですが、この時の状況が【朝マズメが間近】で、【潮が激しく動いていた後の潮止まり】。今までのメバリングの経験上、この条件は激流エリアでの【絶対に釣れる条件】と考えていて、この条件・状況でメバルが単発しかいないってありえるの??

『いや、ありえない!絶対今このエリアには多数の釣れるメバルがいるはず。』

私の今までの経験上では、このような激流エリアの潮止まり時はメバルの活性も爆上がりで、ただスローリトリーブするだけで入れ食い!というのがほとんどでしたが、この自分の中の常識を疑ってみる事に。

ここでジグヘッドの重さを1.5gから1g、さらに0.5gとどんどん落として、さらにスローリトリーブから、潮に乗せつつゆっくりと漂わせるようにフォールさせていくと、『コツンッ!』と小さいながらも明確なアタリ。

ここから、やっと釣り方のコツを掴み、ポツポツと20~23センチくらいのメバルがヒットし始めました。

 

朝マズメになり釣れるペースがアップ!

朝マズメになり釣れるペースがアップ! 朝マズメになり釣れるペースがアップ!2 朝マズメになり釣れるペースがアップ!3

そうこうしている内に、遂に空が明るくなり始めて朝マズメ。ここでさらに釣れるがペースUP!

最後の最後に入れ食いに近い感じになり、10匹弱釣った所で、すっかりあたりも明るくなり、釣れるペースも落ちてきた所で満足したので、ここで納竿。

こうして、初めての垂水一文字メバリング釣行は、幕を閉じたのでした。

 

5月上旬垂水一文字メバリングの釣果

5月上旬垂水一文字メバリングの釣果

・メバル 18~25センチくらい 15匹程
・ガシラ(カサゴ) 18~25センチくらい 15匹程

 

垂水一文字でのメバリング攻略法

垂水一文字のメバルは【潮流の裏】が釣れる

満潮から下げ潮は東端が釣れる

満潮から下げ潮は東端が釣れる

 

干潮からの上げ潮は西端が釣れる

干潮からの上げ潮は西端が釣れる

垂水一文字では、【満潮からの下げ潮時は西→東】に潮が動き、【干潮からの上げ潮時は東→西】に潮が動きます。

潮が当たる方が、潮が防波堤に当り、その両横に潮のヨレが出来て釣れる、と思っていたのですが、潮の押す力が強く、潮が当たる方だと、横にヨレも発生せずそのまま流れていくだけ、でほとんど釣りになりませんでした。

なので、潮の流れが緩やかになる【防波堤の裏】の方が釣れる、という事ですね。

 

潮が流れている時は外海側(テトラ側)で釣りをする

潮が流れている時は、内海側(防波堤側)は非常に潮が速く釣りにくいので、潮が流れている時間帯は外海側(テトラ側)で釣りをしたらいいと思います。外海側は内海側と比べると潮の流れがゆるいので、潮が流れている時でも十分に釣りになるくらいの潮の速さでした。

 

満潮・干潮の数が多い時に釣行するとチャンスが広がります

垂水一文字では、潮が流れ出すと小潮・大潮関係なく釣りにならないくらい流れるので、釣りになる時間帯は基本的に【干潮・満潮の潮止まり前後】という事になります。

小潮を選んでも結局流れている時は釣りにならなかったので、干潮・満潮の数が多い時に行くと、その分釣り出来る時間が増え、より釣れると思いました。

なので基本的には中潮・大潮時が良い、という事になりそうですね。

 

基本は軽量ジグヘッドリグでドリフト系の釣りをしていく

今回、実際に垂水一文字で釣りをして思った事は、『自然に漂わせないとしっかりバイトしてくれない。』という事でした。

今までのメバリングからも繊細な釣りは度々してきましたが、こんな激流エリア、さらにメバルのアベレージサイズが大きい場所での繊細な釣りは初めての経験でした。

夕方に深場からメバルを引き出した時は、普通のスローリトリーブで釣れてくれたので、繊細でない釣りでも釣れてくれる状況はありますが、日が沈んだら基本的には流れに乗せての表層でのドリフト系の釣りが釣れると思いました。

初めて垂水一文字でメバリングをする際には、【基本的には繊細な釣りが必要】である事を覚えておくと良さそうです。

 

5月上旬【垂水一文字】メバリングでのヒットルアー

フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ

今回のメバリングで釣ったメインのワームは【フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ】でした。

今では珍しいコアショットのピンテールワームで、クリアーの中にグリーンカラーが入っているので、純粋なクリアーより反射が抑えられてよりナチュラルに見える様になっています。

マズメ時等、真っ暗になる前にはめっぽう強いカラーですよ。

ピンテールワームなので、スローリトリーブからトゥイッチをまじえたリアクションの釣りまで、幅広く対応可能です。

【フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ】について詳しくはこちら

 

大島商店 ジャバピン 1.8インチ

少し前から愛用しているジャパピンの1.8インチです。こちらはハンドポワード系のワームで、非常に柔らかく、ニオイ・アジ付のエキスが入っていて食い込みは良好です。(一部エキスが入っていないカラーあり。)

メバリング用のワームとしては、意外とありそうでないリング系のストレートワームなので、スローリトリーブ主体の時や甲殻類を意識させたい時によく使っています。

 

エコギア熟成アクア 活アジストレート2.2インチ

今回、ショートバイトが多かったので、途中で使用したのが【エコギア熟成アクア 活アジストレート2.2インチ】でした。

結果的に今回のショートバイトはワームではなくて、釣り方の問題だったのですが、流石の汁系ワームだけあり、メバルの食い込みは抜群です。

とりあえずメバルを一匹釣りたいなら、このワームを使うといいですよ。

(※袋を開けて使用した後、ジッパーを閉めていても液漏れするので、専用容器付のものを紹介しています。)

 

ガルプ・エコギアアクア用コンパクト容器セット

ガルプやエコギア熟成アクア等のいわゆる【汁系ワーム】は本当よく釣れますが、【液漏れ】するのが玉に傷。なので専用容器も一緒に紹介しています。

この容器はコンパクトでかつ、ワームを取り出す時もあまり汚れないのでオススメです。

【ガルプ・エコギアアクア用コンパクト容器セット】について詳しくはこちら

 

ジャングルジム ジャコヘッドTG #S

夕マズメ時に使用していたジグヘッドが、【ジャングルジム ジャコヘッドTG #S 3g】でした。

使用した重さは3.0gでしたが、3.0gでも鉛のジグヘッドの1.5g程の大きさしかないので、2インチのワームでも違和感なく使えます。

比重が鉛より大きいので、鉛の3.0gより沈みも速く、レンジキープ力も高いので、とても使いやすいです。

タングステンの3.0gのジグヘッドで通常のメバリング用ワーム(1~2インチ)を使用しての釣りの場合、水深8~12mくらいまでは楽に探る事が可能です。

私はディープの釣りが苦手ですが、その苦手意識がタングステンのジグヘッドを使うようになり無くなりました。

まだタングステンのジグヘッドを使っていなくて、『どうもディープの釣りは苦手で・・・』という方にこそ使って欲しいジグヘッドです。

 

5月上旬【垂水一文字】メバリングでの使用タックル・ライン

フエルコ MGH900-6S

フエルコ MGH900-6S

【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』と以前から思っていたので、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用ロッドです。(※テストは終了して、現在生産待ちです(まだ未販売))

このロッドのコンセプトとしてはレギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのメバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドに仕上げています。

当初は大型魚を考えずに設計していたのですが、使用感と感度を出す為に、バット部分をある程度固くした結果、大型魚でも十分相手に出来るロッドとなりました。

今回は外道でシーバス(50cm程)もかけましたが、フロロの3lbでも十分釣る事ができました。(ネットを忘れてハンドランディングになったので取り込みには苦戦)

ロッドの長さと特性から、しっかりロッドを曲げてやりとりすれば25cmくらいまでのメバルなら走りを止める事が可能で、ゴリ巻きしないでも根に潜られにくく、しっかりロッドを曲げながらメバルの引きを楽しむ事が可能なので、そういう意味でも楽しいロッドとなっています。

 

クレハ シーガー R-18フロロリミテッド 100m 3lb

今回使用していたラインはフロロカーボンラインの3lbでした。垂水一文字のメバルのサイズが23~30センチくらいある様だったので、メバリングにしてはやや太目のラインを選んでいます。

フロロリミテッドはフロロカーボンラインの中ではしなやかでライントラブルが少ないので、値段は高めですが初心者にもオススメです。

 

垂水一文字メバリングで使用した便利な釣り道具

4輪になるキャリーカート

4輪になるキャリーカート 4輪になるキャリーカート2

今回の垂水一文字メバリングで使用したキャリーカートです。なんとこのキャリーカート、2輪から4輪に変形可能。4輪になると完全に台車に乗せて釣具などを運ぶ形になるので、通常のキャリーカートより圧倒的に楽に運ぶ事が出来ます。

夜通しの釣りの場合、荷物が多くなるのでとても嬉しいアイテムですね。

 

メバリングのタックル・ルアー・釣り方紹介

メバリング入門|初心者向けタックル・ルアー・釣り方紹介

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ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

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