2021年8月12日、福井県敦賀市の海岸へ友人と共にルアーでの根魚釣行へ行ってきました。
当日の根魚釣行の様子
夏の台風直後によく起こる海の変化
厳しい状況の時の釣り方とルアー選択
についてお伝えしますね。
目次です
- 1 午前5時頃に福井県の海岸に到着
- 2 ゴムボートで沖テトラを攻める
- 3 海水温は約25.8度
- 4 最初に釣れた魚はアコウ(キジハタ)
- 5 次に釣れたのは良型のガシラ(カサゴ)
- 6 メタルジグで遠投すると連続ヒット
- 7 友人がグラブ(ワーム)でキスを釣り上げる!
- 8 今度はシャッドテールワームで連続ヒット
- 9 マナティー60のサンセットオレンジにチェンジして入れ食いに
- 10 アコウとガシラのダブルヒットも
- 11 最後にメタルジグで竿抜けポイントを狙いさらにヒット
- 12 8月中旬の根魚釣行の釣果
- 13 8月中旬福井でアコウ(キジハタ)と根魚ルアー釣行で気付いた事
- 14 8月中旬福井根魚釣行|オススメのルアーと釣具
- 15 アコウ(キジハタ)ルアー釣りのタックル・ルアー・釣り方紹介
- 16 アコウ(キジハタ)ルアー釣行日記
午前5時頃に福井県の海岸に到着
午前5時頃、福井県敦賀市にある海岸に到着。今回の釣行の狙いはアコウ(キジハタ)とガシラ(カサゴ)。台風直後なので水温低下と海水の濁りが気になります。
ゴムボートで沖テトラを攻める
今回狙うポイントは海岸より少し沖にあるテトラ帯です。根魚は他の人に釣られると釣りにくくなるので、ゴムボート等で沖テトラに渡ると釣れる確率がUPします。
海水温は約25.8度
沖テトラに渡って海を見てみると、心配していた濁りはない様子。水温を測定すると約25.8度。先月の釣行時の水温は約26.2度。本来なら、先月より水温が大きく上がっているはずが、先月より水温が下がっています。
台風が来るまでは猛暑が続いていたので、今回の台風の暴風雨で水温が急低下したと思われ、状況は厳しそうです。
最初に釣れた魚はアコウ(キジハタ)
アコウをメインに狙って行こうと考え、アコウでは実績のある【マナティー60】を選択。
テトラ周りや近くにある根を中心にチェックしていくもノーバイト。沖のテトラ帯の根魚はすぐに反応して釣れる事が多いですが、今日は反応が悪い、というかアタリがない。
台風直後の水温低下が効いているみたいで、岸際のテトラ周辺には魚がいない様子。魚の反応が無いので、沖の駆け上がりを中心にチェックしていくと、『ゴツン!』というアタリと共にヒット!
ちょっとサイズはかわいいですがまずはアコウを釣り上げる事ができました。
次に釣れたのは良型のガシラ(カサゴ)
引き続きマナティー60をキャストし続けると、続いてヒット!良い引きたっだので、『アコウかな?』と思いましたが釣れてきたのは良型のガシラ。
26センチ程あるサイズで、これだけ大きいと嬉しいですね。
メタルジグで遠投すると連続ヒット
先程からアタリがある場所が、マナティー60をフルキャスト地点だったので、『これは沖にあるミオ筋の駆け上がりに魚がついているのでは?』と考えマナティー60から根魚専用メタルジグ(7g)に変更。
メタルジグをフルキャストし、ミオ筋の駆け上がり部分をしっかり狙うと連続バイト!アコウ・ガシラが次々に釣れてくれました。
友人がグラブ(ワーム)でキスを釣り上げる!
メタルジグでガシラ・アコウを釣っていたら、同行していた友人がグラブでキスを釣り上げた、との事。
私がいるテトラ端と反対の端に友人がいて、かなり距離がありましたが、『キスが釣れたの見たい!』という事で反対側のテトラ端まで移動。
無事に友人がグラブでキスを釣っている姿を写真に収める事ができました。
今度はシャッドテールワームで連続ヒット
友人のキスを写真に収めた後、元にいたテトラ端に戻っても良かったのですが、結構な距離があり面倒だったので、このままこの場所で釣る事に。
こちらはミオ筋は無いので、まずはテトラ周りをマナティー60でチェックしてみるも無反応。
どうも魚の活性が低く、テトラや岩に貼りついているイメージがあったので、ダートとフォールで攻めるマナティー60から魚の目の前に持ってこれるシャッドテールのワーム、スワールテールシャッドXG(2.8インチ)に変更。
リフト&フォールで丁寧に探っていくと、狙い通り、次々に良型のガシラがヒットします。
マナティー60のサンセットオレンジにチェンジして入れ食いに
5~6匹釣った所で、釣れたガシラからダイダイ色の魚が吐き出されるのを発見。『より魚に近いマナティー60の方ががいいのかも?』と思い、吐き出された魚の色に似ているマナティー60のサンセットオレンジをセット。
ウエイトは少し軽めの3gにして、魚が底付近に貼りついている感じだったので、ダートも小さく、抑え目にしてチェックしていくと、次々にガシラがヒット!
狙い通り釣れて、嬉しい限りです。
アコウとガシラのダブルヒットも
友人とのガシラとアコウのダブルヒットもありました。画像を見ると、友人もオレンジ系のストレートワームを装着していて、同じようなパターンで釣っていたみたいです。
最後にメタルジグで竿抜けポイントを狙いさらにヒット
ひとしきり釣って、バイトも落ち着いたので、竿抜けポイントを狙うべく、メタルジグに付け替えてロングキャスト。
狙い通りにさらにガシラを追加して、この日の釣行を終えたのでした。
8月中旬の根魚釣行の釣果
・アコウ(キジハタ) 20~25センチくらい 3匹
・ガシラ(カサゴ) 16~26センチくらい 30匹くらい
8月中旬福井でアコウ(キジハタ)と根魚ルアー釣行で気付いた事
今年(2021年)アコウはもう厳しそう
例年福井・京都の日本海側のアコウは、7月中旬くらいからシーズンが始まり、お盆休みくらいにピークを迎えるのですが、今年は8月に入ってからずっと雨が続き、さらに台風もあり、水温が低下してしまった事で、大きなピークを迎える事なく、今年のアコウシーズンは終了しそうです。
今回の釣行でもアコウは3匹と振るわず、今後徐々に釣れなくなっていくと思われるので2~5匹くらいなら釣れると思いますが、『アコウ爆釣!』みたいな事になる可能性は低そうです。
前回の釣行時に今年(2021年)のアコウシーズンは一番のアタリ年になるかも?と伝えていたのですが、今年もアコウ不調の年になりそうです。
来年こそいいアコウシーズンになって欲しいです。
夏の台風直後(大荒れ後)は水温が急低下する事が多い
今回、台風直後の釣行となりました。雨はそんなに降らず濁りは無かったのですが、水温が急低下していたみたいで、普段はテトラ際や捨て石付近にいる根魚はほとんどおらず。
今回の釣行では、水温が安定している、沖の水深のある駆け上がり等に根魚が避難していた様子で、その事に気付いてからは釣れる様になり、さらに時間が経過したら、徐々にテトラ際にも根魚が戻ってきて、テトラ付近でも釣れる様になりました。
今回、時間経過による魚の移動をしっかり追いかける事が出来、好釣果に繋げる事が出来て良かったです。
低水温で厳しい状況時の釣り方とルアー選択(今回の場合)
釣り始めは沖にいる魚をメタルジグのロングキャストで釣り、活性が低くて根にタイトについている魚をシャッドテール系ワームで目の前を通して釣り、食っているベイトの色と形に合わせてのルアーチェンジでさらに釣り上げ、と上手く状況の変化に合わせて釣りを合わせる事ができました。
厳しい状況の中、上手くアジャストして釣る事ができ、自画自賛ではありますが、内容の濃い釣りができた、と思っています。水温が急低下した時の対応策の一例として覚えておくと役立ちそうです。
8月中旬福井根魚釣行|オススメのルアーと釣具
マナティー60
マナティー60は、夏の日本海側のアコウ釣りでとてもよく釣れるダート系ワームです。今回はサンセットオレンジが活躍しましたが、万能カラーはレッドヘッドです。今回の様にガシラにも効果的な事もあるので、シャッドテールやクロー系ワームと一緒に持っておくと重宝しますよ。
スワールテールシャッドXG
2.8インチのシャッドテール系ワームです。このワームの最大の特徴は【スローな動きでもしっかりテールが動く事】です。通常のシャッドテール系ワームではカーブフォールさせるとテールは動かないですが、スワールテールシャッドならきっちりテールが動きます。
あと2.8インチはガシラ狙いだけでなく、アコウやフラットフィッシュも狙える丁度良い大きさで、『とりあえず何か釣りたい!』といった時に使うといいワームと思っています。
ネオメタルジグ 根魚カスタム
根魚用に後方重心にして、根がかりしにくく、かつ引っ掛かりにくい【地獄針仕様】にカスタムしたネオメタルジグです。
主にワーム+ジグヘッドでは届かないポイントで使用します。今回は沖テトラでの釣りでしたが、特にポイントが遠い陸っぱりでとても役立つルアーです。
コスパの良いレインコート
今回の釣行は雨だったのでレインコートを着て釣りしていました。透湿なのに4000円くらいと安いレインコートメーカーを見つけて買ってみたのですが、『本当に透湿するのかな?』と疑い数回使用しましたがちゃんと透湿している事が体感できたのでオススメします。
[耐水圧]: 約15000mmH2O
[透湿性]: 約10000g/m2-24h
は釣具メーカーのレインコートの一万円クラスの性能はあります。正直レインコートの生地はちょっと安い感触ですが、コストパフォーマンスは抜群なので、割安でレインコートを揃えたいなら本当オススメです。