2019年10月20日、坊勢島へアジングに行ってきました。今回は良型のアジこそ釣る事が出来ませんでしたが、小アジは爆釣でした。
小アジがイージに釣れる状況だったので、6種類のアジングワームの検証も行いましたよ。
当日の坊勢島アジング釣行の様子
6種類のアジングワーム比較検証結果
についてお伝えしますね。
姫路港からフェリーを使って坊勢島へ
坊勢島には姫路港からフェリーを使って行く事が出来ますよ。
今回は15時05分のフェリーに乗って坊勢島に行く事となりました。
坊勢島に到着!
15時30分頃に無事坊勢島に到着!アジングを開始する前にこの日泊まる宿にチェックインする事に。
今回泊まる宿は【みなと旅館】。チェックインを終えて、お部屋の中に置いてあった栗羊かんとお茶を飲んで一息いれてからアジング出発です。
海水温は約22.4度
海水温を早速測定すると約22.4度でした。アジを釣るには十分な水温ですね。
デイアジング開始
まだ日が高いですが、この時期はデイゲームでもイージーにアジが釣れる事が多いので、そのまま漁港内や小場所をジグヘッド+ワームでチェック。1m程カーブフォールさせるだけで、15センチくらいのアジがもんどりうってきました。
漁港内等の小アジはイージーに釣れる状況の様子です。
ここで試作のフェザージグを試してみる
ここで以前のアジング釣行で不発だった試作のフェザージグをもう一度チェックしてみる事に。
結果は、ワームではすぐにっ食ってきていたアジが、ほとんど無視の状態に。夜間でなくデイゲームなのではっきりと水中にいるアジも見える状態。
やっぱりこの試作フェザージグはアジには効かないという事がハッキリ分かりました。この試作フェザージグはメバリング専用ですね。
坊勢島の大波止に到着
坊勢島の中で大場所である大波止エリアに到着。ここは坊勢島のポイントの中でも最も潮が速い所で、釣り人も多いですが、その分釣果の期待値も高いポイントとなります。
ここで夕マヅメ~夜間にかけて、良型のアジを狙う事に。
夕マヅメになり良型狙いのアジング開始!
夕マズメになり、遂に良型狙いのアジング開始です。
横からの強風で良型のアジを釣る事が出来ず
ここの水深は足元でも10mくらいあり、敷石との境目のブレイクラインをキャロライナリグで狙うのがスタンダードな釣り方。敷石との境目の水深は約15m程あります(推測)。
が、この日は非常に横風が強く、4g程のキャロライナリグを使うとまったく底が取れず、さらにウエイトを上げると今度は根がかり連発となる、という事を繰り返し、釣りになりません。
周りのベテラン勢のアジングしている方はポツポツ良型のアジを釣っていましたが、私には無理でした・・・。
とりあえず小型のアジとチャリコ(タイの子供)をポツポツと釣ってこの場所を後にします。
漁港内の小場所に移動
大場所で良型のアジを釣る事が出来なかったので、昼間に小アジを釣っていた漁港内の場所に移動してきました。
小アジが入れ食いに
こちらはジグヘッド+ワームを入れると一投目から13~15センチの小アジが入れ食い状態に。
今までロクにアタリも無かったので、アジの連続ヒットに癒やされます。
小アジが入れ食いなので6種類どのワームがより釣れるのか?の検証を行いました
ここでせっかくの入れ食いなので、手持ちの6種類のどのワームがより釣れるのか検証してみました。
使用したワームは画像上から・・・
・エコギアアクア活アジストレート2インチ
・reins アジアダー
・OZ マゴバチ
・フィードワーム 釣れ釣れグリーン2インチ
・ reins アジリンガー
・inx label 稚魚シャッド ベイティ1.8インチ
の6種類を選んで検証してみました。
6種類のアジングワームの特徴を説明
それぞれのワームがアジングにおいてどんなワームなのか?が分からないと検証結果の意味が分かりにくいので、それぞれ検証に使用したワームの特徴を説明していきますね。
エコギアアクア活アジストレート2インチ
アミノ酸液に浸しておくタイプのニオイ・味付きアジングワームの決定版。その釣れっぷりは同じタイプのワームのガルプをも凌ぎます。アミノ酸液に浸かっているワームは検証ワームの中ではこのワームだけで、釣れっぷり本命ナンバー1です。
reins アジアダー
アジングで釣れると評判のアジリンガーの姉妹ワーム。ワームにフレーバーが混合されているようで軽く香ばしいニオイがします。程よく柔らかくて釣れそうなワームです。
OZ マゴバチ
一部のコアなアジンガーの中で、【最終兵器】との評判があるワーム。特徴はとんでもない柔らかさで、これだけ太いのに、検証ワームの中でもっとも柔らかくてプニプニです。
フィードワーム 釣れ釣れグリーン2インチ
私が開発し、メーカーに依頼して作ってもらった【デイメバリング専用ワーム】です。グリーンコアショットがメバルにすごく効く事から作って貰ったのですが、これがアジングでも使ってみるとバイト連発!なので今回の検証に加わる事となりました。
reins アジリンガー
ネットでは釣れる!と評判だったアジリンガーですが、以前のワーム検証ではあまり良くない結果となってしまいました。前回の汚名を挽回して、釣れる!の評判を取り戻す事が出来るのか?
inx label 稚魚シャッド ベイティ1.8インチ
inx labelが誇る新機軸シャッドテールワーム。独特のギミックから超低速リトリーブでもテールが動き、シャッドテールなのにダートまでこなす優れもの。対象魚は決まっていないですが、アジングで主に使われている様子なので今回の検証に加える事となりました。
6種類のアジングワーム検証結果
21時30分から23時30分、約2時間ワームをとっかえひっかえしながらアジを約40匹程釣って検証。使用したジグヘッドは全てジグヘッドまっすぐの0.7gで検証しました。
では、それぞれの検証結果をお伝えしますね。
エコギアアクア活アジストレート2インチ
ニオイ・味を染み込ませたワームの威力はやはり絶大。バイト数は意外にアジアダー等のワームと大差無かったですが、小さいアタリがほぼ皆無でバイトがハッキリでてくれます。食い込みも他のワームよりしっかりしてくれるので、一番簡単にアジを釣る事が出来ました。ただ、そのままほっとくと干からびたり、ワームの強度が低いのでマメに交換しないといけなかったりするので、それだけが難点ですね。
reins アジアダー
バイトの数は比較ワームの中でもトップクラス。食い込みもエコギアアクア程ではないですが良好で、エコギアアクアの保管の手間やワームの強度の弱さからくる頻繁な交換の事を考えると比較ワームの中では最も優秀と感じました。アジアダー、アジングするならイチオシ!です。
OZ マゴバチ
バイト数はアジアダーと同程度。ワームの柔らかさからくるバイトの深さは必見で、エコギアアクアには少し劣るものの、非液漬けのワームとしては信じられない程のバイト深さです。ですが、ワームが柔らかすぎて強度が低い為、ワームの消耗はエコギアアクア以上。アジにワームを引っ張られてとられたり、ズレたりする事が多く、消耗が激しいので、本当アジが釣れない時の切り札的に使うと良さそうです。
フィードワーム 釣れ釣れグリーン2インチ
バイト数はアジアダーやマゴバチと比べると少し少なめ。ですが十分なバイト数は得る事が出来ました。ただ元々メバリング用ワームである程度ワームにハリをもたせている事が災いしているみたいで、ショートバイトが多発。他のワームにないグリーンコアショットカラーなので、アジがスレてきて目先を変えたい時や、コアショットカラーの方が釣れる状況の時は使えそう。ただ、ワームの丈夫さではナンバー1で、簡単にズレたり、千切れたりしせず、アジのバイトはちゃんとでてくれるので、パイロットルアー的に使うのはアリ、ですね。
reins アジリンガー
今回の検証でもあまり釣れない結果はくつかえせず。他のワームと比べるとバイト数は半分以下、食い込みも悪かったです。他のワームと形状が違うので他の場面ではアジリンガーが使える場面があるかも知れませんがメインワームにはならなそうです。
inx label 稚魚シャッド ベイティ1.8インチ
バイト数は他のワームの半分以下、アジリンガーのさらに半分くらいのバイト数でした。ただバイトがでた時はしっかり食い込む事が多かったです。今回アジのサイズが15センチ前後と小さく、同じ2インチクラスでも明らかにワームのボリュームが大きいベイティ1.8インチには不利な状況でした。今回の検証ではそんな不利もあり良い結果とならなかったですが、現状、ベイティ以外アジングに使えるシャッドテールワームはないので、状況次第で活躍出来そうです。
アジングワーム検証後はエコギアアクアで小アジを釣りまくって終了
アジングワーム検証後はエコギアアクア活アジストレートを使って、小アジ30分くらいを釣りまくって、気が済んだのでストップフィッシング。
宿に帰って、翌朝朝食を食べて帰路に着いたのでした。
10月中旬坊勢島アジングの釣果
・アジ 13~15センチくらい 70匹程
・メバル 13~15センチくらい 3匹程
・マダイ(チャリコ) 17~20センチくらい 3匹
10月中旬坊勢島アジングまとめ
アジングにおいては少し季節の進行が遅れている様子
例年、10月中旬にもなると18~23センチくらいのアジが漁港内に入ってきて、15センチくらいの小アジはほとんど釣れなくなるのですが、今年はまだまだ15センチ前後の小アジが多いみたいです。
横風が強くて私は釣る事が出来なかったですが、底狙いの方は良型のアジを釣っていました。きっと良型のアジが表層に来るにはもう少し水温が高いのでしょう。私の感覚では例年より2~3週間は季節が遅れている印象を受けました。
ワームの検証をした結果、細長くて柔らかいワームがアジングには最適
アジングのワームの検証を通じて分かった事は、【細長くて】 【柔らかい】 ワームがアジングにおいて釣れるワームの条件みたいです。
ワームの長さが短いとアジにあまりアピールしなくなりバイト数が減り、またワームが硬いと吸い込みが悪くなります。アジングワームは今や数十種類以上あり、どのワームがいいか分からなくなる程ですが、悩んだ時は【細長くて】 【柔らかい】 ワームを選ぶと間違いはなさそうですよ。
10月中旬坊勢島アジングヒットワーム等
エコギアアクア活アジストレート2インチ
エコギアアクアはアミノ酸液に使っているタイプのワームで、その威力は折り紙付き。『とにかくアジを釣りたい!』なら迷わずこれで決まりです。液漏れしない専用容器がセットとなっているので保管にも困りませんよ。
reins アジアダー
ワームのアタリの多さ・食い込みの良さ・耐久性どれもバランス良く備わっているアジアダー。実際に使用してみると、ワームが消耗しまくるでもなく、アタリも多く、食い込みも良いので今回検証したワームの中では一番の使い勝手でした。1種類しかアジングのワームを持っていかないなら、アジアダーで決まり!ですね。
OZ マゴバチ
非液漬けワームの中では最高の食い込みをみせてくれたマゴバチです。『エコギアアクアやガルプはエサでありルアーではない!だから邪道!!』と思っていて使用するのに抵抗があるならマゴバチは最高のワームと言えそうです。ただ柔らかくて消耗も激しいのでその点は注意しましょう。
フィードワーム 釣れ釣れグリーン2インチ
グリーンコアショットを採用した珍しいピンテールワームです、デイメバリング用のカラーでメバルがとても良く釣れるワームですがアジングでもよく釣れるワームでした。ワームが少し固めでアジングではショートバイトが多いですがその分、ワームの持ちがいいのでアジを広範囲に探すパイロットルアー的な使い方をするといいです。
inx label 稚魚シャッド ベイティ1.8インチ
今回の検証結果では振るわなかったですが、各地のアジングアングラーからの釣果報告は多数で実績は十分。今の所アジングで使える貴重なシャッドテール系ワームなので一袋は持っておくと約立つ状況があると思いますよ。