2019年のタチウオは、今ひとつ釣れなくて、『今年のタチウオはもう駄目なのか…』と思っていた所、10月下旬になってから好釣果がちょくちょく聞かれていたので、思い切って10月30日、甲子園浜までルアーでのタチウオ釣りに行ってきました。
当日のルアーを使ったタチウオ釣りの様子
タチウオが低活性の時のウキ釣りに負けないルアーでの釣り方
についてお伝えしますね。
今回の釣行の発端は【ツイッターの情報から】でした
実釣メモ
①10月29日(火)PM6:30-8時
大潮
満潮 PM7:19
甲子園浜釣果 太刀魚 27本
F5 107センチ含む風なしベタ凪ぎ期待薄⁉️
からの 爆釣入れ食い潮止まりの7時~7時半の間を除いて毎投あたる状況
途中 リーダー切られてテンヤ1個ロスト
いずれも遠投 上層でヒット pic.twitter.com/BFEzMToNEf— △つりんちゅ△ (@Harupp1966) October 29, 2019
『最近のタチウオの釣果どうかなあ~。』とツイッターを検索していると、私の自宅から車で約40分くらいで行ける甲子園浜でタチウオを爆釣しているツイートを発見!
今年はタチウオの群れが小さい事が多く、この状況がいつまで続くか分からないので、早速翌日タチウオ釣りに行ってみる事にしたのでした。
甲子園浜の駐車場に到着
午後4時過ぎ、甲子園浜にある駐車場に到着です。
目の前のサーフではなく岸壁のあるエリアまで歩いていきます
今回はタチウオ釣りなので、以前チニングした時の様に目の前のサーフで釣りするのではなく岸壁のあるエリアまで歩いていきます。
無事に岸壁のあるエリアまで到着
徒歩約10分、岸壁のあるエリアに到着。平日なのにすでに結構な人で賑わっていました。
甲子園浜の岸壁エリアの場所
ここあたりが甲子園浜の岸壁エリアになります。初めて岸壁側に来ましたが、かなり広いコンクリート護岸が広がる釣り場で、かなり釣りしやすかったです。護岸周辺の道はコンクリートで平坦なので自転車での移動も可能ですよ。
初めてのポイントなのでまずは全体を見てみる事に
甲子園浜の岸壁エリアは初めてだったので一通りポイントを歩いて見てみました。有望そうなのは角ですが、やっぱりたくさんの釣り人が既に入っていました。
日が暮れて来てタチウオ釣り開始!
日が暮れてきて、いよいよタチウオ釣り開始!角のポイントではタチウオが釣れ始めているようで気合が入ります。
海水温は約19.2度
海水温を測定すると約19.2度。いよいよ大阪湾も海水温20度を切ってきました。
タチウオが釣れないまま夕マズメが過ぎる
気合を入れてワインドから釣り始めますが、アタリらしきものが1回あっただけで終了。角の方を見てみても、最初数匹釣った後は沈黙。これといった時合もないままマズメは終了です。
角のポイントが空いたのでそちらに移動
夕マヅメが過ぎた後、角で釣っていた釣り人が帰り、角のポイントが空いていたのでそちらにポイント移動。ちょっと遠くのウキ釣りの人とタチウオ釣りをする事となりました。
遂に本日初タチウオがテンヤ+ワームでヒット!
夕マヅメが過ぎてから約1時間、遂にテンヤ+ワームでタチウオがヒット!とりあえずボウズは免れます。
その後ウキ釣りの人がタチウオ連続ヒット!
その後ウキ釣りの人がタチウオを連続ヒット!テンヤ+ワームの私の方にはアタリすらなし・・・。この日のタチウオの活性が低いみたいで、ウキ釣りでじっくり餌を見せた方が釣れる様子です。
違う場所に転々と移動して釣りするも釣れず
私の方にはタチウオのアタリがないので、気分転換も兼ねて違う場所を転々と移動してテンヤ+ワームでチェックするも引き続きアタリすらないので、再び元の角のポイントに戻る事になりました。
やっと釣り方のコツを掴みコンスタントにタチウオが釣れ始める
再び角のポイントに戻ってした事は、活性が低いので、テンヤ+ワームで表層~中層をゆっくりとカーブフォールやフリーフォールして動かしていたのを、『もしかするとタチウオにワームとバレている?』と思い、チョン、チョン、チョンとロッドで細かいアクションを加えながら表層をチェックしていくと、コンスタントにアタリが出だしました。
そして、遂にサクサクっと2匹のタチウオを釣る事に成功。この時点でウキ釣りの人に負けないかそれ以上のペース。
さらにその後2匹は取り込み寸前でバラすも、釣り方を掴んで、ここから!という所で午後8時20分くらいとなり、駐車場が閉まってしまう為ストップフィッシング。
こうして甲子園浜タチウオ釣行は幕と閉じたのでした。
10月下旬甲子園浜ルアーでのタチウオ釣果
・タチウオ 指3.5~4本くらい 3匹
10月下旬ルアーでのタチウオ釣りまとめ
タチウオ釣りは情報戦の面もあるのでSNSの釣果情報も取り入れよう
今回、1日違いであまりタチウオが釣れない状況となってしまいましたが、周りから『昨日はよく釣れたんだけどなあ。』との声が聞こえてきたり、私が地元のベテランっぽい釣り人に話を聞くと『昨日はよく釣れたんだけと今日は渋いわあ。』等の話を聞けた事から、確かに昨日はタチウオ爆釣していた様子です。
今回は釣果情報からの爆釣とはなりませんでしたが、SNS(今回はツイッター)の釣果情報はちゃんと役に立つ事が確認出来ました。
タチウオ釣りやショアジギング等回遊魚系の魚はまずは『魚が入っていないとどうしようもない。』ので事前の情報収集は大事です。その情報収集の中に、SNSも入れておくとより多くの情報が入ってきてボウズとなる確率を下げる事が出来る、という事ですね。
潮の動きの変化のある場所の方がやっぱり釣れる
今回のタチウオ釣りでは、岸壁の角、潮の流れに変化のある場所がよく釣れていました。他の場所が全く釣れない、という状況ではありませんでしたが、やはり【なにか変化のある場所】が釣れる場所となる事が多い、という事ですね。
防波堤や岸壁の角や端といった潮の流れに変化が起きる所は人気の場所で、ほとんどの場合先行者が入ってますが、もし岸壁の角や防波堤の端のポイントが空いているなら、それらのポイントに入るといいですよ。
タチウオの活性が低い時は軽量テンヤがよく釣れる
この日はタチウオの群れが湾内に入っているものの、前日の荒れている天候から一転して晴天、無風となった事もあり、タチウオの活性が低い状態でした。
【タチウオが入っているけど活性が低い】時に役立つのが軽量テンヤです。4.5~6.5gくらいの軽量テンヤを使う事で、活性の低いタチウオのアタリを拾う事が出来ました。
ウキ釣りと違い【動かして誘う】とテンヤでもウキ釣りと変わらない釣果に
タチウオの活性が低いと、ほとんどルアーを追わなくなるので、大きい動きは駄目なのですが、スローフォールさせるだけだと、タチウオにルアーとバレる様でアタリが激減します。
軽量テンヤ(4.5g~6.5g)だとフォールスピードが通常のテンヤよりさらに落ちるので、その傾向がさらに強まります。
なので、ロッドの穂先を5cm~10cm程小ぎざみに動かしながら表層~中層(今回は表層でした、水深1m~3m程)をスイミングさせるとタチウオが低活性の時に強いウキ釣りにも負けないくらいのアタリと釣果を得る事も可能です。今回はこの方法を試してからはウキ釣りと五分以上アタリと数と釣果となりました。
10月下旬甲子園浜タチウオヒットルアー等
タッチポン 陸
今回使用したタチウオ用テンヤです。今回タチウオの活性が低い事があり、4.5~5.5gを使用していました。タッチポンは他のテンヤと違い、垂直に垂らしてもテンヤが水平でいてくれるテンヤで、さらに針先も非常に鋭いです。値段はタチウオテンヤの中でもトップクラスですが、その性能もトップクラス。今回の様にタチウオの活性が低い時はありがたいです。
エコギア熟成アクア リングマックス3.8インチ
食わせ能力でキビナゴやドジョウに匹敵する威力の【エコギア熟成アクア】です。とはいえエサと違い止めておくとタチウオにバレてバイトが減るのでドジョウやキビナゴの釣りの時より細かいアクションを心がけると他のテンヤの餌釣りやウキ釣りの人以上のアタリを得る事も可能ですよ。アタリが良く出る理由は【エサよりテールがよく動くから】だと考えています。