2020年3月31日、福井県の敦賀方面までデイメバリングに行ってきました。思っていたよりも海水温が低くて大苦戦。ですがなんとか24センチ程のメバルを釣り上げる事ができました。
当日のデイメバリングの様子
低水温・低活性の中メバルを釣る為の3つのコツ
についてお伝えしていきますね。
午前5時30分に福井のデイメバリングポイントに到着
午前5時30分頃にメバリングのポイントに到着。ゴムボートを使って沖テトラを狙います。
とりあえずまだ暗いので明るくなるまで待機してから出発です。
海水温は約9.6度
ゴムボートを使って沖テトラに到着したので、まずは海水温を測定してみると、約9.6度。今までの経験からデイメバリングで釣れる水温が10度~16度くらいなので、それを割り込む低水温。
『これはまずいなあ。』
と思いつつ、デイメバリング開始です。
メバルがまったく釣れない
まずは朝マズメという事もあり、シャッドテール(ベイティ1.8インチ)を使い広範囲をスローリトリーブでチェック。ですがまったくメバルからの反応はありません。
海中を偏光グラス越しに覗いてみると、底まで見えましたが、メバルがまったくいない状態です。
時折フグの群れが通りますが、ワームを通すとそのフグすらワームを無視してどこかに泳いでいってしまいました。
どうにもならないので、釣りを一旦中断して、日が昇り、海水温が上昇するのを待つ事に。
30分程したら少し水温が上がりメバルがちらほら見えるように
テトラの上で待つ事約30分。日光によって水温が9.6度から11度に上昇。それによってメバルがちらほら見える様になってきました。
朝マズメも終わって明るくなっていたので、シャッドテールからピンテールのワーム(フィードワーム 釣れ釣れグリーン)に変更して釣り再開です。
メバルが見え始めるもなかなか釣れない
ちらほら見えているメバルの群れに向かってジグヘッド+ワームをキャストしてカーブフォールすると待望のアタリ!ですが、食いが浅く、なかなか釣れません。
ワームをカットしてジグヘッドを軽くするとメバルが連続ヒット!
メバルがかからないので、ジグヘッドを軽く(1.0gから0.3gに変更)ワームも先端をカットして小さくし、ゆっくりカーブフォールさせると、『メバルがふわ~』と浮いてきて、『パクッ!』と咥えてヒット!
このパターンでかわいいサイズではあるものの、連続ヒットとなりました。
場所を変えながらさらにメバルを次々ヒット!
その後、同じ場所で釣っているとメバルがスレてきたので、場所を変えながら釣っていくと、面白い様にメバルがヒット!次々にメバルを釣る事ができました。
ワームとジグヘッドを元に戻して本日最大の約24センチのメバルをゲット!
24センチのメバルとのファイト動画
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ですが、釣っても釣っても小さいメバルしか釣れないので、大きいメバルを狙ってみる事に。ジグヘッドを0.3gから1.0gに戻して、ワームもカットしていない大きな物に変更。
ルアーを素早く底付近まで落とし、カーブフォールで狙ってみると、約24センチの良型メバルを釣る事ができました。
その後は完全に日が昇り、メバルの食いがさらに落ちた為ここでストップフィッシング。帰路についたのでした。
デイメバリング動画もあります
今回のメバリング釣行をまとめた動画もありますよ。実際に釣っている様子を動画で確認するとより理解が深まるので観てくださいね。
3月下旬の福井デイメバリング釣果
・メバル 10~24センチくらい 30匹くらい
3月下旬の福井デイメバリングまとめ
メバルがいなくて釣れない時は水温が上昇するまでしばらく待つ事も大切
ポイントに到着後、そこにメバルがいない時は『もうダメだ、ポイント移動だ!』となるのも分かるのですが、メバルがいない原因が【低水温】という可能性が高い場合は水温が上がるまでその場で待ってみるのも大事です。
日光による水温上昇は意外に早く、待つ事で状況が好転する事が多々あります。
デイメバリングで釣れやすい水温が概ね12度から16度。日光によって朝マズメ~朝にかけて1時間程で2~4度海水温が上昇する事があるので、水温が9度くらいまでなら待ってみる価値は多いにあります。
メバルの食いが浅い時はワームを短く・ジグヘッドを軽くする
メバルの食いが浅く、なかなか釣れない時はワームを短く、ジグヘッドを軽くするとサクッと釣れる事が本当に多いです。今回のメバリングでも、ジグヘッドを軽く、ワームをカットする事で食いの浅いメバルをバッチリ釣る事ができました。
小さいメバルしか釣れない時は深い所を狙うと良型が釣れる事がある
小さいメバルしか釣れない時は、今まで釣っていた水深より、もう1段深い所を狙って釣っていくと一回り大きなメバルが釣れる事があります。
今回は底の方に大きいメバルがウロウロしているのがチラチラ見えていたのですが、底まで落とそうとすると、着底する前に軽いジグヘッドでは先に小さいメバルが食いついてしまう状況でした。
なので小さいメバルに食われる前に底付近まで落とす為、ジグヘッドを重い物(1.0g)に変更。
重たくなった分、フォールスピードが上がり低活性のメバルが食いにくくなるので、底まで落として小さいメバルをかわす事ができたら、今度はリフト&カーブフォールでゆっくりルアーを落としてあげるとより良いです。
3月下旬福井デイメバリングヒットルアー
フィード ワーム 釣れ釣れグリーン 2インチ 10本入
この日のデイメバリングで使用したのがフィードワームの釣れ釣れグリーンでした。私自身長年デイメバリングをしていて、自分が欲しいワームの形状・カラーを実現しましたよ。特に今回の様な晴天時にはとても強いカラーとなっています。
釣れ釣れグリーンが何故釣れるのか?理由について詳しくはこちら