2020年11月21日から22日にかけて兵庫県姫路市にある離島、坊勢島へメバリング・アジングに行ってきました。
日中は延べ竿でデイメバリング、夕方から翌日朝まではアジングの2本立て釣行です。今回は日中の【延べ竿メバリング】についてです。
坊勢島でレンタカーを借りる方法
当日の延べ竿メバリングの様子
延べ竿メバリングの良い点と悪い点
についてお伝えしますね。
姫路港から坊勢島へ
坊勢島は離島なので、フェリーを使用する必要があります。姫路港から坊勢島行きのフェリーがでているのでそれを使って行く事が可能です。
料金は片道1000円。釣り道具を持ち込む際は【釣り道具セット 往復(300円)】が別途必要になるので一緒に買うのを忘れずに。
輝観光からレンタカーを借りました
今回は翌朝までアジング・メバリングをする予定で、ポイント移動も多くなりそうな為、輝観光からレンタカーを借りました。
輝観光は坊勢汽船と合併して【坊勢輝汽船】となるまではHPがあったのですが、合併の際に輝観光のHPは無くなり、現在(2022年4月時点)も輝観光のHPはない、との事。
公式HPが無い事から、レンタカーの借り方をネットで調べる方法が無いので、坊勢島でのレンタカー等の借り方を下記にて紹介しています。
坊勢島での車・原付・電動自転車の借り方
まずは輝観光に電話する
レンタルする際は【輝観光】が窓口となります。現在、電話のみの受付となっているので下記の電話番号に連絡しましょう。
電話番号:079-325-0444
となります。電話は24時間受付で、レンタルの受付時間は6:00~20:00までとなっていますよ。
借りる事が出来るのは車・原付・電動アシスト自転車の3種類
輝観光で借りる事が出来るのは車(レンタカー)・原付(原動機付自転車)・電動アシスト自転車の3種類となります。
車(レンタカー)の料金・時間・種類・台数等
車(レンタカー)の料金は4000円(税込)。借りる事が出来る時間は、日中7:30~17:00、夜間17:00~6:00、となっています。
時間は相談すると、融通が利くので、借りる時間で不都合な場合は電話で相談するといいですよ。
自動車の種類はバンタイプが3台と軽トラックが2台の合計5台となっています。
原付(原動機付自転車)の料金・時間・台数等
原付(原動機付自転車)の料金は1500円(税込)。こちらも時間は自動車と同じです。台数は3台との事ですよ。
坊勢島の道は狭く、自動車だと通りづらい道が多いので、釣り道具があまりなかったり、日帰りの時は原付の方が楽に移動可能です。
電動アシスト自転車の料金・時間・台数等
電動アシスト自転車の料金は1000円(税込)こちらも時間は自動車と同じです。台数は原付と同じく3台との事ですよ。
輝観光に聞いた話によると自転車に付属しているカゴは小さめで荷物はあまり乗らないとの事。なので免許がある場合、少し値段は高いですが足元に多くの荷物を乗せる事が出来て移動もより楽な原付の方が良さそうです。
とってもいい天気
午前9時30分頃に坊勢島に到着。この日はとっともいい天気で、晩秋とは思えない暖かさです。
水温は約17.0度
水温は約17.0度。今年の秋は気温が高めで推移していたので、水温が18~19度くらいあるのかな?と思っていたのですが、思っていたより水温は低めでした。
メバリングするにはちょっと高めの水温ですが、とりあえず各ポイントをチェックしていく事に。
坊勢島の各ポイントをチェック
まずは車を使って坊勢島の各ポイントをチェック。各ポイントとも目視で確認できるのはスズメダイばかりで、メバルの姿は見えません。坊勢島のメバリングがシーズンインすると、日中から多数のメバルが各ポイントでみる事ができるので、やはりまだ水温が高く本調子ではない様子です。
メバルがウロウロしているポイントを発見!
そして遂にメバルがウロウロしているポイントを発見!
メバルの群れは5~6匹程と小さく、1~2匹釣ったら終わりそうですが、ここでメバリングの準備を始めます。
5.4mの延べ竿を用意しての延べ竿デイメバリング
今回は、長めの延べ竿(約5.4m)を使用。長めの延べ竿を使ってメバリングすれば小型~中型のメバルでも引きが楽しめて、竿の長さを活かして船の間等の狭い場所でもスムーズにルアーを投入でき、より釣れるのでは?と思ったので5.4mの延べ竿を投入です。
延べ竿メバリングでメバルをゲット!
メバルの群れにメバリング用のフェザージグをそっと入れ込んでゆっくりフリーフォールさせると一発でメバルが釣れました。
竿が長くてよく曲がるので17センチ程のメバルでしたがその引き味を楽しむ事が出来ました。
ただ、その部分以外が思っていたのと違い、問題がたくさん・・・。
延べ竿メバリングの問題に関してはこのブログの最後の【延べ竿メバリングの良い所と悪い所】でまとめていますよ。
延べ竿メバリングは終了して夕方のアジングに備える
メバルを一匹釣った後は小さい群れが散ってしまい、その後釣れず。このポイント以外メバルがいるポイントを見つける事が出来なかったので、1時間ちょっとですが、ここで延べ竿デイメバリングは終了。
夕方からの夜通しアジングに備えて色々準備をする事にしたのでした。
延べ竿メバリングの良い点と悪い点
延べ竿メバリングの良い点
竿先の真下でメバルを釣る事が可能
5.4mと、長めの延べ竿を使用していたので、短いルアーロッドと違い、竿先の真下でも十分メバルとの距離を離せるので、竿先の真下にあるルアーを上下させるだけで、同じ場所で何回でもゆっくり落としたり、持ち上げてフォールさせたり、といったアクションが可能です。
特に日中のメバルは活性が低い事が多いので、フリーフォールのスピードを簡単に調整できるのは延べ竿の大きなメリットとなります。
竿が長く良く曲がるので小さいメバルでも引きが存分に楽しめる
渓流用の長い竿を使用しているだけあって、17センチくらいのメバルでも十分引きを楽しむ事ができました。この味のある引き味が延べ竿のいい所です。
延べ竿メバリングの悪い点
意外に軽量ジグヘッドが使えない
振り子のようにルアーを送り込めば0.3~0.5gのジグヘッドリグでも延べ竿の長さ分は軽く飛ばせる、と思っていたのですがこの考えは間違っていました。
ある程度ルアーに重さがないと、ルアーを振り子の様に振る事が出来ず、まともに前に飛ばないですし、さらに向かい風になると0.3~0.5gの軽量ジグヘッドや軽量ルアーは風で押し戻されて竿先にすら到達しません。
快適にルアーをラインの長さ分の距離を送る事が出来る重さが最低0.7gは必要、といった感じです。
ルアーロッドだと0.3~0.5gのジグヘッド(ルアー)が10~15m程しか飛ばず、全然飛ばないなあ、と思っていたのですがキャストする時ロッドをしならせて勢いよく飛ばす事で、延べ竿と比べて非常に長い距離を飛ばしていた、という事実を初めて知りました。いやあ、驚きです。
セッティングが面倒
延べ竿なので、竿先にラインを結んでラインを竿と同じくらいの長さまで出して切って、準備するのですが、問題はその後。
メバリングは結構頻繁にポイント移動する事が多いのですが、移動の際は、ラインを巻き取るリールはもちろんないので、移動の度に仕掛け巻きにラインを巻き取って、竿を縮める必要があるので本当面倒でした。
取り回しが大変
延べ竿メバリングをする前から、竿が長い分取り回しが大変なのはある程度分かっていたつもりですが、実際に使用してみると想像以上に竿の取り回しが大変です。
釣り場で釣りをしている時はいいのですが、ちょっとポイントを変えるのに移動するだけで、道路に竿がでそうになったり、電線や家の屋根等に当たりそうになったりでかなり気を遣います。
又、釣りをしている時、竿を振り込む時も上の電線等に当たりそうになったりする事も。サーフや沖防波堤の様な空に何もない所でないと本当取り回しが大変です。
延べ竿メバリングは問題が多いので基本的にルアーロッドがオススメ
今回延べ竿メバリングをした結果分かった事は、【延べ竿は思っていたより使いにくい】という事でした。トータルではルアーロッドの方がずっと扱いやすいと思いますが、上記で書いた様にメリットもあるので、延べ竿メバリングに興味がでたならやってみるといいですよ。
延べ竿メバリングで使用したロッド・ルアー
宇崎日新 ロッド ファインモード 枯山水 硬調 5412
今回の延べ竿デイメバリングで使用した渓流竿です。実際荷使用してみると長い割に軽く、感度も上々。『延べ竿でメバリングをしようかな?』と思っているならオススメ出来る延べ竿です。
メバリング用フェザージグ(仮名)
今回使用したのは試作から完成した、メバリング用フェザージグ。まだ正式名称は決まっていませんが、試作段階は終えました。今回は状況が悪く、1匹しかメバルが釣れませんでしたが、日中でもメバルが釣れるフェザージグである事が再確認できました。
このフェザージグで爆釣している釣行日記もあるので気になった方はそちらのメバリング釣行日記を読んでくれると嬉しいです。