2021年3月25日から26日にかけて姫路にある坊勢島までメバリングに行ってきました。
当日の坊勢島メバリングの様子
メバルが低活性時に釣れるワームとヒットパターン
についてお伝えしますね。
姫路港に到着
坊勢島は姫路沖にある離島です。離島なので、船で行くしかなく、渡船で行くか、フェリーで行くか、の2択となります。
夜釣りの場合、渡船では夜通し釣りできないので、フェリー一択、となります。
15時過ぎに姫路港に到着。姫路港ターミナルにある謎の像を見ながら、午後4時5分発のフェリーに乗り込んで坊勢島へ出発しました。
夕方の坊勢島に到着
午後4時40分頃、無事に坊勢島に到着。もう夕方ですが、まだ明るいので、予約していたレンタカーに乗って坊勢島の各ポイントをチェックしていきます。
海水温は約10.6度
海水温を測定すると約10.6度。今年の3月は暖かい日が多かったので、12~13度くらいはあると読んで坊勢島に来たのですが、思った以上に水温が低かったです。
この日は試作フェザージグのテストが主な目的でしたが、このフェザージグは浅場や表層に強いルアーで、この水温だと、メバルが表層や浅場には来ない可能性が高そう・・・。
水温が10度前後の場合、坊勢島だと明るい内は釣れない事がほとんどなので、各ポイントを周り、一番期待が持てそうな場所で日が沈むのを待つ事にしました。
日が暮れてきたので釣り開始
日が暮れてきて、いよいよ釣り開始。
ここ2~3年はメバリング入門用のロッドをオススメしたくて入門用のロッドを使いこんでいたんですが、もう十分使いこんだので、今年はパックロッドを色々試していく事にしました。
パックロッドを試す理由は、1つの釣り場で複数の釣りをする事が多く、多数のロッドを持っていく事が多い為、小さくなるパックロッドは助かる事。
今回みたいにフェリーを使ったり、電車等を使った遠征釣行をする場合パックロッドが便利なのですが、その時に通常の2ピースロッドに近い感覚で使えるパックロッドがあったらいいな、と思ったからです。
色々なパックロッドを触った中から良さそうな感触だったフエルコのMG600-5Sというロッドを選んで使う事に。今回はそのロッドのテストも兼ねてのメバリングとなりました。
日が暮れてメバルが釣れ始める
日が暮れてメバルが釣れ始めました。ここから本番開始、です。
やっぱりメバルの活性は低め
メバルは完全に底付近ではなく、中層くらいにいる感じ。活性は水温が低い事もあり低め。
最初は普通のワームを使っていましたが、食い込みが悪いので、
ワームを【フィードワーム釣れ釣れグリーン】から【エコギア熟成アクア活アジストレート】に、ジグヘッドを1.0gから0.5gに変更すると食い込みが良くなり、ボチボチ釣れる様に。
いいポイントに入ったら釣れるも後が続かない
明るい内にメバルの魚影を確認した場所や、『ここは良さそう!』と思った場所にルアーを入るとサクッとメバルが釣れるものの、その後が続かない・・・。
1~2匹釣ってはポイント移動を繰り返す、拾い釣りみたいな感じとなりました。
浅場をチェックすると良型のガシラ(カサゴ)が釣れました
ここで浅場を試作のフェザージグでチェックすると良型のガシラ(カサゴ)が釣れてくれました。
が、メバルは釣れず。やはり水温が低くてメバルは浅場にいないみたいです。
こまめにポイント移動してメバルを追加
その後、漁港内をこまめに移動して小ぶりながらメバルを追加していきます。
最後に防波堤で大きめのメバルを2匹釣る
サイズが上がらない&アタリも遠のいたので漁港から防波堤側に移動。壁際をスローリトリーブしていると、この日最大となる19センチ程のメバル2匹をゲット!
その後粘るも釣れなさそうな雰囲気なので、ここでメバリングは終了です。
午後11時頃に遅めの夕食
坊勢島メバリングが終わったのが午後11時前。そこから【クリタック携帯用あたためキット】を使ってあらかじめ持ってきていた缶詰・ごはん・コーンスープを熱々にして食べました。
夕食を食べた後は車で仮眠。朝一のフェリーに乗って帰路についたのでした。
坊勢島メバリングの釣行の様子を動画でも観れます
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今回の坊勢島メバリング釣行の様子を動画にしました。『釣りの雰囲気を感じたい!』と思ったなら観て下さいね。
3月下旬坊勢島メバリング釣果
・メバル 12~19センチくらい 20匹くらい
・ガシラ(カサゴ) 16~22センチくらい 4匹
3月下旬坊勢島メバリング考察まとめ
坊勢島(家島エリア)は近畿エリアの中では水温の上昇が遅い
今回の坊勢島メバリング釣行で分かった事は、他のエリアと比べると【坊勢島は水温の上昇が遅い】という事でした。
坊勢島を含む家島エリアは他のエリアより冬に大きく水温が落ちる地域ですが、今年の春は暖かい日が続いたので、水温の上昇は他のエリアと同じか早いくらいと予想していましたが、結果、例年通り水温は他のエリアより低めでした。
3月のメバリングシーズン初期の場合、他の水温の高いエリアでメバリングをする方が良さそうです。
メバルの活性が低い時は【エコギア熟成アクア】が効く
この日はメバルの活性が低く、ついばむようなバイトが多発したので、アミノ酸液に浸かっていて、ニオイ・味ともに他のワームより強い【エコギア熟成アクア活アジストレート】を使要しました。結果、しっかり食込ませる事ができ、そこそこ釣る事が出来ました。
正直、【エコギア熟成アクア活アジストレート】は釣れすぎるので、メバリングをやりこんでいる釣り人にとっては物足りないワームですが、それだけ釣れるワームでもあるので、『まずはメバルを釣りたい!』と思っているメバリング初心者は【エコギア熟成アクア活アジストレート】は本当にオススメです。
この日のヒットパターンは中層でのスローリトリーブ
坊勢島は13~18センチ程のメバルの魚影が非常に濃いエリアですが、そんな場所でもこの日の様に水温が低く、潮もあまり動かない状況だと、釣れにくいです。
この日は表層、底、共にメバルの反応はイマイチで、中層(水面下1m~2mくらい)でのスローリトリーブが良かったです。
スローリトリーブで中層を攻めるコツは、リトリーブスピードで攻める層を調整するのではなく、主にジグヘッドの重さを変更して、攻める層を変えると、ほぼ同じリズムで違う層を攻める事ができて、釣りやすくなります。
其の為にも0.5g・0.7g・1.0g・1.5g程の各種重さのジグヘッドを用意しておくといいですよ。
坊勢島メバリング最盛期は4月中旬頃
今日釣った感触だと今年の坊勢島メバリングの最盛期となりそうな時期は、4月中旬頃になりそうです。
2年前の4月中旬に爆釣したメバリング釣行記事もあるので、良ければそちらの記事も参考にしてみて下さいね。
パックロッド フエルコMG600-5Sを使用した感想
今回初めてフエルコのパックロッド、MG600-5Sを使ってメバリングをしましたが、調子はレギュラーファーストで使いやすい調子です。
パックロッドで継ぎが多い事から、最近のエキスパートロッドの様な超軽量、という事はありませんが、ソリッドティップの張りも固すぎず、柔らかすぎず、で感度と魚の乗りとのバランスがとれている、と感じました。
特別尖っている性能はないですが、クセなく扱いやすいロッドと思いました。パックロッドですが、十分メインロッドとして使える性能のロッドでしたよ。
3月下旬坊勢島メバリングヒットルアー・使用アイテム
エコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチ
メバリングでの最終兵器!といっていいエコギア熟成アクア活アジストレートです。今回の釣行でも威力を発揮!エコギア熟成アクアは袋のまま使うとチャックを閉めていても液漏れする事が多いので、液漏れしない容器付きセットを紹介しています。
ガルプと比べても素材が柔らかい事もあり、より釣れる場面が多いです。ガルプとエコギアアクアを比べてた記事もあるので、気になる方はそちらの記事も読んでみて下さいね。
【ガルプとエコギアアクアはどちらの方が釣れるのか?】についてはこちら
ロッドホルダー付きライトルアー用クーラーボックス
メバリング等のライトルアーフィッシングで使いやすい、ロッドホルダーとサイドポケットが付いている小型のクーラーボックスがありそうでないので制作しました。
自分で設計・制作しただけあって(笑)かなり使い勝手の良いライトルアー用クーラーボックスになっています。7Lの小容量のクーラーボックスにロッドホルダーを付けている事から、ちょっと使い方にコツがあるので、商品ページの説明をよく読んでみて下さいね。
また、下のリンクに商品ページより詳しい説明ページを用意しているので、ぜひそちらも読んでみて下さい。
ロッドホルダー付きライトルアー用クーラーボックスの詳しい説明はこちら
クリタック携帯用あたためキットL
今回の釣り場で、夕食時に缶詰を温めたり、パックご飯を作ったりするのに使用したのが【クリタック携帯用あたためキットL】です。
専用の袋に温め剤を入れて水を入れると缶詰や缶コーヒー等を熱々にする事が出来ます。ガスバーナーと比べても薄くてコンパクトで火も使わないので安全性も高いです。
離島に行った時や夜通しで釣りする時等に持っていくと重宝しますよ。
折り畳み出来る水汲みバケツ
今回はメバルを活かすのに入れたり、遅い夕食の缶詰を洗ったりするのに使用しました。
荷物をコンパクトにしてランガンしたいアジングやメバリングにぴったり、です。折り畳むとバッカンの中にもスッポリ入るのでなかなか便利ですよ。