2021年4月24日、大阪湾にある岸和田一文字までサヨリ・メバル・シーバス狙いで行ってきました。
今回の釣行では、魚を釣る事はできませんでしたが、実際に釣行して分かった事、船長や実際に釣った方から色々話を聞く事ができて、たくさんの気付きがある釣行となりました。
当日のシーバス釣行の様子
岸和田一文字の春のサヨリはいつ釣れる?
メバリングがちゃんと成立する釣り場なのか?
バチもサヨリもいた状況だったので結局どっちのパターンが正解なのか?
についてお伝えしていきますね。
岸和田渡船の釣果情報をチェックすると・・・
岸和田渡船の情報をチェックしていると、普段は半夜の渡船がないのに、【バチ抜け便】と告知されていて、半夜釣りが出る事を発見!
間近の釣果情報をみると、シーバスが好調に釣れいている様ですし、サヨリも釣れているみたい。さらにこの時期だったらメバリングも出来そう・・・。
という事で、『最悪シーバスが釣れなくてもボウズはないでしょう。』という事で釣行を決定したのでした。
岸和田渡船のバチ抜け便ってどういう便?
バチ抜け便とは、岸和田渡船で4~5月にバチ抜け便の告知のある時にだけ行われる限定半夜便です。(通常春に岸和田渡船は半夜釣りはしていません。)
バチ抜け便の名前にある通り、シーバスのバチ抜けシーズンを狙った半夜便となるのですが、シーバス狙いでなくても使用可能。
シーバスを狙う場合、【中波止】となりますが、旧一文字・沖一文字でも半夜釣り可能で、狙いも必ずしもシーバスでなくても良い、との事なので、半夜のメバルやガシラ等の根魚狙いにも使える便となっています。
バチ抜け便は17時前から21時までとなり、料金は1500円(2021年度時点)17時より前の時間の渡船に乗った場合も半夜釣りは可能です。ですが、その場合通常料金(2500円)となります。
渡船代金の1500円は、自動販売機で渡船券を購入する形となりますが、バチ抜け専用便のボタンが無いので、岸和田渡船のスタッフに訪ねて、どう料金を支払ったらいいか聞いて、スタッフの指示に従って支払いするといいですよ。
岸和田渡船に到着
14時30分頃に岸和田渡船に到着。
岸和田一文字の【中波止】は初めて行くポイントなので、午後3時の便に乗る事にしました。なので料金は通常の2400円でしたよ。
中波止の南側に渡してもらう
今回のメインの狙いは【バチ抜けのシーバス】なので、岸和田一文字の中波止に渡してもらいます。
中波止には北側と南側の2つの防波堤がありますが、今回は南側の中波止に渡してもらいました。
渡船の船長さんの話によると、北側・南側で大きな釣果の差はない、との事なので好みでいいみたいです。
中波止の南防波堤を一通り観察
中波止・南防波堤の北端
中波止の南防波堤の北端です。内海側に丸太が入っていました。
中波止・南防波堤の外海側
中波止の南防波堤の外海側です。足元に敷石があり、5mくらい先から駆け上がりになっています。航空画像でも、敷石は確認できましたが、これが敷石先の駆け上がりの傾斜が少なく、3mくらい先で水深2mくらい。なので思ったより防波堤手前側では釣りにならなそうで、これは想定外でした。
中波止・南防波堤の内海側
内海側も外海側と同じ様に敷石が入っています。ですがこちらは外側の敷石より整然と並んでいて、敷石を超えたらすぐに深くなっています。
内海側では、チヌ(クロダイ)が敷石際でウロウロしているのが何匹か確認する事ができました。
中波止・南防波堤の南端
中波止・南防波堤の南端まで行くと、阪南港木材整理場のすぐ横まで来る事ができます。
海水温は約16.2度
海水温は約16.2度。この時期としては普通の水温と思いました。メバルも十分釣れそうな水温で期待が持てます。
チヌ(クロダイ)が泳いているのが見えたのでまずはチニング
明るい内はバチ抜けパターンのシーバスは釣れないと思われるので、『明るい内は違う魚を釣ろう。』と考えました。
先程、防波堤周りをチェックした時に防波堤の内海側にチヌ(クロダイ)がウロウロしていたのを見つけていたので、まずはチニングで狙ってみる事に。
結局チヌは釣れずサヨリ狙いに変更
30分程チニングするも、まったくバイトが無かったので早々に諦め、今度は日中の釣りの本命、サヨリ釣りに変更。
過去の複数回の釣行でサヨリはワームで釣れる事は分かっているので、パワーミニイソメとタイディ(飛ばしウキ)を使ってサヨリを狙っていきますが、
こちらもまた無反応。(理由は後述の【岸和田一文字のバチ抜けシーバス狙いまとめ】に記載)
結局日が暮れるまでシーバス待ち、となりました。
夕マズメとなりシーバス釣り開始!
いよいよ夕マズメとなりシーバス釣り開始!『あわよくばメバルも釣りたい・・・』という事でメバル用のルアーとバチ抜けに効くかな?と思い持ってきたフェザージグ、メバル用の3gクラスのシンキングペンシルをとっかえひっかえしてキャストを続けます。
アタリすらなく釣り終了
この日はそこそこ向かい風が強く、軽いルアーだとほとんど手前しか探れない・・・。
『バチ抜けのシーバスだし、イージーに釣れるでしょう。』
なんて思っていましたが、ルアーの飛距離が足りず、釣れそうなラインに通せる時間が少ないのでかなりキツイ。で、結局1バイトもないまま釣り終了。
アタリさえない完全試合となりました。
この日は全体的に厳しめだったみたい
上の画像は隣の中波止で釣っていた人の釣果の一部です。この日は、ここ数日の中で一番厳しめの釣果だったみたいですが、ちゃんと釣る人は釣っています。
今回の釣行で釣り場のクセと釣り方(その後釣った人や船長に色々お話を聞いたりしました。)は掴めたので、リベンジ釣行決定、です。
次こそシーバスをちゃんと釣り上げたい、と思いました。
岸和田一文字のバチ抜けシーバス狙いまとめ
実はサヨリは【夜に釣れるパターン】だった
釣果情報でサヨリが釣れていたので、明るい時間帯用に、サヨリ用のタックルも持っていったのですが、実はこの時期の中波止では、夜しかサヨリ釣れない、との事でした。
実際日中ほとんどサヨリの姿を見る事もなく、日中サヨリは釣れなかったです。
メバルの魚影は濃くないみたい
岸和田渡船は、普段半夜便を出していないので、『これはメバルを狙えば爆釣では?』と考えたのですが、メバル用のワーム、プラグを通してみても釣れなかったです。
メバルがいる事はいると思いますが、魚影は決して濃くないみたいです。
実はサヨリパターンでは?と思ったけれどやっぱりバチパターンだった
今回私にシーバスが釣れる事はなかったのですが、サヨリがたくさんいた、という事は実はバチパターンでなく、サヨリパターンだったのでは?という疑惑がでました。
YouTubeをチェックしてみると、同時期に中波止でシーバス釣っている方の動画見つけたので、この方に質問。
すると返信がきて、
『僕もサヨリパターンかも?と思ったけど捌いた時に大量のバチが出てきたのでバチパターンと思います。』
と快く答えてくれました。
どうやらサヨリはたくさんいる状況だったけれど、そんな状況でもシーバスはバチを選んで食べていた様です。
ボウズとなった要因はイメージと実際の釣り場にギャップがあった事
今回、釣果情報や航空画像等をチェックし、色々イメージして釣りに挑みましたが、
・サヨリは実は夜に釣れるものたった
・岸壁際で釣れるイメージだったが手前は浅く実は沖で釣れるパターンだった
・飛距離がいる釣り場なのに近距離用のルアーしかなかった
と、当初のイメージと実際の釣り場や釣り方が違っていて、対応できなかった結果、釣れなかった、と考えています。
今回のボウズは悔しかったので、今度は準備万端にして、リベンジ釣行しようと思いました。