2021年11月27日から28日にかけて、兵庫県加古郡にある【本荘ケーソン】へアジング釣行してきました。
結果はヒットパターンを掴むまで時間がかかりましたが、爆釣!と言っていい釣果となりましたよ。
当日のアジング釣行の様子
本荘ケーソンアジングで釣れた理由と釣り方
本荘ケーソンアジングで気付いた事
についてお伝えしますね。
目次です
- 1 【本荘ケーソン】はくさべ渡船を使って渡りました
- 2 今回は【夜通し】でアジング釣行
- 3 【本荘ケーソン】に到着
- 4 本荘ケーソンの様子
- 5 タンク裏の埋め立て地側に到着
- 6 沖のポイントに煌々と常夜灯が点灯!
- 7 海水温は約14.0度
- 8 まずはキャロでアジが釣れました
- 9 アジング初挑戦の方もアジが釣れる
- 10 1時間程で釣れなくなる
- 11 常夜灯前のポイントに移動
- 12 遂に【タモ網】投入
- 13 ガシラ(カサゴ)も時々釣れる
- 14 フェザージグでもアジが釣れました
- 15 今度はジグ単が好調に
- 16 遅めの晩御飯
- 17 その後少しアジング続けた後は釣り終了
- 18 パイプライン周辺はあまりアジ釣れていない様子でした
- 19 無事に灯台周辺に到着して帰りました
- 20 11月下旬本荘ケーソンアジング釣果
- 21 本荘ケーソンアジングが爆釣となった理由と釣り方
- 22 本荘ケーソンアジングで気付いた事
- 23 本荘ケーソンアジング使用ロッド
- 24 ヒットルアー・オススメ釣具
【本荘ケーソン】はくさべ渡船を使って渡りました
今回渡った【本荘ケーソン】は沖にある防波堤で渡船を使わないと渡れません。本荘ケーソンに渡る渡船はへぐり渡船とくさべ渡船とがありますが、今回は【くさべ渡船】を使って渡りました。
今回は【夜通し】でアジング釣行
今回は17時から翌朝までの【夜通し】での釣りを選択。くさべ渡船の事務所に入り、その旨を伝えて料金を支払いました。
夜通しは私が行った時は17時から翌朝5時までとなっていましたが、ショアジギングの朝の便が午前4時にあり、灯台付近に降りてもらうので、そこまで来てくれたら午前4時の便で帰れる、との事なので、午前4時に帰る旨を伝えました。
【本荘ケーソン】に到着
渡船に乗って約10分。本荘ケーソンに到着です。この時点で17時。到着時点で既に夕マヅメに突入していて、少しあせりつつも、初めての場所なのでまずは周りの状況を観察します。
あと、この日は単独釣行だったのですが、同船した方が、『アジング教えて下さい。』との事で一緒に釣りをする事に。
単独釣行のはずが、何故か2名の釣行に。アジング初挑戦との事で、なんとか釣って欲しいなあ、と思いました。
本荘ケーソンの様子
本荘ケーソン東側の様子
本荘ケーソンの東側は、ずっと先まで防波堤が続いていて、かなり先に白い灯台が見えます。内海側にはパイプラインがあり、(パイプラインは下の画像参照)このパイプラインは夜になるとライトが点灯し、アジやタチウオ、メバル等の好ポイントになるとの事です。
本荘ケーソン西側の様子
本荘ケーソンの西側にはタンク見えます。このタンクの裏あたりがくさべ渡船の方曰く、【アジングの好ポイント】らしいです。
タンク裏の埋め立て地側に到着
防波堤からタンク裏の埋立地側に行く際に、結構な高さの階段があり、それを昇り降りしないとタンク裏の埋立地側に行けないので、階段を昇って降りて、タンク裏の埋立地に到着。
埋立地側に到着するとかなり広大なポイントでビックリ!埋立地側は手前がテトラ帯で、テトラでの釣りになりますが、テトラの形が良く、かなり降りやすくてスパイクシューズもいらないくらいの足場で助かりました。
ポイント自体はずっと同じ様なテトラが続くポイントですが、特に埋立地の端でもなく、変化がある様にも見えないポイントに、アジングするであろう釣り人達がやたら集結しています。
『他にいくらでも同じようなポイントがあるのに、何故同じ場所に集結しているんだろう?』
と不思議に思っていたら、15分後くらいにその理由が分かりました。
沖のポイントに煌々と常夜灯が点灯!
ポイントに到着してから15分程経過し、暗くなってくると、何もないと思っていたポイントに、常夜灯が点灯!
アジングするであろう釣り人達はこの常夜灯目当てで、集結していた事が分かりました。それにしても、【沖の釣り場+常夜灯】はアジングにおいて最強の釣り場、ですよね。爆釣の期待が高まります。
海水温は約14.0度
海水温を測定すると約14.0度。アジングするには低い水温で、『釣れるのかな?』と不安を抱きつつ、アジングの準備をします。
まずはキャロでアジが釣れました
早速1.5gのジグ単でアジングを始めましたが、潮の流れが早くやりにくい・・・。なのでキャロのタックルに持ち替え、シンカーを装着しようとすると、
『し、シンカーが無い!』
なんと、自動車にキャロのシンカー一式を忘れてきた様で大ピンチ。ですが、先ほど同行してくれたアジング初挑戦の方が、ちゃんとキャロのシンカーを持っており、僕はそれを貰う事でキャロの仕掛けを作る事ができました。本当、ありがとう、です。
で、キャロを組んでキャストすると、水面から1~2mくらいのレンジでさくさくっとアジが連続ヒット!
が、テトラ帯の上で釣りをしている為、後ろの平地部分に戻るまでにぽとぽとアジが落ちまくりで、入れ食い状態の割にちっともアジがキープできません。
アジング初挑戦の方もアジが釣れる
いい感じにアジが釣れている間に、アジング初挑戦の方に釣り方のコツを伝えますが、普段青物やサビキ釣り等をしているとの事で、数グラムのルアーの感覚がなかなか掴めず苦戦していましたが、遂にアジング初挑戦の方にもアジが釣れました。
この後、コツを掴んだみたいで、いいペースでアジを釣っていましたよ。
1時間程で釣れなくなる
しばらく好調にアジが釣れ続いていましたが、1時間程で沈黙。ここまでアジはたくさん釣ってはいたのですが、テトラにポチャンを連発しており、現在のキープは5匹。(キープできたアジの3倍くらい落としていました・・・)
『これはヤバい!』と思い本腰をいれて釣り始めるも、ポツリ、ポツリとしか釣れない状況が続きます。
常夜灯前のポイントに移動
今まで常夜灯の前はアジングしているグループが釣りをしていたので、常夜灯の前ではなく、常夜灯の端の方で釣りをしていたのですが、
21時過ぎになり、今まで常夜灯周りでアジングをしていたグループが帰ってそのポイントが空いたので、気分転換も兼ねて常夜灯の前にポイント移動してアジング再開です。
遂に【タモ網】投入
常夜灯の前のポイントに変更後、潮が良くなったのか、ポイントが良かったのか、入れ食いとまではいきませんが、釣れるペースが少し回復。
引き続きアジをテトラの間に落としまくるので、遂に大物用に用意していたタモをアジ受け取り様に投入。その後はタモ網が大きすぎで使いにくいながらも、アジを受け取る事が出来るようになり、ポチャンが無くなりました。
ガシラ(カサゴ)も時々釣れる
アジに混ざってガシラ(カサゴ)も時々ヒット!ガシラが釣れ始めるとアジが釣れなくなる(※アジが釣れなくなるから底にルアーが届き、ガシラが釣れる)事がほとんですが、
今回の釣行では珍しく、アジが釣れる上にガシラも混ざりました。テトラ帯という事もあり、根魚の魚影濃い事から、アジングと根魚(ガシラ)釣りが両立するのでは、と思いました。
20UPの良型ガシラが多かったので、ガシラ専門に狙っても面白そうです。
フェザージグでもアジが釣れました
現在試作、テスト中のライトソルト用のフェザージグでも複数のアジを釣る事が出来ました。アジはメインターゲットの一つだったので、ちゃんと釣れてくれて、とても嬉しかったです。
今度はジグ単が好調に
最初はやや沖の方にいたアジも、岸際に寄ってきた&潮が少し緩くなったので、キャロからジグ単に変更。キャロより手返しが良い&細かいアタリが取りやすくなった事で釣れるペースがUPしてきました。
さらに常夜灯が直接当たっている所より、少し外れた所(いわゆる明かりの境目)の方が釣りやすい事に気付き、数投に1匹ペースでアジを次々に釣り上げられる様に。
アジングらしい数釣りを楽しむ事が出来ました。
遅めの晩御飯
なんとか釣果が形になった所で、遅めの晩御飯。この時点で深夜0時過ぎ・・・。モーリアンヒートパックにパックご飯と缶詰を入れて熱々にして頂きました。
その後少しアジング続けた後は釣り終了
遅めの晩御飯を食べた後は1時間程アジングを続けて、ボチボチ釣って釣りは終了。結果40匹ちょっとのアジを釣る事が出来ました。
釣りも無事に終える事が出来たので、渡船が来る灯台の場所まで行く事に。ここでアジング初挑戦の方ともお別れ。釣り道具をまとめて防波堤の先端にある灯台を目指します。
パイプライン周辺はあまりアジ釣れていない様子でした
行きの渡船で降ろしてもらった場所であるパイプライン周辺のポイントまで戻ってきました。
ここでアジングやアジのサビキ釣りしていた方に話を聞くと、深夜2時の時点でアジ15匹くらいとの事。ただ、パイプラインの外海側でアジングしていたら、5~6匹くらいアジが釣れた、との事。
パイプラインの外海側は全くライトが無い所なので、この外側で集魚灯などを使ってアジングするといい釣りが出来るかも?と思いました。
無事に灯台周辺に到着して帰りました
その後、ずっと歩いて遂に灯台周辺に到着。持ってきていた簡易テントを開いて仮眠。その後予定通り午前4時過ぎに帰りの渡船が来て、無事に帰路についたのでした。
11月下旬本荘ケーソンアジング釣果
・アジ 17~20センチくらい 40匹程
・ガシラ(カサゴ) 19~23センチくらい 6匹くらい
本荘ケーソンアジングが爆釣となった理由と釣り方
沖のポイント+常夜灯はやっぱりよく釣れました
2021年の関西におけるアジングは、一部のエキスパートの釣り人を除くと、非常に釣れないシーズンだったと思います。私も今季のアジングにおいてはパットしない釣果が続いていましたが、今回やっとアジングらしい釣果を得る事が出来ました。
実際に釣り場に行ってびっくりしたのが、本当に明るい常夜灯があるポイントがあった事。あれほどの常夜灯が渡船で行く沖のポイントにあるとは思いませんでした。
私は40匹程でしたが、他のアジングしている釣り人は100匹を超える釣果の方も少なくなかったです。
【沖のポイント+常夜灯】という釣り場は初めて行きましたが、やっぱりよく釣れますね。今年に限れば関西ではトップクラスにアジが釣りやすい釣り場と思いました。
基本的に表層でよく釣れました
足元で水深約5m、沖になると水深10m前後にもなる釣り場でしたが、この日のアジは基本的に水面直下~水深3mくらいまでのヒットが大半でした。底の方にもアジがいるかも知れませんが、今の状況が続くなら基本表層メインで釣っていくと良さそうです。
本荘ケーソンアジングで気付いた事
かなり歩くので出来るだけ荷物は少なく
夜通し釣りとなると、どうしても荷物は多めとなってしまいますが、本荘ケーソンはポイントが広い上に、アジングポイントまでの距離が結構あります。それなりに歩き回る事になるので、出来るだけ荷物は少なくするといいですよ。
あと、防波堤側から埋立地側(埋立地側に常夜灯があるアジングポイントがあります)に移動する際に、長い階段があるので、釣り用のキャリーカートを使用する時は、背負えるタイプの物を選ぶと楽に移動できます。
あと、階段の幅が狭いので、キャリーカートからはみ出る幅の物(幅50cm以上)の物は持っていかない方がいいです。(私は幅70cm程の大型のクーラーボックスを持っていった事で階段をそのまま登る事が出来ずに全てキャリーカートからバラシてから運んでいました。)
2021年いっぱいはアジングが楽しめそう
ブログ記事を書いている時点(2021年12月10日時点)では、本荘ケーソンの釣果情報を観る限り、まだまだアジングでアジが爆釣している様子です。この調子だと、年内いっぱいくらいは本荘ケーソンでアジングが楽しめそうですね。
もし、アジングが下火になってもメバルもよく釣れる釣場みたいなので、アジングが駄目な場合、ほぼ同じタックルとリグでメバリングが楽しめそうです。
本荘ケーソンアジング使用ロッド
34 アドバンスメント HSR-80
34のマルチロッドです。今回のアジング釣行ではキャロの釣りで使用しました。
ソリッドティップですがかなり固めなのでチューブラーの様に使う事が出来、ソリッドで先端部が軽いので、チューブラーより感度が出やすくなっています。
1g以上のジグ単~フロートリグまで高次元に幅広く使う事出来るロッドで、値段は高いですがお気に入りのロッドです。
ベリー部まではかなりしなってくれるレギュラー気味のロッドなので、15~20センチくらいのアジやメバルの引きでも楽しむ事が出来ます。
クセの強い34のロッドの中では素直なテーパーで、ガイドも34の中では大きく、やや太目のラインも使用出来、かなり使いやすいです。
ベイシック メバルプロX 7.6F
以前から愛用していた【ベイシック メバルプロSP】の後継ロッドです。今回のアジング釣行ではジグ単の釣りに使用しました。以前のモデルからの変更点はロッドティップがホワイトとなり、夜間でも視認性が良くなった事です。だいたい4000円前後で購入できるロッドですが、この値段とは思えない性能のロッドです。
固すぎず、柔らかすぎないソリッドティップ、扱いやすく折れにくいレギュラーファーストのテーパーといい、ちょっとロッドが重い事を除けばハイエンドにも負けない、は言い過ぎですが近い性能があります。アジング・メバリングをこれから始める方に特にオススメです。
ヒットルアー・オススメ釣具
大島商店 ジャバピン(Jaba-pin)1.8インチ
今回のアジング釣行では、大島商店のジャバピン1.8インチを主に使っていました。リング系のストレートワームでかなり柔らかい素材なのが特徴です。中間部分がくびれになっていて、ボリュームのあるワームですが、アジが吸い込んだ時にくびれ部分で折り曲がり、素材が柔らかいのと相まってアジが吸い込みやすいワームとなっています。
アジのアタリも多いワームで、通常のストレート系ワームと使い分けるとよりいい、と思えるワームでした。リング系ワームでボリュームがあるので、ガシラ(カサゴ)等の小型根魚狙いにも良さそうです。(今回ガシラ割と釣れてくれましたし。)
個人的にはアジングも、ですがエビ系が主食の時のメバリングに効きそうなんて思っています。現在の所、購入は公式ページからのみとなっています。
背負う事の出来るキャリーカート
背負う事の出来るキャリーカートです。私の場合遠征の釣りが最近多く、キャリーカートは色々使ってきましたが、今まで使用してきたキャリーカートの中では、軽さ・利便性・丈夫さどれをとってもトップレベルでとても良い使用感です。背負う形で使わなくても充分便利ですが、しっかりした肩のベルトも付いていて、しっかり背負う事も可能ですよ。
ダイワ ワンタッチランディングネット ラージ
今回は手前がテトラと知らなかったのでアジを受け取る様の小型ネットを持っていきませんでしたが、本荘ケーソンでアジングするのでしたら、ポチャン対策として小型のネットは必須です。
釣れたアジを受け取れればいいので、コンパクトな取っ手が短いネットで十分。ダイワのワンタッチランディングネットでしたら、普段は腰に付けておいて必要な時に広げて使えばいいだけなので便利。
大きめのラージサイズを選んでおけば、50cmくらいの魚までは掬う事が出来るので不意な大物対策にも役立ちますよ。
モーリアンヒートパックL
今回の本荘ケーソンアジングの夕食時に使用しました。火を使わずに飲み物や食べ物を熱々にする事が出来るので重宝しています。