2022年4月5日、栃木県佐野市にある『北関東最大級』の管理釣り場、【加賀フィッシングエリア】へ釣りに行ってきました。
当日の加賀フィッシングエリアの釣行の様子
加賀フィッシングエリアで一番釣れるポイントの紹介
加賀フィッシングエリアでのヒットルアーとヒットパターン
についてお伝えしますね。
大阪から東京まで夜行バスで移動
釣り場となる【加賀フィッシングエリア】は栃木(関東)ですが、私の住んでいる所は大阪なので、
「夜行バス→東京→友人宅の最寄りの駅→友人の車に乗せてもらい釣り場へ」
の流れで釣りに行く事となりました。なので、まずは前日の夜、「大阪出発→東京着の夜行バス」に乗り込みます。
東京に到着
朝の6時過ぎ、東京駅周辺に夜行バスが到着。バスが降りる場所は意外に東京駅から遠く、バスの降りた場所から東京駅まで500mくらいありました。
東京駅から乗り換えの時刻は午前6時36分。東京駅のすぐ近くに降ろしてくれると思っていたので、余裕で乗り換え出来ると思っていましたが、あまり余裕が無いので、急いで東京駅に向かいます。
東京駅に到着
東京駅に到着したのが朝6時20分頃。そこから歯磨き・髭剃りしてから乗り継ぎの電車(新幹線)で【本庄早稲田駅】へ向かいます。
朝食は【深川めし弁当】
東京駅に到着してから少しだけ時間があったので朝食を購入。『せっかく東京まで来たから、名物の弁当を。』という事で、
今回は【深川めし弁当】を選択。なかなか美味しかったです。
本庄早稲田駅に到着
朝7時22分頃【本庄早稲田駅】に到着。ここから友人の車に乗り込み、【加賀フィッシングエリア】へ向かいます。
遂に【加賀フィッシングエリア】に到着
大阪から出発して約9時間30分・・・。遂に【加賀フィッシングエリア】に到着。
【北関東最大級の管理釣り場】とあったので、もっと近代的な受付のイメージでしたが、素朴な感じの受付でしたが、これはこれでいいですね。
受付で料金を支払い、ランディングネットを借りて、いよいよ釣り開始です。
【加賀フィッシングエリア】について簡単な説明
加賀フィッシングエリアは3つの池があります
加賀フィッシングエリアには3つの池があり、それぞれ1号池・2号池・3号池となっています。1号池と2号池は繋がっていて、魚が行き来できるようになっていますよ。
どの池もルアー・フライ専用池となっています。
ほとんどのルアーが使用可能
加賀フィッシングエリアにも、もちろんレギュレーションはありますが、関東にある他の管理釣り場と比べるとレギュレーションは緩め。禁止されているのは、
【餌釣り・撒き餌・テンカラ・ワーム・トレーラーを使用した釣り・カエシのある針の使用】
となります。逆にいうとそれ以外のルアーは全てOKです。
料金は1日券4500円(税込)
加賀フィッシングエリアの料金は1日4500円(税込)です(2022年4月5日時点)。半日券(3500円(税込)もあるので午前中で帰る方はこちらの方がいいですね。
ランディングネットは料金所でレンタル可能です
加賀フィッシングエリアでは公式HPには書いてないですが、ランディングネットもレンタル可能です。料金所にてレンタルしていますよ。
それほど多くのランディングネットを用意はしていない様子なので、レンタルする時は事前に電話確認しておくと確実です。
その他詳しい事は公式HPを確認して下さいね
その他、営業時間等、詳しい事は公式HPにて確認して下さいね。
小雨が降る中2号池で釣り開始
小雨が降る中、駐車場に自動車を駐車して、加賀フィッシングエリアでの釣り開始です。駐車場から近かったので、まずは2号池で釣りを始めます。
使用ルアーですが、私は釣りやすいので、管理釣り場ではいつも【まなこフェザージグ】を使っています。
スプーンやプラグを使った管理釣り場の釣りは、意外に難しいので、『時々管理釣り場で癒されたい。』と思うならフェザージグは本当オススメですよ。
水温は約13度
水温は約13度。トラウトにとっては適水温(概ね10~20度くらい)みたいなので、水温的には大丈夫そうです。
【まなこフェザージグ ペレット】でまずは1匹目をゲット!
まずは現在テスト中の【まなこフェザージグ ペレット】を投入。
カーブフォールさせていると『ガツッ!』とアタリがあってヒット!加賀フィッシングエリアでの初フィッシュを釣る事ができました。
とりあえずボウズが無くなり一安心です。
アタリが遠のいたので3号池に移動
その後、アタリが遠のいたので2号池から3号池に移動しました。池の周りを半周程すると、表層~中層にニジマスの群れを発見!
早速この群れを狙う事にします。
【まなこフェザージグ ペレット】でニジマスが連続ヒット!
ニジマスの群れに向かって【まなこフェザージグペレット】投入すると早速ヒット!その後も連続ヒットし、数を伸ばします。
【まなこフェザージグ ニンフ】でさらにニジマスを追加
3~4匹釣るとニジマスもスレてしまい反応が悪くなってきたので、スレているニジマスに強い【まなこフェザージグ ニンフ】を投入。
中層でシェイキングするとニジマスが『パクッ!』と咥えてヒット!
さらにニジマスを追加です。
2号池の西側へ移動
このまま続けていたらまだ釣れそうでしたが、全ての池を一通り周ってみたかったので、ここで一旦釣りを切り上げて2号池に戻りました。
釣り始めた時は2号池の東側で釣りをしていたので、今度は2号池の西側へ移動です。
2号池の西側は魚影が濃くコンスタントにヒット!
2号池の東側ではあまりニジマスの姿が確認できませんでしたが、2号池の西側に行くと、ニジマスがそこら中で目視出来て、東側と全然魚影が違いました。
釣り始めると、思った通りニジマスがコンスタントにヒット!
この時に【まなこフェザージグ ペレット】の3種類のカラー(オリーブ・ブラウン・ベージュ)をローテーションして試しましたが一番反応が良かったのが【ベージュ】でした。
【まなこフェザージグ ペレット】のベージュは目立つアピールカラーなのですが、他の管理釣り場でもナチュラルカラーのオリーブやブラウンより釣れる事が多いです。サイズが小さいからアピール系カラーがいいのかも?等とも思っていますが、正直はっきりした理由は分かりませんね・・・。
2号池と1号池の水路付近に移動
その後さらに移動し、2号池と1号池が水路で繋がっている付近まで移動。
【流れの変化+地形の変化】がある場所なので、思った通り魚影が濃い場所でした。その場にいるニジマスに加えて時々回遊してくるニジマスもいて、先ほどのポイントよりさらに魚の数は多いです。
2号池と1号池の水路付近ポイントでもコンスタントにヒット!
他のポイントよりも釣り人の数は多いものの、やはり一級ポイントだけあって、このポイントでもコンスタントにニジマスがヒット!
【少し沖の表層にいるニジマスにフェザージグを見せてからカーブフォール、手前の駆け上がり部分の底までカーブフォールで沈めながら表層にいたニジマスを付いてこさせて底でステイさせて食わせる】
という方法が特に良かったです。
1号池に移動
粘ればまだ釣れそうでしたが、まだ1号池に行っていないので、2号池から1号池に移動。
まずは1号池と2号池との水路付近のポイントから釣り始めます。
本日最大のニジマスを釣り上げる!
1号池と2号池との水路付近のポイントもやっぱり魚影が濃かったです。このポイントでもコンスタントにニジマスがヒット!
そしてこのポイントで本日最大となる約40cm程のニジマスを釣り上げる事が出来ました。
当日最大魚のニジマスとのファイト動画
関東の管理釣り場【加賀フィッシングエリア】釣行で
釣れた中で最大のニジマスとのファイト動画です。(ノーカット)釣行の詳しい様子や釣り方、ヒットルアー等についてはブログ記事にて
詳しく紹介しています♪釣行ブログhttps://t.co/7JphrEImFu pic.twitter.com/zo8wIQ7gcJ
— たけと@メバリング&アジングとルアー釣り (@taketo01) April 21, 2022
加賀フィッシングエリア唯一の流れ込みポイントに到着
1号池~3号池、全て合わせてもここ一箇所しかない流れ込みポイントに到着。超一級ポイントなのに何故か釣り人はフライをしている方一名しかいない・・・。
『もしかして釣れないポイント??』
と思いつつも流れ込みポイントで釣りを始めます。
流れ込みポイントは超入れ食いだった
流れ込みポイントに到着してフェザージグをキャストすると、すぐにニジマスがヒット!当然魚影も濃いポイントでしたが、流れがある事で他のポイントと比べて明らかにニジマスの活性が高くて、比較的簡単にニジマスをヒットさせる事が出来ました。
隣で釣っているフライの方の様子を見ると、マシーンの様に次々とニジマスを釣り続けていました。でも、流石に?これだけ簡単に釣れると5~6匹で釣り飽きたので次のポイントへ移動です。
恐らくですが、投げれ込みポイントに釣り人が少なかったのは【あまりにも簡単に釣れすぎるから】かも知れない、などと考えつつ、
他のポイントでも十分魚を釣る事が出来るくらいの魚影がある釣り場だから、この様な事が起こっているのかも?とも思いました。
島周りのポイントに移動
次は加賀フィッシングエリアに到着した時から気になっていた【島周り】のポイントに移動。
池の沖に島がある、というだけでなんかワクワクしてしまいます。
島周りのポイントがポテンシャルが一番高いかも?
そして島周りのポイントでも順調にニジマスを数匹ゲット!
今回、島周りのポイントでは数匹のニジマスを釣ったのみでしたが、周辺を泳いでいるニジマスのサイズが他のポイントと比べ明らかにデカかったです。
島周りには40~50cm程の大きさのニジマスが多数泳いでいました。(私には釣る事が出来ませんでしたが。)
加賀フィッシングエリアでデカいサイズのニジマスを狙うなら島周りで粘ると良さそうです。
【まなこフェザージグ フロート】でもニジマスがヒット!
島周りのポイントで釣った後は各池を転々と適当に周りながら釣っていきます。
『スローフォールが効くのかも?』と思い、他のフェザージグより沈下スピードが遅い【まなこフェザージグ フロート】を選択。
【高島の泉】での管理釣り場釣行では非常に良く釣れたフェザージグです。
使用した結果、普通に釣る事が出来ましたが、スローフォールだから食ってくる、という状況ではなく、今回に関してはフロートタイプである必要性を感じませんでした。
【まなこフェザージグ ミノー】でも釣ってみました
今回、「まなこフェザージグ ペレット」での【カーブフォール&底にステイ】の釣り方が強かったので、ステイの釣りをすると良く釣れる事が多い【まなこフェザージグ ミノー】を使い同じ釣り方で試してみました。
結果、「まなこフェザージグ ペレット」と同じ様に釣れる事が分かりました。
ただ、まなこフェザージグペレットよりずっと長いフェザージグなので、フッキングに至らないバイトが多く、今回は【まなこフェザージグ ペレット】の方がより釣れる状況という事も分かりました。
この時点で昼の1時を過ぎていて、十分魚も釣っていたのでストップフィッシング。少し遅めの昼食へ向かう事になりました。
佐野ラーメンの名店【おぐら屋】で昼食
友人のオススメで帰りは佐野ラーメンの名店、【おぐら屋】で佐野ラーメンを食べました。あっさり系のラーメンで美味しかったです。
グーグルマップ
帰りは【アカサカ釣具】に立ち寄りました
昼食の帰りは創業1900年、と100年以上の歴史がある釣具店、【アカサカ釣具】に立ち寄りました。
特にフライフィッシング用品の品ぞろえが非常に充実していました。私はフライフィッシングはあまりしませんが、逆に普段フライフィッシング用品を見ていないので、新鮮で楽しかったです。
夕方には新幹線に乗って帰路に着きました
その後はちょっと野池で延長戦をしたり、他の釣具店にも立ち寄ったりしていたら夕方になったので、【本庄早稲田駅】で降ろしてもらい、帰路に着いたのでした。
加賀フィッシングエリアでの釣果
・ニジマス 25~40センチくらい 40匹程
加賀フィッシングエリアで一番釣れるポイント
今回は加賀フィッシングエリアにある3つの池、全てのポイントを周った結果、一番簡単に釣れた場所は【流れ込み】のあるポイントでした。
加賀フィッシングエリアの流れ込みは1号池に1カ所しかなく(2022年4月5日時点)ポイントが空いているかどうかは運次第な部分がありますが、すごく釣りやすい&数も釣れるので、本当オススメです。
もし空いているなら一番最初に入るべきポイントと思いました。
加賀フィッシングエリアでのヒットパターンとヒットルアー等
【着底させて食わせる事】が今回の主なヒットパターンでした
加賀フィッシングエリアは非常に魚影が濃い管理釣り場ですが、ただ巻きで簡単に食ってくる、という状況ではなく、それなりにスレている状態でした。
今回の主なヒットパターンは、表層~中層にいるニジマスの目の前にフェアージグをカーブフォール、もしくはスローリトリーブでしっかり見せて、その後はカーブフォール、もしくはフリーフォールで底まで沈めて追いかけさせて底で食わせるパターンが非常に強力でした。
表層や中層ではバイトスイッチがなかなか入らないニジマスも、【底】というベイト(エサ)を追い込む場所があるとバイトスイッチが入って食ってくる、というイメージです。
今回この釣り方に気付いてからはイージーに食わせる事が出来たので、他の釣り方で釣れない時は、このブログに書いてあった事を思い出して試してみて欲しいです。
【まなこフェザージグ ペレット】の特徴と使い方
今まで色々な釣り場でテストを続けてきたフェザージグ、【まなこフェザージグ ペレット】ですが、今回、加賀フィッシングエリアで使用した事で、概ね使用すべき状況と使い方が分かりました。
2020年10月の【宮城アングラーズヴィレッジ】の釣行(この時の釣行で釣っているのはブラックバスですが)でペレット型フェザージグの威力にびびってから約1年と半年。
その後テストを重ねて今回の釣行でいよいよリリースにGO!出来そうです。
【まなこフェザージグ ペレット】の使用方法と使用すべき状況をお伝えすると、
・テールが無く一口サイズなのでテールバイトが頻発する時に有効
・カーブフォールやフリーフォール(縦の釣り)でトラウトの反応が良い時に有効
・まなこフェザージグミノーに反応があるけれどテールバイトが続き針にかからない時
・シルエットが他のフェザージグと違うので他のフェザージグで反応が無い時
・リトリーブ(横の釣り)は苦手。横の釣りはまなこフェザージグマラブー等を使用する
・シェイキングでも釣れるけれど揺れるテールが無いので有効でない。シェイキングの反応が良い時は他のフェザージグを使う
といった特徴があります。使い込んだ結果、ペレット型だからといって『他のフェザージグより圧倒的に釣れる!』という事は無かったですが、使い方が分かるとかなり凡庸性が高いフェザージグという事が分かりました。
あと、【まなこフェザージグ ペレット】 はオリーブ・ブラウン・ベージュの3種類のカラーを使用していたのですが、今回釣りした加賀フィッシングエリアでも、他の管理釣り場でも【ベージュ】が一番反応が良かったです。カラーをどれか1種類だけ選ぶなら【ベージュ】が良さそうです。
またリリースしましたら、当ブログ・ツイッター・フェイスブックで報告するのでよろしくです。
関西の主な釣り場と比べると非常に魚影が濃い管理釣り場でした
加賀フィッシングエリアで釣り終わって感じた事は、『魚影がすごく濃い!』という事です。関東でフライフィッシングをしている友人曰く、『加賀フィッシングエリアは関東では平均的な魚影の濃さ』の釣り場との事です。
もしそうなら、関東の管理釣り場は関西に比べてかなり魚影が濃いと思いました。これだけ魚影の差があるのでしたら、時間をかけての関東遠征もあり、かもですね。
加賀フィッシングエリアでのヒットルアー
まなこフェザージグ ペレット
今回テストという事もあり、メインで使用していた【まなこフェザージグ ペレット】です。
フライフィッシングをする友人から『ペレット型のフライが釣れるからフェザージグでも作ってみたら?』というアドバイスからテスト開始。
ですが、フェザージグにするとフライ程の威力は無い事が分かってきました。
ただ、他のフェザージグとは違うシュチュエーションの時に使えたり、ペレット型がハマる時もあるので、使えるフェザージグとなりそうです。
HAPPY ANGLER まなこフェザージグ ニンフ
今回使用した時間は少なかったですが、しっかり活躍してくれた【まなこフェザージグ ニンフ】です。スレたトラウト専用に設計されたフェザージグで、基本的にサイトフィッシングで使用します。
他のルアーで釣りきって反応が悪くなったニジマスでも食、わせる事が可能なフェザージグとなっています。
HAPPY ANGLER まなこフェザージグ ミノー
今回の加賀フィッシングエリアでの釣行では申し訳程度にしか使っていない【まなこフェザージグ ミノー】ですが、関東の管理釣り場でもちゃんと機能する事が分かりました。
今回の釣りではレギュラーサイズのニジマスしか釣れませんでしたが、本来大型に有効なフェザージグです。
他のフェザージグにはないシルエットと動きをしているので、ローテーション用に持っておくと重宝しますよ。
加賀フィッシングエリアでの使用ロッド
フエルコ MG600R-5S
今回の加賀フィッシングエリア釣行で使用したロッドはフエルコのパックロッド【MG600R-5S】でした。
今回の関東遠征釣行の様に、夜行バスや新幹線を使った釣行には、仕舞寸法約44cmで、ボストンバックにそのまま入るパックロッドは重宝します。
パックロッドといえども性能は本格的で、通常の釣行でも問題なく使用できるレベルのロッドなのでメインロッドとしてもオススメです。