2022年8月6日【わがまま釣りクラブ】という海上釣り堀の釣り会に参加しました。今回は大阪南部にある海上釣り堀【オーパ!!】での開催です。
今回の釣行では小アジやフグ等のエサ取りが活発すぎて大苦戦!結果私は真鯛1匹、シマアジ1匹という結果に終わってしまいました。
私の釣行の結果だけではなんなので、釣行の様子と共に、【わがまま釣りクラブ】の釣り会の中でエサ取りに負けずに釣れた5つのエサも紹介しています。
海上釣り堀オーパ!!での釣行の様子
エサ取り多数の【海上釣り堀オーパ!!】釣行での3つの気付き
大量のエサ取りに負けずに釣れた5つのエサ
についてお伝えしますね。
フィッシングマックス泉大津店で餌を揃える
大阪の海上釣り堀、オーパ!!に行く前にまずはエサを揃える事に。
大阪周辺には多数の釣具屋さんがありますが、今回は大手釣具チェーンの【フィッシングマックス泉大津店】に立ち寄ってエサを揃えました。
【海上釣り堀オーパ!!】釣行で揃えたエサ一覧
通常のエサ一覧(活餌以外)
・マダイスペシャルA
・マダイイエローB
・黄ササミ
・キビナゴ(無着色)
・イカレンジャー(シルバー・ブルー・レッド)
・サバレンジャー(シルバー・レッド・グリーン・イエロー)
・快釣エサM
・快釣エサスペシャル
・快釣エサα(アルファ)
・快釣エサγ(ガンマ)
・快釣エサエース
・快釣エサスイートショット
の12種類。今回通常のエサは全て自宅からの持ち込みです。海上釣り堀歴が長くなるにつれてどんどんエサが増えていく・・・。
今回持ってきたエサは(サバレンジャー・イカレンジャーは除く)解凍後、再冷凍しても再利用可能なエサばかりなので、
クーラーボックスで冷やしながら使用すれば、冷凍庫で再び保存出来るエサ、となっています。
海上釣り堀では【当たりエサ】を見つける事がとても重要で、その事からエサの種類は多いに越した事ない、という事でエサは増えがちです。
サバレンジャーとイカレンジャーは常温保存可能なエサ
ほとんどの餌が、冷凍保存必要なエサですが、サバレンジャーとイカレンジャーは常温保存可能なエサなので、持ち帰った後も冷凍庫や冷蔵庫に入れなくてよく、とても保管しやすいので重宝しています。
活餌一覧
・シラサエビ
・手長エビ
・青イソメ
活餌は定番のシラサエビと青イソメ、あと手長エビがあったので、手長エビも入手。エサ取りが割とすごいらしいので、青イソメはどうかと思いましたが、一応揃えておきました。
あと、フィッシングマックスの青イソメの紙の容器、輪ゴムで止めなくても、箱が閉じて開かない仕組みになっていて、めっちゃ使いやすかったです。
午前6時前に【海上釣り堀オーパ!!】に到着
午前6時前に【海上釣り堀オーパ!!】に到着です。ここから船に乗って少し沖のイケスへ向かいます。
午前6時20分頃にイケスに到着
午前6時20分頃にイケスに到着。釣り開始が午前7時頃なので、それまでにゆっくり釣り準備を行います。
試作の【釣りおじさん】脈釣りロッドと際釣りロッドを準備する
前回の海上釣り堀釣行からテストしている試作ロッドが2本。海上釣り堀系ユーチューバー【釣りおじさん】と共同開発している脈釣りロッドと際釣りロッドです。
元々ズームロッドとして開発してきましたが、紆余曲折あって、それぞれの長さのロッドを作る事となりました。
前回の釣行ではあまりテストできなかったですが、今回はたくさんテスト出来たらいいなあ、と思っています。
海水温は約24.0度
海水温を測定すると約24.0度。表水温とはいえ、思っていたよりかなり海水温は低くて驚きました。
エサ取りがすごいので【サバレンジャー】で狙う
釣りする前から水面~水深3mくらいまで、びっしり小アジと小サバがいるのが確認できたので、エサ取りに強いエサ、【サバレンジャー】を使用します。身が固めなので、小アジや小鯖につつかれても無くならないの大きな強み。
それでいて、集魚エキスもたっぷり含んでいるので、食い込みもまあまあ良いエサとなります。
モーニングバイトも無く沈黙
午前7時になり釣りスタート!ですが、モーニングバイトもなくいきなり沈黙・・・。
周りでもエサ取りの小アジだけはいいペースで釣れていますが、本命の魚はさっぱり。いきなりピンチです。
謎の魚が釣れる
そうこうしている内にアタリがあり、釣り上げると小さい魚(エサ取り)が釣れました。なんかの根魚系?ぽいですが、魚種名は不明です。
マツダイって言う魚見たいですよ!
googleでマツダイで検索してみてください。— 燻製船長 (@510sentyo) August 19, 2022
※後にツイッターでこの謎の魚について聞いてみると、どうやら【マツダイ】という魚という事が分かりました。ツイッターで答えて下さった【燻製船長さん】、ありがとうございました。
【青イソメ】も使ってみる
サバレンジャーだと、エサが無くならないのはいいのですが、集魚エキス効果によって、エサ取りの小アジや小サバ等に延々とつつかれ続けて、細かいアタリがずっと止まらない状態。
恐らく水中では、エサ取りに囲まれている状態が想像され、そんな状態では本命が釣れる気がしないのでエサチェンジ。
エサ取りにやられそうな気はしますが、せっかく買ってきたので、青イソメを投入します。
今回青イソメの活躍は無かったのですが、海上釣り堀では定番のエサである【青イソメ】。そんな青イソメを手で触る事なく針につける事が出来るアイテムが【サワラーズ】です。
少し使い方にコツがいりますが、確かに手で触らずに青イソメを針につける事が出来ています。『青イソメを手で触ってつけるの苦手で・・・』という方には本当オススメですよ。
フグが釣れる(青イソメではやっぱり駄目だった)
青イソメを投入直後、今までとはちょっと違う食い込むアタリが!
『これは本命かも?』
と思いながら合わせるとでっかいフグ・・・。その後青イソメを何度か投入するも、すぐに小アジや小サバにやられたので、再びエサを変更する事になりました。
エサをシラサエビに変更して遂にシマアジをゲット!
この日は私の釣り座だと際より中央部分の方が、エサ取りも少なく本命の魚影も濃そうな感じ。
ここまで試作の脈釣りロッドをテストしたくて頑張って際中心に釣りをしていましたが、
『このままではボウズを食らう!』
という事で遂に浮き釣りに変更して中央付近を狙う事に。
この時間シマアジが釣れている様子なので、シマアジにも強いエサ【シラサエビ】をチョイス。
エサ取りに悩まされながらも、ウキが小さくも鋭く入り、『これは本命か?』と思って合わせると、『ズシッ!!』と重たい重量感がロッドに伝わってきて本命を確信!
姿を確認するとシマアジ!無事に取り込みも成功し、なんとかボウズ脱出です。
【快釣エサα(アルファ)】で真鯛を釣る
その後しばらくアタリが途絶えるものの、真鯛が放流された後は皆さんポツポツと真鯛を釣っている様子がみられました。
ここまでシラサエビメインで釣りしていましたが、どうやら団子系で釣れている様子なので、団子エサに変更。
ロッドも浮き釣り用から際釣用のロッドに持ち替えて、団子の固さと集魚力のバランスがよい団子エサ【快釣エサα(アルファ)】で際周辺を探っていると、
『グッ!!』とエサ取りとは明らかに違う重たいアタリがあり、合わせると、それがビンゴ!
良型の真鯛を釣り上げる事ができました。あと、際釣りロッドのテストも出来て良かったです。
その後は釣れないまま終了
その後は、延々エサ取りのアタリばかりで、本命は釣れないまま釣り時間終了となり、海上釣り堀オーパ!!での釣行を終えたのでした。
8月上旬海上釣り堀オーパ!!での釣果
・真鯛 1匹
・シマアジ 1匹
※【わがまま釣りクラブ】では釣行翌日くらいには、各自にメールで順位が送られてくるのですが、
今回はメールでの順位報告がきていないので(見落としでしたらすいません・・・)正確な順位は分かりませんでした。
一位の方が8匹の釣果で、他の方の釣果を聞いていると平均0~4匹くらい。
【わがまま釣りクラブ】ではいつも30人前後の方が参加されていますが、恐らく2匹の釣果でしたら、順位的に30人中20位前後くらいと思います。
参考:釣れた魚と釣れたエサ・水深等一覧
匹数・魚種 | 釣れた水深 | 釣れた場所 | エサ | 仕掛け |
1匹目・シマアジ | 6m | 沖の中心付近 | シラサエビ | B |
2匹目・真鯛 | 4.5m | 際 | 快釣エサα(アルファ) | A(オモリ1号) |
釣り方・仕掛けの記号
A・・・通常の通し仕掛け(フロロカーボンライン4号使用)
B・・・通常の浮き釣り仕掛け(浮き1.5号・オモリ1号・道糸PE3号・ハリス3.5号)
※1 【釣れた水深】は概ねの水深となります
※2 オーパ!!の水深・・・際:5m 少し沖(3m程先):6m 中央:7m 程です
エサ取り多数の【海上釣り堀オーパ!!】釣行での3つの気付き
オモリは1号以上を使用してすぐに底まで沈めるのが大事
今回の釣りでは最初、0.5号のオモリを使用していましたが、それだと底に行くまでにエサ取り(小アジや小サバ等)に食われて釣りにならなかったので、
重めのオモリ(1号以上)使用してエサをすぐに底まで届ける事が、釣りになる最低条件でした。
私は1号のオモリを使用していましたが、他の方の話を聞くと2号~4号を使っている釣り人も。
この日は底までエサ取りがいて、私を含めて皆さん大苦戦していましたが、表層の方がよりたくさんのエサ取りがいたので、【底付近まで短い時間で落とす】というのはとても大事でした。
重たいオモリを使って短い時間で餌を底近くまで落とすテクニックは、エサ取りが多い状況の時に最もよく使われるので、エサ取りに悩まされたら、まずは【重たいオモリを使って素早く底近くまで落とす】事を心掛けるといいですよ。
【サバレンジャー】はエサ取りが多すぎる時はイマイチかも
今回エサ取りが多いので、最初はサバレンジャーを使用していましたが、エサが取られて無くならないのはいいのですが、集魚エキスが仇となり、ずっとエサ取りのアタリが続く、という事態を招いてしまいました。
エサ取りにエサを取られない、という事もすごく大事ですが、今回の様にエサ取りが極端に多い場合は【エサ取りが寄らない味やニオイがあまりしないエサ】の方が有効な事がある、という事が分かりました。
意外に【シラサエビ】がエサ取り対策に使える事が分かりました
シラサエビは小さく、小アジや小サバでも一口サイズのエサな事から、非常にエサ取りに弱いエサと思っていましたが、そうでもない様です。
一度エサ取りに見つけられて狙われると弱いですが、小さい事から、エサ取りから気付かれにくく、シラサエビは他のエサと比べてほとんどニオイ・味が無い事から、エサ取りをあまり寄せないです。
この日、同じエビ系のエサの手長エビも使用していたのですが、手長エビは投入するとあっという間にエサ取りにやられてまともに釣りになりませんでした。
この差はシラサエビと手長エビの大きさの違いから(手長エビの方が大きい)手長エビはすぐにエサ取りに見つかってしまい、食われてしまう、という事になっていたのでは、と考えています。
大量のエサ取りに負けずに釣れた5つのエサ
今回、私はあまり釣る事が出来なかった事もあり、他の皆さんがエサ取り多数の中、どのようなエサを使って釣っていたのか?をまとめました。
岩ガニ
今回、皆さんが一番釣っていたエサが【岩ガニ】だったと思います。釣れていた魚種は【真鯛】です。
特に朝早い時間帯、エサ取りの活性が高い時間帯に活躍いていた印象です。ただ、岩ガニの固さをもってしてもエサ取り(主にフグと思われる)にやられるみたいで、
皆さん早々に持ってきていた岩ガニを使い切っていました。(大体の方が持ってきていた岩ガニは10匹くらい)
なので、岩ガニを用意するなら多め(20匹以上は欲しい所)に用意すると良さそうです。
シラサエビ
消耗が激しいですが、重たいオモリで速攻で沈めて底付近までくると、比較的長い時間エサが持ってくれたのがシラサエビでした。
釣れてくれるのはシマアジメインでしたが、真鯛を釣っている方もいましたよ。
この日は隣で釣りする事になった【釣りおじさん】がシラサエビを主に使っていて、次々にシマアジを釣っていました。ついでに私が釣ったシマアジも使用エサはシラサエビです。
キビナゴ
小アジや小サバにつつかれてはいましたが、比較的エサ持ちが良かったのがキビナゴでした。
定番の海上釣り堀のエサだけあって、参加者の大半の方が持っていて、安定して真鯛を釣っている様子が見られました。
マダイイエローB
午前10時を過ぎて、エサ取りの活性が落ちてきてから釣果が目立ったのが【団子系エサ】でした。釣れていた魚種は【真鯛】です。
各釣り人が各種団子エサを使っていて、釣果をあげていましたが、その中でも多く使っていたのが【マダイイエローB】でした。
団子1個だけで使用せず、2~3個くっつけて大きな団子にして皆さん使用していましたよ。
快釣エサα(アルファ)
今回私が釣ったエサ事もあり紹介しました。団子エサは釣りをしている後半、種類を問わず皆さん釣っていたので、今回の釣りでは、団子の種類での釣果の差は小さかったのでは?と感じています。
快釣エサα(アルファ)は、そこそこ固いのでエサ取りにある程度強いのと、エビが練り込まれていて集魚効果も高い団子エサです。
個人的には固さと集魚力のバランスがとてもいい団子エサと思っています。
使い方はマダイイエローBの時と同じで2個くらいくっつけて使用するとより長い時間エサ取りの攻撃に耐える事ができましたよ。
【海上釣り堀オーパ!!】で私が釣った魚のヒットエサ
シラサエビ
今回シマアジを釣ったエサは【シラサエビ】でした。個人的にシマアジはシラサエビが効く事が多い、と感じています。
もちろん真鯛も釣れますし、誘い方によっては青物も狙って釣る事ができる万能エサ、ですね。
快釣エサα(アルファ)
今回真鯛を釣ったエサは【快釣エサα(アルファ)】でした。
今回の釣行に関しては必ずしも快釣エサαでないといけなかったか?というと、そうでは無い感じはしましたが、
快釣エサαは、固めるとそこそこ固くてエサ持ちがいいですし、崩れる時はバラけてくれるので集魚効果も高い団子エサです。
エビが多く練り込まれているとの事なので、魚の食いつきも良好。
特定の場面でめっちゃ釣れる!といったエサではないですが、どんな時でも安定して使用できるのが嬉しい点です。
あとエビが練り込まれているおかげか、ハタ系の魚が良く釣れる傾向があります。ハタが放流された時に使うと引き当てる確率がUPするかも?です。
試作の際釣りロッド(長さ240cm)を使用した感想
今回試作の際釣ロッドで釣る事ができたのは真鯛1匹のみ・・・。
ですが、釣れてくれた真鯛が大型だったので、ロッドの曲がりの確認は出来ました。
240cmと短い長さなので、ロッドのタメが少し足りないかな?と釣っていて感じました。
ですが、今回くらいの真鯛相手だったらロッドの強さはこれで十分。
青物がかかった場合キツそうではありますが、際釣りロッドですし、今以上にバットを太くした結果、ロッドが重くなりロッドの操作感が損なわれる事を考えると、現状くらいのロッドの強さでいいのでは?と今の所考えています。
まだ釣った魚の数が少なすぎるので引き続きテスト、ですね。