12月下旬坊勢島ソルトフライフィッシングでアジと根魚をゲット!釣り方・ヒットフライ・釣果を紹介

※当サイト内の一部のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。
12月下旬坊勢島ソルトフライフィッシングでアジと根魚をゲット!釣り方・ヒットフライ・釣果を紹介

2022年12月29日から30日にかけて、兵庫県姫路沖にある離島、【坊勢島】釣行へ。ソルトフライフィッシングで釣れる魚を釣ろう、というコンセプトで釣りをしてきましたよ。

結果、17~20センチ前後のアジとタケノコメバル、ガシラ(カサゴ)を複数釣る事が出来ました。

当日の坊勢島ソルトフライフィッシングの様子・釣り方・ヒットフライ

当日の坊勢島での釣果

についてお伝えしますね。

最新情報や近況は各種SNSで発信中

X(ルアー釣り):ルアー釣りを中心に情報発信

X(海上釣り堀):海上釣り堀を中心に情報発信

FaceBook:ルアー・海上釣り堀の情報発信

Instagram:釣行を中心に情報発信

YouTube:釣行動画を投稿

姫路港から坊勢島行きのフェリーへ

姫路港から坊勢島行きのフェリーへ
姫路港から坊勢島行きのフェリーへ2

※姫路港にあるオブジェです

昼まで仕事をしてから姫路港へ出発。姫路港からフェリーに乗って坊勢島へ向かいます。

坊勢島へ行く為のフェリーについて詳しくは【坊勢輝汽船】のHPへ

 

坊勢島に到着

坊勢島に到着

夕方5時前に坊勢島に到着。レンタカーを借りて最初のポイントに向かいます。

坊勢島のレンタカーについて詳しくはこちら

 

最初に選んだ坊勢島のポイントに到着

最初に選んだ坊勢島のポイントに到着 最初に選んだ坊勢島のポイントに到着2

グーグルマップ

北西の風がかなり強く吹く予報だったので、風裏になる島の南側のポイントを選びました。

通称【体育館裏】と呼ばれるポイントで釣りを始めます。

 

海水温は約11.2度

海水温は約11.2度

海水温は約11.2度。この日はメバルメインで考えていたので、メバルの適水温に近い水温で、なかなか期待できそうな水温です。

 

ルアーフィッシングでチェックするもメバル1匹しか釣れず

ルアーフィッシングでチェックするもメバル1匹しか釣れず

まずはどんな状況か素早く知る為に、ルアーフィッシングから始めました。

が、しばらくルアーフィッシングで狙ってみるも、釣れたのは15センチ程のメバル1匹だけで後が続かず・・・。

さらに風裏になるはずが、結構な風が吹いていて釣りにくい事もあり、次のポイントに移動しました。

ルアーフィッシングでのメバリング・アジング釣行の様子をこちら

 

最初のポイントの反対側のポイントに到着

最初のポイントの反対側のポイントに到着

グーグルマップ

次に選んだポイントは、近くだったのですぐに移動完了。先ほどのポイントと比べて風裏のさらに風裏になるので、こちらはあまり風は吹いておらず、快適に釣りが出来そうです。

 

表層でアジがルアーで連続ヒット!

表層でアジがルアーで連続ヒット! 表層でアジがルアーで連続ヒット!2 ソルトフライフィッシングの準備

ポイント到着後、まずはルアーでチェックするとアジが表層で連続ヒット!元々の狙いはメバルでしたが、アジの群れが入っている様子だったので、ここは『アジを釣るのをメインにしよう。』とターゲットを変更。

ここでルアーフィッシングは終了し、ソルトフライフィッシングの開始、です。

 

ストリーマー系フライでアジがぼちぼちヒット

ストリーマー系フライでアジがぼちぼちヒット ストリーマー系フライでアジがぼちぼちヒット2 ストリーマー系フライでアジがぼちぼちヒット3

#5のフライロッド・#6のシンキングライン(タイプ6)・4Xのテーパーラインをセットしたフライタックルを選択。アジにはストリーマー系のフライが効くので、ストリーマー系のフライを選んで釣り開始。

表層で飽きない程度にアタリがあり、ぼちぼちペースで釣っていくのですが、スローリトリーブやストップ&ゴー、等色々動かし方を変えていくものの、これといったヒットパターンは掴めず。

3時間程するとアタリも激減したので、ここで一旦アジ狙いを終了。ポイントを変更して根魚狙いに切り替えます。

 

ストリーマー系フライ(#14・#16)

ストリーマー系フライ(#14・#16)

私が巻いているストリーマー系フライです。0.1g程のタングステンビーズを付けて、キールタイプにしています。底まで沈めても根掛かりしにくい様にしているので、アジやメバルだけでなく、根魚系も同時に狙う事が可能なフライとなっています。フックと素材は下記の通りです。

フック:TMC413J #14 TMC413J #16
スレッド: センパーフライ・ナノシルク 12/0
ビーズ:TMCタングステンプラス(ミラー)XS(約0.9g)
マテリアル:マラブーエンジェルヘアーマイラーチューブS パール
コーティング:UVレジン

 

湾奥のポイントに移動

湾奥のポイントに移動

グーグルマップ

今度は大きくポイントを移動して、湾奥のポイントに移動。外側は風の直撃で釣りにならないので、湾奥側を狙います。

 

タケノコメバルがストリーマー系フライにヒット!

タケノコメバルがストリーマー系フライにヒット!

ポイントに到着した時は既に干潮近く、結構潮が引いている状況。根魚釣りでは潮が満ちている時の方が釣れる事が多いので、あまり状況は良くなさそうですが、とりあえず釣り開始。

今までの坊勢島釣行の経験から、潮の流れが緩い場所に小メバルが溜まりやすい傾向があるので、『小メバルでも釣れてくれたら・・・』とストリーマー系のフライをキャストし続けると、魚がヒット!

釣り上げてみるとタケノコメバルでした。

ここまでフライをキャストしていても、メバルが釣れなかったので、ここで完全に根魚狙いに切り替え、タックルとフライを変更します。

 

ストリーマー系フライ(#14)

ストリーマー系フライ(#14・#16)

私が巻いているストリーマー系フライです。0.1g程のタングステンビーズを付けて、キールタイプにしています。底まで沈めても根掛かりしにくい様にしているので、アジやメバルだけでなく、根魚系も同時に狙う事が可能なフライとなっています。フックと素材は下記の通りです。

フック:TMC413J #14
スレッド: センパーフライ・ナノシルク 12/0
ビーズ:TMCタングステンプラス(ミラー)XS(約0.9g)
マテリアル:マラブーエンジェルヘアーマイラーチューブS パール
コーティング:UVレジン

 

根魚用フライにガシラ(カサゴ)がヒット!

根魚用フライにガシラ(カサゴ)がヒット! 根魚用フライにガシラ(カサゴ)がヒット!2

先程までは表層~中層をメインに狙っていましたが、今度は根魚専門に狙う、という事で先ほどのフライより重たいビーズ(0.3g程)付きでシルエットが大きく、根掛かりにくいキールタイプ&フックガード付きのフライに変更。

岸壁の際を丁寧に探っていくとガシラ(カサゴ)が2匹ヒット!

時間帯&潮も悪いのでこの後しばらく続けてみるも釣れなかったので、ここでソルトフライフィッシングは終了。

先程のポイントに戻って、もう少しだけルアーフィッシングをして帰路に着いたのでした。

ルアーフィッシング釣行の様子はこちら

 

根魚用のフライ(#10)

根魚用のフライ(#10)

フライショップに依頼して作ってもらった根魚用フライです。作ってもらったので細かい素材についてはあまり分かりませんが、特にレアな素材は使っていないです。

根魚用なので0.3gのビーズをヘッド部分に使用。着底しても根掛かりしないようにキールタイプとなっています。また、少しの動きでもプルプル動いてくれるラバー、根掛かりしにくい様にフックガードも付いています。実際使ってみると普通のフライより根掛かりは激減したので、とても使い勝手が良かったです。

 

12月下旬坊勢島ソルトフライフィッシング釣果

12月下旬坊勢島ソルトフライフィッシング釣果

・アジ 18~21センチくらい 15匹程
・タケノコメバル 15センチくらい 1匹
・ガシラ(カサゴ) 15~17センチくらい 2匹

 

坊勢島ソルトフライフィッシング釣行まとめ

今回のソルトフライフィッシング釣行では、アジの方はヒットパターンが掴めないまま時合が終了してちょっとモヤモヤが残りました。

もうちょっと上手くやればもっと釣れていたと思うんですが・・・。今後の課題となりました。あとソルトフライフィッシングを始めて1年経っていないくらい事もあり、フライで釣れると、ルアーで釣れるより5倍くらい嬉しいです。

ルアーフィッシングである程度釣れる様になってきたら数釣りや大型を狙って行く、というのもいいのですが、違う釣りをして、違う楽しみ方をする、というのも一つの方法なのでは、と思いました。

ルアーフィッシングにマンネリを感じているなら、ソルトフライフィッシング、お勧めですよ。

 

12月下旬坊勢島ソルトフライフィッシング使用タックル

フライロッド:M MAXIMUMCATCH Maxcatch Premier 9ft #5

今回、根魚用に使用していたロッドとなります。アジングやメバリングのソルトフライフィッシングの場合、魚のサイズや引きを考えると#3前後のロッドがベストマッチですが、海の場合風が吹く場合が多いですし、遠投した方がいい場面が多いので、#5のロッド(ラインは#6)を選んでいます。

このロッド自体はファーストテーパーで特に問題なく使用出来ました。値段の高いフライロッドをあまり使った事無いですが(最大2万円前後)個人的に今の所ロッドの価格の差で使用感はほとんど変わらなかったので、リーズナブルな価格のロッドで十分なのかな?と感じています。

 

Maxcatch forトラベラー7ピースフライロッド 9ft #5

今回アジングに使用していたフライロッドです。元々フライロッドは3~4ピースになるロッドが多く、既にコンパクトなのですが、7ピースのパックロッドだとさらにコンパクトで、大きめのバッグならそのまま入れる事も可能になるくらい短くなります。

使い勝手は?というと通常のフライロッドとほとんど変わらないので、ロッドの継ぎが多くなる事による多少の重量増さえ気にならなければ、パックロッドの方を選んでおく方がいいのかな、と思いました。

 

M MAXIMUMCATCH Maxcatch Alltime トラベラーフライロッド 8ピース

今回マイクロポッパーに使用していたフライロッドです。こちらは8ピースとなり、上記のパックロッドよりもう少しコンパクトになりますよ。

値段が上記の銘柄のロッド比べて5000円程安い(※2023年1月時点)のが嬉しい点です。使用感は上記のロッドと比べてちょっとロッドの張りが足りないかな?といった印象を受けましたが、5000円の価格差と、1ピース分多く分割出来る事でさらにコンパクトなるメリットを考えるとこちらのロッドの方がオススメです。

 

フライ用リール:ダイワ(DAIWA) フライリール ロッホモア 200A

フライフィッシングにおいてはリールは魚とのやりとりにはほぼ使わず、ラインを巻いておくだけの役割なので、ラインさえ巻ければ何でもOKです。私の場合は安くて、ワンタッチでスプールを取り出す事が出来るので、ダイワのフライリール、【ロッホモア200A】を使用しています。

 

フライライン:ティムコ SA ウェットセル タイプ6

今回、アジを釣るのにずっと使用していたのが、【ティムコ SA ウェットセル タイプ6】でした。フローティングラインと比べて固くて細く、キャスティングしにくいですが、ソルトフライでアジを釣る際には、水深0.5~2mくらいは沈めないと釣れない事が多いので、基本的にシンキングライン一択となります。

ソルトフライでアジを狙う際には、ラインが早く沈んだ方が扱いやすいので、使用している番手で最もシンクレートの高いライン(一番沈むタイプ)を選ぶといいですよ。

私はアジ・メバルと小物狙いが大半なので#5のロッドに#6のラインを使用しており、#6のラインで最も高いシンクレートのラインはタイプ6なので、タイプ6を使用しています。

 

 

フライライン:Rio Outbound Short WF6F

ポッパーフライ使用時に使用したフライラインです。

他の同じ番手のフローティングラインと比べて非常に太く、空気抵抗が大きい大きめのフライや、ビーズ入りの重たいフライをキャストする時、しっかりとターンしてくれて非常に飛ばしやすいです。

ヘッド部分だけでなく、細くなっている部分もそれなりの太さを確保しているので、コントロールもしやすくラインが絡まるトラブルも少ないです。

値段が通常のフライラインの倍以上するのが難点ですが、フライの番手に比べて大きめのフライを使用する事が多いソルトフライフィッシングでは、非常に扱いやすいラインで本当オススメですよ。

 

フライライン:Rio Outbound Short WF6I/S5/S7

フライライン:Rio Outbound Short WF6I/S5/S7

今回根魚狙いの時に使用したフライラインです。フローティングラインと同じ銘柄のラインのシンクティップ系のラインです。

根魚狙いで底付近を狙う為にはシンキングラインを使用したい所ですが、手前にテトラや駆け上がり等があると、足元から沈むシンキングラインは手前で引っ掛かる為扱いにくいです。

また、シンキングラインだと底に這う形となり、フライではなく、ラインが根掛かりするリスクがあります。

水深1~2m程の場所でしたらフローティングライン+少し長めのフロロカーボンのテーパーリーダーで対応可能ですが、それ以上の水深となるとフライライン自体でフライを沈めた方が釣りやすいです。

通常のシンクティップラインと違い、先端部分のシンキングラインの先がインターミディエイトなので、シンクティップより抵抗少なくフライを素早く沈める事が可能なラインとなっています。

根魚狙いのフライはビーズが付いている&大きめのシルエットとなる事が多いので、【Rio Outbound Short】の特徴である【フライラインが太く、大きく重たいフライでもキレイにターンさせやすい】特性とピッタリです。

値段が高いのが欠点ですが、その欠点を上回る使い勝手の良さなので、予算に余裕があるなら揃えておくといいですよ。

※こちらのフライラインはネットショップには売っていなかったので、専門フライショップに直接問い合わせ等して入手しましょう。(私もそうしました。)すぐに品切れや廃盤となるフライ用品の中では流通量がある方なので、きっと手に入ると思います。

良い記事と思ったらシェア&いいね!をお願いします

ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

詳しいプロフィールはこちら

ツイッターとフェイスブックではブログ・動画の更新情報と、近況の様子や釣り初心者に役立つプチ情報などをお届けしています。

近況の様子や役立ちプチ情報はブログでは読めないコンテンツとなるので、ぜひ、下のフォローボタンからお好みのSNSを選んでフォローしてくださいね。