2023年5月20日~21日にかけて坊勢島へソルトフライフィッシング釣行へ行ってきました。
当日の坊勢島釣行のヒットパターン・ヒットフライ
ソルトフライフィッシングでアジを釣る3つのコツ
についてお伝えしますね。
姫路港に到着し坊勢島行きのフェリーに乗ります
午後3時30分頃、姫路港に到着。坊勢島は離島なのでフェリーに乗って行く必要あるので、姫路港で乗船券を購入し、フェリーに乗って坊勢島へ。
坊勢島に乗るフェリーについて詳しくは「坊勢輝汽船」公式HPへ
坊勢島に到着して各ポイントをチェック
午後4時40分頃、坊勢島に到着。レンタカーに乗って各ポイントをチェック。今回の釣行はほぼアジング初挑戦となる友人のプロさんも同行してくれました。
まだ暗くなるまで時間があるので、一緒に散歩しながら各ポイントを確認です。
夕方になってきたので「虫よけスプレー」をしました
暖かくなってきて、夕方になると「蚊」がでてきたので、虫よけスプレーをしました。
私は天然成分を使って作られているハーブ系虫よけスプレー「タレジュアウトドア」を愛用しています。
ハーブ系のいい香り(香りはかなり強め)がして、虫よけ効果も実感できたので、肌が弱い方や化学成分の虫よけスプレーに抵抗がある方にはオススメですよ。
釣り場決定!
一通り坊勢島の各釣り場をチェックした結果、風裏で浅場があり、夕マズメにアジが上がってきそうな釣り場を選択。
今回私がソルトフライがメインで深場を攻めにくい事と、プロさんがアジング初心者なので、表層で釣れてくれる状況の方が釣りやすい、と考えた結果の釣り場選択です。
海水温は約18.2度
海水温を測定すると約18.2度。アジの適水温は16~25度前後との事なので、十分適水温内。期待が持てる水温です。
日が暮れるとすぐにアジが釣れ始める
日が暮れ始めるとすぐにアジが釣れだしました。私はフライフィッシング、プロさんはアジングと、それぞれの釣り方で順調にアジを釣り続けます。
アジング初心者のプロさんも順調にアジを釣っていてご満悦な様子です。
時合が終わり釣れなくなったのでポイント移動
釣り始めてから約1時間。頻繁にあったアジのアタリもほとんど無くなってしまいました。
このポイントは基本的には夕マズメが強いポイントで夜間はあまり釣れない傾向があるので、ある意味予定通り。
10匹ほどソルトフライでアジを釣った所で、潮通しが良くて水深もある大防波堤ポイントに移動して釣り再開です。
アジが沈んでいたのでしばらく「アジング」していました
ポイントに到着後、アジの状態をチェックする為、ちょっとルアー(ワーム)でアジング。
どうもアジが中層~底付近(水深4~8m)に固まっている様でフライフィッシングで釣るには厳しい感じ。なので、しばらくアジングを楽しんでいました。
アジングの様子については別の釣行記事にてお伝えしていますよ。
アジングの様子はこちらから(記事制作中)
深夜になりアジが浮いてきたのでフライフィッシング再開!
日付が変わる事になってくるとアジが浮いてきて水深1~2mラインで釣れる様に。
なのでここから「ソルトフライフィッシング」再開!
ポツポツですがアジを釣っていきます。
アジに有効な「基本アクション」が遂に分かる!
その後もソルトフライでポロポロとアジは釣れますが、前回の釣行時と同じく、なんとなくヒットパターンから微妙にずれている感じが…。
細かいアクションやスローリトリーブ、ストップ&ゴー等色々アクションを試すもどれもイマイチ。
「ひょっとしてフライがアジに見切られているのでは?」と考え、やや早めのリトリーブに変更すると、アジが連発!
ルアー(ワーム)のアジングにも引けを取らない釣れっぷりになり、「やや早めのリトリーブ」がソルトフライでアジを釣る為の基本アクションである事が分かりました。
アジング(ワーム)での釣りの場合、スローリトリーブやリフト&フォールが効く事が多いので、ソルトフライフィッシングの方でもアタリが減ると、どんどんリトリーブスピードを落としていたのが間違い、だった様です。
その後も順調にアジは釣れ続きました
その後は今までのポツポツが嘘の様に順調に釣れ続け、20匹くらい釣った所で満足して午前2時過ぎにストップフィッシング。
少しだけ仮眠した後、翌朝帰路に着いたのでした。
5月下旬坊勢島ソルトフライフィッシング釣果
・アジ 17~20cmくらい 30匹程
ソルトフライフィッシングでアジを釣る3つのコツ
今回、ソルトフライでアジが釣れるアクションが分かった事で、ソルトフライフィッシングでアジをつるコツが概ね分かったと感じています。
なので、「ソルトフライフィッシングでアジを釣る3つのコツ」としてまとめました。
使用するフライは「ストリーマー系」にする
使用するフライは「ストリーマー系」がいいです。虫の様なタイプのフライだとほとんどの場合アタリが激減します。シルエットはストレート系にする事が大事です。
複数のカラーがあった方がより釣れる
ソルトフライフィッシングでは定番と言われる「ホワイト系カラー」はもちろん釣れるのですが、同じカラーで同じポイントで釣り続けると、フライにアジがスレてくる事があるみたいです。
アタリが減った時にカラーローテーションするとアタリがまた出だしたりする事を何度も経験しているので、複数のカラーを持っておくとより良いです。
リトリーブスピードはやや早めを基準に色々試していく
ソルトフライフィッシングにおけるアジングでは、基本的にリトリーブスピードはやや早めが良いです。
言葉ではどのくらいのリトリーブスピードか分かりにくいので、具体的なスピードの確認は上の動画を再生して下さいね。
ただ、時にはストップアンドゴーが効いたりもするので、やや早めのリトリーブを基本に、色々試していくといいでしょう。
5月下旬坊勢島ソルトフライフィッシングのヒットフライ
今回のソルトフライフィッシングで使用したフライです。「ソルトフライフィッシングしてみたいけど、タイイングが面倒…」ですよね。私もフライタイイングは面倒だなあ、と思ってしまう派です。
フライタイイングはフライフィッシングの楽しみの一つではありますが、フライタイイングは時間がかかり、またフライをちゃんと巻けるようになるまでそれなりに時間も労力もかかる為、フライフィッシングを敷居を上げる要因であるのも確か。
なので、ソルトフライフィッシングに興味を持ってくれた方にすぐに釣り開始出来るように、「完成品のソルトフライ」を試作。
約1年のテストを経て、遂に完成。ソルトフライフィッシングで狙う大半の魚が良く釣れるソルトフライとなりました。
現在フライショップに生産依頼中のソルトフライとなります。(※リリース時期はまだ未定)
フライのボディーはマイラーチューブを使用。UVレジンで固める事でフラッシング効果を上げ、テールはマラブーとフラッシャー系の素材を使用する事で、柔らかくなびきながら、ストレート系のシルエットを水中でも維持させる事が可能となっていますよ。
キールタイプ(フックが上を向くタイプ)となっているので、アジやメバルはもちろん、底狙いの根魚にも使用可能となっています。
今回使用したフライは、私が考える「釣れる要素をほぼ全部詰め込んだソルトフライ」で、手間暇かかる工程が多いです。
この記事を読んでご自分でフライタイイングする場合、結構作るのが大変と思います。
なので、このまま同じ様なフライをタイイングするのではなく、上記の使用するフライは「ストリーマー系」にするの部分を読んで、釣れるキモだけ入れて省く部分は省いてタイイングすると良いかも、です。
5月下旬坊勢島ソルトフライフィッシング使用タックル
M MAXIMUMCATCH Maxcatch Alltime トラベラーフライロッド 8ピース
今回の坊勢島アジングで使用していたフライロッドです。8ピースのパックロッドとなりますよ。
今回、他のフライフィッシングをしているブロガーさんがいい、と書かれているフライロッド(3ピース)も購入して使用しましたが、私にはパックロッドと比べて大きな差を感じなかったので、現在の所、コンパクトに出来るパックロッドの方がオススメです。
フライ用リール:M MAXIMUMCATCH Maxcatch ECO トラウト
今回、下記に書いているラインを新調したので、お気に入りの「ダイワ ロッホモア」のフライリールを購入しようとしたら在庫切れ…。
なので、今回初めて「M MAXIMUMCATCH」のフライリールを購入しました。結果はディスクドラグもしっかり効きますし、スプールの取り外しも容易で値段もリーズナブルでとても良かったです。
今回私が選んだのは「シルバー・#7/8用」。ラインが#6/7だったので少し大きめのリールを選びました。
フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S7
今回の坊勢島のソルトフライフィッシングで使用したフライラインはエアフロ シックスセンス WF6/7 S7 (Airflo Sixth Sense Line WF6/7S7 )です。
今までは「ティムコ SA ウェットセル タイプ6」を使っていたのですが、もう少し早くラインを沈めたかった事と、結構ライン絡みが多かったのでラインを変更しました。
S6→S7と一番手しかシンクレートが変わらないですが、シンクレートの差以上によく沈みます。
「ティムコ SA ウェットセル タイプ6」と比べてラインのクセがつきにくく、ライントラブルが激減し、飛距離も伸びました。本当に使いやすいラインなので、約1万円(※2023年5月時の価格)と高価なラインですが、それだけの価値があると感じています。
「エアフロ シックスセンス」フライラインシリーズは、Amazon等の大型ネットショップにはなかったので、私は「Hermit Fly Shop」というフライショップの通販で購入しました。
大型ネットショップには置いてないですが、フライ界隈では有名なラインなので、フライショップの通販では置いている事が多いので、そこで購入可能ですよ。
「エアフロ シックスセンス WF6/7 S7」 の購入ページ(「Hermit Fly Shop」のフライショップHP)