2024年6月13日~14日にかけて、坊勢島へアジング釣行に行ってきました。
今回比較的イージーにアジが釣れる状況だったので、以前から気になっていた
オープンゲイプはどのくらいアジがかかりやすくなるのか?
について検証してみましたよ。
当日のアジング釣果
当日の状況とヒットパターン
オープンゲイプはどのくらいアジがかかりやすいかの検証結果
についてお伝えしています。
坊勢島アジング釣果
・アジ 16~25cmくらい 60匹程
・メバル 20cmくらい 1匹
・カサゴ 16~19cmくらい 2匹くらい
釣行の詳しい様子は動画でお伝えしています
坊勢島アジング釣行まとめ
当日の状況
当日の釣行日時は6月13日の午後6時20分頃~翌日14日の午前3時頃まで。
当日の水温は約22.6度。海水はささ濁り。風はほとんどありませんでした。
ヒットパターン
1か所目のポイント(通称「新波止」)
日没直後~午後11時30分頃までは潮通しの良い波止での釣り。通称「新波止」でアジングをしていました。
日が暮れた直後に25cmくらいの良型アジが1匹釣れましたが、その後は良型アジは釣れず。
表層を攻めると16~18センチくらいのアジが飽きないくらいのペースで釣れました。
中層~底を狙うとアタリは減りますがサイズはUPして18~21cmくらいとなりました。
表層は0.6~1.0gのジグ単、底狙いは2.0gのジグ単で釣りました。
途中、タックルを変えてキャロライナリグでも釣りましたが、あまりキャロライナリグで釣るメリットがない感じの釣れ方だったのでヒットルアーとタックルは省略しています。
ヒットルアー
・レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
・34 プランクトン1.8インチ(1/4ソリッドモスグリーン)
使用タックル
ロッド:フエルコ MGH900-6S
リール:BayspinST2000
ライン:DUEL The ONE 0.13号
リーダー:フロロカーボン0.8号
ジグヘッド:ジャコヘッドTG ミクロ 0.6g 1.0g 1.5g 2.0g
2か所目のポイント(通称「体育館裏」)
思っていたより潮が動かなかったので、ポイント移動。
午前0時~午前3時頃までは通称「体育館裏」でアジングをしていました。
この日はこちらの方が潮が動いていて、「新波止」よりアジの活性が高めで比較的イージーに釣る事が出来ました。
潮が動いているからか、こちらは表層~中層でアジが釣れ、底にはアジがいない様子でした。
ヒットルアー
使用タックル
ロッド:フエルコ MGH900-6S
リール:BayspinST2000
ライン:DUEL The ONE 0.13号
リーダー:フロロカーボン0.8号
ジグヘッド:ジャコヘッドTG ミクロ 0.6g 1.0g
ジグヘッド:34 ザ豆 0.5g 0.7g 1.3g
その他
海水温がアジの適水温に近いだけあり、一晩中アジが釣れ続いてくれました。ただ、良型のアジは少なく、ほぼ16~21cmくらいの中型のアジとなりました。
今までの坊勢島の経験上、恐らく7月中旬くらいまではイージーに数釣り出来る状況は続くと思われます。
ただ、23センチ以上のサイズは恐らく晩秋~初冬まで期待できなさそうです。
オープンゲイプはどのくらいアジがフッキングしやすいのか?検証結果
検証に使用したジグヘッド
今回、アジが数釣れる状況だったので、「オープンゲイプはどのくらいアジがフッキングしやすいのか?」を実釣検証してみました。
使用したジグヘッドは、
通常ゲイブ:ジャングルジム ジャコヘッドTG ミクロ
オープンゲイプ:34 ザ 豆
で検証しました。(ワームはアジアダー2インチを使用)
※オープンゲイプと通常ゲイプとの差がより分かる様に、オープンゲイプのジグヘッドの中でも、より開いている「ザ 豆」を選んでいます。
実釣検証結果
結果からお伝えすると、「確かにオープンゲイプの方がフッキングしやすいけれど大きな差は無い。」という結果でした。
検証結果の詳細
テールバイトはどちらも取れない
結局オープンゲイプといってもワームのテール部分にフックが無いのは同じなので、テールに食ってきたバイトはどちらもフッキングさせる事が出来まぜんでした。
ショートバイトは「オープンゲイプ」にするとフッキング率が上がる
オープンゲイプはハリ先が出ている事から、ショートバイトは通常のゲイプよりかかりやすいのを実感できました。
正直、「通常のゲイプとの差はほぼ無いのでは?」と思っていたので、明らかにショートバイトでのフッキング率が上がったのには驚きました。
ショートバイトにおいては通常ゲイプの1.5倍くらいフッキング出来ている感覚でした。
「オープンゲイプ」にするとかかりが浅い事が多くなる
「オープンゲイプ」にすると確かにショートバイトをフッキングに持ち込みやすくなりましたが、その代わりかかりが浅い事も多くなりました。
なので、その分バラシも増加。でも、浅いかかりのアジについては恐らく通常ゲイプではフッキングすら出来なかったと思われるアジなので、トータルでは釣れる数は増えそうです。
まとめ
まとめると、
「オープンゲイプ」は通常ゲイプと比べるとショートバイトをフッキング出来る確率はあがる
かかりが浅くなる事も多くなりバラシが少し多くなる
という事ですね。個人的な感想では、オープンゲイプは思ったよりは効果はありますが、わざわざジグヘッドを全てオープンゲイプのみ、にするという程の差は無いかな、といった感想です。
ただ、思っていたよりはオープンゲイプの効果はあったので、時々「ザ 豆」のジグヘッドは使っていこうと思いました。
坊勢島アジングのヒットルアー
レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
今回の坊勢島アジングでが「レイン アジアダー 2インチ コア釣れ釣れグリーン」でした。当ブログ発のオリジナルカラーで、あえてラメ・蛍光・ケイムラ無しのナチュラル系のコアショットのグリーン系カラー。
メバリング、アジング共にデイゲーム(マズメ含む)や常夜灯下で特に強いカラーです。
34 プランクトン1.8インチ(1/4ソリッドモスグリーン)
「34 プランクトン 1/4ソリッドモスグリーン」は34さんに作ってもらった当ブログ発のオリジナルカラー。
グリーン系カラーはアジングで反応が良い事が多く、意外にあまり作られていないカラーなので作ってもらいました。
ラメやケイムラ、蛍光色をあえて何も入れず、ナチュラルにアジを誘う為のカラーです。1/4ソリッドにする事で光の反射を抑えてよりナチュラルに。
また、透明だと目立たないプランクトンの細いテールの存在感を出しつつ、透明感も損なわないバランスに仕上げています。
ラメやケイムラ、蛍光が入っていないアジングワームは少ないので、ナチュラルに攻めたい時やアジがスレてきてカラーローテーションする時の一つに加えると良いですよ。
1.8インチと長めですがテールが非常に細いので、豆アジ用のワームとしても優秀です。
坊勢島アジング使用ロッド
フエルコ MGH900-6S
【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』とのコンセプトで、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用パックロッド。
このロッドのコンセプトとしては【レギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのアジ・メバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドです。
ティップ~ベリーが柔軟であるのに対して、バット部分には硬いので大物にも対応可能。魚が暴れる衝撃をロッドが吸収してくれるので、不意な大物にも対応可能です。
また、ロッドが長いのでキャロはフロートリグも扱いやすいロッドにもなっていますよ。
アジングのフロートリグにぴったりなロッド「フエルコ MGH900-6S」について詳しい説明はこちら