【海上釣堀】「アタリがあるけどかからない」を攻略!低活性で食いが浅い真鯛を釣る為に出来る5つの対策in水宝

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【海上釣堀】「アタリがあるけどかからない」を攻略!低活性で食いが浅い真鯛を釣る為に出来る5つの対策in水宝

2025年1月13日、兵庫県姫路沖にある海上釣り堀「水宝」にて開催された【ポチ袋争奪戦in水宝&水宝鯛釣り大会】に参加してきました。

今回は真鯛のアタリがあるものの、活性が低くて食いが浅く、周りの釣り人がアワセてもすっぽ抜け連発の中、「5つの対策」をして

9匹の真鯛を釣る事が出来ました(※筏内2位でした。)

「水宝」でのヒットパターン・釣りの様子・釣果

低活性で食いが浅い真鯛を釣る為に出来る5つの対策

についてお伝えしていきますね。

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当日の海上釣り堀「水宝」のヒットパターンと釣りの様子

イケスに到着して開会式

イケスに到着して開会式 イケスに到着して開会式2 イケスに到着して開会式3

午前6時頃に船に乗り海上釣り堀「水宝」のイケスへ。午前6時40分頃にイケスに到着。

その後、割り振られたイケスに移動して釣り準備。

そして午前7時20分頃から「開会式」。150名以上の参加者なのですごい人です。

 

少し遅めのモーニングが始まり真鯛をゲット!

少し遅めのモーニングが始まり真鯛をゲット!

釣り開始後、しばらくは釣れませんでしたが10分程すると周りで真鯛が釣れ始めました。

少し遅いモーニングタイムみたいです。

真鯛の数が筏1位になるとポチ袋(割引券)を貰えるという事で、ロッドは短くて取り回しが良い「釣りおじさん即掛 脈釣りSP290」を選択。

最初に選んだエサは「バッカスのえさ」。

最近の水宝は水温低下で真鯛の食いが悪いとの話をしてくれていたので、半分に切って投入。

するとアタリがありヒット!バラす事もなく無事に1匹目の真鯛ゲット、です。

★使用エサ:バッカスのえさ(半分に切ったもの)
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290

 

釣りおじさん試作ウキ釣りロッドのテストをする

釣りおじさん試作ウキ釣りロッドのテストをする

「このままバンバン釣って筏1位を目指す!」と意気込んでいました。が、

1匹目の真鯛を釣った直後にこの日のメインの目的がつい先日届いた「釣りおじさん試作ウキ釣りロッドのテスト」であった事を思い出しました。

なのでここでタックル変更。「釣りおじさん即掛 脈釣りSP290」から「釣りおじさん試作ウキ釣りロッド」に変更して釣り再開。

準備し直すのに2分くらいかかりましたが、幸いまだモーニングは継続中。

先程と同じ「バッカスのえさ(半分に切ったもの)」で4匹の真鯛を釣り上げる事に成功。

新しい「釣りおじさん試作ウキ釣りロッド」の出来は上々な事が確認できました。

「釣りおじさん試作ウキ釣りロッド」の詳しいインプレについては記事の最後へ

★使用エサ:バッカスのえさ(半分に切ったもの)
★使用ロッド:釣りおじさん試作ウキ釣りロッド
★使用天秤:感度UP 即掛天秤(7cm)

 

脈釣りロッドで微妙なアタリを見極めて連発!

脈釣りロッドで微妙なアタリを見極めて連発!

4匹の真鯛を釣り、「釣りおじさん試作ウキ釣りロッド」の概ねの使用感は分かったので、ここからは本気で真鯛の数釣りを狙っていきます。

割とどこでも真鯛のアタリが出る状況だった事と、真鯛の食いが悪い為、微妙なアタリの差が分かりやすい脈釣りロッド「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」に変更。

集中して細かいアタリをタイミングよく合わせていき、3匹の真鯛を追加する事が出来ました。

★使用エサ:バッカスのえさ(半分に切ったもの)
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290

 

団子エサ(黄龍)+エビ系エサ(バニーガール)で真鯛を追加

団子エサ(黄龍)+エビ系エサ(バニーガール)で真鯛を追加

その後、アタリが無くなったので最近流行りの「団子エサ+食わせエサ」の組み合わせを試す事に。

ウキ止めゴムを使用して、ハリの上約15cmくらい上に「煙幕用団子エサ(黄龍)」をセット。

その下にエビ系エサ「バニーガール」を付ける形にして仕掛けを投入。

狙い通りにアタリが出て、真鯛を1匹追加となりました。

★使用エサ:バニーガール
★煙幕用団子:快釣エサ黄龍
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290
★使用天秤:感度UP 即掛天秤(7cm)

 

最後は閉会式をして終了

最後は閉会式をして終了

その後は魚を釣る事が出来ず釣りは終了。

釣り終了後は「閉会式&商品抽選会」をして【ポチ袋争奪戦in水宝&水宝鯛釣り大会】が終わったのでした。

 

当日の水宝の釣果

当日の水宝の釣果

・真鯛 9匹

 

釣行の詳しい様子は動画でお伝えしています

釣行の詳しい様子はYouTube動画にてお伝えしています。「動画で観たいなあ。」と思った方は動画の方も観てくれると嬉しいです。

 

【海上釣堀】「アタリがあるけどかからない」を攻略!低活性で食いが浅い真鯛を釣る為に出来る5つの対策

対策1:食いの良いエサを選ぶ

1つ目の対策は「食いの良いエサを選ぶ」です。真鯛が食いやすい柔らかで集魚成分がたっぷり入ったエサを選ぶと食いが深くなる確率が上がります。

具体的にどんなエサがいいのか?というと「漬け込み系のエビ、ササミ系エサ」が良いです。

今回の釣行では「バッカスのえさ」が活躍しました。

 

対策2:エサを小さくする

2つ目の対策は「エサを小さくする」です。単純な話ですがエサを小さくすると真鯛がよりエサを吸いこみやすくなり、深くかかる確率が上がります。

厳寒期に、真鯛がエサを吸い込もうとして口を開けるも、口の手前で吸い込み切れずに引っ掛かる、という事を何度も目視しています。

この経験からも、真鯛があまり吸い込まない時でもしっかり食える様に「エサを小さくする」というのはとても大事です。

 

対策3:ハリを一回り大きくしてハリ先もしっかり出す

3つ目の対策は「ハリを一回り大きくしてハリ先もしっかり出す」です。

エサを小さくしている場合、一度はしっかり口の奥までエサを吸い込んでいる可能性が高いです。

では何故「かかりが浅くなってバレるのか?」というと

一度は奥まで吸い込んだものの、吐き出す時にハリが口の奥に引っ掛からずに浅くかかるのでは、と考えられます。

「一回り大きい針を使いハリ先もしっかり出す」事で、吐き出そうとする際、すぐにハリ先が引っ掛かり、口の奥に掛かる事が多くなります。

今回の釣行では、真鯛10号相当の大きさのハリを使用しました。

 

対策4:入った瞬間に即アワセ

4つ目の対策は「入った瞬間に即アワセ」です。何が入った瞬間に即アワセするか?というと、

ウキ釣りなら「ウキがゆっくりではなく鋭く入った瞬間」

脈釣りなら「穂先が入った瞬間」

にアワセます。

このタイミング以外の時にアワセると、吐き出すタイミングにアワセる事となる事が多く、ハリがかりが浅くなる事が多くなるので、アワセない方がいいです。

真鯛はハリにかからない場合、何回も食ってくる事が多いので、アワセるタイミングをミスした時は次のアタリを待つといいですよ。

間違ったタイミングでアワセをして、浅くかかってバラシ、が一番痛いので、真鯛が吸い込んだ瞬間のタイミングである「入った瞬間に即アワセ」をしていきましょう。

 

対策5:脈釣りロッドを使う

浮き釣りより脈釣りロッドの方が、アタリの強弱が分かりやすくアワセのタイミングが分かりやすいです。

具体的には、手前味噌ながら、手感度・目感度共に高感度なカーボンソリッド極細穂先の「釣りおじさん 即掛けシリーズ」が優秀ですよ。

「釣りおじさん 即掛シリーズ」について詳しくは公式HPへ

 

当日の海上釣り堀「水宝」でのヒットエサ

バッカスのえさ

バッカスのえさ

「バッカスのえさ」は基本的には釣れない状況の時に使う切り札的なエビ系エサ。独自配合の漬け込みダレにより、非常に高い集魚力と食い込みを持っています。

大きいエビを使っているのでボリュームがあり、見た目も目立ち、視覚でもアピールしているエサです。数あるエビ系エサの中で最も集魚力があるエサと感じています。

今回は低水温で真鯛の食いが悪い事が予想されたので釣った時は「全て半分に切って使用」しました。

バッカスのえさ以外に、AKB+やバニーガールも使用しましたが、この日、食い込みの良さはバッカスが一歩抜けていました。

このブログ記事を書いている時点(2025年1月下旬)では在庫が無くて売り切れ中となっています。

また販売再開となりましたらXやフェイスブックで告知しますので、興味がある方はチェックしておくといいですよ。

X「たけとの釣り旅」

フェイスブック(本名:坪江 英実)

現在、販売に向けて作ってもらっている所でリリース予定なのでよろしくです。

「バッカスのえさ」製作者の清丸さんの「x」アカウントはこちら

 

度会屋 バニーガール(赤エビ系)

「度会屋 バニーガール(赤エビ系)」はドロッとしているエビ系エサで、甘い香りが特徴です。

AKB+やバッカスとローテーションして使っていきましたが、今回の食い込みの良さは

バッカス>バニーガール=AKB+

といった感じでした。AKB+と違って甘い系の集魚剤を使っているとの事なので、「同じエビ系エサでもちょっと目先を変えて使いたいなあ。」といった時に使うといいと思いました。

 

本多商店 快釣エサ 黄龍

「快釣エサ 黄龍」は煙幕系バラケ団子エサ。今回は「バニーガール」との合せ技で使用しました。

粒子が細かい濁りを出してくれる団子エサなので、「快釣エサ 黄龍」は食わせエサでは無く、針に付けるのは他のエサにして、そのエサを煙幕でシルエットをぼかせて釣らせる、という使い方が合っていると考えています。

今回は針の上20cmくらい上に「本多商店 黄龍」を付けましたよ。

ラインに直接付けてもすぐに落ちるので今回はウキ止めゴムを使って針の上20cmの所に固定させました。

 

当日の海上釣り堀「水宝」での使用ロッド

釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッド

釣りおじさん試作ウキ釣り用スピニングロッド

現在テスト中の「釣りおじさん試作スピニングロッド」です。

釣りおじさんより「こんな海上釣り堀のウキ釣り用スピニングロッドがあれば…」との要望から釣りおじさんの希望を出来るだけ叶えるべく、現在テストしています。

釣りおじさんからの要望は以下の通りとなりますよ。

・エギングロッドの様に軽くて細い
・軽くて細いけれど青物も余裕で取り込みできるパワーが欲しい
・青物を余裕で獲れるパワーを持ちつつ、真鯛やシマアジが相手の時もしっかり曲がってロッドのタメを使いたい
・ウキ止め糸が通り易い様に大き目のガイドを使いたい
・誘いを入れる時ロッドが邪魔にならない快適な長さにして欲しい(現在約270cm)
・誘いを入れた時ウキが弾かれない様ティップ部分は固すぎず柔らかすぎずの固さにして欲しい
・ラインが穂先に絡んだ時でも穂先が折れにくくして欲しい(PEラインでどうしても絡みやすい為)

これらの要望を叶える為には相反する事も多く、ロッドの設計を色々やりなしています。

そしてつい先日、新たな試作ロッドが上がってきました。

今回上がってきたのは5番・6番ロッド。両方とも強度とバランスの問題を解決させた同じコンセプトとなりますが、5番ロッドより6番ロッドの方が少し強度を強めに作っています。

今回は「5番ロッド」を使用しました。

今回の試作ロッドでの変更点は…

・ガイドセッティングの見直し
ガイドをより小径、低重心化する事で、ロッドをより軽量にする事と、ライントラブルの軽減が狙い

・ソリッドティップを+10cm長くする
ソリッド部分を長くする事でより水を噛み、より繊細な誘いをしやすくする狙い

となりました。

今回は青物はかける事は出来ず、ロッド本来のパワーをしっかりテストする事は出来ませんでしたが、ガイドセッティングの見直しで明らか持った時に軽くなった事、ソリッドティップを10cm伸ばした事でより操作感が上がった事が確認できました。

小さい真鯛相手でも、ロッドはしっかり曲がりその引きを吸収してくれるので、青物だけでなく、真鯛・シマアジにも十分対応出来そうです。

また、ガイドの高さを揃える事で糸の出も非常にスムーズに。元々ガイドは少し大きめの物を使っており、ウキ止め糸も引っ掛かりにくい形となっています。

【エギングロッドの様に細く・軽く・短くて取り回しが良く・誘いもちゃんも水噛みし・青物相手にも全く負けないバットパワー】

という色々相反した性能を目指しているウキ釣りロッドですが、今回の調整でこれらの条件はほぼほぼ達成できたのでは、と考えています。

次は5番よりもう少しティップ側のパワーを上げた「6番ロッド」を使用する予定。

しばらくこの2種を使用して問題が起きなければ、今回の仕様で決定となりそうです。

 

HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290

「即掛 脈釣りSP290」「即掛 脈釣りSP350」より全長を短くした事で感度と取り回しを良くしたチューンドモデル。

「即掛 脈釣りSP350」より約60cm短くした事で感度が上がり、短く軽くなった事により取り回しが良いです。

ロッドが短い分取り込みが早く確実に可能で、モーニングや大会時に僕はよく使っています。

あと290cmは際釣りでも邪魔にならない長さなので、際釣りにも余裕で対応。

ただ、短い分大きなイケスの中央部は攻める事が難しいです。

中央を攻める様に長めの脈釣りロッドかウキ釣りロッドを別に用意しておいて2本セットで運用するなら一番扱いやすい脈釣りロッドと感じています。

「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP290」について詳しい説明は公式HPへ

 

海上釣り堀「水宝」使用釣りアイテム

HAPPY ANGLER 感度UP 即掛天秤

・ウキの感度UP
・仕掛けの糸絡み低減
・誘いを入れた時の食わせの間が長くなる

と3つの効果がある海上釣り堀ウキ釣り用の天秤です。どうしても「ウキの感度UP」に注目がいきがち、ですが個人的に一番有用だと思っているのは「誘いを入れた時の食わせの間が長くなる」部分。

シラサエビ等の沈みの遅いエサの場合、エサが横になびきやすくナチュラルに誘う事が容易になりますよ。

とりあえず装着しておいて損はない、と思うので「ちょっと気になる…」なら一度使ってみる事をオススメします。

あと今回初めて脈釣りでも使ってみました。脈釣りでもナチュラルにエサを漂わせて横の誘いをメインにしていくなら、全然アリ、だと思いましたよ。

「どうして3つの効果が得る事が出来るのか?」については公式HPにて出来るだけ分かりやすく解説しているので、その仕組みについて知りたい方は公式HPをチェックしてみて下さいね。

「感度UP 即掛天秤」について詳しい解説はこちら(公式HP)

 

団子エサ固定に使ったウキ止めゴム

今回団子をハリの上に固定させる為に使用したウキ止めゴムです。

色々なウキ止めゴムを試したり、複数個付けたりして色々試しましたが、「丸型のウキ止めゴムを1個だけ装着する」

が団子の固定と手間のバランスが一番良かったです。

現在、団子を付ける事の出来るハリはありますが(がまかつ ダンゴプラス等)針の真上にしか装着できない事と、団子を付けない時、バネ部分が邪魔、という問題がありました。

ウキ止めゴムなら、ハリの真上はもちろん、10~20cm程上にも団子を付ける事が可能です。

また、団子を使わない時はスイベルの真上、またはハリのチモトまで寄せてやればほぼ邪魔にもなりません。

専用のハリと比べると少し団子は取れやすいですが、今回使用してみて非常に使い勝手は良かったです。

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ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

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