毎年12月15日を超えると日本海の福井エリアでは産卵前のデイメバリング爆釣シーズン到来です。
今年は例年よりずっと気温の低い日が続いていたので、 例年よりシーズンインが
前倒しになっているかも?
との思いもあり、少し早めですが、友人と12月15日に
福井県敦賀方面へデイメバリングに行ってきましたよ。
当日のデイメバリングの様子
低水温時に役立つポイントの絞り方
積雪・低水温でのメバル攻略方法
についてお伝えします。
目次です
- 1 予定時間より1時間早く福井に到着
- 2 潮通しの良い最初のポイントの水温は約7.2度
- 3 敦賀エリアの中で最も水温が高い場所のはずが【6.2度】
- 4 超低水温の原因は【雪溶け水】にあった
- 5 流れ込みの水温は約3度だった
- 6 流れ込みから離れた場所の水温は【8.6度】
- 7 友人との待ち合わせ場所に到着
- 8 ゴムボートを出して沖テトラに移動
- 9 沖テトラのポイントに到着
- 10 沖テトラ周辺の水温は11.6度
- 11 まったく釣れない
- 12 今、釣れないのは想定内で【勝算】があった
- 13 【夕マヅメ】の30分が勝負!
- 14 日が沈む・・・
- 15 遂に【その時】はやってきた!
- 16 【時合】はきっと短い!釣って釣って釣りまくる!
- 17 約40分で時合終了 そしてガルプでさらに絞り出す
- 18 【エコギアアクア】でさらにメバルを数匹追加
- 19 当日のデイメバリング爆釣動画もあります
- 20 12月福井デイメバリングの釣果
- 21 12月福井デイメバリングまとめ
- 22 12月の福井デイメバリングのヒットルアー
- 23 メバリングのタックル・ルアー・釣り方紹介
- 24 メバリング釣行日記
予定時間より1時間早く福井に到着
友人は愛知県に住んでいるので、福井県敦賀にある釣り場にて待ち合わせ。
だったのですが、待ち合わせ時間より1時間早く到着したので、敦賀エリアの
各ポイントの水温をチェックする事にしました。
潮通しの良い最初のポイントの水温は約7.2度
最初に水温を測定したのは、敦賀湾の中ほどにある潮通しの良い
ワンドエリア。
その水温はなんと・・・
7.2度!!
例年の12月中旬の水温は14~16度くらいなので例年より9度くらいも低い・・・
デイメバリングで釣れる条件が【水温10~16度】なので大きく割り込んでいる水温・・・。
通常、この水温だと完全にシーズンオフです。
『これはやばい・・・』
という事で、他のポイントの水温も測定する事に。
敦賀エリアの中で最も水温が高い場所のはずが【6.2度】
最初のポイントがあまりにも水温が低すぎたので、私の知っている敦賀エリアの中で
一番水温が高いエリアに移動。
そこでの水温を測定すると・・・
な、なんと!
【6.2度!】
このエリアは敦賀エリアの中で最も北風を防いでくれるエリアで
冬の時期、通常なら他のエリアより1~5度くらいは水温が高いエリアです。
『そんなバカな・・・』と思い、何故、超低水温となっているのかを考えます。
超低水温の原因は【雪溶け水】にあった
今年は例年12月中旬ではほとんど積もっていない雪がそこかしこで積もっている状況・・・
これはひょっとすると【雪溶け水】が水温低下の原因とは?と
考えました。
流れ込みの水温は約3度だった
流れ込みの水温を測定すると【3.0度】でした。
やはり雪溶け水が低水温の主因と確信。
流れ込みから離れたエリアまで水温を測定しに移動します。
流れ込みから離れた場所の水温は【8.6度】
流れ込みから離れたエリアでの水温は約8.6度。
最初のポイントよりはマシな水温なものの、デイメバリングで釣れる適水温からは
かなり低い水温です。
ですが、敦賀エリアでここ以上に水温の高いエリアが思いつかなかったので
今回はこのエリアで勝負をかける事にしました。
友人との待ち合わせ場所に到着
色々していたら、待ち合わせの時間となったので、待ち合わせ場所まで行き、
友人と合流です。
ゴムボートを出して沖テトラに移動
合流後、先程のポイントに移動した後、友人と一緒にゴムボートを準備して
沖テトラのポイントへ移動です。
沖テトラのポイントに到着
こうして、沖テトラのポイントに到着です。
沖テトラ周辺の水温は11.6度
沖テトラのポイントに到着後、水温を測定すると約11.6度。 岸寄りのポイントよりは水温が高く、
なんとか釣りが成立する水温ですが、厳しい水温には変わりません。
まったく釣れない
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この厳しい水温という事もあり、水中にはメバル1匹いません。
もちろん、ジグヘッドを通してもアタリも何もありません。
友人の方はあまりの釣れなさに半ば諦めモードになっていました。
今、釣れないのは想定内で【勝算】があった
でも、私はこの状況でもまったく諦めていませんでした。
この低水温はここ最近の天気を見ればある程度予想はつきます。
で、日中まったくメバルがいない状況も想定はしていました、はい。
もう10年以上も福井でデイメバリングをしているので、大抵の【釣れないパターン】を知っています。
(知りたくはありませんでしたが・・・)
【夕マヅメ】の30分が勝負!
その【勝算】とは何か・・・
それは【夕マヅメ】です。12月中旬~1月上旬の敦賀エリアのメバルは
夕マヅメ、それも日没直後から約10~30分、いきなりメバルのスイッチが
入る事はを何度も経験していたからです。
なので、私は【その時】が来るまでの約1時間、どのエリアが一番メバルが
入ってくるか・・・を考えながらポイントを選定します。
友人にも【夕マヅメ】パターンは伝えていますが、半信半疑。
まあ、相手が生き物なので、今回はそんなパターンないかも・・・と
私も不安半分、期待半分で【その時】を待ちます。
日が沈む・・・
そして、約30分かけてベストと思われるポイントを決めて、
ジグヘッドをキャストし続けます。
【その時】が来るのを信じて。
遂に【その時】はやってきた!
16時40分くらいから何もアタリもないままジグヘッドをキャストし続けて
約30分・・・
遂に、【その時】がやってきました!
ジグヘッドをスローリトリーブをしていたらいきなりひったくる様なアタリ!!
23センチくらいのメバルをゲットです!
【時合】はきっと短い!釣って釣って釣りまくる!
ここからは今までの沈黙が嘘の様な入れ食い状態!
23~26センチのメバルが正に1投1匹!!
私の今までの経験上、低水温時の【マヅメ】の釣れる時間は短い。
おそらくは10分~30分。
なので、手返しを早くして、釣って釣って釣りまくります。
約40分で時合終了 そしてガルプでさらに絞り出す
こうして夢中でメバルを釣りまくって約40分。
メバルを外している間に、目の前の海に落ちたジグヘッドにデカメバルが食いついて
テトラに突っ込まれてラインブレイク・・・
なんて失態も2回したりしてタイムロスもありましが、約20匹
くらいのデカメバルを釣った所でパタッとアタリが止まります。
時合終了です。
が、ここからさらに搾り取る為に、次は【エコギアアクア】を投入します。
【エコギアアクア】でさらにメバルを数匹追加
日が落ちて暗くなると、【ニオイ・味付き】のエコギアアクアはやっぱりすごい。
時合が完全に終わっていたのに、さらに3匹程のメバルを引きずり出す事に成功です。
この時にはすっかり日も落ちて完全に夜に。 粘ればポツポツくらいは釣れたかもしれませんが、
今日は十分メバリングを堪能したし、真っ暗なので、ここでストップフィッシング。
こうして今回の福井デイメバリングは幕を閉じたのでした。
当日のデイメバリング爆釣動画もあります
当日のデイメバリングの爆釣動画もあります。特に釣れ始めの空の明るさに注目してほしいです。このくらいの明るさから入れ食いとなりました。
12月福井デイメバリングの釣果
・メバル 21~26センチ 20匹くらい
12月福井デイメバリングまとめ
雪が降って積もっている時は流れ込みは避ける
雪が降り、積もっている時は、流れ込みは避けた方がいい、という事が
今回はっきり分かりました。しかし12月中旬で平地まで雪が積もっている事は
本当まれなんですが・・・。
低水温時は【夕マヅメ】に賭ける
福井エリアでは12月中旬~1月上旬までが、メバルの産卵前で荒食い、爆釣する季節です。
ですが、今回の様に低水温の時は、日中はメバルの姿を見る事が難しくなります。
今回、例年の同時期だったらたくさんいる15センチ程のレギュラーサイズのメバルの姿も
なかったです。
パット見生命感もないのですが、初冬の福井エリアは【夕マヅメ】に食いが立って
入れ食いとなるケースが多いです。
何故か朝マヅメにはこのような爆発力はないので、
初冬の福井メバリングで低水温という事がわかっている場合は
【夕マヅメ】の時間をからめるといい釣れる可能性が大幅にアップします。
夕マヅメの爆釣中のワームは【目立つ事】を優先する
私は爆釣している時、ワームを何種類も変更して釣れ具合を確認しました。
その結果、入れ食いの時はどのワームにしても食い込みはほとんど変わりませんでしたよ。
夕マヅメは光量も落ちて、メバルにとってもワームが見えにくく鳴ります。
食い込みはワームが大きくても小さくてもほとんど変わらなかったので、
【少し大きめ】で【目立つカラー】を使うといいです。
私はマヅメ時には【ピンク】を愛用しています。
釣れる時間が限られている時は【ワームの耐久性】を重視する
また、今回の様に【釣れる時間が限られている】事の予想が出来る時は
【耐久力】のワームの使用をオススメします。
短い時合でたくさんのメバルを釣るのに一番大事なのは【手返し】
夕マヅメの短い時合でワームがずれたりちぎれたりして、交換する時間が本当にもったいないので。
私みたいに検証する、とかではない限り、とっかえひっかえワームを交換なんて
してはいけないですよ。
時合が終わったら【エコギアアクア】で絞り出す
時合が終わったら【エコギアアクア】を使えば、活性の下がったメバルを
さらに絞り出す事が出来ました。
メバリングに関しては【ガルプ】より使いやすくて釣れるのでオススメです。
メバリングで【ガルプ】と【エコギアアクア】の釣果比較記事はこちら
12月の福井デイメバリングのヒットルアー
エコギアアクア 活アジストレート 専用容器2本付属
今回、時合が終わった後に数匹のメバルをさらに引きずり出す事が出来たのは、
【エコギアアクア】のおかげです。
私の中では、もう既にアジング・メバリングのど定番ワームとなっています。
あの【ガルプ】と同等、魚種によってはガルプより釣れる事も実際に釣り比べて
確認しています。メバリングをするなら1個は持っておくといいですよ。
エコギアアクアは釣った後に液漏れするのが問題でしたが、専用容器とセットに
した事で解決しています。
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