2019年8月31日~9月1日にかけて兵庫県姫路にある坊勢島に泊まりでアジングに行ってきました。
結果は、深夜までは豆アジしか釣れなかったものの、日付が変わるちょっと前くらいからパターンを発見!23~26センチくらいのアジを連続ヒットさせる事が出来ましたよ。
当日の坊勢島アジングの様子
3種のアジングワームを釣り比べ
ジグヘッドリグとキャロライナリグの使い分け方
浅場と深場のアジングで違う釣る為のコツ
についてお伝えしますね。
午後4時過ぎに姫路港に到着
坊勢島は離島なので、船で行かないといけないです。坊勢島に行くには姫路港からフェリーがでているので、フェリーを使って坊勢島に行く事となりました。
姫路港前にある謎オブジェを眺めつつ、釣り準備をして出発です。
男鹿島でなんか祭りがあったみたい
今回乗ったのは坊勢汽船で、坊勢汽船の場合、坊勢島に到着する前に男鹿島に立ち寄ります。
で、立ち寄った男鹿島でなにかお祭りの行事があるみたいでたくさんの人が集まっていました。家島観光事業組合のイベント情報を調べてみても何も書いていなかったので地元で行うお祭りみたいです。(夜、坊勢島で釣りをしていた時も花火っぽい「ドンッ!ドンッ!」といった音も聞こえていました。)
午後6時前に坊勢島に到着
無事に午後6時前に坊勢島に到着です。
みなと旅館にチェックイン!
今回は【みなと旅館】に宿をとっていたのでチェックイン!坊勢島で釣りをする人のほとんどは徹夜で釣りをしますが、今回私は淀をとりました。
フィードワーム釣れ釣れグリーンはアジリンガーより釣れるのか?を検証
今回のアジング釣行で、【フィードワーム釣れ釣れグリーン】は本当に通常のアジング用ワームより釣れるのか?というのを試したかったのでしてみる事に。
フィードワーム釣れ釣れグリーンが、前回のアジング釣行で思っていた以上によく釣れた為、他のよく釣れるアジングワームと釣り比べをしたくなりました。
色々調べた感じだとアジングで釣れるワームの定番はアジリンガーが多かったので、今回はアジリンガーと釣れ釣れグリーンどちらが釣れるか調べる事に。(今回使用したアジリンガーのカラーはオキアミアイスを使用)
ワームの大きさもカラーもシルエットもそれぞれ違い、状況によってどちらが釣れるかは変わってくるとは思いますが、ある程度参考には出来そうです。
水温は約25.2度
水温は約25.2度。少し高めの水温ですが、8月下旬なのでこんなくらいでしょう、という事でアジング開始です。
坊勢島はたくさん蚊がいるので虫除けがあると便利
坊勢島(別に坊勢島に限りませんが)は蚊がいっぱいいます。なので虫除けがあると重宝します。特に夕マヅメは蚊の数がやばい事になるので、本当虫除けあった方がいいです。
今回【TALEJU(タレジュ) OUTDOOR】という天然成分を使った虫除けを使用しました。天然成分だと、『体に吹きかけても安心な分、効き目はしょぼいのでは?』と思ったのですがしっかり効くのでその点は安心です。ですが、かなり強い柑橘系の香りがするので柑橘系の香りが苦手な方はやめておいたほうが無難です。だからしっかり虫除けしてくれると考えています。
まずはサバがお出迎え
夕マヅメから夜になり、最初にヒットしたのは27センチくらいのサバでした。
とりあえずボウズはなくなります。
小アジが飽きない程度に釣れました
サバはこの1匹で打ち止め。その後は10~12センチ位の小アジが釣れ始めました。
アタリはちょくちょくあるんですが、サイズがサイズという事もありなかなか乗らない・・・。
でもちょっとずつ要領をつかんで、7~8匹くらいの小アジを釣った所でワームの検証開始です。
釣れ釣れグリーンとアジリンガーどちらが釣れるか検証しました
ちょっと、今回表層には小アジしかいない感じなので小アジ相手とはなりますが、使用しているタックル、ライン。ジグヘッドも全て同じに合わせて釣れ釣れグリーンとアジリンガー、どちらが釣れるけ検証開始!
それぞれ20投くらいした結果、
アジリンガー(カラー:オキアミアイス)の方はバイト数5回くらい・釣ったアジは2匹
に対して、
釣れ釣れグリーンの方がバイト数は15回くらい、釣ったアジは4匹
という結果となりました。
アジが小さいので釣った数はたまたまの要因も多分にありますが、バイト数では、釣れ釣れグリーンの方がアジリンガーより明らかに多くでていたので、釣れ釣れグリーンがアジングでも優秀なワーム、という事が言えそうです。
小アジ相手で、アジリンガーが約1.5インチ、釣れ釣れグリーンが約2インチと釣れ釣れグリーンの方がやや大きくて、かなり不利かも?と思っていましたがそれでも釣れ釣れグリーンの方が釣れてくれました。コアショットカラーなのでシルエットが小さく見えたかも知れませんね。
さらに詳しい検証結果の説明は【まとめ】で書いていますよ。
検証が終わったのでより食いのいいエコギアアクアでさらに小アジを追加
小アジのバイトはあるものの、なかなか乗らないので、遂にアジング最終兵器【エコギアアクア活アジストレート】を投入。
まあ、当然さくっと釣れます。今回小アジの上に活性も低かったので【エコギアアクア活アジストレート】の威力は絶大!やっぱり通常のワームとは食い込みが違います。
低活性な時等で食い込ませたい時は【エコギアアクア活アジストレート】はいいですね。アジングしているなら1つは手元に置いておく事を本当オススメしますよ。
通称【大波止】といわれるポイントに移動しキャロライナリグを投入
釣っても釣っても小アジばかりなので今度は大きくポイント移動。通称【大波止】のポイントに到着です。この時点で既に時間は23時30分。眠い目をこすりながら釣り開始。
【大波止】は坊勢島のポイントの中では最も潮が早く流れる場所で、前回のアジング釣行ではジグヘッドしか持っていなかった為、どうしようも無かったんです。
なので今回はキャロライナリグをちゃんと持ってきて早速試す事となりました。
パターンにはめて23~26センチくらいのアジが連続ヒット!
最初はどのレンジにアジがいるかも分からず、苦戦しましたが、『ほぼ底にいる!』という事が分かってからは連続ヒット!
思っていた通り流れが結構あり、キャロライナのオモリを軽くすると底までいかず、今度はオモリを重くしすぎるとバイトが出ない、という事になりましたが今回は4gシンカーを流しながら釣るといい感じに釣れてくれました。
季節外れのメバルも登場!
夏なのに、1匹の良型メバルを釣る事が出来ました。坊勢島は水深があるので、ディープエリアを攻略したら、真夏のメバルゲームが成立するかも知れませんね。
キャロライナリグヒットパターンを掴んだ所でアジリンガーを使ってみました
今回アジングにおけるキャロライナリグパターンを掴んだ所で、ここまで釣れ釣れグリーンを使っていた所をアジリンガーに変更。
2匹ほどアジリンガーでも釣りましたが、こちらはレンジさえ合えばワームに差は出ない感じで、釣れ釣れグリーンとの差はほとんど感じませんでした。
こうして午前1時30分になり、眠くてしんどいのでストップフィッシング。宿に泊まり、翌朝帰宅したのでした。
8月下旬坊勢島アジング釣果
・アジ 12~26センチくらい 40匹くらい
(23~26センチくらいのアジは15匹程)
・ガシラ(カサゴ) 12~15センチくらい 5匹くらい
・メバル 22センチくらい 1匹
8月下旬坊勢島アジングまとめ
フィードワーム釣れ釣れグリーンはアジングでもよく釣れるワームである事を確認
今回、アジングでそれなりにメジャーなワーム、アジリンガーとフィードワーム釣れ釣れグリーンを釣り比べた結果、今回は【フィードワーム 釣れ釣れグリーンの方が釣れる】という結果となりました。
アジリンガーとフィードワーム釣れ釣れグリーンは、ワームの形状も違う為、どんな状況でも釣れ釣れグリーンの方が釣れるのか?というとそうではないと思いますが、少なくても今回の検証で、釣れ釣れグリーンがアジングワームの中でも釣れる方のワームに入る、という事は証明出来たと思います。
フィードワーム釣れ釣れグリーンがアジングよく釣れる理由とは?
フィードワーム 釣れ釣れグリーンがアジングで釣れる理由は?というと他のアジングワームにはない【コアショットカラー】にあると考えています。
コアショット部分の色がはっきり見える為、透明の部分はアジからすると意識される事なく、実際のワームの大きさよりアジにとっては小さく見えている可能性が高そうです。
それでいて、実際のワームの大きさは2インチなので、水押しは通常の2インチワームと同じ。なので、小さく見えて大きくアピールする結果、よく釣れるワームになっているのでは?と考えています。
また、元々デイメバリング用に作ったワームでナチュラルカラーのグリーンを採用している事も、今回の低活性の小アジに効いた要因になっていると感じました。
活性が低い時は【エコギアアクア活アジストレート】がやっぱりいい!
今回のアジング釣行では、メインが小アジの上、活性が低かったので、途中から【エコギアアクア活アジストレート】を使用しました。よくアジが釣れる時は釣れ釣れグリーンと比べてあまり大きな差が無かったのですが、今回のように活性が低く、さらにアジが小さく吸い込む力が弱い、という状況になると【エコギアアクア活アジストレート】の方がしっかり食い込んで釣りやすいです。
ほっておくとすぐ干からびたり、ちぎれたりする欠点はありますが、【アジを釣る能力】だけでいえば、【エコギアアクア活アジストレート】が一番です。『ニオイ・味付き系のワームはちょっと・・・』と思っている人も、1つは持っておくとボウズを救ってくれるかも、ですよ。
ジグヘッドリグとキャロライナリグの使い分け方
ジグヘッドは【水深が浅いか流れがゆるい時】に使う
基本的に深い水深を狙う場合はキャロライナリグ、浅い水深を狙う場合はジグヘッドリグ、と使い分けしたらいいのですが、深い水深でもあまり潮が流れていない場合はジグヘッドの重さを上げる、もしくは長時間かけてフォ-ルさせた方が好結果となる事が多いです。
なぜなら、流れがゆるい所でキャロライナリグを使用すると、一度沈めたワームを浮かせるのが難しい為です。
アジングのキャロライナリグの場合、ワームを回転させない為、オモリの先に0.3g前後のジグへッドを使用しますが、流れがゆるいとオモリの先のジグヘッドが底に沈んだ場合、ロッドをあおっても、リーダーがあるので、リーダーの長さ分以上ロッドをあおってあげないとワームが浮きません。
対してジグヘッド単体の場合、ロッドをあおった分だけワームを浮かせる事が出来、レンジコントロールがキャロライナリグより容易です。だから深い場所でも流れがゆるい場合はジグヘッドの方が釣れるんですね。
ジグヘッド単体では10mより深い場所を沈めるのはしんどいですが、流れがゆるいなら1.5gくらいもあれば、フリーフォールで底まで沈める事は可能です。
キャロライナリグは【水深が深くて流れのある】時に使う
流れがある場合はジグヘッド単体だとあっというまに流されて底まで沈める事が困難で、ジグヘッドを重くしすぎるとアジも食ってこないので、そんな時こそ、【キャロライナリグ】の出番となります。
キャロライナリグの場合は流れがある場合、ちょっとラインを張ってやると、オモリもリーダーの先にあるワームも流れの抵抗で簡単に浮かす事が出来、さらに先についているのは0.3gの軽量ジグヘッドなので、ジグヘッド単体より圧倒的に食わせやすいんですね。
なので、キャロライナリグを使う状況は・・・
・深い水深を狙う(3m以上)
・ラインを張るとリグが浮くくらいの流れがある
となります。普段ジグヘッドのアジングが好きな私でも上記の様な条件の時はキャロライナリグを使用します。キャロライナリグは使い所を間違えるとより釣れなくなってしまうので使い所をしっかり理解して使うといいですよ。
浅場と深場のアジングで違う釣る為のコツ
今回、初めて10mオーバーの深い水深(約15mくらい)でアジングをしましたが、これくらい深い水深となると、細かいワームアクションやワームで釣果の違いはほとんどでなくて、【いかに上手くアジのいる水深に自然にルアーを届けるか】の方がずっと大事な印象を受けました。
水深0.5~3mくらいの浅い場所のアジングでは、ちょっとしたジグヘッドの重さの違いやワームやアクションの差で大きく釣果が変わるので、釣れ方に大きな差がある事に驚きです。
深い水深の場合、そもそも細かいアクションなどを加える事が難しいのでそのような活性が低いアジが釣る事が出来ないから、かも知れませんが、
・浅場のアジングはジグヘッドの重さ・ワームの種類・アクションが大事
・深場のアジングはアジのいる水深にワームをしっかり届ける事が大事
という事が分かりました。初めての深場のアジングで見当違いかも知れませんが、皆さんのアジングの参考になれば幸いです。
8月下旬坊勢島アジングヒットルアー等
フィードワーム 釣れ釣れグリーン
今回のアジングでのメインワームです。元々デイメバリング用のワームでしたがアジングでも優秀なワームという事が確認できました。他のアジング用ワームではほとんど使われていない【コアショットカラー】が特徴です。
エコギアアクア活アジストレート
アジングでアジを釣りたいなら、ぶっちゃけこれだけあれば事足ります。ただ、フグにすぐかじられたり、ワームの耐久力が低い為、すぐにボロボロになったりするのが難点。他のワームで釣れない時の切り札的に使うとワームを節約できていいですよ。
パッケージを開封したら、蓋を閉じていても液漏れするので、液漏れしない専用容器付きセットを紹介しています。
ガルプ・エコギアアクア専用容器
アミノ酸液に浸かっているタイプのエコギアアクア、ガルプ等のワームの保管にピッタリの専用容器5本セットです。コンパクトかつ、指でつまむだけでワームを取り出せるので指の汚れも最小限で済みますよ。
ガルプ・エコギアアクア用コンパクト容器セットについて詳しくはこちら
濡れても大丈夫な防水透湿靴下
今回のアジングでは結果的に雨が降りませんでしたが、いつ雨が降ってきてもおかしくない天気でした。雨がほぼ確実に降ると分かっている時は長靴を使ったらいいのですが、今回の様に雨が降るのか振らないのか分からない時が迷いどころ。
長靴だと雨が降らなかった場合ムレムレで気持ちわるいですし、普通の靴と靴下の場合、雨が降ってきた場合、びしょびしょになってすごく不快な感じに。
今回の時の様に雨が降るかも?といった時はクロックス等の濡れても大丈夫な靴に防水透湿靴下を組み合わせるのがオススメ!今回の様に雨が降らなかった時は快適そのものですし、雨が降った時はレインコートさえ着れば、靴下が防水透湿なので、足まで濡れる事がありませんよ。
値段はちょっと高めですが、快適に釣りがしたいなら使ってみる事をオススメします。
DexShell クールベントナイト(クルーソックス)
今回のアジングで私が使ったのはDexShellのクールベントライトです。程よく厚みがあり、靴下が濡れてもあまり水に浸かった感触がしないので愛用しています。濡れた後の靴下は付属のジプロックの袋に入れるといいですよ。
DexShell ウルトラシン(クルーソックス)
DexShellの防水透湿靴下の中で最も薄い靴下です。本当に靴下が薄く作られていてまだ夏の暑い時期にはピッタリ!ただ生地が薄いので、実際に濡れはしないものの、靴下が濡れると水に浸かった様な感触がするのが欠点です。基本的に濡れないと想定している場合はウルトラシンの方が快適に過ごす事が出来ます。
濡れた後の靴下は付属のジプロックの袋に入れるといいですよ。