2023年11月21日の夕方から22日の朝にかけて坊勢島へアジングへ。
今回はソルトフライフィッシング&アジング(ルアー)でアジ(14~17cm程)を爆釣してきました。
この記事は「ソルトフライフィッシング編」となりますよ。
当時のソルトフライフィッシングのヒットパターン・様子
ソルトフライフィッシングとアジングの共通点
についてお伝えしますね。
11月下旬坊瀬島ソルトフライフィッシングの釣果
・アジ 14~17cmくらい 25匹程
・メバル 21cmくらい 1匹
・サバ 30cmくらい 1匹
当日の坊勢島の状況
当日の坊勢島の水温は約16.8度。海水の濁りもなく、終日風も穏やかで釣りやすい1日でした。
全体の釣行時間は午後5時頃から午前2時30分頃までの約9時間30分。その中でソルトフライフィッシングでの釣行時間は午後6時過ぎ~午後9時前までの約3時間となりますよ。(その他の時間はアジングをしていました。)
坊勢島ソルトフライフィッシング釣行の様子とヒットパターン
ルアーでアジが表層で釣れだしたのでソルトフライフィッシング開始
午後5時頃からアジング(ルアー釣り)を開始。しばらく釣れませんでしたが完全に日が落ちて常夜灯が点灯しだすとアジのライズが出始めて表層で数匹のアジがヒット!
ここでアジが入ってきた事が確認できたのでフライタックルに持ち替えてソルトフライフィッシングでアジを狙い始めます。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
ポツポツとアジがヒット
ソルトフライフィッシングを開始。使用ラインは#6シンキングのタイプ8。ロッドは9フィートの#5です。使用フライはストリーマー系のフックサイズ#16です。
フライをキャスト後20カウント程してからのリトリーブでポツポツとアジがヒットするものの、どうも波に乗り切れない感じです。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
アジのライズを見つけて即キャストする方法がハマる
アジのライズは頻繁にみられるので、ライズ周辺にキャスト、着水後のカウントを5~10秒程にしてリトリーブをすると次々にアジがヒット!
どうやらアジは思っていたよりも表層を意識していた様です。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
良型メバルも釣れる!
アジを釣っている最中、1匹だけですが20センチちょっとの良型メバルも釣れてくれました。
もうちょっと水温が下がってメバルが増えてきたらソルトフライフィッシングでメバルも釣っていきたいです。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
スッポ抜けが多かったのでフックサイズを大きくしてみる
アジのアタリが多くなったのはいいのですが、アタリがあってもスッポ抜けする事が多いので、「アジの大きさに対してフックが小さすぎるかも?」と思いフライのフックサイズを#16→#14に一回り大きくするとスッポ抜けの回数が減りいいペースで釣れる様に。
アジの活性やサイズによってソルトフライのサイズを調整するのは大事なんだな、と思いました。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
各カラーのローテーションをしてみる
釣っている間、持っているソルトフライの各カラーを試しましたが今回あまりカラーによる釣れ方の差はみられませんでした。
今までの経験からだとカラーによる反応の差がみられますが、今回アジが比較的高活性だった事もあり、差が出なかったみたいです。
★ヒットフライ:ソルト用ストリーマー系フライ
★使用ライン:フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
★使用ロッド:Maxcatch forトラベラー7 9ft #5
★使用リール:M MAXIMUMCATCH ECO トラウト
同じようなヒットパターンが続いたのでソルトフライフィッシングの釣りは終了
その後もライズを見つけてはキャストして釣ったり、普通に沈めてリトリーブして釣ったりしてアジ釣りを楽しんでいましたが、サクサクと同じ様なパターンで釣れ続いてくれて釣果に満足。
ルアーフィッシング(アジング)で各ポイントをランガンしたり、水深の深い場所を狙ったら良型が釣れるかも?と思い午後9時30分頃にソルトフライフィッシングの方は終了して、ルアーフィッシング(アジング)にシフトするのでした。
坊勢島ソルトフライフィッシングでのヒットフライ
ソルト用ストリーマー系フライ
今回のソルトフライフィッシングで使用したフライです。「ソルトフライフィッシングしてみたいけど、タイイングが面倒…」ですよね。私もフライタイイングは面倒だなあ、と思ってしまう派です。
フライタイイングはフライフィッシングの楽しみの一つではありますが、フライタイイングは時間がかかり、またフライをちゃんと巻けるようになるまでそれなりに時間も労力もかかる為、フライフィッシングを敷居を上げる要因であるのも確か。
なので、ソルトフライフィッシングに興味を持ってくれた方にすぐに釣り開始出来るように、「完成品のソルトフライ」を試作。
約1年のテストを経て、遂に完成。ソルトフライフィッシングで狙う大半の魚が良く釣れるソルトフライとなりました。
現在フライショップに生産が終わり、あとはパッケージとページ作り待ちのソルトフライとなります。(※リリース時期はまだ未定)
フライのボディーはマイラーチューブを使用。UVレジンで固める事でフラッシング効果を上げ、テールはマラブーとフラッシャー系の素材を使用する事で、柔らかくなびきながら、ストレート系のシルエットを水中でも維持させる事が可能となっていますよ。
フックサイズは「#10 #12 #14 #16」。カラーは「ホワイト・モスグリーン・オレンジ・チャート」を用意しています。今回使用したフックサイズは#14と#16。カラーは4種全て使用しました。
キールタイプ(フックが上を向くタイプ)となっているので、今回釣れたアジはもちろん、底狙いの根魚にも使用可能なソルトフライとなっています。
フライライン:エアフロ シックスセンス WF6/7 S8
今回のソルトフライフィッシングで使用したフライラインは「エアフロ シックスセンス WF6/7 S8(Airflo Sixth Sense Line WF6/7S8)」です。
「エアフロ シックスセンス」フライラインシリーズは、Amazon等の大型ネットショップにはなかったので、私は「Hermit Fly Shop」というフライショップの通販で購入しました。
大型ネットショップには置いていないですが、フライ界隈では有名なラインなので、フライショップの通販では置いている事が多いので、そこで購入可能ですよ。
「エアフロ シックスセンス WF6/7 S8」 の購入ページ(「Hermit Fly Shop」のフライショップHP)
Maxcatch forトラベラー7ピースフライロッド 9ft #5
今回のソルトフライフィッシングで使用していたフライロッド(今回の釣行での使用番手は#5)です。元々フライロッドは3~4ピースになるロッドが多く、既にコンパクトなのですが、7ピースのパックロッドだとさらにコンパクトで、大きめのバッグならそのまま入れる事も可能になるくらい短くなります。
使い勝手は?というと通常のフライロッドとほとんど変わらないので、ロッドの継ぎが多くなる事による多少の重量増さえ気にならなければ、パックロッドの方がオススメですよ。
フライ用リール:M MAXIMUMCATCH Maxcatch ECO トラウト
今回使用したリールは「M MAXIMUMCATCH」のフライリール。Amazon価格が4000円台ながら(※価格は2023年8月26日時点)ディスクドラグもしっかり効きますし、スプールの取り外しも容易でとても良かったです。
今回私が選んだのは「カラー:ブラウントラウト・#7/8用」。ラインが#6/7だったので少し大きめのリールを選びましたが、#6で使用するにはやっぱりちょっと大きすぎたので、#5~#6のラインを使用するなら素直に#6/8用のリールを選んでもらえれば、と思います。
コラム:ソルトフライフィッシングはアジングの共通点とは
ソルトフライフィッシングは制約がある事を楽しむ釣り
ソルトフライフィッシングは、ルアーで釣ると簡単に釣れる魚を、あえて制約が多い釣りであるフライフィッシングで釣る釣りです。
「ルアーで簡単に釣れるアジをなぜ面倒くさくて釣れないフライフィッシングで釣るの?」
と思われるかもしれませんが、あえて制約を設ける事で新しい発見があり、新たな気持ちでアジを釣る事ができるのが面白いところです。
実はアジングも制約がある事を楽しむ釣りだった
実はルアーでのアジ釣りであるアジングも、サビキ釣り(飛ばしサビキ含む)を使えばイージーに釣れるアジをあえて釣れにくいルアーフィッシングで難しくして釣る釣りです。
でも、「ルアーで釣る」という制約があるからこそ、色々な工夫をして釣っていくのがアジングの楽しい部分と私は思っています。
なので、実はルアーでのアジ釣り(アジング)にはまっている方こそ、ソルトフライフィッシングに適正があるのでは?と考えていますよ。
現状のアジングにマンネリを感じているならソルトフライフィッシング!
恐らく、この記事を読んでいる方はアジのルアー釣り(アジング)をしている方が大半と思われますが、現状のアジングにちょっとマンネリを感じているなら、ソルトフライフィッシングも取り入れてみると、アジングが楽しめるかも、です。