2020年2月12日、愛知県にある海上釣堀、爆釣美浜フィッシングパークへ友人と釣りに行ってきました。
爆釣美浜フィッシングパークの最大の特徴は【海上釣堀なのに冬の間、ルアー釣りが出来る事】です。
今回は名物である【海洋マス】と【クロソイ】を釣りにいってどちらも狙い通り釣り上げる事が出来ました。
当日の釣りの様子と釣果
低活性のクロソイを釣る為の2つの方法
市価1万円!とも言われる海洋マスの狙い方
についてお伝えしますね。
朝マズメに【爆釣美浜フィッシングパーク】に到着
朝マヅメの7時前には【爆釣美浜フィッシングパーク】に到着。受付を済ませて午前7時から釣り開始となりました。
爆釣美浜フィッシングパークってどんな所?
爆釣美浜フィッシングパークがどんな所かについては去年の釣行日記にて詳しくお伝えしていますので、そちらを参考にして下さいね。
爆釣美浜フィッシングパークについて詳しくはこちら(昨年の釣行日記)
海水温は約8.4度
海水温を測定すると約8.4度。去年と同時期の釣行と比べると約1.4度水温が高めです。改めて今年は暖冬だなあ、と思いました。
この釣り場に通いこんでいる友人曰く、『ここのクロソイは低水温な程釣れる。』との事なので、苦戦が予想されます。
釣り開始直後にクロソイが放流されました
釣り開始直後にクロソイが大量に放流されました。目の前で放流される俄然やる気がでますね。
その後放流は午前10時、午後0時くらいに行われ、合計3回放流されました。
まずは友人がクロソイをゲット!
放流があったものの、誰一人釣れないまま約1時間経過・・・。が、遂に沈黙を破り友人が本日初となるクロソイを釣り上げます。
遂に私にもクロソイがヒット!
友人のヒットから遅れて約1時間・・・。遂に私の方にもクロソイがヒット!
ネット際にクロソイが集まっていましたが、少し離れた場所にいるクロソイを狙ってヒットさせました。
サイトしながら釣ったのですが、軽く咥えるのみのバイト。咥えるのを見て合わせましたが、ロッドにすらでない小さいアタリで、ピーカンベタ凪の状況がクロソイの活性を下げているみたいです。
2匹目のクロソイは超ロングシェイキングで釣り上げる!
2匹目のクロソイが釣れたのは最初のクロソイが釣れてからさらに1時間後・・・。
2匹目のクロソイはネット際でじっとしていたのを1分くらいのロングシェイクをしてやっと口を使わせる事が出来ました。
爆釣美浜フィッシングパーク名物の【海洋マス】を仕留める事に成功
その後1時間程経過してもクロソイからのバイトは得られず。クロソイが釣れないので狙いをクロソイから海洋マスに変更。
タックルをエギングタックルから管理釣り場用のトラウトタックルに持ち替えて、試作のロングテールのフェザージグを使ってウロウロ泳いでいるニジマスの前にフェザージグをキャストしていくと、好反応。
一度ミスバイトがあったものの、すぐにキャストし直すと今度はしっかりと咥えヒット!無事に50センチ程の海洋マスを釣り上げる事が出来ました。
3匹目のクロソイは沈めているブロック周辺でゲット!
無事に海洋マスを釣り上げる事が出来たので、クロソイ狙いに戻します。(海洋マスは高価な事から放流量が非常に少なく複数釣るのが難しい為。)
爆釣美浜フィッシングパークでは池の各所にブロックが沈められていて(ブロックがある所は印がうっていますので誰でも分かる様になっています。)
そこを狙っていると、3匹目となるクロソイがヒット!となりました。
この時点で午後1時過ぎとなり、釣果にも満足したのストップフィッシングとなりました。
釣行後は【ベイ・ナンナン】で昼食
釣行後は、南知多の港が見渡せる喫茶店、【ベイ・ナンナン】で昼食。せっかく大阪から愛知まで来たので、愛知名物の味噌カツ定食を食べました。普通に美味しかったです。
料理の味は特別美味しいとい事はなかったですが、窓から見える景色はいいですし、席も広くてゆっくり出来るので、釣行後に友人と話しながら食べるにはとてもいい所だと思いました。
海洋マスとクロソイはお刺身に
釣れた海洋マスとクロソイは、帰宅後刺し身になって頂きました。
初めて噂の海洋マスを食べたのですが本当噂通り美味しい!繊細なモチモチした食感に程よいコクと甘み・・・養殖のマスがこれほど美味しいとは思いもしませんでした。これは超高級食材なのも納得です。
これだけを釣りに(食べに)行くだけでも十分価値があると思える味でしたよ。
クロソイの刺し身は普通に美味しかったです。最近の養殖の魚は普通に美味しく食べる事ができるので普通に嬉しいです。
爆釣美浜フィッシングパーク釣果
・クロソイ 45~40センチくらい 3匹
・海洋マス 50センチくらい 1匹
真冬の爆釣美浜フィッシングパークでのルアー釣行まとめ
クロソイは基本【ネット際】を狙う
クロソイは根魚の割にウロウロ泳いでいますが、集まりやすい場所は行き止まりでストラクチャーとなっている【ネット際】です。
私と友人合わせて10匹程のクロソイが釣れたのですが、釣れた大半の場所がネット際。それ以外の釣れた場所も沈められたコンクリートブロックの上等、【障害物が絡んだ場所】が釣れる場所の様です。
ネット際にたくさんのクロソイ張り付いていたのですが、そのほとんどは釣れません。釣れるクロソイはウロウロ泳いできて、一時的にネット際等に立ち寄った個体。
なので、何回もネット際等を打ち直して釣ると一時的に立ち寄り、やる気のあるクロソイが釣れる、というパターンでした。
低活性なクロソイを釣る2つの方法
私は3匹のクロソイを釣る事が出来ましたが、友人は倍の6匹のクロソイを釣っていました。その違いは何か?というと
・ブロック等の障害物や地形変化がある所はその時クロソイがいなくても障害物に当てながら何回も通す
・ネット際のクロソイを狙う時は静かに狙う・又は浮き桟橋から離れて陸からキャストして狙う
この2点をしっかり実践していました。この日は晴天で風もなく海水の透明度も高く、偏光グラスを使えば底まで見える様な状況。
私は主に見えているクロソイを見つけて目の前にルアーを投入して狙っていましたが、そんなクロソイは非常に活性が低く口を使わない事がほとんど。
またネット際ではクロソイが逃げないのをいい事にほぼ魚の真下まで来て狙っていましたが、それだとただでさえ活性の低いクロソイにいらない人的プレッシャーがかかって釣れにくくなってしまう、という事だったようです。
爆釣美浜フィッシングパークに通っている友人曰く『この日は特別にクロソイの活性が低くて釣れない日だった。』との事。なので、普通に釣りして釣れない時は【ブロック等の障害物に丁寧に何回も通す】・【ネット際は距離をおいて丁寧に狙う】といった事を実践すると良い釣果となる確率が高くなるでしょう。
海洋ニジマスはニジマス用のルアー(フェザージグ)を使って釣る
海洋ニジマスはアベレージサイズが50センチ程あり大きくワームにも食ってきますが、マスの口の大きさに割にルアーが大きい事もあり、なかなか針がかりしてくれません。
なので海洋ニジマスを狙う時はトラウト用のタックルとルアーを別に用意しておいて狙うといいでしょう。今回私は【管理釣り場用のフェザージグ】を使って海洋マスを仕留める事が出来ました。
スプーンでも釣れている人を見たので、フェザージグにこだわる必要はなさそうですが、海洋マスは美味しくて値段が高い(購入すると1匹1万円くらいらしい)事から放流量が限られているので、食わせ能力の高いフェザージグを用意しておくと釣れる確率がアップすると思います。
高水温の時はクロソイより海洋マス狙いがいいかも?
一般的なクロソイの適水温は約10度~20度程と言われていますが、この釣り場に通いこんでいる友人の話によると爆釣美浜フィッシングパークのクロソイは低水温の方がよく釣れるとの事です。
この日の水温は約8.4度と一般的なクロソイの適水温(約10~20度)からは低い水温だったのですが、爆釣美浜フィッシングパークのクロソイを釣るには高い水温との事。この日は晴天ドピーカンだった事もあり、高水温とのダブルパンチでクロソイの活性は非常に低い状態でした。
対して活性が高かったのは海洋マス。去年釣りに行った時より海洋マスの活性は明らかに高く、私でも釣る事が出来ました。
なので、晴れていて水温が高い時は海洋マスを狙う時間を増やした方が良さそうです。
真冬の爆釣美浜フィッシングパークヒットルアー
スワールテールシャッド XG 2.8インチ
今回クロソイを釣ったのは全てスワールテールシャッドXG(2.8インチ)でした。このワームの特徴は特殊なテール形状。2~3gのジグヘッドのカーブフォールや超スローリトリーブでもしっかりテールが動いてくれます。
【低速ではほとんどテールが動かない】というシャッドテールの大きな欠点を完全に克服していますよ。
また、2.8インチというサイズ感は今回のクロソイに限らず、15~20センチのガシラ(カサゴ)やアコウ(キジハタ)マゴチ等、20~50センチ前後の幅広い魚にぴったりなサイズでこのワーム一つで色々な魚が狙えるのも特徴です。
ドリームアップ ドリーム ダートヘッド 25
爆釣美浜フィッシングパークは水深が2~3mなので、軽めの2~3gのジグヘッドを使うのですが、3インチ前後のワームに合わせるにはフックが小さいジグヘッドしかありませんでした。
ですが遂に丁度良いフックサイズのジグヘッドを見つけました。
このジグヘッドだと、3インチ前後のワーム、スワールテールシャッド2.8~3.8インチ、マナティー60等にぴったりのフックサイズ。
またこのジグヘッドは他のメーカーと違い重くなってもフックサイズは同じで(ほとんどのメーカーはジグヘッドが重くなるとフックサイズも大きくなりワームが合わなくなる)重たいウエイトは深場狙いにも使えて本当便利ですよ。
まなこフェザージグマラブー ロングテール(試作)
今回海洋マスを釣ったのは【まなこフェザージグマラブー】の新型の試作、ロングテールタイプでカラーはサーモンピンクでした。通常のまなこフェザージグマラブーと比べてテールの長さが約2倍、ボディーのシルエットも大きめに作られており、大型マス相手にぴったりのサイズ感の為今回使用しましたよ。
上の画像にあるカラー全て試したのですが、好反応だったのはサーモンピンクとオレンジでした。爆釣美浜フィッシングパークの海洋マスはオレンジ系のカラーが好きかも知れませんね。