2022年5月11日、福井県にある海上釣り堀、フィッシングレインボー釣行へ。
今回の主な目的は、【試作中の釣りおじさん脈釣りロッドの耐久テスト】で、今回は試作ロッドを共同開発している、釣りおじさんと一緒にテストをする事となりました。
当日のフィッシングレインボーでの釣行の様子
釣れた全ての魚の釣れたエサ・水深等一覧
シラサエビで青物を狙って釣る方法
についてお伝えしますね。
フィッシングなかむらで各種エサを揃える
私は大阪に住んでいるので、フィッシングレインボーがある福井には、303号線を通っています。
この道路沿いには3か所の釣具店があり、今回は【フィッシングショップ なかむら】で各種エサを揃えました。最近は【フィッシングショップ なかむら】がお気に入りです。
各種釣具店については、以下のリンクの記事で詳しく紹介しています。
近畿から福井の【フィッシングレインボー】へ行く時のオススメのエサ屋3店の紹介について詳しくはこちら
フィッシングレインボー釣行で揃えたエサ一覧
通常のエサ一覧(活餌以外)
・マダイスペシャルA
・マダイイエローB
・オキアミ(生)LL
・黄ササミ
・キビナゴ(無着色)
・サバレンジャー(シルバー・レッド・グリーン)
の6種類。今回通常エサで購入したのは、【オキアミ(生)L】と【黄ササミ】の2種類でした。あとは自宅からの持ち込みです。(前回釣行時に持ち帰って冷凍保存していたエサ)
その中でもサバレンジャーは常温保存可能なエサなので、とりあえず常に携帯しています。
活餌一覧
・シラサエビ
・ボケ
・青イソメ
の3種類。フィッシングレインボーでは青イソメが効く事が多いので、青イソメを購入しました。シラサエビとボケ、は定番ですね。
【サワラーズ】青イソメを手で触らずに装着出来るアイテム
活餌の下に写っているアイテムは、青イソメを手で触る事なく針につける事が出来るアイテムが【サワラーズ】です。
『青イソメを手で触ってつけるの苦手で・・・』
という方には本当オススメですよ。
海上釣り堀フィッシングレインボーに到着
午前5時過ぎに海上釣り堀、フィッシングレインボーに到着。
今回は貸し切りではなく一般筏での釣りなので抽選を行いました。抽選の結果、12番筏に決定したので、12番筏に移動して釣り開始です。
海水温は約16.4度
海水温は約16.4度。青物を釣るには少し低い水温ですが、特に大きな問題はなさそうな水温です。
青物用に【活きアジ】を購入
青物狙い用にフィッシングレインボーで【活きアジ】を購入しました。7匹1000円(※2022年5月時点)となりますよ。
常にある訳ではなないので、釣り場で活きアジを購入を考えている方は釣行前に直接電話等して活きアジの状況を確認しておきましょう。
活きアジの状況とフィッシングレインボーの連絡先はこちら(公式HP)
最初に釣れたのは真鯛
釣り開始直後、最初に釣れてくれたのは真鯛。エサはシラサエビでした。 この日は基本シラサエビと活アジをメインに釣りをしていました。
シラサエビだと、真鯛だけでなく青物が釣れる確率がかなり上がる為、です。
2匹目は黄ササミで真鯛を釣り上げる!
周りで釣れている様子では、黄色に真鯛の反応が良いみたいなので、シラサエビから黄ササミに変更。
すぐにアタリがあり、1匹バラシてしまいましたが、その後すぐに再びヒット!2匹目の真鯛を釣り上げる事が出来ました。
3匹目はサイトフィッシングでシマアジ
とりあえず2匹釣れたので、今日の課題である【青物を釣って竿の耐久力のテスト】を達成する為に、活きアジやシラサエビを使って釣りを再開しますが、なかなか青物が釣れず・・・。
水面を観察していると、シマアジが浮いて回遊しだしたのを発見。私の場所にはなかなかシマアジ回遊せず、釣る事が出来ませんでしたが、右隣の方がシマアジをヒットさせた時に釣れたシマアジが暴れた事で、遠くにいたシマアジの群れが一時的に乱れて、こちらに数匹のシマアジがやってきました。
『このチャンスを逃してはいけない!』
という事で餌を視認性が高く食い込みやすいオキアミに変更して仕掛けを投入すると即ヒット!
貴重なチャンスをものにしてシマアジを釣り上げる事ができました。
釣おじさんは浮き釣り&シラサエビで青物を釣りまくっていました
釣おじさんの方は?というと手前のネットが浮き上がって短い試作脈釣りロッドでは釣りしずらくなったとの事で浮き釣りに変更。
ここで釣りおじさん得意のシラサエビを使って、次々に青物を釣りまくっていました。
使っているハリスやハリは完全に青物用の物で、『シラサエビであわよくば青物も・・・』という私の様な考えではなく、完全に青物を狙ってのシラサエビでの釣りで、
『狙ってシラサエビで青物釣る事ができるんだ。』
という事が分かりました。やっぱりエキスパートの釣りは傍で見ていると色々発見があり為になりますね。
ずっと横で釣りを見ていた事&釣り方も釣りおじさんに聞けたので、そこからの私の見解ではありますが、記事の最後の方にシラサエビでの青物の狙い方について詳しく紹介していますよ。
最後にシラサエビで真鯛を釣って終了
途中、活きアジで釣っている最中に青物のアタリがありましたが、アワセを入れるとすっぽ抜け・・・。その後シラサエビを使っても青物のアタリはなく、最後に真鯛1匹追加してタイムアップ。
こうして今回のフィッシングレインボー釣行は幕を閉じたのでした。
海上釣り堀フィッシングレインボーでの釣果
・真鯛 3匹
・シマアジ 1匹
参考:釣れた魚と釣れたエサ・水深等一覧
匹数・魚種 | 釣れた水深 | 釣れた場所 | エサ | 仕掛け |
1匹目・真鯛 | 8.5m | 角 | シラサエビ | A(5B) |
2匹目・真鯛 | 8.5m | 少し沖 | 黄ササミ | A(5B) |
3匹目・シマアジ | 4m | 中心部 | オキアミ | A(5B) |
4匹目・真鯛 | 8m | 少し沖 | シラサエビ | A(2B) |
仕掛けの記号
A・・・通常の通し仕掛け(ライン4号使用)
※1 【釣れた水深】は概ねの水深となります
※2 フィッシングレインボーの水深は概ね底11m程です
シラサエビで青物を狙って釣る方法
しっかり着底させてから【巻き上げて誘う】事が重要
通常、シラサエビ等の活餌で釣りをする時は釣るタナを決めて釣る事がほとんどと思いますが、【青物狙いの釣り】の場合は違います。
青物はジギングで分かる様に【下から上】に浮き上がる動きに反応が良い事から、底近くまでシラサエビを沈めてから、【巻き上げながら誘っていく】という動きが非常に大事という事が分かりました。
通常のシラサエビ等での釣りでは、上に誘いあげて、【フォールで食わせる】事がほとんどと思いますが、青物の場合は【底から浮かしながら誘って食わせる】という事ですね。
ただ巻き上げるのではなく誘いも交えて釣っていく
【巻き上げながら誘っていく】といっても、ただゆっくり巻き上げるだけでは青物に見破られやすくなると思います。
なので、少しずつ仕掛けを浮かしながら、誘いを入れて釣っていくのが有効そうです。釣りおじさんの釣りを見ていたら、積極的に誘いをかけて釣っていましたよ。
参考動画:当日釣りおじさんが釣っている動画(釣りおじさんのYouTube)
当日、同行してくれた釣りおじさんのフィッシングレインボーの動画です。
動画で詳しく釣り方も含めて解説してくれているので、当ブログと合わせて見てくれるとより理解が深まりますよ。
フィッシングレインボー釣行2つの気付き
当日は【黄色のエサ】に真鯛の反応が良かったです
当日のフィッシングレインボーでは【黄色のエサ】に真鯛の反応が良かったです。今回私は青物を釣りたい事からあまり積極的に黄色系のエサ(黄ササミやマダイイエローB)をあまり使いませんでしたが・・・。
【真鯛に黄色のエサ】は本当、定番で鉄板ですね。
青イソメはフィッシングレインボーではやっぱり鉄板エサだった
フィッシングレインボーでの定番エサである青イソメですが、今回、私が釣っている筏では釣れなかったです。ですが、他の筏で釣っていた方の話を聞くと、
『青イソメだとアタリの出方が違った!青イソメ以外反応悪くて・・・』との事なので、
やっぱりフィッシングレインボーでは青イソメが効く事が多いエサである事は間違いないようです。
その他フィッシングレインボー攻略をまとめた記事があるので、これからフィッシングレインボーに行く予定のある方は一度読んでみるといいですよ。
フィッシングレインボーで有効なエサと攻略法について詳しくはこちら(別記事)
海上釣り堀フィッシングレインボーでの使用釣具
がまかつ(Gamakatsu) 真鯛王 フック (銀) 釣り針
私が海上釣り堀の脈釣りでよく使用しているのが、【がまかつ 真鯛王 銀 9号】です。面倒くさがりなので、青物も真鯛もシマアジも基本的にみんなこの針を使っています。
銀色にしている理由ですが、以前はエサと同調しやすいカラー(ピンク系)を使っていましたが、使っていると塗料がはげて、結局銀色になるので、今は銀を使っています。
私みたいな針を変更するのが面倒で、『一種類の針でなんとかしたいなあ。』と思っている方には最適解の一つと思いますよ。
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 ハードタイプ
海上釣り堀の釣りでよく使われる、ゴム張りガン玉です。特筆する事は特にないですが、現在普通のガン玉を使用しているなら、ゴム張りガン玉に変更した方いいです。
理由は普通のガン玉だと、一度固定させると開くのが大変で、下手するとラインごと切らないと交換できないから、です。
ゴム張りガン玉だと、手で開く事ができて、スムーズにガン玉が交換可能です。
ゴム張りガン玉の欠点は値段が高い事と、通常のガン玉と比べるとズレやすい点ですが、海上釣り堀の釣りでは、数十mもライン出す事は無く、ズレてもすぐに戻せます。
海上釣り堀の釣りでは頻繁にガン玉を交換するので、手返しが良いゴム張りガン玉がオススメです。
シマノ(SHIMANO) バルケッタ
今回使用していたリールはデジタルカウンターが付いているリールの定番、【バルケッタ】シリーズです。
私はフロロ3号通しは【21バルケッタ 151DH-PG (左) 】、フロロ4号通しは【17 バルケッタBB 301PGDH】を使用しています。
バルケッタシリーズを使用している理由は【リール最大手のシマノで安心】なのと【電池交換が自分で可能】だからです。
海上釣り堀で使用するには廉価版のBBの方でまったく問題ありませんが、通常のバルケッタの方がドラグ性能が高く、気持ちよくラインが出て行ってくれるので、ドラグ性能にこだわるなら通常版がオススメです。
ズームタイプの海上釣り堀脈釣りロッド(試作:テスト中)
今回使用したロッドは、試作の釣りおじさん海上釣り堀脈釣りロッドです。
今回使用した試作ロッドの長さは【240-290】の(ズームロッド)。前回の釣行から穂先部分を継ぎのソリッドからフルソリッドに変更しています。結果、穂先の根本部分がソリッドで固く曲がりにくい事から感度が上昇。
その事から短竿らしいビンビンに手感度が伝わるロッドとなりましたが、フルソリッド穂先となった事でのロッドの負荷が上がっているので、現在耐久テストをしている所。
真鯛・シマアジでは大丈夫な事が確認できており、現在青物をかけてのテストをしたくて使用中。真鯛やシマアジをかけた時の竿の曲がりからだと、青物でも十分耐える事が出来そうと感じていますが、最終的に実際に釣って確かめる事が大事だと考えています。
今回は青物をかける事が出来なかったので、引き続き青物相手の耐久テストを継続していきます。
試作脈釣りロッドの開発状況については随時【ロッド開発話】としてツイッターにて発信しています。
下記に【ロッド開発話】のツイッター情報ををまとめて読める記事があるので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
青イソメを手で触らないでつける事ができる釣り道具:サワラーズ
海上釣り堀でも定番のエサである【青イソメ】。そんな青イソメを手で触る事なく針につける事が出来るアイテムが【サワラーズ】です。
当日、実際に私も使っていますが、少し使い方にコツがいりますが、確かに手で触らずに青イソメを針につける事が出来ています。
『青イソメを手で触ってつけるの苦手で・・・』
という方には本当オススメですよ。