2022年7月21日、福井県敦賀にある沖テトラへ、ゴムボートを使って友人と一緒に釣りに行ってきました。
今回の狙いはシーズンインしたと思われる、アコウ(キジハタ)狙いの釣行でした。
当日のアコウ(キジハタ)・ガシラ釣行の様子
小型のアコウ(キジハタ)とガシラしか釣れない時の楽しみ方
2022年のアコウ(キジハタ)の開幕予想
についてお伝えしますね。
午前4時30分頃にゴムボートに乗り沖テトラへ
午前4時30分頃にゴムボートの準備も出来たので、沖テトラに出発です。
海水温は約25.6度
沖テトラに到着し、海水温を測定すると、約25.6度。
ここ数年アコウ(キジハタ)の開幕は7月下旬~8月上旬ですが、今年は海水温が高めで推移しており、この日も25度を超える海水温なので、シーズンインのアコウ爆釣の期待が持てます。
マナティー60で本命のアコウ(キジハタ)をゲット!
まずは私の中でのアコウ(キジハタ)釣りの定番、【マナティー60レッドヘッド】をセットしてキャスト。
そして数投目で本命のアコウをゲット!とはなりますが、サイズがちょっとカワイイ・・・。
次はサイズアップを目指して頑張ります。
マナティー60レッドヘッドは私が1000匹以上アコウを釣ってきたワームです。
本当釣れるのでまだ試していない方は試してくれると嬉しいです。
ガシラ(カサゴ)祭りが開催!
その後マナティー60のキャストを続けると、小~中型のガシラ(カサゴ)が次々にヒット!
なかなかフッキングに至らないものの、アタリは毎投複数あり、小~中型のガシラが当たってきていると予想されます。
2匹目のアコウ(キジハタ)を釣るもサイズが伸びず
引き続きマナティー60を使って探っていくと、時々『ガツガツッ!』というアコウらしいアタリも混じりますがフックアップまでは至らず・・・。
ですが、なかなか乗らない中遂にヒット!
本命のアコウではありますが、サイズが伸びません。どうやら大きめのアコウの接岸はまだみたいです。
メバリングタックルで小型のアコウを釣る
シーズン初期は小さいアコウしか入っていない事があるのを、過去の経験から知っていたので、
まだ大型の群れが入っていない時にそなえて、小型アコウ用にメバリングタックルを用意していました。
PE0.3号(リーダーはフロロ8ib)、1.5gのタングステンジグヘッド+ジャバピン1.8インチ(リング系ワーム)に持ち替えて再び狙うと、
『ガツガツッ!』のアタリと共にヒットし、小型のアコウを釣り上げる事が出来ました。
思った通り、さっきまでのアタリは小型のアコウだったみたいです。
ヒラメ(ソゲ)が釣れる
その後、ジャパピンでリフト&フォールを繰り返していたら、ひったくる様なバイト!
かなり重たい引きで、『これは良型のアコウでは?』と思いつつ寄せてみると
【ヒラメ(ソゲ)】でした。指尺でざっと測ると約35センチ程ありました。
その後はガシラ(カサゴ)がサクサクヒット!
その後はワームのサイズを下げた事もあり、小型~中型のガシラ(カサゴ)が次々ヒット!
小さめの根魚しか寄っていない時は、ワームを小さくして数釣りするのもいいですね。
午前8時前には釣り終了
まだ20センチを超えるアコウが本格的に接岸していない事が分かったので、午前8時前には釣り終了。
アコウの本格シーズンインはもう少し先かな?といった感じの釣行でした。
アコウ(キジハタ)釣行動画もあります
この日の釣行をまとめた釣行動画もあります。このブログ記事を要約した様な内容となりますよ。
『動画で観たい♪』と思った方は一度観てくれると、とても嬉しいです。
今年のアコウ(キジハタ)の本格的接岸はもう少し先
今年は例年より海水温が高めで推移していたので、もうアコウはシーズン真っ最中、と思っていましたがそうではありませんでした。
小さいアコウしか釣れなかった事や、途中でヒラメ(ソゲ)が釣れた事から、私が思っていたより海水温は低めで推移していたかもしれません。
過去のアコウ釣行の経験からだと、小型のアコウが釣れだすと本格シーズンイン間近なので、恐らくあと1週間~10日後には本格シーズンインすると考えています。
釣れるサイズが小さい時はメバリングタックル&ワームで楽しむのもあり
今回の釣行の様に、釣れるアコウのサイズが小さく、ガシラがメインとなる時はマナティー60はワームの大きさとしては少し大きめ。
なので、アコウのシーズンがまだと分かった時はメバリングタックルとメバリング用ワームで、ガシラと小型のアコウを狙うとヒット率が上がってより楽しめると思いますよ。
7月下旬の福井アコウ(キジハタ)・ガシラ釣行ヒットルアー
マナティー60
マナティー60は、夏の日本海側のアコウ釣りでとてもよく釣れるダート系ワームです。今回使用したカラーは【レッドヘッド】で、私のアコウ釣りの中では一番実績のあるカラーとなっています。
ジャバピン1.8インチ
大島商店 ジャバピン 1.8インチ
少し前から愛用しているジャパピンの1.8インチです。こちらはハンドポワード系のワームで、非常に柔らかく、ニオイ・アジ付のエキスが入っていて食い込みは良好です。(一部エキスが入っていないカラーあり。)
元々メバリング用のワームですが、リング系ワームで、ストレート系ワームながらエビ系の姿をイミテートできるので、根魚釣りでも愛用しています。
ジャングルジム ジャコヘッドTG #S
今回の根魚釣りで使用していたジグヘッドが、【ジャングルジム ジャコヘッドTG #S 1.5g】でした。
タングステンのジグヘッドはシルエットが小さくなるので、1.0~2.0インチのワームを使う時に使用すると、ヘッドが大きくなりすぎず、ワームと一体感がでるのでオススメです。
7月下旬の福井でアコウ(キジハタ)・ガシラ釣行での使用タックル
フエルコ MG800R-6S
今回のアコウ・根魚釣行で使用したパックロッドです。最近パックロッドは増えていますが、仕舞寸法約46センチの8フィートクラスのパックロッドは非常に少ないです。
ロッドの調子はレギュラーファースト。非常に粘るロッドで40センチクラスの根魚相手なら十分やりとり可能です。
3~8gくらいのルアーウエイトが一番扱いやすい重さで、ティップ~バット全体が細く作られていて繊細な釣りでも使えます。
今回のアコウ釣りでの3~7gのジグヘッドを使ったワインド釣法には丁度いい強さのロッドとなりますよ。
キャストウエイトは10gまでとなっていますが、粘るロッドの特性から20gくらいまでは扱う事も可能です。2~3号のエギを使ったエギングにも丁度いいロッドです。
高次元で幅広いルアー釣りに使えるので1本で色んな釣りをしたいなら本当オススメですよ。
ファインモード 2508DX-PE 糸付 PE0.8号130m
今回アコウ釣りに使用したPEライン付きのスピニングリールです。国産の8本撚りPEライン0.8号が最初から130m巻いている状態で、ラインを巻かなくてもすぐに使用する事が出来るので、楽で便利です。
ライン付きのスピニングリールのPEラインはそのままでは使えないものが多いですが、このリールに巻いているPEラインは高スペックでルアー釣りでそのまま使用する事が可能です。
リールの巻き心地やドラグは高級リールと比べるとイマイチですがそこそこの性能で、実釣において十分な性能です。
私の場合、性能のいいリールを使っていてもすぐに砂浜に突っ込んだり、テトラや防波堤の壁にぶつけたりして駄目にしてしまうので、今では入門機を使って、潰れたら買い替える、といった形をとっています。
もちろん、これからルアー釣りを始める方や予備機を持っておきたい方にもオススメです。
フエルコ MGH900-6S
【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』と以前から思っていたので、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用パックロッドです。(※テストは終了して、現在生産待ちです(まだ未販売))
このロッドのコンセプトとしては【レギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのメバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドに仕上げています。
当初は大型魚を考えずに設計していたのですが、使用感と感度を出す為に、バット部分をある程度固くした結果、大型魚でも十分相手に出来るロッドとなりました。
15センチくらいの根魚がかかっても、ティップ~ベリーがしっかり曲がって引きを楽しむ事が出来ますし、不意な大物がかかっても強いバットで受け止める事が出来、余裕を持ってやり取り可能です。
ロングロッドだから可能となった、魚が小さくても、大きくても楽しめるロッドになったと思うのでリリースされるのを楽しみにして頂ければ幸いです。