2021年4月11日、泉南にある、大阪最南端のアジングポイント、【小島養漁場】まで行ってきました。
小島養漁場に行く前に寄っておきたい観光名所
小島養漁場の釣り場ってどんなアジングポイントなの?
当日の小島養漁場の考察とヒットパターン
についてお伝えしますね。
釣場に行く前に【道の駅みさき】に立ち寄ってみました
小島養漁場でアジングするのは夜の部。夜の部は午後6時からなので、少しだけ早めに家をでて、小島養漁場の近くにある道の駅、【道の駅みさき】に立ち寄ってみました。
お土産・食堂・地元の野菜・魚介類と色々充実していました
中に入ってみると、お土産、食堂、地元の野菜、魚介類等、色々取り揃えていて充実していましたよ。
今回は、昼食を食べてから出発したので、食堂での食事はしませんでしたが、食堂の生シラス丼、食べてみたかったなあ、と思いました。
展望台はこんな眺めでした(動画)
この投稿をInstagramで見る
道の駅みさきには【展望台】もあります。写真も撮ったのですが、写真ではその良さがあまり伝わらなかったので、動画でお伝えしています。
【小島養漁場】に到着
道の駅みさきから少し自動車を走らせると【小島養漁場】に到着です。
【小島養漁場】について簡単に紹介
【小島養漁場】ってどんなアジングポイントなの?
小島養漁場は、海の一部分を網で仕切っている海上釣堀です。アジは放流されていないのですが、網の目をすり抜けて入ってきた小アジが海上釣堀の中で成長。
すると、大きくなったアジは網をすり抜けられなくなり、年中釣堀内に良型のアジが回遊している、という特殊な釣り場となっています。
ついでに、釣堀の網で囲われている外側も狙う事も出来るので、網の外側の海で、天然の回遊系アジを一緒に狙う事も可能です。
【小島養漁場】ってどんな釣り場なの?
上の画像が小島養漁場の全体図です。基本的に受付より奥に行けば行くほど水深が深くなっています。
小島養漁場の公式HPにある【釣果情報】をチェックすると、Aポイント、Bポイント等書かれているのですが、これが公式HPでは、ポイント案内の画像が本当見つけづらいです。
なので、小島養漁場に来た事なくて、釣果情報をチェックした人の多くが『Aポイントってどこ?』となると思います。(私もそうでした。)
釣果情報等をくまなく探したら、実はちゃんとマップが掲載されているのですが、とても見つけにくいので、こちらにその画像載せておきます。
(※小島養漁場には画像使用の許可は頂いています。)
使えるロッドは1本だけなので注意!
小島養漁場は、海上釣堀なので色々ルールがあります。(ルールについて詳細は公式HP参照)その中で特に注意して欲しいのは、【使えるロッドは1本のみ】という部分です。
アジングをしていると、ジグヘッド単体用とキャロライナリグ用、フロートリグ用等々、2~3本のロッドを使い分けする事も多いですが、小島養漁場では、複数のロッドを持って入場するのは禁止なので注意しましょう。
ロッドを交換する場合は、【一度施設に出て、施設外で交換して下さい。】との事なので、釣る前に持っていくタックルを一つに絞ってから入りましょう。
個人的には水深とアジが釣れる飛距離を考えてジグ単用タックルが一番いいと思います。
自動販売機で夜釣り入場券を購入
まずは自動販売機で夜釣り入場券を購入します。夜の部は2100円(※2021年4月時点)と、日中の約半額で嬉しい限りです。
パックロッドを組み立ててアジングの準備
今回は最近手に入れたパックロッド、【フエルコ MG600-5S】を今回は使用しました。
6フィートとアジングには丁度いいくらいの長さのロッドで、パックロッドなのに違和感なく使えるのがいい所です。
小島養漁場は初めてのポイントなのでまずは釣り場を一周
ルアーエリア周辺
まずは受付から一番近い【ルアーエリア】をチェック。海藻が結構生えていて、スズメダイや10~15センチくらいのメバルがちらほらと見えていました。
Aポイント周辺
この日、一番釣り人が多かったのがAエリア周辺でした。理由は一番釣れるからではなく、この日は南西の風が強くて、他のポイントでは釣りが成立しづらく、追い風になり、釣りがしやすいAエリアに釣り人が集中した、と考えています。
Bポイント周辺
こちらもAエリアに続いて人が多かったエリアです。ポイントの特徴はAエリアとほぼ一緒な感じです。
Cポイント周辺
小島養漁場で最も深い水深が狙えるエリアです。こちらでは常連と思われる方がアジングで良型のアジを結構釣っていました。
Dポイント周辺
Dエリア周辺はこんな感じ。隣のテトラ帯で良型のガシラ(カサゴ)を穴釣りで釣っている釣り人がいました。
私は穴釣りしませんでしたが、意外と穴釣りの穴場スポットかも知れません。
Eポイント周辺
一番端となるEエリア周辺です。このあたりまで来ると受付から遠い事もあるのか、釣り人はほとんどいませんでした。
海水温は約13.0度
海水温は約13.0度。私の今までの経験ではアジングが成立しない水温ですが、はたして釣れるのか?ドキドキしながら日が暮れるのを待ちます。
まずはDポイント周辺でアジング開始
釣り人が少なくて釣りやすそうな事からDポイント周辺でアジング開始。が、横風が強くてほとんど釣りにならず・・・・。
なので、追い風になって釣り場のスペースも空いていたBポイントにすぐに移動です。
なかなか乗らない中、遂に小島養漁場初アジをゲット!
Bポイントに移動後、完全に日が暮れてそろそろアジのバイトがあってもいい頃・・・。
と思っていたら『コツッ!』というアジからと思われるバイトが・・・。でも乗らない・・・。
アジが乗らないので、ワームを通常のものから【熟成アクア 活アジストレート】に変更。すると、しっかり食込んでくれて遂に小島養漁場初アジをゲットする事ができました。
ショートバイトに悩まされつつポロポロ釣って終了
その後ショートバイトに悩まされつつ、なんとか拾い釣りみたいな感じでポツポツとアジを釣っていきました。
隣で釣っていた常連と思われるアジ釣り(エサ)の釣り人も『今日はなかなか食込まんなあ~。』等と言っていたので、この日はアジの活性は低かった様です。
その後、21時頃には風も止んで釣りやすくなったのですが、アジからのバイトもほとんどなくなり、そのまま終了時間の午後10時となり、小島養漁場でのアジングを終えたのでした。
4月中旬小島養漁場アジング釣果
・アジ 17~21センチくらい 7匹
4月中旬小島養漁場アジングの釣り方・気付きのまとめ
釣り場はあまり気にしなくてもいいかも?
この日は風が強くて、追い風となる【ポイントB】でほとんど釣りしていたのですが、あまりエリアによってアジの釣れ具合が変わる、という事はない様な気がしました。
概ねどのエリアにもアジは回遊しているみたいで、向かい風の強風でもアジを釣っている方がいたので、風さえ強くなければ、それほどポイントにはこだわらなくてもいいのかな?と感じました。
ジグヘッドは各種重さを揃えておいた方が良さそう
今回、アジのアタリは多数ありましたが、アタリがあったレンジが水面下1mくらいから底近くまで、何回もアタリが出るレンジが変わりました。
なので、表層用の0.5gくらいから深場用の2.0gくらいまでの幅広い重さのジグヘッドを用意しておいた方が良さそうです。
やっぱり低活性時は【エコギア熟成アクア】が効く
今回は本当ショートバイトが多かったです。こういう時はやっぱりアミノ酸液に浸かっている【エコギア熟成アクア 活アジストレート】が効きます。
このワームでもショートバイトに悩まされましたが、明らかに他の通常のワームより食い込んでくれました。【エコギア熟成アクア 活アジストレート】はアジングの最盛期でも十分釣れるワームですが、真価を発揮するのはこの日みたいにアジの活性が低い時、ですね。
低水温でもアジが釣れてくれたのは釣堀だから?
恐らくですが、他のポイントでこれだけ低水温だとマズメの短時間のみ釣れるくらいで、通常のアジングポイントではアジはもっと水温が高い深場に移動している、と思われます。
ですが、小島養漁場は周辺を網で囲まれていて、網の目を通れない大きさのアジは、釣り堀の外の深場に逃げる事ができません。
なので、低水温でも小島養漁場内にアジの群れが留まり、活性が低いながら、夜間の長い時間釣れてくれた、と考えています。
水温が低い内は、他のアジングポイントではなく小島養漁場の方が安定して釣れそうです。
4月中旬小島養漁場アジングヒットルアー等
エコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチ
今回釣ったアジは全部このワームでした。外にほっておくと干からびたり、すぐにちぎれたり、液体で指が汚れたり、と欠点はたくさんありますが、その全ての欠点を凌駕する【食い込み】があり、その食込み力は他のワームの追随を許しません。
熟成アクアは反則!といったこだわりが無ければ、一袋持っていると、今回の様にアジの活性が低くて吸い込みが悪い時に重宝しますよ。
一度開封するとジッパーを閉じていても液漏れする事が多いので、液漏れしない専用容器セットを紹介しています。
ロッドホルダー付きライトルアー用クーラーボックス
今回のアジングで使用した、アジングやメバリング等のライトルアーフィッシングで使いやすい、ロッドホルダーとサイドポケットが付いている小型のクーラーボックスです。
仕様について詳しく知りたい方は、紹介記事もあるので読んでみて下さいね。
ロッドホルダー付きライトルアー用クーラーボックスの詳しい説明はこちら