2021年7月21日、福井県敦賀方面までアコウ(キジハタ)を釣りに行ってきました。
当日のアコウ釣行の様子
今年の日本海(福井・京都方面)のアコウの傾向
当日のアコウのヒットパターン
についてお伝えしますね。
朝5時頃に福井の海岸に到着
朝5時頃に福井の海岸線に到着。ゴムボートを準備して、少し沖のテトラ帯に渡ります。今回の釣行の狙いは【アコウ(キジハタ)】です。
梅雨も明けて、『そろそろアコウが接岸しているのでは?』と思っての釣行しました。
水温は約26.2度
沖テトラに渡り、水温を測定すると約26.2度。
この水温は去年、おととしと比べてもかなり高いです。水温も25度オーバーなのでアコウ(キジハタ)が接岸している可能性は高め。期待が高まります。
幸先よく本命のアコウ(キジハタ)をゲット!
最初に使用したルアーは【マナティー60】夏の福井のアコウ狙いで僕がとても信頼しているワームです。
マナティー60を底まで落とし、ダートさせます。ダート後にフォールさせると、抑えこむ様なアタリ!幸先よく本命のアコウをゲットです。
ジグヘッドを軽くするとガシラ(カサゴ)ラッシュ!
最初のアコウヒット後、アタリが無くなったので、6gのジグヘッドから3gのジグヘッドに変更。ゆっくりフォールさせて、しっかり魚にルアーを見せる作戦です。
すると早速アタリがあり、ガシラがヒット!フォールを遅くさせる作戦が当たり、その後ガシラ(カサゴ)が入れ食いに。
19~23センチくらいがアベレージサイズで、釣っていて楽しめるサイズですが、今日の本命、アコウを釣りたい所です。
メタルジグに変更!小さいながらアコウを釣る
『もしかして、アコウは沖にいるかも?』と思い【ネオメタルジグ 根魚カスタム 7g】にルアーチェンジして、メタルジグを沖に向かって遠投。7gしかないとはいえ、そこはメタルジグ。マナティーの倍くらいの飛距離をだして、約60m先の沖を狙うとすぐにアタリ!
かわいいサイズですが狙い通りアコウを釣る事ができました。
その後はメタルジグでアナハゼ・サバ・ガシラを釣る
その後アコウが連続ヒット、となればいいんですがそこは上手くいかず。アコウを釣った後は、メタルジグでアナハゼ、サバ、ガシラと色々な魚が釣れてくれました。
小型のメタルジグは魚種問わず色々な魚が釣れてくれるので使っていて面白いです。
アコウ(キジハタ)やガシラ(カサゴ)等の根魚釣り用に特化、カスタムされたメタルジグです。後方重心にする事でフックの絡まりを軽減。アコウの噛みつき系バイトと根がかりに対応する為、地獄針仕様となっています。
再びマナティー60に変更してアコウが連続ヒット!
沖にもアコウは多くいなかった事が分かったので、ルアーを再びマナティー60に変更。
広範囲をテンポよく探っていくと、時合が来た様で、アコウが連続ヒットしてくれました。
その後は再びガシラがヒットし続ける
しかしアコウが釣れ続いたのは5分程。その後は再びガシラしか釣れなくなってしまいました。
ベイトフィッシュに着いているアコウを釣る
その後も釣りを続けていたら15m先くらいにベイトフィッシュがピチャピチャしているのを発見!
早速ベイトの群れの10mくらい先にマナティー60をキャスト!着水直後に数回ロッドをしゃくってダートさせた後、カーブフォール。
すると、すぐに『ガツガツッ!』とアコウ独特の噛みつきバイト!
『これはアコウに違いない!』とすぐにフルフッキング!!そして無事に釣り上げたのはこのエリアでは良型といえる27センチくらいのアコウを釣り上げる事に成功しました。
反対側のテトラ端の1級ポイントで良型アコウを釣りあげる!
その後、ガシラは釣れ続くものの、アコウが釣れないので、思い切って今いるテトラの反対の端まで移動。
『ここには絶対いるでしょう。』といった一級ポイントにマナティー60を落としてダート、フォールさせると『がツン!』とヒット!
最後にもう1匹アコウを釣り上げて、ここでストップフィッシングとなったのでした。
7月下旬のアコウ(キジハタ)釣行の釣果
・アコウ(キジハタ) 20~27センチくらい 7匹
・ガシラ(カサゴ) 15~24センチくらい 50匹くらい
・サバ 12~14センチくらい 2匹
・アナハゼ 15センチくらい 4匹
でした。
今年の日本海(福井・京都方面)のアコウ(キジハタ)の傾向
今日のアコウ釣行で分かったのは、まだ多くのアコウは接岸していないですが、確実に接岸が始まっている、という事でした。
去年、一昨年と梅雨明けが遅くアコウ釣りはイマイチ釣れなかったですが、今年はこのまま水温が上昇していってくれればここ3年の中では一番のアタリ年になるのでは?と期待しています。
日本海側のアコウ釣りは、時期さえ外さなければルアー釣り初心者でも釣りやすいターゲットなので、『アコウ釣りしてみたい!』と思ったなら、数年ぶりのアタリ年となりそうな今年は、アコウ釣りデビューのチャンスですよ。
当日のアコウのヒットパターン
最初は4~6g前後のジグヘッドを使用していたのですが、アタリがあまりなかったので、少しフォールスピードを落として、ゆっくりワームをアピールさせた方がいいのでは?と思い、2~3gのジグヘッドに変更しました。
結果、ガシラ、アコウのバイトが増えて数釣る事が出来ました。恐らくですが、この日は水面に多くのベイトフィッシュが入っており、底よりもベイトフィッシュがいる表層~中層に意識がいっていて、
その為、表層~中層を長い間アピールできる軽めのジグヘッドの方が反応が良かったのでは、と考えています。
あとワームのカラーは一通り試しましたが、この日はレッドヘッドが一番反応が良かったです。こちらもジグヘッドと同じ理由で、ベイトが入っていた事から、カニ等のエサより魚の方に意識が向いていた事により、シルバーラメが大量に入っていてキラキラと光るレッドヘッドに反応が良かったのでは、と考えています。
ヒットルアー・おすすめ釣具の紹介
マナティー60
私のアコウ釣りの中で一番信頼してるルアー、それがマナティー60です。この時期の日本海のアコウには本当によく効きます。使い方については別ページにて詳しく紹介しているので、合わせてチェックしてくれると嬉しいです。
ドリームアップ ドリームダートヘッド 25
マナティー60は長さの割にボディーが太いので、ぴったりのフックサイズの軽量ジグヘッドが無く、困っていましたが使えるジグヘッドを見つけました。
ドリームダートヘッドのジグヘッドはマナティー60にジャストフィット!2gから10gと軽いジグヘッドから重いジグヘッドまで揃っているので、本当重宝しますし、オススメです。
ワームを固定させる為の接着剤
マナティー60はダートの為に激しく動かすので、ワームもすぐにズレがちです。なので私は接着剤で固定させてから使っています。
今までは瞬間接着剤を使って固定していたのですが、一度封を開けて使用すると、次回釣行時に固まっていて使えず困っていました。今回使用したアルテコの接着剤は単体だと普通の接着剤なので、すぐに硬化して使えなくなる事はありません。
そのままだとワームをすぐに固定出来ないのですが、接着剤を塗った後にアルテコの硬化スプレーを使うと化学反応?ですぐに固める事ができます。最初に接着剤を塗って、スプレーをかけたらすぐにワームをジグヘッドにくっつけると、すぐにしっかりと固定させる事ができて、とても便利です。
アコウ釣りに使えるロッドホルダー付き小型クーラーボックス
今回のアコウ釣りでも使用した【ライトルアーフィッシング用クーラーボックス】です。
7Lと小型で、よく歩いて移動するライトルアーフィッシングにぴったり。ロッドホルダー付きで予備ロッドを差しておいたりもできるので、とても便利でよく使っています。
【ライトルアーフィッシング用クーラーボックス】について詳しい説明はこちら