2019年6月1日の夕方から夜にかけて坊勢島へアジングとメバリングをしに行ってきました。
今回はアジング釣行についてお伝えしていますよ。
先月の坊勢島釣行ではまだアジングシーズンに入っていなかったですが、今回の坊勢島釣行では、しっかりアジングシーズンに入っていて比較的イージーにアジを釣る事が出来ました。
当日のアジングの様子
坊勢島のアジングの開幕はいつ頃から?
コアショットカラーのワームがアジングに聞く理由
についてお伝えしていきますね。
坊勢島へはフェリーで行く事が出来ます
坊勢島へはフェリーを使って行く事が出来ますよ。
今回は夜にアジンジをする為、午後6時頃のフェリーに乗って坊勢島に行ってきました。
フェリーで坊勢島へ行く際の行き方・注意点について詳しくはこちら
夕マヅメに坊勢島に到着
午後6時30分過ぎ、夕マヅメに坊勢島到着です。
深夜までアジングする予定なので【みなと旅館】にチェックイン
深夜までアジングをする予定なので、【みなと旅館】にチェックインしてから釣り場に行く事に。
みなと旅館は釣り場の近くにあるので、レンタカーを借りずに徒歩で夜釣りをする場合、重宝しますよ。
沈む夕日をみながらアジング開始!
宿のチェックが終わったらアジングのポイントへ。釣り場に着いて準備を終えると丁度夕日が沈んだ所でした。
水面を偏光メガネをかけてチェックしてみると、アジがウロウロしているのが見える・・・
これは早速入れ食い?と思いながら坊勢島アジング開始です。
水温は約18度
アジングをする前にサクッと水温測定。水温は約18度でした。
まずは【釣れ釣れグリーン】で連続ヒット!
まずはアジングのパイロットルアーとして、【フィードワーム 釣れ釣れグリーン】を選択。思った通り1投目からバイトがあり、サクサクっと連続ヒット。
アジのサイズも21~23センチくらいあり、小気味よく引いてくれて楽しい!
試作のフェザージグは不発(メバルが釣れました)
ここで5匹くらい釣った所で試作のフェザージグを使ってアジが釣れるかどうか試してみます。
結果は不発・・・。フェザージグを投げていても時折バイトがあるだけで乗らない・・・。そして釣れ釣れグリーンに変更すると一発でヒット、といった感じでした。
この試作フェザージグ、超スローフォールするように作られていて、アジの弱い吸い込みでも吸い込みやすくて釣れる、なんて思っていたのですが、何故か良くない様子。
この試作フェザージグ、過去数回のメバリング釣行でメバルは爆釣していてたのですが、アジはお気に召さない様子。
結局ワームではアジが入れ食いの中、試作フェザージグを使うとメバルだけが釣れました。
このフェザージグ、メバルは好きみたいです。今回釣りたいのはアジだったんですが・・・。
30分程でアジのバイトが途絶えて今度はメバルタイムに
日没後30分程でアジの入れ食いタイムは終了。その後はアジのアタリがぱったりと止まります。
釣り場に着いた時にはすでにアジがたくさん目視できていたので、もう1時間くらい早くポイントに着いていたら良かったかな?と思いつつ、釣れ釣れグリーンをつけたジグヘッドリグをキャストし続けていると、今度はメバルが連続ヒット!
サイズが少し小さめのメバルがプチ入れ食いとなりました。
午後8時30分頃からアジが再び釣れ始める
メバルのアタリも遠のきはじめた20時30分頃からアジらしいライズが見えはじめて再びアジが釣れだしました。ここまで、持っていた通常のワームが釣れ釣れグリーンしかなかったので、釣れ釣れグリーンでアジを釣っていたんですが、これがやたらアジが釣れる・・・。
このワーム、『アジングでもかなり釣れるワームなのでは?』と思い、今まで管理が面倒で使っていなかったアジング最終兵器、エコギアアクア活アジストレートを引っ張り出して釣れ釣れグリーンとどちらが釣れるか検証してみる事に。
釣れ釣れグリーンとエコギアアクア活アジストレートどちらが釣れるか釣り比べてみました
今回エコギアアクア活アジストレートと釣れ具合を比較してみる【フィードワーム 釣れ釣れグリーン】は、元々デイメバリングを想定して作ったワームです。
去年の晩秋から釣れ釣れグリーンをアジングでも使っていたのですが、
去年の時はメバリングの方に大きく比重を置いていたので、『アジングでもまあまあ使えるなあ。』くらいにしか思っていなかったんですね。ですが、今回の釣行で釣れ釣れグリーンを使い続けて釣っていると気づいたのですが、明らかに今まで使っていた通常のワームよりバイトが多い&深い。
なので、今まで通常のワームを圧倒し続けてきて、私がアジングで絶大な信頼を置いている【エコギアアクア活アジストレート】と釣り比べてみる事に。
結果は、流石にアジが軽く咥えてからの食い込みでは負けるものの、バイト数ではやや釣れ釣れグリーンが勝っている様な感じ。アジングでも釣れ釣れグリーンはかなり良いワームなのでは?と思えました。
状況としては時々アジの小さいライズが起こり、その時にワームを投げたらサクサクッとアジはヒットするものの、その後が続かないと単発で終わってしまう様な状況。坊勢島のポテンシャルを考えるとイマイチしょぼい釣れ方なので、もっと釣れるエリアが有るのでは?と考え、歩いて20分くらいのポイントへ移動しました。
次のポイントではアジは釣れるものの活性が低い&サイズダウン
移動した先のポイントは先程のポイントよりは湾奥にあたるポイント。このポイントではアジが岸際にたむろっていましたが活性がどん底で、恐ろしく釣るのが難しい・・・。
そしてやっと釣っても先程のポイントより一回り小さいサイズ。
という事で、早々にこのポイントは見切り、今度は坊勢島で最もメジャーなアジングポイントの防波堤へ移動します。
たくさんの釣り人がアジング等をしていました
こちらのポイントでは多数の釣り人がいて、アジングをしている人や、小型ワームを使ったワインドでタイなんかを狙っている人も。
坊勢島に来る度にこのエリアは常にアジング等をしている人いる、坊勢島アジングの中でも最もメジャーなポイントです。早速アジングしている人に話を聞いてみるとスプリットショットリグで入れ食い、との事。
早速防波堤の空いている所に移動して私もアジングを始めます。
ジグヘッドリグでは厳しい状況が続く
この時間、他のエリアではほとんど潮が動いていない状態だったのにこのポイントだけはしっかり潮が効いている状況でした。これは期待できそうな状況で、実際隣の釣り人はスプリットショットリグで次々とアジを釣り上げているのですが、私の方は大苦戦。
アジのいるレンジが深く、軽いジグヘッドではアジのいるレンジまで通せない、そして潮が結構効いていて流れに乗せてもほとんど沈まない・・・。なんとか流れに乗せて3mくらい沈めた時に散発的にバイトがあり、ポロッと釣れましたが正直キツイ。
かといって重たいジグヘッドにすると今度はアジが違和感を感じるのか、これはこれで釣れない・・・。
私のアジングは、シャローに上がってきたアジをジグヘッド単体で釣るスタイルがほとんどで、この日はキャロ、スプリットショット共に用意はまったくなし。
今回の状況ではどう考えてもジグヘッド単体よりもキャロライナリグ、もしくはスプリットショットリグが最適で、次のアジング釣行からはキャロの用意もしておこう、と強く決意したのでした。
風が吹いてアジのレンジが上がって最後に入れ食い!
が、午前1時を超えたあたりから、潮がゆるみジグヘッドリグが使いやすい状況に。さらに風が吹き、海面がざわざわしだすと一気にアジのレンジが上にあがってくれました。
そうなるとこのポイントのアジの魚影が元々濃い事もあり、アジが入れ食い状態に。サイズは22~24センチ程ですが、丸々と太っていてとても美味しそうなアジが連続ヒットしてくれました。
こうして最後は20センチオーバーの丸々太ったアジの入れ食いを堪能した所で午前2時。
流石に眠たいので、この日はここでストップフィッシング。宿に帰って寝て今回の坊勢島アジング釣行は幕を閉じたのでした。
6月上旬坊勢島アジングの釣果
・アジ 17~24センチくらい 30匹くらい
6月上旬坊勢島アジングまとめ
坊勢島のアジング開幕はいつ頃から?
先月の坊勢島釣行時はアジやサバがいるのは確認できたものの、釣る事が出来ず。ですが今回の釣行では比較的イージーにアジを釣る事ができました。
その主な要因は【水温】であると考えています。先月の坊勢島の水温が約13度、今回の水温が約18度と水温が約5度上昇。アジの適水温が概ね16度~24度くらいと言われているので、坊勢島でもアジングに適した水温となった、という事ですね。
坊勢島で水温が16度以上になるのは概ね5月中旬以降。そして水温が16度以下になるのが11月下旬頃です。
つまり坊勢島でのアジングシーズンは5月中旬~11月いっぱいまで、という事ですね。海水温は年によって変わるので、坊勢島でのアジング開幕は5月中旬くらいからスタート、という事ですね。
毎年水温の推移は違うので、確実に坊勢島アジングの開幕を当てに行くなら5月下旬~6月上旬からが確実でしょう。
また、秋のアジングシーズンの場合は水温が16度を切っても割と釣れてくれる事が多く、12月中旬くらいまではアジングが成立する事が多いですよ。
キャロライナリグやスプリットショットリグも用意しておくのがオススメ
私はここ5~6年はスプリットショットリグやキャロライナリグは使わずジグヘッド単体でのアジングを楽しんでいましたが、今回のアジング釣行で、やっぱり水深があり、潮が効いているエリアではジグヘッドより圧倒的にスプリットショットリグやキャロライナリグが有利な事を隣で釣りをしていて実感しました。
ジグヘッド単体の方がお手軽な面はありますが、他の釣り人が釣っていて自分だけ釣れない状況は辛いので、ジグヘッドの釣りが好きでもスプリットショットリグやキャロライナリグを用意しておくといいですよ。
試作フェザージグはアジング不発
今回、かなり期待して投入した試作フェザージグですが、アジングではまったく駄目、といえる代物でした。アジの食いが立っていてワームでは1投1匹の様な状態でも時々アタリがある程度。
このフェザージグの売りである超スローフォールがアジングではあまり向いていない様子なのと、シルエットがはっきり出過ぎるのも良くなかったりする要因かも知れません。
あと、アジが咥えた時にフェザーにかなり違和感を覚えるようで、食い込みがかなり悪い感じでした。アジはメバル程吸い込みが強くないので、メバルの場合は一発で口の奥まで吸い込んでくれますが、アジの場合はそこまではいかない様子。
アジが少し口に含んだ状態になった場合、プイプニのワームでなくてカサカサしているフェザーなので違和感を感じて吐き出す、という感じですね。
一応もうちょっとだけテストしてみますが、駄目な気がしています。この試作フェアージグ、メバリングでは予想外に非常によく釣れてくれましたが、アジングでは予想外に全然釣れてくれませんでした。
実釣テストすると自分が想定していたのとまったく違う答えが返ってくる事もしばしばで、大変ですが、面白いです。
アジングで釣れ釣れグリーンが効く理由
今回のアジングで使用していた釣れ釣れグリーン。最後の入れ食いの時にもエコギアアクア活アジストレートと釣り比べていたのですが、やはりバイトの食い込み力は劣るものの、バイト数はやや多く、一発で食ってくる事も多いので総合的に見るとエコギアアクア活アジストレートと同等か、下手するとより釣れるくらいの結果となりました。
正直、何故このワームがこんなに釣れるのか自分でも納得できる答えが出てこないので、後で友人に『何故アジングで釣れ釣れグリーンが釣れるのか?何か考えられる事ない?』と聞くと、
『コアショットカラーだからアジにはコア部分しか見えず実際のシルエットより小さく見えているのでは?』
という答えが返ってきました。
コアショットカラー部分が目立つ為、ぱっと見た感じ、コアショット部分しか見えず、そこに向かってバイトする。そうするとフックの近い位置にバイトする事となり、必然的にバイトが深くなる。
そして、実際には2インチあるワームなので、波動や存在感は2インチワーム並。よって遠くのアジが見つけやすく広い範囲のアジを寄せる、だからバイトが多い。
の理由でアジが釣れるのでは?と感じました。
通常ワーム同士でも釣り比べてみたいと思ったので、次回のアジング釣行時は今のアジングで最もスタンダードで釣れる、と言われているアジリンガー等を使って釣り比べてみたいと思います。
おまけ情報
ついでにエコギアアクア以外の通常のワームでは、ニードルリアルフライをアジングでよく使っていますが、ネットで調べた感じではアジリンガーの方がよく使われていて評価も高いみたいなので、こちらを使って検証していきます。
ニードルリアルフライとエコギアアクア活アジストレートとの釣れ具合の差を知っているので(だいたいニードルリアルフライの2倍くらいエコギアアクア活アジストレートが釣れる。)釣れ釣れグリーンの方が釣れる、という事は分かるのでニードルリアルフライと釣れ釣れグリーンは検証する必要はなさそうです。
※6月9日ブログ執筆時点でアジリンガーとアジアダーが届きました。どちらも釣れ釣れグリーンと似たボディー形状ですね。図らずもアジングでも釣れるボディデザインになっていた?なんて思ったりしました。
6月上旬坊勢島アジングのヒットルアー
フィードワーム 釣れ釣れグリーン
今までメバリング用ワームだけど、アジングにもいいよ、くらいだったのですが今回の釣行で、アジングでも優秀なワームである事が分かってきました。他のアジングワームを見渡してもコアショットカラーはほぼ無いので、アジングをしている方もワームのローテーションの中の一つに加えるときっと役立ちますよ。
エコギアアクア活アジストレート
エコギアアクアならではのアジングでの食わせ力は超強力!ジグヘッドにつけたままほっておくと干からびたり、ワームの耐久力が低いので下手すると1匹でワーム1本無くなったりしますが、それらの不便を全て帳消しにする食い込み力は流石!
特にアジがショートバイトの時はもうこのワームの独壇場です。まだアジングで使った事ないなら今すぐにでも使ってみる事を強くオススメします。アミノ酸液が通常のパッケージだと、一度開けた後に漏れてしまうので、容器セットの物を紹介しています。
ガルプ・エコギアアクア専用容器
アミノ酸液に浸かっているタイプのエコギアアクア、ガルプ等のワームの保管にピッタリの専用容器5本セットです。コンパクトかつ、指でつまむだけでワームを取り出せるので指の汚れも最小限で済みますよ。