2021年4月18日、福井県にある海上釣り堀、フィッシングレインボーまで釣りに行ってきました。
海上釣り堀は20年くらい前に家島にある海上釣り堀に一度だけ行って以来の2回目。もう20年前くらいで、釣り方も忘れている事から、実質初挑戦といっていい、海上釣り堀釣行です。
急に海上釣り堀を始めた理由は、友人が【釣りおじさん】という名前で海上釣り堀系ユーチューバーをしていて、海上釣り堀に誘われた、というのと、友人仕様の海上釣り堀用脈釣りロッドをプロデュースする事となり、
『プロデュースする立場なのに海上釣り堀の事が分からないのはやばい!』
という事で一緒に釣りに行く事となりました。(以後、友人の名称は【釣りおじさん】でお伝えしています。)
303釣具店で海上釣り堀用のエサを購入
海上釣り堀でどんなエサを揃えていいか分からなかったので、釣りおじさんに揃えておくべきエサと、釣具屋を教えてもらいました。
いくつか教えてもらった釣具店の中から、私の住んでいる大阪から、フィッシングレインボーの向かう途中にある【303釣具店】で各種釣りエサを購入する事に。
今回は303釣具店でエサを購入しましたが、大阪からフィッシングレインボーに行く途中には303釣具店含め、3つの釣具屋があり、それぞれの釣具屋で釣りエサを入手可能です。
3つの釣具屋について詳しくは別の記事で紹介しているので、そちらのページを参考にして下さいね。
【フィッシングレインボー】の道中にあるオススメのエサ屋(釣具屋)について詳しくはこちら
今回の釣行で用意した海上釣り堀のエサを紹介
団子・冷凍系のエサ
まずは活きエサ以外の通常のエサから紹介します。
まずはマダイスペシャルAとマダイイエローB。この2種類の団子エサは海上釣り堀で真鯛を釣るなら鉄板!との事。
ササミ・甘エビも持っておいた方が良い、との事で購入。
キビナゴは真鯛だけでなく青物も釣れる万能エサなので、持っておく事、との事で揃えました。
活きエサ系
海上釣り堀での活きエサで外せないのが【シラサエビ】との事。真鯛はもちろん、青物・シマアジその他魚種、なんでも釣れる万能エサです。
とりあえずシラサエビさえあれば海上釣り堀の釣りはなんとかなる、といっても過言ではないくらい。(ちょっと言いすぎですが。)
次の活きエサは海でエサ釣りする人にとってはおなじみの【青イソメ】です。
主に真鯛が釣れるエサで、フィッシングレインボーの真鯛狙いでは、特に効果的なエサとの事。なのでもちろん購入しました。
釣行日当日の海は大荒れ
当日の福井の海は大荒れ・・・。フィッシングレインボーは風・波に強い海上釣り堀と聞いていますが、本当に海がこんな状況の中、本当に釣りが出来るのか、ドキドキしながらフィッシングレインボーへ向かいます。
フィッシングレインボーに到着したらべた凪でした
そして無事にフィッシングレインボーに到着。フィッシングレインボーは外海の大荒れが嘘の様にべた凪でした。
私がフィッシングレインボーに到着した時刻が午前11時頃。今回予約しているのは第2部(12時~17時30分)で釣り開始の1時間も前。
釣おじさんもまだ来ていないので、釣りの準備をしながら釣りおじさんが来るのを待ちます。
釣りおじさんとそのお連れさんが到着して釣り開始!
釣りの準備をしていたら、釣りおじさんとそのお連れさんが到着。この日のフィッシングレインボーは釣りおじさんとお連れさんグループで貸し切りとの事。身内しかいないので、気兼ねなく釣り出来そうです。
さっきまで晴れていたのに、イケスに到着する頃には雨が本降りに。元々当日の福井は雨予報で覚悟はしていましたが、やっぱり雨が降るとちょっとテンションが下がってしまいます。
海水温は約11.8度
海水温は約11.8度でした。ここ数日冷え込みが強かったとはいえ、この時期としては低水温です。こんな水温が低くて釣れるのかなあ、と心配になりながら釣りを開始します。
最初に釣れたのは立派な真鯛
私が釣りの準備をしている間に釣りおじさんとそのお連れさんはあっという間に準備を終えて、次々に真鯛を釣り始めました。『水温が低いから釣れないかも?』といった心配はまったくの杞憂だった様です。
常に誰かがロッドを曲げている状態で焦りつつも、無事に釣りの準備完了!
まずはシラサエビを付けて落とし込むと、『コツン!』と気持ちいアタリがあり、釣れたのは立派な真鯛。試作の海上釣り堀脈釣りロッドでの釣果第一号は真鯛となりました。
次はヒラマサをゲット!
引き続きシラサエビで釣りを続けていて、シラサエビを回収しようとリールを巻き始めるといきなりロッドが締めこまれヒット!
海上釣り堀初青物で戸惑ってしまいましたが、無事にヒラマサをゲット!5キロくらいの結構大きめのヒラマサでした。
エサを青イソメに変更して真鯛を連続で釣り上げる!
ヒラマサを釣った後もシラサエビで続けていたのですが、アタリが途絶えたのでここでエサを青イソメに変更。これが当たったみたいで、ここから真鯛連発となりました。
釣おじさんに聞くと、どうやらフィッシングレインボーでは【青イソメ】が真鯛に効く事が多いとの事なので、フィッシングレインボーでは青イソメを1パック用意しておいた方が良さそうです。
次のエサはキビナゴを使ってみる
真鯛を青イソメでたくさん釣って満足したので、次は青物を狙うべくキビナゴにエサを変更して釣り再開です。
キビナゴでも釣れるのは真鯛でした
サイトで青物狙っていて、一度キビナゴを咥えるも、アワセを入れたらすっぽ抜け。その後は真鯛がキビナゴをずっと追いかけてきていて、真鯛を避けつつ青物を狙うも、執拗にキビナゴを狙い続けた真鯛の執念が実り、遂にヒット!
キビナゴでも真鯛をゲットしたのでした。
やっぱり青物には活きアジが良いみたい
私がキビナゴで真鯛を釣っている間に釣りおじさんは活きアジを使って次々に青物(カンパチ)を釣り上げていました。(合計3匹釣っていました。)
流石の海上釣り堀系ユーチューバーだけあります。あと、やっぱり青物を釣るには活きアジが良いみたいです。
最後にトラウトサーモンをゲット!
真鯛を中心にみんな釣りまくって、もはや【真鯛が釣れる=外れ】みたいな雰囲気の中、終盤にトラウトサーモンをゲット!(エサはシラサエビ)最後にアタリ(真鯛意外の魚)を引いてこの日のフィッシングレインボー釣行を締めくくったのでした。
4月のフィッシングレインボーの釣果
・真鯛 8匹
・ヒラマサ 1匹
・サーモントラウト 1匹
となり、ぎりぎりつ抜けとなりました。ほぼ海上釣り堀初挑戦という事を考えると出来過ぎ、です。今回は色々教えて協力してくれた釣りおじさん、本当にありがとうございました。
4月中旬のフィッシングレインボー釣行まとめ
フィッシングレインボーでは【中層】に魚が浮く事が多いから気を付けて
フィッシングレインボーでは他の海上釣り堀より魚が中層に浮く事が多い、との事です。青物だけでなく、鯛も普通に中層に浮いてきます。この日も基本中層で釣れていて、真鯛も2~3mくらいまで浮く場面もありました。
なので、底付近でアタリが無い時は積極的に中層を狙っていくと、より釣れる可能性がUPすると思いますよ。
青物の活性は低め
この日はまだ海水温が低い為、青物(ワラサやハマチ)の活性が低かったとの事です。春の日本海は瀬戸内海や太平洋側と比べて水温が低いので、青物中心で狙うなら、この時期は日本海側でない場所の海上釣り堀を選んだ方がいいかもしれないです。
釣れる魚は大きいけれどアジングやメバリングに似ている
今回、ほぼ初めて海上釣り堀で釣りをしてみたのですが、釣れる魚のアベレージサイズは40cmを超える割に、アタリはすごく繊細で、ソリッドティップの穂先が『コツンッ!』と1センチくらい動くくらいのアタリが多くて、繊細なアタリがでる所がアジングやメバリングに似ているな、と思いました。
エサや釣れるレンジの選択、アクション等の工夫が釣果に大きな差となる点も、アジングやメバリングといったライトルアーフィッシングと通じるものがありました。
海上釣り堀の釣りは、天然の魚と違って【魚を探す面白さ】はありませんが、既に魚が放流されている事から、【魚を釣る為のコツやテクニック】だけに集中できるのはいい点です。
釣れる魚も真鯛やヒラマサ等の高級魚ばかりですし、『最近アジングやメバリングもマンネリだなあ。』と思ったり、『繊細な釣りは好きなんだけど、同じような釣りが出来て大物が釣れる釣りはないかなあ?』等と思っているなら海上釣り堀、やってみてはどうでしょう?面白いですよ。
当日のフィッシングレインボーで使用した釣具の紹介
スタジオオーシャンマーク HR165S(20) フックリムーバー
無名メーカーの値段の安いフックリムーバーもありますが、スタジオオーシャンマークのフックリムーバーは軽いし、使いやすいし、カッコイイし、で使っていてとても快適です。
ペンチでも針は外せますが、より快適に外せますし、フックリムーバー使っていると、『フックリムーバー使っている自分、カッコイイ!』という自己満にも浸れるのでオススメですよ(笑)