『去年爆釣したので今年もタチウオ釣りに行きます!』と愛知県に住む友人に8月頃から宣言され、200キロ以上の遠征という事もあり、『なんとかタチウオ釣ってもらわないと・・・』ちょっとプレッシャーを感じつつ、2021年9月25日に和歌山まで友人と共にタチウオ釣行してきました。
結果は無事に爆釣!友人も大満足の結果となってくれました。
当日の和歌山タチウオ釣行の様子
真昼間でも釣れる釣り場
よりタチウオが釣れるフックセッティング
についてお伝えしますね。
タチウオ釣りに選んだ場所は【湯浅一文字】
今年2021年は8月下旬ごろから和歌山北部~中部のタチウオが非常に好調でした。実際にどんなタチウオがどんな感じなのか確認する為に9月上旬に和歌山北部に実釣調査に行ってきた結果、タチウオの魚影は情報通り非常に濃い事を確認。
大阪湾の方もタチウオの釣果は聞かれていましたが、調子は今一つだったので、9月下旬に和歌山方面へ行く事を決定。
和歌山のタチウオポイントの中でも、湯浅一文字では、日中でもタチウオが釣れるらしい?との情報をキャッチし、友人がユーチューバーという事もあり、日中の方が撮影しやすい、という事もあり、今回は湯浅一文字に行く事に決定。
あとは当日タチウオが釣れる事を祈るのみ、です。
午前4時30分頃に【石井渡船】で湯浅一文字に渡りました
湯浅一文字には【石井渡船】で渡る事が出来、前日電話した所一番船はAM5時で、『15分前に来たら多分大丈夫ですよ。』との事。
少し早めに、と思い午前4時20分くらいに現地に到着すると、車、車、車・・・。
数日前にタチウオ爆釣情報がブログで公開されている事もあって、タチウオ好調の情報を聞きつけて釣り人が集結した模様。
先に到着していた友人曰く、『午前3時30分くらいには1番船がでて、今2番船が出た所ですよ。』との事。
まもなく3番船も出る、との事で急いでタチウオ釣りの準備をして、船に乗り込みなんとか午前4時30分頃出発の3番船に乗る事が出来ました。
日が昇るまで友人が一心不乱にタチウオを釣りまくる!
私は前回の釣行でタチウオを釣っていた事もあり、ゆっくりと釣り準備していたのですが、友人は滅多に来れない和歌山遠征。私とは全然気合が違います。
友人はあっという間に釣り準備を終えてテンヤ+キビナゴで釣り始めると、私が釣り準備を終えるまでの約30分で早速10匹程のタチウオを釣り上げていました。
とりあえず遠征に来た友人がボウズ、とならずに一安心です。
日の出前に2匹のタチウオが釣れました
友人が釣りまくっている間に、遂に私の方もタチウオ釣りの準備完了。
まだ日の出前で暗いので軽量テンヤ(4.5g)と【エコギア熟成アクア リングマックス3.8インチ】を使って表層を狙うとサクサクっと2匹のタチウオが立て続けにヒット!
これで2人ともボウズがなくなります。
日が昇るとアタリが激減
夜が明けて日が昇るとタチウオのアタリが激減。石井渡船の船長さん曰く『日中でもタチウオばんばん釣れるよ。』との事でしたが、やはりそんな事起こるはずないか・・・。
と思いつつ、ポツポツとタチウオを釣っていきます。
マハタが釣れてくれました
タチウオのアタリが無いので、『底の方かな?』と底周辺を丁寧に探っているとマハタが釣れてくれました。
この日のマハタはこの1匹だけでしたが、専門で狙うと面白いかも?ですね。
周りが好調に釣れる中、完全に見失う
完全に日が昇り、タチウオが沈黙すると思いきや、ここから一気にペースアップ!
朝マズメの不調が嘘の様に友人も、周りの釣り人も次々にタチウオを釣り上げていきます。
ところが、私の方は完全にドツボにハマりノーバイト。
午前7時頃から11時頃まで迷走しまくり、周りが爆釣する中、僅か数匹しか釣れず・・・。
『このまま一人で爆散りするのか?』
と思いながら釣りを続けます。
やっと釣り方のコツを掴み入れ食いに
午前11時頃にやっと釣り方のコツを掴み、やっと私の方にもタチウオが釣れ始め、入れ食い状態に。
釣れなかった訳は、【アタリが思ったより小さく、ラインのたるみをしっかり取ってアタリあったらアワせる】という事でした。
釣れ始めて後で振り返れば簡単な事なんですが、周りが釣れる中一人で釣れなかったので、動揺しまくっていました。
テンヤよりジグヘッド+アシストフックの方がフッキングが良い事に気付く
タチウオを釣っていると、アタリはあるけれどなかなか乗らない事が多いので、『フックの数を増やしてみよう。』
という事で手持ちのZZヘッドとアシストフックを使い、同じワーム【エコギア熟成アクア リングマックス3.8インチ】を使って釣ってみました。
すると、今までのアタリのすっぽ抜けがウソの様に改善。アタリがあるとバシバシヒット!
ただ、マナティー系のストレートの固めのワームで無いので、ワームに刺すタイプのアシストフックだと非常に固定しづらく、毎投フックをチェックする必要があり、その作業が面倒になったので、6匹くらい釣った所でテンヤに戻りました。
真昼間でもタチウオが入れ食い!
その後も順調にタチウオが釣れ続きます。この時点で時刻は正午過ぎ。しかも晴天ドピーカンでタチウオが釣れ続く情景は本当に驚きです。
メタルジグでもタチウオを釣ってみました
隣の釣り人グループがメタルジグでタチウオを釣っていたので私の方も20gのメタルジグを使って釣ってみると、メタルジグでもタチウオがヒット!
こうして様々なルアーでたくさんのタチウオを釣って満足したので、13時頃、迎えの渡船に乗って帰路に着いたのでした。
9月下旬和歌山湯浅一文字タチウオ釣果
・タチウオ 指2.5~3.5本 22匹くらい
・マハタ 27センチくらい 1匹
※ついでに私は約3時間迷走していた事もあり、他の釣り人の大半は私の倍以上の数のタチウオを釣っていましたよ。
和歌山タチウオ釣行で分かった釣り方のコツと気付いた事
湯浅一文字で日中にタチウオが釣れる理由と釣れる場所について
私の知る限りでは、関西エリアで日中でもタチウオが釣れる釣場はここ、湯浅一文字しか知りません。もちろん、他の釣り場や沖一文字でも日中にタチウオが釣れる状況はあるのですが、この場所の場合、この日だけでなく今シーズン(去年のシーズンも)ほとんど日中でタチウオが釣れている様なんです。
水深もタチウオ釣り場として特別深くない8m程の水深なのに、です。はっきりした理由は分からないのですが、どうも内海側にタチウオが溜まり、沖に出て行かないから、らしいです。
なので、朝マズメだけでなく、日中でもタチウオを狙っていく時は【沖一文字の外海側ではなく、必ず内海側のポイント】を選びましょう。
テンヤよりトリプルフック+アシストフックの方がヒット率が高い事が分かりました
どうもテンヤだとアタリがあっても乗らない、という事が多かったので、テンヤからジグヘッドに変更し、トリプルフック+アシストフックで釣ってみると、あきらかにタチウオが乗る確率がUPしました。
今回釣れたタチウオのサイズが指2.5~3本がメインで小さいから、というのもありますが、テンヤのシングルフック1本より、トリプルフック+アシストフックの方がより釣れるという事が分かりました。
日中だと臭い・味付きワームでも釣果はあまり変わらない
夜のタチウオ釣りだと、アタリの数、食い込みともに他のワームと比べて圧倒的なニオイ・味付きのワーム【エコギア熟成アクア】ですが、日中だと、エコギア熟成アクアでないワームやルアーでも遜色なく釣れていました。
夜と違い水中がはっきり見える日中では、タチウオも嗅覚ではなく、視覚を中心にエサを追えるから、と考えています。魚種は違いますが、メバルも夜はニオイ・味付きのワームが非常に効果的ですが、日中の釣りになるとニオイ・味付きワームは効果的でなくなるのを確認しているので、タチウオでもメバルと同じパターンなのでは?と考えています。
和歌山湯浅一文字タチウオ釣行ヒットルアー
エコギア熟成アクア リングマックス3.8インチ
今回タチウオを釣ったルアー(ワーム)の大半は【エコギア熟成アクア リングマックス3.8インチ】でした。今回の和歌山タチウオ釣行では他のワームと同じくらいの釣れ具合でしたが、夜間のタチウオ釣りでは、他のワームより多くのアタリを得る事が可能なワームなのでルアーでタチウオ釣りたい派にはオススメです。
9月下旬和歌山タチウオ釣行使用ロッド
フエルコ MG800R-6S
今回のタチウオ釣行で使用したパックロッドです。パックロッドでありながら感度は良好。
調子はレギュラーファースト。非常に粘るロッドで指3.5本くらいのタチウオだったら余裕で抜く事ができます。
でもティップ~バット全体が細く作られていて繊細な釣りでも使えます。使用ルアー10gまでとありますが、3g~20gくらいまでのルアーを使う事が可能です。
高次元で幅広いルアー釣りに使えるので1本で色んな釣りをしたいなら本当オススメですよ。