2023年5月12日~13日にかけて坊勢島に釣行へ。ソルトフライフィッシングでアジ・カサゴを釣ってきましたよ。
当日のソルトフライフィッシングで釣れた魚のヒットパターン・ヒットフライ
アジがより反応するフライのテールの量・長さの検証結果
についてお伝えしますね。
目次です
坊勢島の防波堤で釣り準備
今年は坊勢島全域でアジが好調に釣れているので、今回のソルトフライフィッシングでのメインターゲットは「アジ」です。
まずは坊勢島でもアジの実績が高い「大防波堤」のポイントに到着。
アジングをしている釣り人が何人かいたので、フライフィッシングのタックルの準備をしながら様子をみると、ポツポツとアジが釣れている感じ。
釣っている様子を見ると、底付近(水深10mくらい)で釣れている様子で、フライフィッシングで狙うには厳しそうなので、タックルの準備を終えたらポイント移動する事にしました。
水深が浅いポイントに移動
アジがいるのは分かったので、アジが浅場まであがってきそうな駆け上がりのある水深の浅いポイントに移動。いよいよソルトフライフィッシング開始です。
ソルトフライにアジがヒット!
ポイントに到着してからしばらくフライのキャスト&リトリーブを繰り返していると遂にアジがヒット!
前回のアジング釣行までは自作のフライでしたが、ほぼ仕様が決まったので今回からはフライショップさんに作ってもらったフライを投入しました。
テールのデザインやフェザーの量等、自作のフライと比べて違っている点があったので、釣れるかどうか心配していましたが、普通に釣れてくれて良かったです。
カサゴ(ガシラ)も釣れる
アジが岸壁の際付近にいる感じだったので、際を狙うと「カサゴ(ガシラ)」が釣れてくれました。ソルトフライフィッシングをしている時は、「フライで何か魚が釣れてくれればOK」な考えなので、普通に釣れて嬉しかったです。
フライのカラーチェンジが大成功!
その後アタリが減ってきたので、フライのカラーを変更。オレンジ系からグリーン系へ。
この狙いがアタリ、再びアタリが出だしてアジがヒット!してくれました。
その後もポツポツとアジが釣れる
その後もポツポツとアジが釣れてくれました。あと今回テールが長いフライと短いフライを定期的に交換してキャストしていましたが、テールが長い方がアジのアタリが多かったです。
テールが長くてもヒット率はあまり変わらない感じだったので、今後はテールが長めのフライ一択で良さそうです。
メバルも釣れてくれました
その後、アジのアタリが遠のいたので別のポイントへ移動。移動先のポインで早速ヒット!
姿を見るとアジ、ではなく「メバル」でした。今年はあまりフライでメバルを釣る事が出来なかったので、次の冬シーズンはフライでたくさんメバルを釣って行きたいです。
その後は「アジング」をしていました
水深の浅い場所ではアジのアタリがほとんど無くなり、深夜2時前にソルトフライフィッシングは終了。
その後は水深のあるポイントの方に移動し、ルアー(ワーム)を使ったアジ釣りである「アジング」を楽しみました。
アジングの方は、「デイアジング」も成立したりしています。アジング釣行の方は別記事にてまとめているのでアジングに興味がある方は読んでみて下さいね。
坊勢島ソルトフライフィッシング釣果
・アジ 17~20センチくらい 10匹程
・カサゴ 17~19センチくらい 2匹
・メバル 16~19センチくらい 2匹
アジがより反応するフライのテールの量・長さの検証結果
今回の釣行から「自作のフライ(画像Aのフライ)」から「ショップに作ってもらったフライ(画像B・Cのフライ)」に変更となりました。
その際、テールが短いフライ(画像Bのフライ)とテールが短いフライ(画像Cのフライ)を作ってもらいました。また、ショップのフライは自作のフライよりフェザーの量が多かったです。
なので、今回の釣行でテールの短いフライ、テールが長いフライ、そして自作のフライを交互に使いながら実釣で検証。
結果は「テールが長く、フェザー量が多い方がアジのアタリが多い」という結果となりました。ソルトフライフィッシングでアジを釣る際の参考にしてもらえば幸いです。
フライでアジを釣る際の2つの問題点
アタリの割に針がかりするアジが少ない
フライフィッシングでアジを釣り始めてから9カ月くらい経過していますが、アタリが多いのに針がかりしない事が多いです。これはワームでも多いですが、ルアーと比べてちょっと針がかりしない確率が高い、と感じています。
ラインの差もあり、ニオイ・味付きのワームと比べると毛(フェザー)なので吐き出されやすいのは分かるのですが、流石に多すぎるので何か釣り方等に問題があると感じています。
針がかりしない問題について今後も色々試していく必要がありそうです。
ルアー(ワーム)と比べるとアタリの数が少なすぎる
ルアーでの釣り(ワーム)と比べるとソルトフライフィッシングはあまり釣れないです。もちろんライン・タックル・ルアーの差があるのでルアーでの釣り(ワーム)の方が釣れるのは分かるのですが、流石にワームとの差が大きすぎると感じています。
この原因は私がまだフライでアジを釣る為のアクションや狙い方がズレている可能性が大きそうです。
超スローリトリーブ・細かいストップ&ゴー等を試すも「この釣り方だ!」といった釣り方を見つける事が出来ませんでした。
ただ、一時的にアタリが急に増えたりする事もあったりで、もう少しで「フライでアジを釣る為の基本アクションが掴めそう」にも感じているので今後も色々試していきます。
坊勢島ソルトフライフィッシングタックル
Maxcatch forトラベラー7ピースフライロッド 9ft #5
今回のソルトフライフィッシングで使用していたフライロッドです。元々フライロッドは3~4ピースになるロッドが多く、既にコンパクトなのですが、7ピースのパックロッドだとさらにコンパクトで、大きめのバッグならそのまま入れる事も可能になるくらい短くなります。
使い勝手は?というと通常のフライロッドとほとんど変わらないので、ロッドの継ぎが多くなる事による多少の重量増さえ気にならなければ、パックロッドの方がオススメですよ。
フライ用リール:ダイワ(DAIWA) フライリール ロッホモア 200A
フライフィッシングにおいてリールは魚とのやりとりにはほぼ使わず、ラインを巻いておくだけの役割なので、ラインさえ巻ければ何でもOKです。私の場合は安くて、ワンタッチでスプールを取り出す事が出来るので、ダイワのフライリール、【ロッホモア200A】を使用しています。
フライライン:ティムコ SA ウェットセル タイプ6
今回のソルトフライフィッシングで使用していたのが、【ティムコ SA ウェットセル タイプ6】でした。フローティングラインと比べて固くて細く、キャスティングしにくいですが、ソルトフライでアジをメインで釣る際には、水深0.5~2mくらいは沈めないと釣れない事が多いので、基本的にシンキングライン一択となります。
ソルトフライでアジを狙う際には、ラインが早く沈んだ方が扱いやすいので、使用している番手で最もシンクレートの高いライン(一番沈むタイプ)を選ぶといいですよ。
私はアジ・メバルと小物狙いが大半なので#5のロッドに#6のラインを使用しており、#6のラインで最も高いシンクレートのラインはタイプ6なので、タイプ6を使用しています。