2023年9月2日に京都方面へエギング釣行に行ってきました。
当日のエギング釣果
当日の状況・ヒットパターン・ヒットエギ
今後のエギング状況予想
秋のエギングのおける【自転車釣行】のメリット
についてお伝えしますね。
【自転車釣行】2023年9月上旬京都府でエギング釣果
・アオリイカ 胴長11~14cmくらい 5杯
当日のエギング釣行状況
当日の早朝は晴れで、その後曇りといった天気でした。風は一時強く吹く時がありましたが基本的に無風~微風で釣りしやすかったです。
海もうねりも無い状態。海水温は約26.4度。最近の猛暑の割に水温は低めでそこは意外でした。
また、今年は猛暑で水温も高めに推移していたのでアオリイカが例年より大きくなっていると思っていましたが、意外とまだ小さいアオリイカが多かったです。
当日のヒットパターン・ヒットエギ
当日のヒットパターン
この日は自転車釣行という事もあり、釣り人が来ていない浅場(シャローエリア)のラン&ガンで釣っていきました。
朝一から昼前までエギングしていましたが、シーズン初期という事もあり、アオリイカの平均サイズが小さく、大半が2号エギでも釣れにくいサイズ。
各ポイントにいる浅場のアオリイカの最大サイズだけが釣れる、といった状況でラン&ガンで周った各ポイントで一杯ずつ釣っていく、といった拾い釣りとなりました。
アオリイカの平均サイズが小さかったのでほぼ2号のエギで通しましたよ。
当日のヒットエギ
今回使用したエギは「ライトエギライダー(2号)」でした。ちょっと沈下姿勢が悪いですが、他社のエギも2号のエギは沈下姿勢が良くない物が多いので、このサイズで安定的にフォールさせるの自体が難しいのかな、と思っています。
安定したフォールの2号のエギもありますが、安定したフォールするエギはシルエットが一回り大きいです。2号のエギを使う時は小さいアオリイカ相手で「沈下姿勢<サイズ感」なのでシルエットが小さく見えるエギを使用しています。
ライトエギライダーはごくごく普通の2号エギですが、有名メーカーのエギよりちょっと安い事と、全てが普通でクセが少ないのでよく使っていますよ。
当日のエギング使用ロッド
当日のエギングで使用したロッドはパックロッド「フエルコ MG700R-5S」でした。
使用感はチューブラーモデルのアジング・メバリングロッドに近いですが、それらよりもう少しレギュラーテーパーにした様なロッドです。
通常のエギングロッドでは秋の新子のアオリイカ相手ではロッドが強すぎますが「フエルコ MG700R-5S」だとこの時期のアオリイカのエギングにぴったりの固さ!
結構しなやかなロッドなので、シーズン初期のアオリイカのエギング以外にメバリングのプラッキング、アジングのライトキャロ(7gくらいまで)、根魚(カサゴや小型キジハタ等)のキャスティングゲーム(30cmくらいまで)等に使用できますよ。
仕舞寸法が約50cmなので、どこへでも気軽に持っていける事も大きなメリットです。
エギング便利アイテム
イカを締めるのに「フォーセップ」が超便利な事に気付きました。ストレートタイプがイカを締めるのに使いやすいです。
「何故フォーセップはよりイカを締めやすいのか?」については別の記事で詳しく説明しているので、気になった方はそちらを読んで下さいね。
エギング(日本海側)今後の予想
今年は春から暑く高水温で推移したので秋のアオリイカのサイズが例年より大きいと思っていたのですが、実際に釣り場に行って釣ってみると秋アオリイカのサイズがイメージより小さく、概ね例年並みといった感じでした。
アオリイカのサイズが小さいので今回の様に人的プレッシャーを避けて小場所をラン&ガンのスタイルより、アオリイカの成長が早い一級ポイントで粘る釣り方の方がイカがもう少し成長するまでは好釣果に繋がりそうです。
この日、「自転車」という機動力を活かしたポイント選びをしたので他の人とポイントが被る事は少なかったですが、それでも狙っていたポテンシャルが高いポイントには早朝から人が入っていました。(普段はほぼ貸し切りの様な釣り場)
今年もエギングでアオリイカを狙う釣り人は例年並みかそれ以上に多いので、通常の漁港や防波堤では釣り人が多すぎ釣りにならないので、渡船で沖磯等に渡る等してエギングするのが良さそうです。
また船舶免許があるならエンジン付きの船を借りてエギングするもいいと思いますよ。
今のアオリイカの大きさだと小場所では2.5号くらいのエギを抱いてくれるサイズに育つまで2週間くらいはかかりそうなので、それまでは一級ポイントで釣る方が良いと思いました。
秋のエギングにおける【自転車釣行】のメリットとは
秋のエギングは一級ポイントにアオリイカが集結する春と違い、広い範囲で釣れてくれるのが特徴です。また、アオリイカの数も多く絶好の数釣りシーズンでもあります。
ただ、秋のアオリイカはサイズがまだ小さいので、遊泳力が低く、基本的に大きなエリア移動はしないです。さらに秋のアオリイカは食欲旺盛で。釣るのにそれ程テクニックが必要な訳でもありません。
なので基本的に秋のアオリイカのエギングでは、「アオリイカのいるエリアにエギを先に入れた者勝ち」です。
そしてアオリイカの大きな移動の期待が薄いので釣りきると同じエリアではあまり釣れなくなります。秋のアオリイカのエギングは上記の特徴から
「3流ポイントでもいいので誰も釣っていない場所をラン&ガンでテンポ良く釣っていく」
スタイルが強いです。駐車場から300mも離れるとほとんど釣り人がいないので、「自転車釣行」は秋のエギングと非常に相性が良いですよ。
今回はアオリイカの成長具合の判断をミスしてあまり釣れませんでしたが、人混みの中釣りしなくてもいいメリットもあるので、興味が出たなら一度【自転車釣行】してみましょう。
自転車釣行(サイクリング&フィッシング)オススメアイテム
折り畳み自転車
「サイクリング×フィッシング」は基本的には自動車で釣り場の近くまで移動して、そこから折り畳み自転車を使って釣り場まで行くスタイルが基本です。
折り畳み自転車を持っていればその自転車をそのまま使用すればいいですが、もしまだ持っていなくて折り畳み自転車の購入を検討しているなら、「キャプテンスタッグ AL 16インチ」がいいのかな、と思いました。
値段も手ごろ(約3万3千円:2023年7月時点)ですし、多段ギアで重量も10キロ程と軽量だから、です。メーカーも無名メーカーでないのも安心できる要素です。
ナップサック・サドルバッグ・ロッドベルト
「サイクリング×フィッシング」専用に自転車をカスタムして、自転車のフレームにロッドホルダー等を取りつけるのもいいですが、その場合釣りで使わない時はそのホルダーが絶妙にカッコ悪い…。また、ホルダーが付いていない自転車を使えないのもちょっと不自由さを感じる事も。
なので私は自転車にロッドホルダーを装着するのではなく、パックロッドをナップサックに入れて持っていく形にしていますよ。
普通のリュックではなくナップサックなのは釣り場に到着した時にサドル下に装着したバッグ等に丸めて入れる事が出来るから、です。
サドル下に装着しているバッグは通常のサドルバッグではなく、自転車のフロントバッグを流用した物。サドルバッグよりたくさんの物が入るので、丸めたナップサックや予備のルアー等の小物を入れるのに便利です。
ナップサックにロッドを入れるのでパックロッドを使用するのですが、振出式ではなくて、分割タイプのパックロッドの場合(私は分割タイプのパックロッドを使用しています。)ナップサックにロッドを入れる際にラインを通したまま入れる為にロッドベルトでまとめて固定する必要があります。
その際、細めのロッドベルトだと通したラインをロッドベルトで固定しにくいので、太目のロッドベルトを用意しているとやりやすいです。私は「バリバス ロッドベルト L」を使用しています。
自転車用フロントバッグ(釣り用ショルダーバックにもなります)
「サイクリング×フィッシング」で重宝するのが「POTA BIKE セミハードフロントバッグ」です。自転車用のフロントバッグなので移動中はハンドル周辺に装着しておいて、釣り場に到着したらハンドルに固定しているベルトを外せば釣り用のショルダーバッグとして使用可能です。
バッグの中にはポケット2個とドリンクホルダーがついていて、ポケットに小型ワームやフック等の小物類、ドリンクホルダーにはペンチ類を入れるとスッキリとまとまります。
セミハードという名前の通り芯材が入っていてしっかりしたバッグとなっているので小型の釣り用ショルダーバッグとしても、とても使いやすいですよ。
ハンドルステムポーチ
ハンドルステム(ハンドル)に取り付けるポーチです。私の場合主にドリンク(ペットボトル)を入れています。ハンドルのすぐ横に飲み物があるのですぐに飲めるのがいいです。
ドリンクを入れない場合は、携帯電話や財布、携帯食や小物などを入れる事ができますよ。
ボトルケージ&ペットボトルカバー
ハンドルステムポーチに入れているペットボトルは1本で、少し心もとないので、予備のドリンクをボトルケージを装着してそこに入れています。通常のボトルケージにペットボトルを入れるとサイズが合わずグラグラするので、ボトルケージ専用のペットボトルカバーを装着してボトルケージに入れていますよ。
自転車のカギ(ABUS ブレードロック)
折り畳み自転車は安くても3万円以上、良い折り畳み自転車だと10万円以上する事も…。「サイクリング×フィッシング」では自転車のそばで釣りをする事が多いですが、ポイントによっては自転車から離れる事も…。
なので盗難防止の為の高性能なカギが必要となってきます。私は値段は高いですが、高い防犯性能と軽さと携帯性を兼ねた「ABUS ブレードロック ボルドーライト SH 6055 85cm」を使用していますよ。
「値段は多少高くてもいいから軽くて防犯性能が高いカギが欲しい…」と思っている方にオススメです。
「サイクリング×フィッシング」にあると便利なアイテム
濡れても快適な靴下・アイスドライアンダータイツ・サンダル(クロックス)
「サイクリング×フィッシング」では海や湖等に少し立ちこんで釣りする事も多いので、用意していると快適に過ごせるアイテムを紹介しています。
水中に入って濡れる事を前提に作られたソックスです。特徴は「和紙」を素材に入れる事で「濡れ感」を大幅に軽減できます。今回の様にサンダル(クロックス)やウェーディングシューズを使った釣りをする時に使用すると、本当快適ですよ。
速乾素材なので水から上がった後も早く乾くのでその点もいいです。
海や湖に立ちこむなら、長靴やウェーダーを使えばいいかも知れませんが初夏~初秋の間では、長靴を使うとすごく蒸れますし、ウェーダーは水から上がるとすごく暑いので、移動を繰り返す「サイクリング×フィッシング」には向いてないです。
なので、上記で紹介した速乾靴下と共に「接触冷感性、遮熱性、吸水速乾機能」タイプのタイツを併用する事で、外でも水に浸かっても快適になりますよ。私はダイワの遮熱クールアンダータイツを使っています。本当に冷感を感じる事ができて、水に入って濡れてもすぐ乾くのでいいです。
今回の釣行では私はかかとの付いているサンダル(クロックス)を選びました。かかとの付いていないサンダルだと歩いている時に脱げたりして危ないので、かかと付きのサンダルだったら、何でもOKです。