2024年3月2日~3日にかけて三重にある離島「答志島」へアジング&メバリング釣行へ。
風が強く冷え込みも厳しかったですが、アジ、メバルともに好釣果となりましたよ。
答志島への行き方
当日のアジング・メバリングの釣果とヒットパターン
についてお伝えしますね。
答志島アジング&メバリング釣果
・アジ 25~14cmくらい 50匹程
・メバル 13~20cmくらい 20匹程
3月2~3日の三重県の離島「答志島」の状況
3月2日の夕方5時15分頃から3月3日の午前3時30分頃までずっと一か所のポイントで釣りをしていました。
風が非常に強い日で風裏のポイントしか釣り不可能な状態だったから、なのですが、それでも風が巻き込んでくる程の強風。
午後6時から午後8時頃までは風が弱くなりましたがその後は再び風が強まる状態で釣りはやりにくい状況でした。
海水温は約9.2度。海水の濁りはほぼ無い状態。メバル・アジの適水温から低い水温、特にアジの適水温からはかなり低めでしたがアジの活性は高かったです。
サイズを選ばなければ釣り終了時間までイージーに釣れ続く状況でした。
あと夜間は非常に冷え込みホッカイロ2枚対応しましたが、それでも寒かったです。
答志島への行き方等
答志島は離島なので「フェリー」に乗って行く事ができます
答志島は離島となるので、フェリーで行く事となりますよ。「鳥羽マリンターミナル」から定期船が出ているので、そこから乗船する事となります。
レンタカーは無いので島内の移動は基本的に「徒歩」となります
答志島はグーグルマップ等で確認してみると分かる様にそこそこ大きな島です。各漁港や堤防も各地に点在しており、可能なら自動車でポイント移動したい所。
ですが、現在(※2024年3月時点)では島内にレンタカーは無く、一般向けのフェリーで自動車は乗船できないみたいなので、ポイント間の移動は基本的に「徒歩」となります。
自転車の持ち込みやレンタサイクルはあるみたいなので、軽装備なら自転車での移動が最適かも、ですね。
答志島は広い事から「答志」・「和具」・「桃取」を3カ所の降りる場所があるので、行きたいエリアによって降りる場所を選んでいくと良さそうです。
答志島アジング&メバリング釣行の様子とヒットパターン
三重の鳥羽マリンターミナル周辺でお土産をゲット!
午後4時前に「鳥羽マリンターミナル周辺」に到着。すぐ近くに駐車場があるので、駐車場に駐車。(駐車場について詳しくは観光三重のHPへ)
答志島へのフェリーは午後4時45分発で少し時間あったので駐車場からすぐ近くにある「鳥羽一番街」でお土産をゲット!
お土産を自動車に入れてから釣り準備して、「鳥羽マリンターミナル」へ向かいました。
「鳥羽マリンターミナル」でフェリーに乗り答志島へ
午後4時30分頃に「鳥羽マリンターミナル」に到着。午後4時45発のフェリーに乗り、「答志島」へ向かいます。
「答志島」に到着
午後5時7分頃、「答志島(和具)」に到着。初めてのポイントなのでまずは周辺を散策します。
釣り場が決まり釣り準備
20分程近くを散策して、ポイント決定。もう日が暮れてきているので急いで釣り準備を始めます。
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
最初に釣れたのは「アジ」
釣り準備が終わり、釣り開始。「アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン」と「ジャコヘッドTG ミクロ(1.5g)」を付けてキャスト。
表層をスローリトリーブしていると一投目からヒット!
釣れた魚を見ると、釣れたのはメバルではなく「アジ」。
まだ3月上旬で海水温も一桁(海水温約9.2度)だった事から、メインターゲットは「メバル」と思っていたのでいきなりアジが釣れるとは思いませんでした。
★使用ルアー:レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
★使用ライン:DUEL The ONE 0.13号
★使用ジグヘッド:ジャングルジム ジャコヘッドTG ミクロ(1.5g)
その後はアジが入れ食いに
その後は表層~中層のスローリトリーブでアジがほぼ1キャスト1ヒットの入れ食い状態に。
釣れるサイズは16~25センチくらいとバラバラで選べませんが次々にアジがヒットしていきます。
★使用ルアー:レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
★使用ライン:DUEL The ONE 0.13号
★使用ジグヘッド:ジャングルジム ジャコヘッドTG ミクロ(1.5g)
トップウォータープラグで小メバルが釣れる
日が完全に暮れて常夜灯下でライズが見え始めたので、「ジグヘッド+ワーム」から一口サイズのトップウォータープラグである「REPLY チビチャグ」(フックはトリプルフックに交換)に変更。
何回も「パチャッ、パチャッ!」とバイトがあるけど、なかなか乗らない…。
ですが、遂にヒット!小さいメバルながらトップウォータープラグで数匹釣る事ができました。
★使用ルアー:REPLY ちびチャグ
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
★使用ライン:DUEL The ONE 0.13号
「テンカラ×ポッパーフライ」でメバルがヒット!
プラグの反応が悪くなってきたので、ここでより小さくナチュラルに見せる事が可能な「ポッパーフライ(直径6mm)」を選択。
ポッパーフライはほぼ重さが0のルアーなので、フライタックルかテンカラでしかと飛ばせないので、今回はライズが起こっているのが目の前という事もあり、「テンカラロッド」を選択。
すると次々にフライポッパーにアタックしてくるのですが、これがなかなか乗らない…。
10回のアタックに対して1匹くらいのペースでしか釣れないのでアジング用のアシストフックを付けて再開。
アシストフックを装着すると、ヒット率は改善しましたがそれでも大半は乗らない感じでした。ちょっと次回釣行時はもう一回り小さいフライポッパーが必要そうです。
★使用ルアー:ポッパーフライ(直径6mm・フック#10)
★使用ロッド:アルファタックル テンカラ ST 36
★使用ライン:フジノ ソフトテンカラ
アジとメバルが次々釣れる
その後は風が強くなり、波立ってきたのでトップウォーターゲームは断念。ワームは安定の「アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン」を選択。
風が強く、底も狙いたかった為「ジャコヘッドTG ミクロ(2.0g)」と重めのジグヘッドを選択。
キャストしてまずは表層をスローリトリーブすると小アジが次々ヒット!
なので次は中層を狙うとメバル、底をネチネチ狙っていると20UPのアジが時々釣れる、といった感じでした。
★使用ルアー:レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
★使用ライン:DUEL The ONE 0.13号
★使用ジグヘッド:ジャングルジム ジャコヘッドTG ミクロ(2.0g)
熟成アクアは思った程釣れず
釣り続けているとアタリが減ってきたので汁系ワームの「熟成アクア活アジストレート2.3インチ」を選択。ですが、釣れるには釣れますが、さっき使っていたワームとの差が感じられなかったので、再びワームを元に戻して釣り再開です。
★使用ルアー:熟成アクア活アジストレート2.3インチ
★使用ロッド:フエルコ MGH900-6S
★使用ライン:DUEL The ONE 0.13号
★使用ジグヘッド:ジャングルジム ジャコヘッドTG ミクロ(2.0g)
その後は同じ様なヒットパターンでメバル・アジを釣り続けて終了
ワームを「アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン」に戻した後は先程と同じ様なヒットパターンで釣れ続いてくれました。
午前3時30分頃に、疲れた事もあり釣り終了。釣具を片付けて、仮眠したあと帰りのフェリーに乗り帰路につくのでした。
答志島アジング&メバリングの感想とまとめ
メバルの魚影は濃いけれどサイズは普通
個人的に年々釣りにくくなっているメバルですが、答志島では普通にメバルの数釣りが楽しめました。この日の最大サイズは20cmくらい。アベレージサイズは14~18cmくらいでした。
同じフェリーから行く事ができる「神島」のメバルのアベレージサイズ23~27cm(2024年2月神島釣行記事はこちら)と比べると小さいですが、防波堤や漁港で普通に数釣り出来るのは嬉しいです。
厳寒期のアジングは答志島の選択はアリ!
2月中旬には三重の離島、神島へ行きメバル・アジ共に良型が多数釣れてくれたのですが、基本的にテトラ帯での釣りという事もありちょっとしんどい…。
ですが答志島なら防波堤でもアジの数釣り可能です。
答志島はほとんど釣り情報が無く、どんな感じで釣れるかまったく分かりませんでしたが普通にアジもメバルも釣れてくれて良かったです。
この日は海水温が約9.2度と非常に低かったですが、三重エリアで黒潮も当たっているはずなので、恐らく、水温が測定しにくい中層~底はもっと水温が高いと思われ、その事から2~3月初旬の厳寒期でもアジが普通に数釣れるのでは、と考えています。
私の地元の大阪湾エリアでも4月中旬くらいから本格的にアジングでアジが狙えるので無理に遠征する必要は無いとは思いますが、「真冬~早春でもアジングしたい!」と思ったなら「答志島」への遠征はアリ!ですよ。
答志島アジング&メバリングヒットルアー
レイン アジアダー 2インチ 釣れ釣れグリーン
今回の答志島メバリン&アジング釣行でのメインワームが「レイン アジアダー 2インチ コア釣れ釣れグリーン」でした。当ブログ発のオリジナルカラーで、あえてラメ・蛍光・ケイムラ無しのナチュラル系のコアショットのグリーン系カラー。
メバリング、アジング共にデイゲーム(マズメ含む)や常夜灯下で特に強いカラーです。
熟成アクア活アジストレート2.3インチ
アジング&メバリングのナイトゲームで最も釣れるワームといっていい【熟成アクア活アジストレート2.3インチ】です。汁系ワームはメバリング、アジング共に効果は絶大。食込みが悪い時に使うと「正に効果てきめん!」です。今回のアジング&メバリングではあまり効果は無かったですが、食い込みが悪い時は本当釣れる事が多いです。
ワームの持ちが悪いので、他のワームで釣れない時やアタリがあっても乗りが悪い時に使用するといいですよ。
熟成アクアを入れても液漏れしないコンパクトな容器
ガルプやエコギア熟成アクア等のいわゆる【汁系ワーム】は本当よく釣れますが、【液漏れ】するのが玉に傷。なので専用容器も紹介しています。
コンパクトに収納できる・ワームを取り出す時もあまり汚れない、容器なのでオススメです。
【ガルプ・エコギアアクア用コンパクト容器セット】について詳しくはこちら
REPLY ちびチャグ
「REPLY ちびチャグ」は長さ約2.2cm(0.9g)の極小トップウォータープラグ。ポッパータイプで小さいけれどちゃんとスプラッシュも出してくれますよ。
元々管理釣り場用なので、フックをシングルフックからトリプルフックに交換して使用しています。(使用フック:オーナー ST-36TN スティンガートリプル #18)
ポッパーフライ(直径6mm・フック#10)
ライトルアーフィッシング用に作っておいたポッパーフライです。ですが、今回サイズが大きすぎた様で、水面を割りまくるのですが、ほとんど乗らない、といった事が発生。
なので途中から手持ちのアシストフック(鬼爪S)を付けて釣っていました。アシストフックがあると少しヒット率は改善しましたが根本的にポッパーフライのサイズが大きそうなので、次回釣行に備えて一回り小さいサイズのポッパーフライを巻いていこう、と思いました。
答志島アジング&メバリング使用ジグヘッド
【ジャコヘッドTG ミクロ】
「ジャコヘッドTG ミクロ」はダートしやすい形状をしていて、フックも#12と小さくオープンゲイブではないので、小型~大型のアジ、メバル両方に使えるタングステンジグヘッドです。
ラインナップが2.0gまでなので深いポイントは探りにくいですが、ジグヘッドの重さが足りるならこちらをメインに使用しています。
答志島アジング&メバリング使用ロッド
フエルコ MGH900-6S
【フエルコ MGH900-6S】は、『防波堤や漁港こそ、足場が高いからロングロッドが必要なのでは?』とのコンセプトで、フエルコさんと共同で作った9フィートでソリッドティップ仕様のメバリング・アジング用パックロッド。
このロッドのコンセプトとしては【レギュラーメバルでも引きが楽しめる】で、感度と操作感を損なわないギリギリまでロッドを柔らかくしているので、15センチクラスのアジ・メバルでも、しっかり曲がり、引きを楽しむ事ができるロッドです。
この日は風が強かったのでラインが風に流されない様に「ロッドティップを海水面に近づけての釣り」が必要な事が多かったですが、9フィートのロングロッドだった事で海水面近くまでロッドティップを近づけての釣りが出来ました。
ロングロッドは2ピースでも長くて持ち運びが大変ですがこのロッドは6ピースで仕舞寸法50.4cm。普段ロングロッドを使わない方でも風が強くて海水面近くまでラインを近づける必要がある状況の時用のセカンドロッドとして持っていてもいいと思いますよ。
アルファタックル テンカラST 36
テンカラ用の延べ竿です。テンカラ専用ラインと組み合わせて使用する事で、通常のルアータックルでは飛ばす事ができない超軽量のルアー(今回はポッパーフライ)を飛ばす事が可能となります。
延べ竿なのでキャスト出来る距離は限られますが、キャストの習得に時間がかかるフライフィッシングと比べてすぐに飛ばせる様になりますよ。
紹介しているロッドも5000円くらいです(その他メーカーのでもOK)ロッド1本とテンカラ専用ライン(1000円くらい)だけ揃えるだけで釣り出来ますよ。
「フライで釣ってみたいけど手間もお金もかかるからちょっと…」と思っているなら、まずは「テンカラ」でのフライフィッシングデビューするといいかも、です。
あと延べ竿とテンカララインの結び方がルアーフィッシングをしている方だと分からないと思います。(私もそうでした。)
結び方を色々HPや動画を確認した所、「【DAIWA 初心者釣り入門】やってみよう!チチワ結び~のべ竿の竿先への結び方~」のYouTube動画が短く(約1分46秒)分かりやすかったです。
答志島アジング&メバリング使用ライン
DUEL The ONE
今回のアジング&メバリングでずっと使用していたのが「DUEL The ONE(0.13号)」です。(※リーダーラインはフロロカーボン0.8号を使用)
PE系ラインですが0.2号を切る圧倒的な細さはアジング・メバリングの深場での釣り革命!と言っても過言でない程。
沈む早さ・着底の取りやすさ・遠投時の感度、共に圧倒的です。特に底近くを攻める事が多いアジングでは本当重宝しますよ。
詳しいインプレも以前の記事で書いているので詳しく知りたい方はインプレ記事も読んでみて下さいね。
フジノ ソフトテンカラ
テンカラ専用ラインです。ラインがループを作りやすくする為にテーパーが付いているラインとなっていますよ。
実際に使ってみると思って以上に糸クセもなく扱いやすいラインでした。
テンカララインとハリス(今回フロロの0.6号を使用)の接続には「DUEL TGパワーノットサルカン S」を使いました。私はイエローを使いましたが、ちょっと目立ちすぎる感があったのでブラックの方がオススメです。