管理釣り場のトラウトにオススメなラインの素材と太さとは|理由も含めて紹介します

※当サイト内の一部のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。
CIMG1812k

管理釣り場にピッタリなラインはどの様なラインなのでしょうか?
これから管理釣り場デビューする際に、どんな素材のラインを使えばいいのか?
どのくらいの太さ?どの銘柄?か分からないですよね。なので、

 管理釣り場ではPE・ナイロン・フロロカーボンラインのどのラインが一番いいの? 

 管理釣り場で使用する最適なラインの太さとその理由とは

 オススメラインの紹介とその理由

についてお伝えします。

 

PEラインが管理釣り場に向かない理由

CIMG1813k

・同じ太さならナイロンやフロロカーボンラインの2~3倍の強度
・ほとんどラインの伸びが無い事による超高感度

という圧倒的なライン性能によって、今や海釣りの大半、淡水の釣りでもナイロンやフロロカーボンラインにとって変わりつつあるPEラインですが、管理釣り場の釣りにはまったく向きません。

それは何故か?というと【ラインの比重が軽すぎる】事に尽きます。
PEラインはナイロン・フロロカーボン・PEとある3種類のラインの中で最も比重が軽く、水の上に浮いてしまうラインです。

3g以上のルアーを使用するのでしたらラインの軽さ、という弱点はラインを細くする事で解決出来るのですが、管理釣り場での切り札、1g以下の軽量スプーンや、私がオススメしてりるフェザージグ(全て1g以下) を使用した釣りでは、ラインの軽い為、まともに水中にルアーを沈める事すら出来ません。

1g以下のルアーで一度PEラインを使用してみたらはっきり分かりますが、1g以下のルアーだと沈みにくく、本当に操作しづらいです。 しかもPEラインは風に弱く、【1g以下の軽量ルアー】+【強風】では、ルアーが吹け上がって水面に 浮いてしまいます。

管理釣り場でのルアーフィッシングでPEラインを選ぶと釣れる・釣れない以前に、釣りが出来ない状態にも なりかねないので選ばないようにしましょう。

 

管理釣り場にはナイロンラインが一番適している理由とは

CIMG1814k

ナイロンラインは管理釣り場で最も向いているラインとなります。一昔前は【ナイロンラインは伸びて感度が悪い】等と 言われていましたが、ラインの進化によってナイロンラインはフロロカーボンラインと比較しても 今や感度に関してはほとんど遜色ありません。

ナイロンラインはとてもしなやかでライントラブルがほとんど無い、という特徴があります。

管理釣り場で釣りする時って他の釣りがシーズンオフの冬の事が多いので、 ライントラブルが少ないナイロンラインはとてもありがたいです。 寒い中、何回もライン結びかえたりするのはかなり面倒ですから。

 

長期間置いておくと【劣化する】のが唯一の欠点

ただ、PEラインやフロロカーボンラインと違い、使用し続けると水を吸ったり、紫外線の影響(ナイロンは紫外線の影響を受けやすい素材)でラインの強度が徐々に落ちていくという問題があります。

 

管理釣り場におけるフロロカーボンラインのメリットとは

CIMG1815k 

フロロカーボンラインは管理釣り場でナイロンの次に向いているラインです。ラインの比重が最も重いラインで、 風に強く、ラインが水中に沈むやすい事から深場の釣り、ボトムの釣りではナイロンより感度も高いです。

一昔前まではナイロンラインより伸びが少なく感度も良い、と言われていましたが、 最近ではナイロンラインの進化によって感度の差はほどんどなくなっています。

フロロカーボンラインのデメリットとしてはラインが硬めなので、ライントラブルが多い事です。

ラインの素材の特性上、水を吸わないのでラインがほとんど劣化しないのはメリットです。

 

どのくらいの太さのラインがオススメなの?

管理釣り場のルアーフィッシングで選ぶラインの太さですが、

・フロロカーボンラインでしたら、2.5lb
・ナイロンラインでしたら 3lb

がオススメです。

 

何故2.5lb~3lbのラインなの?

管理釣り場では、場所によっては50センチを超えるトラウトを放流していて、大型のトラウトが ヒットする確率は決して低くありません。

私の経験上からは、管理釣り場で半日釣りをすると概ね1~2匹は50センチ以上の大型のトラウトがヒットします。

大型のトラウトをキャッチするには出来るだけ太いラインが必要なのですが、 使用するルアーが0.3~1gくらいと非常に軽量な為、ラインが太いとまともに飛ばず、 ルアーもまともに動かない、という事になります。

1g以下のルアーを快適に使用できるギリギリの太さが2.5~3lbのラインとなるんですね。 そして、2.5lb~3lb程の強度があれが、50センチを超えるトラウトをなんとかキャッチ可能です。 なので、管理釣り場のルアーフィッシングでは2.5lb~3lbのラインをオススメしていますよ。

 

フロロカーボンとナイロンではおすすめするラインの太さが違う理由

ナイロンラインの方がしなやかで距離が出るから太めのラインを選ぶと良い

大型トラウトもかかる管理釣り場では、本当は出来るだけ太いラインを使用したいです。ルアーの制約がなければ50センチのトラウト相手だったら7~8lbくらいのライン強度が欲しい所。

ナイロンラインの場合、同じ太さならフロロカーボンラインよりしなやかで飛距離も伸びる為、フロロカーボンラインより少し太くてもルアーの操作に支障がでないので、フロロカーボンラインよりやや太めのラインをオススメしています。

0.5g以上のルアーしか使わないのでしたらナイロンラインの場合4lbくらいまで太くしても ほとんど問題ないですよ。

 

ナイロンラインは【劣化】するから余裕のある強度が必要

ナイロンラインは一昔前と比べてコーティングや製法が進化して、一昔と比べるとずいぶんラインの劣化は軽減しました。

ですが、ナイロンという素材の関係上、一度でも水をつけると水を吸い込んで確実に劣化します。また、ナイロンは紫外線でも劣化するので、使えば使うほど強度が落ちていくんですね。

なので多少ラインの性能が劣化して強度が落ちても大丈夫な様に多少強めのラインを選んでおくと安心、という事です。

 

フロロカーボンラインは太くするとトラブル続出だから

フロロカーボンラインが2.5lbな理由は、ナイロンラインと比べて固いので太くすると、ライントラブルが続出するからです。

2.5lbはライントラブルと強度のバランスのギリギリの線なので、2.5lbをオススメしていますよ。なんとか3lbまでは対応可能ですが、ライントラブルが増え、明らかに1g以下のルアーの飛距離も落ちるのであまりオススメはできないです。

 

実は私が一番オススメするのは【フロロカーボンライン】

管理釣り場の釣りではナイロンラインが最も使い勝手がいいのですが、実は私が一番オススメするラインは【フロロカーボンライン】です。

 

フロロカーボンラインをオススメするのは【メンテナンスフリー】だから

ナイロンラインが管理釣り場で一番使いやすい、と伝えながら私がフロロカーボンラインを使用している理由は【ラインの巻き替えをしない済むから】です。

年中管理釣り場で釣りをしているなら、私もナイロンラインを使うと思いますが、主に管理釣り場に行くのは主に冬。

そして冬のシーズンが終わると次の冬まで出番がありません。ナイロンラインの場合、一度でも水をつけると劣化が始まってしまうので、毎シーズンごとにラインの巻き替えが必須になってしまいます。

ナイロンラインは1ヶ月くらいで劣化し始めるので、毎月巻き替えをしないといけない事も。ナイロンラインはフロロカーボンラインと比べると少し安いのでコスパ的にはあまり変わらないのですが、 巻きかえるのが面倒なので、私はほとんど経年劣化しないフロロカーボンラインを使用していますよ。

どんなナイロンラインがオススメなの?

私は面倒という理由で最近では管理釣り場の釣りではナイロンを使わなくなりましたが、管理釣り場に最も向いているラインがナイロンラインである事は間違いありません。

私が今まで使ってきたナイロンラインでのオススメは?というと

【GT-R トラウト スーパーリミテッド】というブランドのナイロンラインです。

しなやかで、通常のナイロンラインより太さあたりの強度があるので、同じ太さならより他のナイロンラインより強度の高いラインを使用する事ができますよ。

 

【GT-R トラウト スーパーリミテッド】は、高級ナイロンラインだけあり、4lbでも他のナイロンラインの3lbとほぼ一緒の太さです。なので、4lbをオススメしています。

 

どんなフロロカーボンラインがオススメなの?

フロロカーボンラインの中でも擦れに強くした固いラインから、トラブル減少を優先してしなやかなラインまで色々あります。フロロカーボンラインは耐摩耗性を上げる為に非常に固くしているラインもあるので、その様なラインを選んでしまうと、ライントラブルだらけで釣りにならない事もあるので要注意です。

特にブラックバス用のフロロカーボンラインには要注意です。(ブラックバスは障害物の近くにいる事が多い魚で、岩等にラインが擦れる事が多くラインを固くして耐摩耗性を上げているラインが多い)

そんな中、私が色々なフロロカーボンラインを使用した結果、一番のオススメのフロロカーボンラインは

【リバージ フロロリミテッド】

です。

知る人ぞ知るルアー用フロロカーボンラインの最高峰です。
しなやかさ・強度のバランスが秀逸で、他のメーカーのフロロカーボンラインよりずっとしなやかなのに耐摩耗性も十分!

値段は他のメーカーフロロカーボンラインの2倍くらいしますが、その値段差の事を考えても一押しです。時々フロロカーボンラインである事を忘れさせてくれるしなやかさで、特に軽量ルアーを使う管理釣り場の釣りでは一押し!ですよ。

 

 

まとめ

 管理釣り場に向いているラインはナイロンが一番

 ナイロンは劣化するので巻き替えが面倒ならフロロカーボンラインがオススメ

 フロロカーボンラインを選ぶなら【リバージ フロロリミテッド】がしなやかでオススメ

という事ですね。

管理釣り場にピッタリのラインを選んで快適に管理釣り場の釣りを楽しんで下さいね。

 

管理釣り場でオススメのナイロンライン

管理釣り場のルアーフィッシングではナイロンラインが一番適しています。 しなやかでトラブルも少なく、感度も上々。マメな巻き替えが面倒でないのでしたらナイロンラインがベストです。

GT-R トラウト スーパーリミテッドはAmazonから購入できます

 

管理釣り場でオススメのフロロカーボンライン

私の様に、マメに巻き替えするのは面倒で嫌でしたら、ほとんど劣化しないフロロカーボンラインがいいですよ。フロロリミテッドはしなやかかつ丈夫なフロロカーボンラインなので、本当にオススメします。

シーガー フロロリミテッドはAmazonから購入できます

 

管理釣り場(エリアトラウト)釣りのタックル・ルアー・釣り方紹介

管理釣り場(エリアトラウト)釣り入門|初心者向けタックル・ルアー・釣り方紹介

管理釣り場(エリアトラウト)釣り入門|初心者向けタックル・ルアー・釣り方紹介

管理釣り場釣行記

管理釣り場釣行記

管理釣り場釣行日記一覧はこちらから

良い記事と思ったらシェア&いいね!をお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

詳しいプロフィールはこちら

ツイッターとフェイスブックではブログ・動画の更新情報と、近況の様子や釣り初心者に役立つプチ情報などをお届けしています。

近況の様子や役立ちプチ情報はブログでは読めないコンテンツとなるので、ぜひ、下のフォローボタンからお好みのSNSを選んでフォローしてくださいね。