GT(ロウニンアジ)を釣りに行きたい!と思った際に、
まずはどこの釣り場に行くか決めないといけません。
釣具屋の店員に聞いてもGTを釣っている人は
ほとんどいないですし、ネットで調べてもそんな情報が
出てきません。
GTはどこで釣れるのか?
GTが釣れる場所の中で一番釣りやすいポイントは?
GTを釣りに行く場所の特徴は?時期は?費用は?
という事がまったく分かりませんでした。
私自身、GTを釣りに行こう!と決めてどこに行こうか検討する時に
本当に困りました。困りながらも、なんとかGTを釣っている友人の知り合いを
紹介してもらって話を聞いたり、何人もの釣具屋さんの店員を捕まえて
話を聞いたり、フィッシングショー等、色んな所に行く度にGTの事を聞きまくって
やっとGTの釣り場について色々わかりました。
今回は色々な方の話を聞いて分かった、各GTのポイントと特徴について伝えていきますね。
目次です
GTが釣れる場所1 日本:鹿児島県 種子島
鹿児島県 種子島の特徴・GTのアベレージサイズ
実はGTは日本で釣る事が出来ます。GTは南国の魚ですがその北限が
日本で、一発大物なら種子島が一番確率が高いです。
アベレージは20~30キロ、MAX50キロクラスもあり得ます。
ただ、釣れる確率が非常に低くGTのベテランアングラーグループ(2~3人)
が3日間釣りをしても1バイトあるかどうか…という非常に厳しい釣りになります。
鹿児島県 種子島のGTが釣れる時期
GTの北限に位置するポイントなのですが、シーズン時期は比較的長めです。
水温が上がりださないと釣れないのでシーズンインは6月頃からで、12月頃まで
狙う事が出来ます。
しかし、9月から台風が多くなるので夏までがシーズンと考えた方が
いいでしょう。
鹿児島県 種子島到着までかかる時間
国内なので飛行機で概ね3時間程で到着しますよ。
鹿児島県 種子島のGTフィッシングにかかる費用
種子島でGTフィッシングを3日間釣りをすると仮定するのでしたら
概ね20~30万円くらいかかります。 交通費・宿泊費はもちろんかかりますが、
ほとんどがボートのチャーター代金です。
1日チャーターすると6~8万円程かかるので、
3日間釣りするとそれだけお金がかかるのです。
GTが釣れる場所2 日本:沖縄
沖縄の特徴・GTのアベレージサイズ
種子島より南なので、もちろん沖縄でもGTは狙う事が出来ます。
種子島より少し釣れやすいみたいですが、
かなり釣れづらい事は変わりないです。
アベレージサイズは20~30キロ前後ですが、
種子島程大型のGTは釣れない様子です。
種子島程ではありませんが、沖縄でもGTが釣れる確率は低く、
3日間GTのベテランアングラーが釣り続けても
1匹、2匹釣れればいい方、のようです。
沖縄本島と宮古島のプランがある
沖縄本島のプランと宮古島のプランがある事が多く、
沖縄本島の方がポイントが近いものの、プレッシャーが高く釣れづらい様子です。
状況が許すなら宮古島の方がプレッシャーが少なく釣りやすいみたいですよ。
沖縄のGTが釣れる時期
沖縄のGTのシーズンは、4月から6月頃までと、9月から12月頃まで
の2回です。
7月以降になるとGTの適水温より水温が高くなってしまう為、
シーズンオフ、となります。
水温が下がり始める9月以降はまたシーズンとなるのですが、
台風が数多く来るので、釣りに行くにはリスクが大きいです。
沖縄到着までかかる時間
沖縄は種子島と違い直通便なので、
種子島より早く、2時間程で到着出来ます。
沖縄のGTフィッシングにかかる費用
沖縄でもチャーターボート代金は7万円前後なので
3日間釣する場合、20万円前後の費用はかかります。
宮古島に行く際には距離が遠い分、値段が高い場合が多いようです。
そうなると+5~10万円となる可能性があります。
GTが釣れる場所3 バリ
バリの特徴・GTのアベレージサイズ
ここからは国内ではなく海外です。
バリのGTアベレージサイズは20~30キロ。
GTのベテランアングラーなら、1日平均1本は釣れる様子です。
あと、バリは潮流の早い所が多く、結構船が揺れるらしいですよ。
バリのGTが釣れる時期
年中釣る事が出来ますが、より釣りやすいのは11月から3月です。
4月から10月は冷たい風が吹きやすく水温が下がる事が多く、
GTの活性が落ちる事が多いとの事です。
バリ到着までにかかる時間
直通便で約7時間前後かかります。
移動に各1日かかるので3日間の釣りだと4泊5日と
なります。
バリのGTフィッシングにかかる費用
費用は3日間現地で釣りをする形(4泊5日)で約20~25万円くらいです。
同じ日数釣りするなら国内とあまり変わらなかったりします。
GTが釣れる場所4 パラオ
パラオの特徴・GTのアベレージサイズ
パラオはGTが最も釣りやすい釣り場です。
GTのベテランアングラーなら1日1~5匹と
複数のGTが釣れる事もめずらしくありません。
どのエリアよりも海が穏やかな可能性が大きいですよ。
(私達が行った時は大荒れでしたが…)
船に酔うのが心配なら、パラオが一番安心でしょう。
パラオはGTの数が釣れるかわりに、アベレージサイズは最も小さく
10~20キロ前後です。
パラオのGTが釣れる時期
パラオでGTは年中釣れますが、晴れる日の多い乾季(11月~5月)の方が
オススメです。大雨でないかぎりGT釣りには大きな影響はでませんが、
雨が降りやすい=低気圧が来て海が荒れやすい
という事になります。
パラオは風裏・波裏が多く、 強風が吹いても釣り中止となる事は少ないですが、
海が荒れると釣りにくいですし、 行けるポイントも制限されるので、
海が荒れる可能性が低い、乾季に行った方がいいでしょう。
パラオ到着までにかかる時間
直通便はあるのですが、直通便は不定期なので基本的には
日本→グアム→パラオ
の乗り継ぎとなり、約9時間くらいかかります。
なので移動に各一日かかるので、GTフィッシングを3日間するとなると
4泊5日となりますよ。
パラオのGTフィッシングにかかる費用
パラオは物価が高く、あまり安くありません。
費用は3日間の釣りする場合(4泊5日)
約30~35万円程かかります。
GTが釣れる場所その他 モルジブやインドネシア等
日本(種子島、沖縄)・バリ・パラオ 以外にもGTが釣れるエリアはたくさんあります。
具体的な場所を書くと、モルジブやインドネシア等です。
ですが、パラオやバリ以外のGTのポイントとなると、、毎日飛行機が
飛んでいる訳でなく、最低でも1週間以上休まないと行く事が出来ません。
何かのトラブルで飛行機の乗り継ぎが出来なくなると
予定より1日から数日遅れる事もザラみたいです。
流石に1週間以上の休みを取得できる方は、ほとんどいない
ので、実質釣りに行く事が出来ない、という事です。
実質GTを釣りに行ける場所は 日本・バリ・パラオの3択
結局、実質GTを釣りに行く事の出来る釣り場は
日本(種子島・沖縄)
バリ
パラオ
の3択となりますよ。
GTが釣れる場所の比較まとめ
GTが釣れる確率は海外の方が高い
日本でも海外でも費用は一緒
海外だと行くのに時間がかかる
実質GTを釣りに行ける海外の釣り場はバリとパラオだけ
という事ですね。
初めての大物釣り・GTフィッシングなら『パラオ』がオススメ
私が調べた結果、GTが釣れる確率が一番高いのが
パラオだったので、私はパラオにGTを釣りに行きましたよ。
パラオは他のポイントよりGTの大きさが小さいのが
デメリットですが、私の場合、2日間パラオで釣りをして、
最後にバラしただけでGTを釣り上げる事は出来なかったのですが、
大物釣りが初めての私の場合、パラオのGTでも海に落ちそうになる
くらい引いたので、と同じ、初めて大物釣り、GT釣りをするのでしたら、
パラオのアベレージサイズのGTでも十分楽しめると思いますよ。
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