2023年9月8日、福井にある遊漁船「豊漁丸」に乗ってイカメタルへ行ってきました。
当日のイカメタルの釣果
当日の状況と今後の予想
当日のヒットパターンとヒットスッテ
についてお伝えしますね。
目次です
2023年9月上旬福井イカメタル釣果
・ケンサキイカ 胴長 13~17㎝くらい 11杯
当日のイカメタル状況
8月下旬からずっと福井沖で好調に釣れていたケンサキイカでしたが、当日は丁度「外れの日」に当たってしまいました。
数日前に海が一荒れあり、気温・水温共に少し下がってきた事でサゴシやサバの活性が上がりサゴシやサバが釣れてしまい、ケンサキイカが釣りにくい状況でした。
当日の竿頭が24杯。私の周りでは平均3~10杯程のケンサキイカを釣っていましたよ。ケンサキイカの活性も低かったみたいでハッキリでるアタリは少なかったです。
今回釣れない日にあたった要因と今後の予想
釣れない日にあたった要因
今回好調に釣れている状況の中で「釣れない日」に当たってしまった訳ですが、主な原因は「サバやサゴシの群れに当たってしまったから。」でした。
当日の釣行の前、海は荒れており、さらに暑さも和らいで海水温が程よく下がりサバやサゴシの活性が上がった結果、釣れない日となってしまったのでは?と考えています。
もちろん海水温が下がってもサバやサゴシに当たらない日はあるのですが、ケンサキイカ釣りの終盤9月頃になり海水温が下がってくると、青物系の魚の活性が上がってくるので、その影響で釣れなくなる可能性が上がりそうです。
なので釣れる日を当てる確率を上げるなら「海水温が低下し始める時期にはイカメタルに行かない。」という選択もありなのでは、と思いました。
今後のイカメタルの予想
今後のイカメタルの予想ですが、今年は9月になっても最高気温30度越えが続き、しばらくは気温、海水温共に高い状態が続きそうです。
なので青物の邪魔が入りつつも10月上旬くらいまでは竿頭で30~60杯くらいの釣果が続くのでは?と考えています。
当日のイカメタル釣行のヒットパターン
最初、ケンサキイカの釣れる水深が分からずに色々なタナを探っていましたが、釣れる水深は概ね30~45mである事が分かりました。(この事が分かったのはイカメタルの釣り終了間際でした…)
ケンサキイカの活性は低めでしたがあまり長いステイは良くなく、こまめに小さいシャクリやフォール、シェイキングをすると良い感じでした。
オモリグとオバマリグの2種類のタックルを用意しましたが、この日はずっとオバマリグの方で釣っていましたよ。
当日のヒットメタルスッテ・スッテ
キーストン KS鉛スッテ
キーストンの鉛スッテです。今回は8号を0.4号のPEラインのセッティングで使用しました。細身なメタルスッテで、実際に使ってみると細身であるからか重さの割に沈下スピードが速かったです。
細身なのでケンサキイカの活性が低い時に有効そうと思いました。(今回釣った数が少なかったので実際に有効かどうかまでは分かりませんでした。)
ブラックライオン サウスッテ(タングステンのスッテ)
サウスッテはタングステン製のメタルスッテです。タングステンのスッテの中でもシルエットが小さいです。
今回タングステンのメタルスッテを初めて使用したのですが、一番のウリはその沈下スピード。10号のタングステンメタルスッテでも鉛のスッテの15~20号くらいの沈下スピードで、「タングステンにする事でここまで沈下スピードに差が出るんだ!」と本当に驚きました。
イカメタルで釣れるケンサキイカは小さいサイズも多いのでシルエットが小さいメタルスッテは有効に働く事が多いです。
値段は高いですが何個かは持っておくときっと役立つ場面は多いでしょう。
ジークラック ヨコドリスッテ 60mm
今までイカメタルのオバマリグで使用するドロッパーはエギばかり使っていましたが、「普通に浮力の高いスッテの方がより釣れるんでは?」と思い今回のイカメタル釣行ではずっとスッテを使っていました。
今回選んだスッテは「ジークラックヨコドリスッテ 60mm」。理由は簡単で長さ約6cmと小さい事。
個人的にイカメタルのドロッパーは2号くらいの大きさがベストと思っているので60mmを選びました。
正直今回のイカメタル釣行ではあまり釣る事が出来なかったので今まで使っていた2号エギと比べてより釣れるかは不明ですが、とりあえず普通に釣れる事は分かりましたよ。
当日のイカメタル使用ロッド
天龍 レッドフリップ RF792B-L
イカメタルは基本「オバマリグ」というドロッパーを使った長い仕掛けで釣る事がほとんどです。あと船から海面まで意外に距離があります。
イカメタルロッドは5.5~6.0フィートくらいの長さのロッドが多いですが上記の理由から長いロッドの方がずっと釣りしやすいです。
ただ、「8フィート近くあるイカメタルロッドはほとんど無い…。」
なので私はタイラバのロッドをイカメタルに使用していますよ。今回使用した「天龍 レッドフリップ RF792B-L」スムーズなレギュラーテーパーで10号の軽めのメタルスッテから25号くらいのメタルスッテまで使用可能です。
「イカメタル用のロングロッドを探しているけど見つからなくて…」と思っているなら「天龍 レッドフリップ RF792B-L」は本当オススメですよ。
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 際釣りSP240 海上釣堀ロッド ベイト用
ここ数年、ルアー釣りだけでなく海上釣り堀にもハマってしまい自社で際釣りロッドを作って販売しています。
「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240 」は元々海上釣り堀用の際釣りロッドなのですが、「イカメタルに使ったら良さそう。」と思って今回使ってみると、繊細で面白い釣りが出来るロッドという事が分かりました。
イカメタルロッドとしてはクセの強いロッドなので「今までとちょっと変わった感覚でイカメタルしてみたいな。」と思っているなら検討してみて下さいね。
少し特殊なロッドなので、気になったならまずはインプレ記事を読んでみて下さいね。
【釣りおじさん 即掛 際釣りSP240】をイカメタルロッドとして使ってみると良い感じ!インプレとオススメのセッティング
イカメタルであると快適になるアイテム
濡れても快適な靴下
イカメタルの釣り(ケンサキイカ狙い)は基本的に「梅雨~初秋」の釣りです。そして釣りが始まると、足元にキープしたイカを活かす為に海水を流しっぱなしとなり、デッキは常に濡れている状態です。
通常のスニーカー等だとあっという間に靴がびちょ濡れですし、長靴だとムレムレで不快…。かといって裸足だとなんか気持ち悪いんですよね。
ですがそんな時に快適に使える靴下を遂に見つけたので紹介します。
水中に入って濡れる事を前提に作られたソックスです。特徴は「和紙」を素材に入れる事で「濡れ感」を大幅に軽減できます。イカメタルの釣りでは常に足元が濡れっぱなしなので、本当いいですよ。
「長靴はムレムレだし、かといって素足だと気持ち悪い…」
と思っているなら本当にオススメです。速乾素材なので水から上がった後も早く乾くのでその点もいいです。
クロックス
今回の釣行では、かかとの付いているサンダル(クロックス)を選びました。クロックスは他のノーブランドの同じ形状のサンダルより値段は高めですが、底が柔らかく出来ていてグリップ力が高いのが良い点です。
意外にデッキは滑るのでクロックス、いいですよ。
生活防水仕様のウエストバック
私は釣りの時は財布やスマホ等をウエストバックに入れているのですが、大雨が降ったりすると中の財布やスマホが濡れてしまうので割と困っていました。
なので防水のウエストバックを探してみるもなかなか防水のウエストバックが無い…。
ですが色々探していると「ストリームトレイル AP オーバル」というウエストバックを発見!
ですが「ストリームトレイル AP オーバル」ファスナータイプの通常のウエストバック。記事を丸めて防水するタイプで無いので非防水のポーチと同じ感覚で使えるのはとても嬉しいです。