2023年9月13日、大阪にある沖防波堤、岸和田一文字へ。岸和田渡船を利用させてもらい、ショアジギング&タチウオ釣行へ行ってきました。
今回の記事は「ショアジギング編」となります。
メインがタチウオ釣行だったので午後3時の渡船に乗って、釣り準備してからのショアジギングになるので釣り時間は約1時間30分程と短めとなりました。
当日のショアジギングの状況とヒットパターン
ショアジギングでボウズとならない為に持っておくべき釣具
についてお伝えしますね。
9月中旬岸和田一文字へショアジギング釣果
・サゴシ 40センチくらい 1匹
・アジ 22センチくらい 1匹
当日のショアジギングのポイントと状況
当日選んだポイントは「沖の北」のポイントでした。西から強風が吹いていて、沖側は向かい風、岸側は追い風となっていました。
水温は約28.0度。日中で海水温が上がる時間帯に測定したとはいえ、真夏並みの水温でした。
海水は少し濁りが入っていましたが、青物やタチウオを釣るには丁度いいくらいの濁り具合。当日の魚の活性は低く、日没までボイルやナブラが見られる事はありませんでした。
当日のショアジギング釣行のヒットパターン
追い風で釣りやすい岸側を重点的に狙っていましたが、アタリが無く、他の釣り人が沖側で良型のアジをジグサビキで釣っていたのを見つけたので、その後はジグサビキにして外側中心に狙っていました。
ナブラは全く見られなく、底付近に魚がいると思われたので、
「底までメタルジグを沈める→スローにワンピッチショートジャークメインで2~4mくらい探る→底に沈める。」
を繰り返しているとジグサビキのメタルジグ側にサゴシがヒットしてくれました。
サゴシがヒットしたので、サゴシメインに狙う為にメタルジグ単体にして同じ様にして狙っていくと17:30頃に良型アジがヒット!
その後はタチウオ釣りを始めたのでショアジギングの釣りはここまで、となりました。
当日のショアジギングのヒットルアー
アナライザーバレット 30g (ゼブラ+ピンクケイムラ)
釣り仲間から「こんなカラーのメタルジグを作って欲しい。」と言われて作ったカラーのメタルジグです。ベースとなったのはシルエットの小さいタイプのメタルジグ。
【ゼブラ(蛍光)+ピンクケイムラ】と超アピール系カラーが功を奏しているみたいで、時々しか行かないショアジギングで釣果をもたらしてくれています。
今回も20人くらいショアジギングしている人がいて釣っている中、釣っていた方は2~3人くらいで、その中の1人に入る事が出来ました。
たまたま回遊してきた魚に当たった、というのもあると思いますが、今までも渋い状況でボウズの危機を救ってくれているメタルジグなので、他のカラーより釣れる確率が高いと感じています。
【ゼブラ(蛍光)+ピンクケイムラ】が、マズメ時などの光量が少ない時、水が濁っている時でもしっかりとアピールするから良く釣れるのでは、と考えています。
30gクラスのメタルジグで「ゼブラ(蛍光)+ピンクケイムラ」カラーはほとんど見かけないので「メタルジグのカラーで差をつけたい!」と考えているなら1~2個持っておくといいですよ。
ベイトが小さい事が多い+水が濁る事が多い大阪湾ではシルエットが小さい+ハイアピールカラーは非常に良く釣れるので、気になる方は一度試してみて下さいね。
ショアジギングでボウズとならない為に持っておくべき釣具
ジグサビキ
今回サゴシを釣った時はジグサビキを使っていました。(かかったのはメタルジグ側でしたが)
当日ジグサビキを使い複数の良型アジを釣っている方がいましたし、午前中はサバがジグサビキで釣れていた様です。
ジグサビキを持っていたらサバやアジが周ってきた時でも釣る事が出来ますし、和歌山等でしたらカマスやムツが手堅く釣れます。
ショアジギングはどうしても回遊次第な部分がありボウズ率は他の釣りより高め。なので大型青物(サゴシやハマチ)が回遊していない時はジグサビキを使いアジやサバ、カマス狙いに切り替えるとボウズの確率がぐっと下がります。
また、通常のサビキと違い、メタルジグ部分があるので今回の私の様にちゃんと大型青物も釣れてくれるのもポイント高いです。
ジグサビキの種類はどこのメーカーでも大差ないと思いますが、私は「マルシン ジギング堤防サビキ 10号」をよく使用していますよ。
当日のショアジギングでの使用ロッド
フエルコ GT906-6S
今回ショアジギングで使用したロッドはフエルコのパックロッド【GT906-6S】でした。9フィート6インチのロッドで、6本継で仕舞寸法は55cmと非常にコンパクトになります。
2023年になっても50~60センチの仕舞寸法となる9フィート6インチのパックロッドはほとんど無いので、パックロッド派の私としては本当でてくれて嬉しいロッドです。
ロッドの調子はレギュラーファースト。20~40gのメタルジグ系のルアーが扱いやすいロッドで、キャスト時のブレもほとんどなく、ロッドブランクスに粘りがあるので、遠投もしやすいです。
あと、ローガイドポジションなので、PEラインが非常に絡みにくくなっているのはかなりポイント高いです。
一般的なショアジギングのロッドより少し柔らかめなので、30~40gのメタルジグ系ルアーを使ったショアジギングはもちろん、タチウオ(ワインド等)釣りにもピッタリ!
値段が高いのだけが欠点ですが、その点さえクリアできれば「パックロッドで使えるショアジギングロッドを探しているんだけど…」といった方に本当オススメ出来るロッドです。