2020年7月12日、大阪湾にある沖堤防【岸和田一文字】までタコ釣りに行ってきました。
今までタコは数十杯くらいは釣っていますが他の魚を狙っている時の外道で、タコエギ等の専用のルアーを用意して、タコが本命の釣りは初挑戦。
初挑戦の結果、7杯のタコを釣る事が出来ました。
今回のタコ釣りを通じて経験した事と、ベテラン釣り師から色々聞いた話や釣っている様子を見て分かった事から、私みたいなタコ釣初心者でもしっかりタコを釣る為のコツや条件が分かりました。
当日のタコ釣りの様子
初心者でもたくさんタコが釣れる6つのコツ
についてこれからお伝えしていきますね。
岸和田渡船を使って岸和田一文字へ渡りました
当日は岸和田渡船を使って岸和田一文字に渡りました。
タコも他の魚と一緒で早朝のマズメ時が一番釣れるとの事なので、一番船(4時30分出港)を狙って3時30分過ぎには渡船屋さんに到着しましたが出港1時間前なのにすごい人が・・・。
あとでHP見直して気付いたのですがこの日は特別に一番船が4時出港となっており、その為みんな早めに受付に来ていた事が分かりました。結局、私の方はというと、駐車スペースに駐車して受付に来た時は既に3時50分で一番船に乗れず。なので、5時頃の2番船に乗り込む事に。
あと最近、岸和田渡船は最近出港地が変わり、駐車場所やルール等が色々変更となっています。割とややこしいので岸和田渡船を使うときはしっかり公式HPを読んで、それでも不明点がある時は渡船屋さんに電話して確認していきましょう。
今回は【旧一文字】を選びました
岸和田一文字には、沖一文字・旧一文字・中波止、の3種類の防波堤があるんですが、タコ釣りがメインな事があり今回は【旧一文字】を選びました。
雨降りで靴下が濡れるかも?な時は【防水透湿靴下】を選ぶと快適
この日の天気予報は曇り時々雨。地面も昨日の雨でそこら中に水たまりがある状態で、長靴だと蒸れて暑いですし、普通の靴だと水たまりにはまったり、雨が降ったりした時、靴と靴下が濡れて不快になるので、今回は防水透湿靴下(Dexshell・ウルトラシン)を使用しました。ウルトラシンはDexshellの中でも一番薄く、ほぼ通常の靴下と同じ感覚で使用できます。
防水なので靴と靴下の外側は濡れても中は濡れず、透湿なので蒸れもなく快適。今回はクロックスと組み合わせました。サンダル系+素足でもいいのですが、素足だとサンダルと素足の間に小石が入って痛かったり、足の甲が日焼けしたり、足元のとがった物に当たってケガしたりする事もあるので私は靴下を履いています。
海水温は約23.6度
海水温を測定すると約23.6度。ネットで調べた所タコの適水温は15~23度との事。タコにとっては丁度いい水温みたいで期待が持てます。
まずは1杯目のタコをタコエギでゲット!
タックルを準備して、タコエギをセット。タコ釣りの基本通り足元を攻めていると『むにゅん』といった感触がしたので合わせると無事にタコがヒット!
かわいいサイズですが1杯目のタコを釣る事ができました。
2杯目、3杯目のタコが約1時間後にヒット!
最初のタコから約1時間・・・。遂に2杯目のタコをゲット!そのすぐ後に3杯目のタコが釣れて、タコ釣りのコツが掴めてきました。
沖にキャストして探ると本日最大の650gクラスの大きいタコ!
その後アタリが無くなり、隣を見てみると沖に向かって40mくらいキャストして、良型のタコを次々に釣っている釣り人を発見!
私も早速真似してみて沖に向かってキャスト!そしたら本日最大となる約650gのタコを釣る事が出来ました。
その後は沖狙いでポツポツタコを釣りました
その後は引き続き沖狙いでタコをポツポツ追加。結果7杯のタコを釣り上げる事が出来ました。
この日の旧一文字は内側が好調だった
この日の岸和田一文字の旧一文字は【内側】の方がよく釣れていました。多数のタコ釣りしている釣り人に聞いてみても『内側の方がよく釣れました。』と聞きましたよ。
釣り人も上の画像の通り内側の方がずっと多かったんですが人の数以上にタコがたくさんいたみたいです。
当日のタコ釣りのショートムービーもあります
当日のタコ釣りのショートムービーもありますよ。当日の釣っている様子を短くまとめているので良かったら観て下さいね。
7月中旬大阪湾の沖堤防タコ釣りの釣果
・マダコ 100~650gくらい 7杯
タコ釣り初心者でもタコが釣れる6つのコツ
タコが釣れる時期・タイミングを見計らって釣行する
タコの釣り時期は夏で、釣れ始めが6月くらいからとなります。タコは人気の釣り物で釣果情報が出始めるとこぞって釣り人が出かけて釣りまくり、数がどんどん減っていくので、釣れる情報をゲットしたら早めに行くのがいいです。
渡船を使っての沖防波堤がオススメ
私が調べた所、普通の漁港等にもタコはもちろんいますが、通常の波止や漁港、防波堤よりも沖防波堤の方がタコの数が多く、最新釣果情報もあり調子を掴みやすいです。なので、人が多くても最初は渡船を使って沖防波堤でタコを狙った方が確実です。
タコ釣りも【マズメ】が一番釣れる
青物等の釣り物と比べれば日中でも釣れるタコですが、やはり【マズメ】の方がずっとアタリも多く釣りやすいです。タコ釣初心者ならなおさら釣りやすい時間に狙った方がいいです。
夕マズメ狙いも良さそうですが、人の多い沖防波堤の場合、朝の内にたくさんタコが釣られてその日のタコがあまり残っていない、という事も考えられるので、狙いは【朝マズメ】です。
早朝からの釣りになり早起きしないといけませんが、頑張って渡船の一番船に乗りましょう。
タコ釣りに使用するルアーは【タコエギ】一択
タコ釣り使用するルアーは主に2種類。【タコジグ】と【タコエギ】があり、どちらも使えればいいのですが、タコジグは足元に落とす専門のルアーで、キャスティングでタコを狙う事が出来ないので、足元と遠く、どちらも狙えるタコエギの方が初心者にはオススメです。
休日の防波堤では岸際は大勢の釣り人によって常に叩かれているので、沖狙いが必要な事があります。その時タコジグお手上げ。タコジグとタコエギ療法持っていたらより良いですが、初心者が2つのタックルというのもしんどいので、まずは【タコエギ】だけに絞るといいですよ。
タコエギでのタコの狙い方
ブラックバス釣り経験者ならタコの狙い方はダウンショットリグやネコリグ等を使った【ライトリグ】の釣り方そのものです。
1.タコエギを底まで沈めてスローリトリーブ、またはロッドワークでタコエギが底についた状態のままでズル引きします。
2.ズル引きしていてひっかかる所があればラインテンションをかけながらロッドをゆすってアピールします。いわゆる【シェイキング】ですね。
3.引っ掛かりが外れたら再びズル引きを続ける、を繰り返します。
タコのあたりは【グッ!】とロッドが重たくなるので、重みを感じたら大きいストロークで合わせてそのまま巻くといいですよ。
アワセが遅れると、張り付いて取るのに難儀するので、重たくなったらとりあえず大きく合わせたらOK、という事ですね。
タコを釣る為のポイントの狙い方
朝一はまず防波堤の際(足元)と防波堤の基礎石の境目となる沖5mくらいまでを重点的に狙います。少し釣り人が増えてきたら沖10m~30mくらいを狙って他のタコ釣りの人とのバッティングを避けるようにすると良さそうです。
最初から沖を狙うと手返しが悪くなるので、最初から沖を狙うのはやめておきましょう。
以上がタコ釣り初心者でもタコが釣れる6つのコツでした。私は実釣しながら分かった事なので、最初から6つのコツが分かっていたら、初めてのタコ釣りでもきっと私より釣る事が出来ますよ。
7月中旬大阪湾の沖堤防タコ釣りヒットルアー等
タコやん2.5号
今回タコを釣ったルアーは全てタコやん2.5号でした。小ぶりのボディーなので小さいタコもかかってくれますし、大きいタコも、もちろん釣れます。オモリが少しボディーから離れているので根がかりも通常のタコエギより少なそうです。今回一番反応が良かったカラーは【パールチャートリュース】でした。
防水透湿靴下(Dexshell ウルトラシン)
この日の天気予報は曇り時々雨。地面も昨日の雨でそこら中に水たまりがある状態で、長靴だと蒸れて暑いですし、普通の靴だと水たまりにはまったり、雨が降ったりした時、靴と靴下が濡れて不快に。
この日の様な状況の時は、防水透湿靴下(Dexshell)の出番です。ウルトラシンはDexshellの中でも一番薄く、ほぼ通常の靴下と同じ感覚で使用できます。防水なので靴と靴下の外側は濡れても中は濡れず、透湿なので蒸れもなく快適。クロックス等のサンダル系の靴と組み合わせるのがオススメです。
釣りの帰りには外側が濡れた靴下を入れて持ち帰る事が出来るジップロックも1枚付属しています。