3月下旬海上釣り堀「カタタの釣り堀」で大量のエサ取りが!3つのエサ取り対策を紹介

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3月下旬海上釣り堀「カタタの釣り堀」で大量のエサ取りが!3つのエサ取り対策を紹介

2023年3月25日、和歌山南紀にある海上釣り堀、「カタタの釣堀」にて「わがまま釣りクラブ」の釣り会が開催され、参加してきました。

海上釣り堀「カタタの釣堀」釣行の様子・釣り方・釣れたエサの紹介

「カタタの釣堀」3つのエサ取り対策

についてお伝えします。

特に「3つのエサ取り対策」はカタタの釣り堀以外でも役立つ情報なので、エサ取りに悩まされている方は必見、です。

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「釣具のマルニシ和歌山インター店」で各種エサを調達

「釣具のマルニシ和歌山インター店」で各種エサを調達

カタタの釣り堀に行く前に、「釣具のマルニシ和歌山インター店」に立ち寄ります。

「カタタの釣り堀」のある和歌山南紀周辺には、海上釣り堀のエサ(特にシラサエビ)が置いている釣具屋がほとんど無い為、和歌山北部の釣具屋に立ち寄っています。

前回1月下旬のカタタの釣り堀釣行時、厳寒期にもかかわらず大量のエサ取りがいたので、エサ取りに強いエサも含めて購入しました。

【釣具のマルニシ和歌山インター店】について詳しくは公式HPへ

 

「カタタの釣り堀」に到着

「カタタの釣り堀」に到着 「カタタの釣り堀」に到着2

午前6時前には「カタタの釣り堀」に到着。「わがまま釣りクラブ」での受け付を済ませて、指定されたイケスに行き、釣り準備を始めます。

 

この日の天候は「雨」

この日の天候は「雨」

この日の天候は「雨」で、山の方を見ると、桜がほぼ満開でした。晴れている時より雨の時の方が桜の花のピンクがより鮮やかに見える気がします。

雨は釣りしにくいですし、釣行後の釣り道具の片付けが大変になりますが、良い点もありますね。

 

海水温は約16度

海水温は約16度

海水温を測定すると約16度。それなりに水温は高めなので、青物含め好釣果が期待できそうです。

 

エサ取りが猛威を振るう!

エサ取りが猛威を振るう!

「厳寒期でもエサ取り多かったから今回もエサ取り多いかも…」とは思っていましたが、想像を超えるエサ取り(主にアジ)の猛攻が朝一番から始まりました。

団子系・エビ系・ササミ系のエサは投入した直後に100匹以上のアジに囲まれて即無くなる…。

比較的エサ取りに強いシラサエビでなんとか表層のアジをかわしても、底までびっしりアジがいて、すぐに無くなります。

前回のエサ取り対策に役だった「キビナゴ」を使った所、他のエサよりはまだマシでした。

ですが、キビナゴさえもアジの猛攻を受け2~3分持たない状態で、いきなり苦しい展開となりました。

 

ウグイを投入して真鯛を釣り上げる!

ウグイを投入して真鯛を釣り上げる!

あまりにもエサ取りの猛攻が激しすぎるので、「活餌を使って青物でも狙おう。」という事で脈釣りからウキ釣りに変更。

イケスの中央付近にウグイをつけて青物狙い。ウキが消し込みしっかりアワセ!

そして浮き上がってきた魚体を見ると、なんと「真鯛」でした。

ウグイは時々真鯛も釣れる
ウグイは青物用の活餌ですが、時々真鯛も釣れるエサ。今回の様にエサ取り多い時は青物との両狙いで使用するのは「あり」ですよ。

 

キビナゴで2匹目の真鯛をゲット!

キビナゴで2匹目の真鯛をゲット!

引き続きウグイで真鯛・青物を狙っていきます。

アタリがすぐあるものの、仕掛けを引き上げるとウグイが噛まれてボロボロに…。(恐らく真鯛に噛みつかれたと思われます。)

ウグイの数が5匹しかおらず、青物放流時にウグイを残しておきたいので、ここでウグイの使用をやめてキビナゴに変更。

引き続き浮き釣りでイケスの中央付近を狙っていると、エサ取りとは違い、ウキがゆっくり水中に引き込まれていくアタリ!2匹目の真鯛を釣り上げる事が出来ました。

冷凍キビナゴは海上釣り堀では真鯛・青物両方に効果的な万能エサです。真鯛・青物以外にも、冬に放流されるクロソイの特効エサでもあります。海上釣り堀に行く時には最低1パックは用意しておきたいエサです。

 

3匹目の真鯛は「快釣エサ マグナム」で

3匹目の真鯛は「快釣エサ マグナム」で

2匹目の真鯛を釣った後はしばらくキビナゴで釣り続けていたのですが、本命のアタリが遠のいてきたのと、エサ取りの猛攻によりキビナゴが減ってきたので、エサを変更。

エサ取りに強い固めの団子エサ「快釣エサ マグナム」へ。エサ取りに強い「快釣エサ マグナム」といえど、エサ取りの猛攻がすごくて長時間は持ちません。

エサ取りがつつきまくってウキがずっと揺れている中、本命のアタリがあり、アワセを入れると「ズシッ!」と重たい引き!3匹目の真鯛をゲット!です。

本多商店の団子エサ「快釣エサ マグナム」です。青物が好む魚肉成分を多数配合。粘りが強く固い団子エサなので、今回の様にエサ取りが多い時にも使用可能なエサとなっています。

 

岩ガニで「カンパチ」が釣れました

岩ガニで「カンパチ」が釣れました

ここからさらにエサ取り(主にアジ)の活性がUP!「キビナゴ」「快釣エサ マグナム」でもエサがほとんど持たない状態に。

ここで、対エサ取りの最終兵器、「岩ガニ」を遂に投入。引き続きイケスの中央付近を浮き釣りで狙います。

しばらくして、ゆっくりウキが沈んでいったので「ビシッ!」とアワセを入れると一気に走られます。「こ、これは青?」

岩ガニは真鯛・底物(イシダイやイシガキダイ)用の活餌なので真鯛とばかり思っていたので、かなりびっくり。

ハリスが真鯛用の3.5号なので慎重にやり取りして取り込んだのは「カンパチ」でした。

 

シマアジが「岩ガニ」で連発!

シマアジが「岩ガニ」で連発! シマアジが「岩ガニ」で連発!2

「岩ガニ」にエサを変更してからは、流石にエサ取りのアジは手が出せないみたいで、エサを取られる事は激減。(まれにフグにかじられましたが…)

途中、脈釣りロッドで際の方を攻めるもアタリが無いので、再び浮き釣りに戻してイケスの中央付近を攻めると、すぐにアタリが!

釣り上げるとなんとシマアジ!さらにその直後に岩ガニでシマアジ追加!!

「岩ガニ」絶好調です。

 

岩ガニが切れると失速

岩ガニが切れると失速

しかしここで岩ガニが底をつきました。(10匹しか買っていなかったので…)

岩ガニが無くなると今までの好調が失速。その後は残ったウグイで青物をかけるも、ランディング寸前でラインブレイクしたり、見えているイシダイのサイトフィッシングをするも、エサ取りのアジに翻弄されて、結局釣れなかったり、と一応色々ありながらも追加の魚は無し。

結局、岩ガニでシマアジを2連発した後は魚の追加もなく、釣り終了となったのでした。

 

3月下旬「カタタの釣り堀」の釣果

3月下旬「カタタの釣り堀」の釣果

・真鯛 3匹
・シマアジ 2匹
・カンパチ 1匹

「わがまま釣りクラブ」での順位は12人中7位。今回エサ取りには悩まされましたが、本命魚の活性も高く、全体的によく釣れていましたよ。

 

当日のカタタの釣り堀の状況と3つのエサ取り対策

エサ取りの活性も高かったが本命の活性も高かった

当日はエサ取りの活性が高かったですが、本命の活性も高い状態でした。なので、ウグイに真鯛がヒットしたり(私だけではなく複数人の方がウグイで真鯛を釣っていました。)岩ガニでシマアジが釣れたりしたと考えています。

エサ取りさえかわせば本命が食ってくる、というある意味分かりやすい状況でした。

 

アジのエサ取りには岩ガニが一番

アジのエサ取りには岩ガニが一番

今回のカタタの釣り堀釣行で最も活躍した活餌が「岩ガニ」でした。釣った引数は3匹でしたが、実際に釣った匹数以上の強さを感じましたよ。

アジのアタリが激減する&本命のアタリはしっかり出てくれたのでこの日一番のアタリエサな事は間違いありません。

カタタの釣り堀は黒潮が当たり通年水温が高い事から、常に「エサ取り」がいる状況みたいなので、カタタの釣り堀に釣行する際には「岩ガニ」は多めに準備しておいた方が良さそうです。

 

ウグイで鯛を狙う時のハリの付け方

ウグイに真鯛は噛んでくるけど、ヒットまで至らない事が多かったです。今思えば、今回の釣行でウグイの針の付け方は鼻掛けだったのですが、真鯛等がかかりやすい背中~尾の付近に針を付ければ良かった、と思いました。

背掛けや尾の付近にハリをかけると「鼻掛けと比べて泳ぎが不自然になるのが気になる」場合はハリを鼻掛けした後に背中や尾の部分にハリをかけると、泳ぎの不自然さはかなり軽減しますよ。

 

他の釣り人のエサ取り対策

他の釣り人のエサ取り対策です。私が確認した限りですが、

・手作りのでかいササミ(通常使用するササミの大きさの2~3倍の大きさ)を使用する

・シラサエビですぐエサ取りに食われてもめげずに打ち続け、時々くる本命のアタリを取る

・エサ取りに強い団子エサ(真鯛ストロング等)を使用する(それでもエサ取りは多い)

等がありました。共通するのはどの方法にしてもエサ取りを完全に避ける事が出来ない事。エサ取りの猛攻にめげずに淡々と仕掛けを投入し続けるのがコンスタントに釣るコツ、と言えそうです。

 

海上釣り堀【カタタの釣り堀】で使用したロッド・リール・ウキ

シマノ シーマーク

シマノがリリースする、海上釣り堀入門用浮き釣りロッドです。今回の釣行では「シーマーク3号 360」を使っていましたよ。

シーマークは、入門用といえども、青物相手でも十分やり取りできるだけのロッドパワーがあります。

パワーや使い勝手も必要十分な機能はありますが、ハイエンド機種と比べると、軽さや使い勝手は流石に落ちます。

なので、まずはこのロッドで海上釣り堀の釣りに慣れて、ハマった時により良いロッドを買うといいと思います。

 

シマノ バイオマスターSW 6000

※バイオマスターは廃盤となった様なので代わりに後継機の「ストラディック」を紹介しています

ジグング・オフショアキャスティング用の「バイオマスターSW 6000」が余っていたので海上釣り堀に流用しています。海上釣り堀では青物がかかる事があるので、6000番くらいあると安心です。ラインはPE3号を使用しています。

「バイオマスターSW 6000」は2023年4月時点では廃盤となってしまったみたいですが、後継機として「ストラディック」シリーズが出ているので、「ストラディック」を紹介しています。

 

ハリミツ 釣堀 スリムフロート 1.5号

ウキは何種類か持っていますが、よく使用するのは「ハリミツ 釣堀 スリムフロート 1.5号」です。これに1号のクッション付きオモリを付けて釣りをしています。

感度もそこそこ良くて、余浮力も大きいので、エサの重さがほとんど無いシラサエビから、エサの重たい団子エサまでどのエサでも扱いやすいです。

今回の釣行でもずっとこのウキを使用していましたよ。使い勝手がいいので初心者にもオススメです。

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ABOUTこのブログの管理人

釣り歴約30年。バス釣り・管理釣り場・エギング・メバリング・ロックフィッシュ等のルアー釣りを 幅広く経験しています。特に力を入れている釣りはメバリングです。

幅広い釣り経験を通じて、釣り初心者に分かりやすく釣り方等を紹介しています。

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