友人の釣りおじさんより、爆釣連合さん主催の『快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会というのがあるけど、参加します?』との連絡が来たので、
『もちろん参加します♪』
という事で、2022年6月26日、【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】が開催される姫路にある海上釣り堀、【水宝】に行ってきました。
当日の水宝釣行の様子
釣れた全ての魚のエサ・水深等一覧
海上釣り堀【水宝】について知っておきたい3つの事
爆釣した快釣エサとその他3種類の快釣エサの特徴
についてお伝えします。
【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】ってどんな会なの?
海上釣り堀、水宝で活動されている海上釣り堀グループ、【爆釣連合】の会長さんが、海上釣り堀のエサを作り始め、販売する事に。
最初は水宝で販売されていましたが、2022年5月下旬に全国対応の通信販売を開始。その全国対応の通信販売を記念しての記念祝賀釣行会が【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】となりますよ。
爆釣連合さんのYouTube(爆釣連合 会長チャンネル)はこちら
水宝に行く前に【まるは釣具 姫路店】で餌を揃える
水宝の釣り場(イケス)は家島諸島の西島沖にあり、約30分船に乗って移動します。船が出航する場所が【姫路港】からとなりますよ。
姫路港の近くにある釣具屋が【まるは釣具 姫路店】なので、今回私は【まるは釣具 姫路店】で各種釣りエサを揃えました。
水宝の釣行で揃えたエサ一覧
通常のエサ一覧(活餌以外)
・マダイスペシャルA
・マダイイエローB
・オキアミ(生)LL
・黄ササミ
・キビナゴ(無着色)
・イカレンジャー(シルバー・ブルー・レッド)
・サバレンジャー(シルバー・レッド・グリーン・イエロー)
の7種類。写真を撮りそびれていますが、マダイスペシャルA、マダイイエローBは持参しています。今回通常のエサで購入したのは、【オキアミ(生)LL】だけで、あとは自宅からの持ち込みです。(前回釣行時に持ち帰って冷凍保存していたエサ)
前回の海上釣り堀釣行(カタタの釣堀)ではエサ取りに悩まされたので、エサ取りがつついてもビクともしないサバレンジャーと、サバレンジャーよりさらに固めのエサ、イカレンジャーも持参。
サバレンジャーとイカレンジャーは常温保存可能なエサなので、とりあえず常に携帯しています。
活餌一覧
・地エビ
・ウグイ
・青イソメ
・石ゴカイ
・ボケ
活餌の方は地エビ、ウグイ、青イソメ、石ゴカイ、ボケと定番を揃えました。
普段は活きアジを現地で購入する形なのですが、活きアジは釣り開始直後では買えない海上釣り堀が多いので、開始直後から青物を狙える様に、ウグイを3匹揃える事に。
アユやウグイは淡水魚なので、少ない匹数でしたらエビブクに入れて地エビ等と一緒に入れる事が出来るので便利です。
姫路港に到着
午前4時過ぎに姫路港に到着。水宝のイケスは姫路港にはなく、離島である家島諸島の西島にあるので、姫路港から船乗って移動となります。
出発の船は午前5時20分頃に出発予定。まだ時間があるのでゆっくり釣り準備を始めます。
海上釣り堀系ユーチューバー「Pポチ」さんに【アヒルのウキ】をもらう
水宝のイケスに行く為の船を待っていると、海上釣り堀系ユーチューバーの「Pポチさん」に声をかけてもらい、【アヒルのウキ】を貰いました。
普段は脈釣りメインで浮き釣りの機会があまりないですが、青物狙いの浮き釣りをする時に使っていきたいと思いました。
海上釣り堀系ユーチューバー【Pポチさん】のYouTubeチャンネルはこちら
水宝イケス行きの船が到着
そうこうしている間に午前5時20分過ぎになり、水宝イケス行きの船が到着。船に乗り込み、水宝に向かいます。
水宝のイケスに到着
船に乗ってから約30分。遂に西島にある【水宝のイケス】に到着です。
【快釣エサ】は水宝の受付で販売されていました
【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】とあるのに、『快釣エサはどこにあるのだろう?』と思っていたのですが、水宝の受付にて販売されていました。
【快釣エサ】は4種置いてありました
今回の【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】では快釣エサを使わないといけないとルールは無かったですが、
せっかくの祝賀会なので、販売されていた快釣エサ4種類を全部購入してみました。
左から、【快釣エサSSスイートショット】・【快釣エサスペシャル】・【快釣エサα(アルファ)】・【快釣エサγ(ガンマ)】となりますよ。
釣り開始前に開会式
釣り開始の前に【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】の開会式がありました。釣果上位3名には賞品があるとの事なので、3位以内を目指して頑張ります。
※釣果のカウントは魚種・サイズ関係なく1匹=1P換算のルールでした。
釣りをするイケスが決まり釣り準備
開会式後、釣りをするイケスも決まり、釣り開始時刻までに釣り準備を行います。
水宝は、モーニング(釣り開始直後)が非常に良く釣れる事で有名なので、釣り開始直後すぐに釣り開始出来るよう、念入りに準備していきます。
海水温は約23.8度
海水温は約23.8度。水温がかなり上がってきていて、エサ取りが心配になる高水温です。
まずは真鯛をスイートショットで釣り上げる!
朝7時前に釣り開始の合図!
最初に選んだエサは【シラサエビ】ですが、これがまったくアタリが無い・・・。他の釣り人は釣り開始直後から次々に真鯛を釣り上げているので焦ります・・・。
5分程でシラサエビに見切りをつけ、次は一口サイズの甘エビ系の快釣エサ、【スイートショット】を使います。
するとすぐにアタリがあり、真鯛がヒット!無事に取り込んでまずは1匹。とりあえずボウズは無くなりました。
真鯛の食い込みが浅いので【マダイイエローB】を使うとシマアジをゲット!
その後ヒットするも、真鯛を2回連続でバラシ!なので、『さらに食い込みの良いエサを・・・』という事で柔らかくて食い込みが良いエサの定番、【マダイイエローB】に変更。
【マダイイエローB】を小さくちぎり、落とし込むと再びアタリが!
即アワセして上がってきた魚を見るとまさかのシマアジ!真鯛を狙っていたつもりでしたが、これはこれでOKです。
【快釣エサγ(ガンマ)】で2匹目の真鯛が釣れました
シマアジを釣った後、マダイイエローBではアタリが止まったので、エサを変更する事に。
次は真鯛釣りでは定番のササミ系のエサを使用します。いつもの【黄ササミ】もありましたが、ここは同じササミ系である【快釣エサγ(ガンマ)】を使用する事にしました。
しばらくすろと待望のアタリ!2匹目の真鯛を釣る事が出来ました。
その後は真鯛・シマアジが【快釣エサγ(ガンマ)】でコンスタントにヒット!
その後は、【快釣エサγ(ガンマ)】でコンスタントに真鯛・シマアジがヒット!
途中で青物の放流もあり、活きアジで狙いましたがこちらは不発・・・。この日の青物ヒットしていた方をみていると、イワシやカツオの切り身でヒットしていました。活きエサでなくて、冷凍エサ系でニオイや味で誘う方法が良かったみたいです。
釣果は【つ抜け】達成!でも・・・
最終的な釣果は丁度10匹。ぎりぎり【つ抜け】となりました。ただ、私と同じ筏に入ったポチさんは20匹程釣り上げていましたし、隣の方も14匹程釣っていたので、もうこの筏内だけで暫定3位?くらい。
正直3位以内入賞は超厳しい感じです。モーニングの時間帯にあまり釣る事が出来なかったのが痛かったですね・・・。
やっぱり入賞は無理でした
無事に釣りが終了して、船に乗って姫路港に帰ってきました。姫路港に戻った後は閉会式です。
閉会式で上位3位発表がありましたが、なんと優勝は同じ筏で釣りをしていた【ポチさん】でした。
ポチさんの釣果は、真鯛18匹、シマアジ2匹、カンパチ1匹、とダブルつ抜けと凄い釣果。
他の2人の入賞者も19匹、18匹(確か・・・間違っていたらすいません。)と釣っていて、私の入賞は思った通り遠かったです。
こういうイベントの釣りの時はあまり釣れない状況が多いイメージですが、この日は皆さんたくさん釣られている様子で、よく釣れる日みたいでした。
こうして、【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】釣行は無事に幕を閉じたのでした。
海上釣り堀【水宝】の釣果
・真鯛 5匹
・シマアジ 5匹
参考:釣れた魚と釣れたエサ・水深等一覧
匹数・魚種 | 釣れた水深 | 釣れた場所 | エサ | 釣り方・仕掛け |
1匹目・真鯛 | 水深8m | 際 | スイートショット | A(オモリ0.5号) |
2匹目・シマアジ | 水深9m | 少し沖の中央 | マダイイエローB | A(オモリ0.5号) |
3匹目・真鯛 | 水深9m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
4匹目・シマアジ | 水深10.5m | 少し沖の中央 | マダイイエローB | A(オモリ0.5号) |
5匹目・シマアジ | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
6匹目・真鯛 | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
7匹目・真鯛 | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
8匹目・真鯛 | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
9匹目・シマアジ | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
10匹目・真鯛 | 水深10.5m | 少し沖の中央 | 快釣エサγ | A(オモリ0.5号) |
釣り方・仕掛けの記号
A・・・通常の通し仕掛け(ライン4号使用)
※1 【釣れた水深】は概ねの水深となります
※2 水宝の水深・・・際:9m 少し沖(3m程先):10m 中央:11m 程です
海上釣り堀【水宝】について知っておきたい3つの事
水宝では【モーニング】が超重要!
海上釣り堀では釣り開始直後の【モーニング】が釣果に期待を持てる時間帯で、海上釣り堀経験者なら気合を入れて釣る時間帯ですが、
【水宝】では、他の海上釣り堀よりさらに【モーニング】が重要です。
水宝では、釣り開始前に一定数を先に放流しているらしく(※未確認情報ですが)開始直後の釣れっぷりはすごいです。
開始直後のモーニングは本当にイージーに釣れるので、この時間帯を逃さずにいかに数を伸ばすのか?が水宝で好釣果を出す為には非常に重要となります。
なので、水宝では、他の海上釣り堀以上に、モーニング時の手返しには気を付けて釣りをしていくといいですよ。
水宝では夏でもエサ取りが少ない事が多い
この日の水宝は、水温が高いにもかからわず、ほとんどエサ取りはいませんでした。(少しはいましたが、釣りに支障が出るほどではありませんでした。)
水宝の常連さんに話を聞いてみると、『水宝ではエサ取りは夏でもあまりおらへんよ~。』との事。
【エサ取り攻略】も海上釣り堀の面白い部分の一つではありますが、エサ取りがいると釣りにくくなるのは確か。
『ちょっとエサ取りが多くいる海上釣り堀は苦手で・・・』
という方は水宝を選ぶとエサ取りが少なくて快適に釣りができる可能性が高そうです。
水宝は関西の海上釣り堀では一番釣れやすい所かも
水宝は、モーニングでの爆釣タイムがありますし、魚の放流量も多くて釣り時間終了前までコンスタントにヒットする印象でした。
他の海上釣り堀より料金は少し高めですが、料金以上によく釣れる釣場だと感じました。
他の海上釣り堀をしている釣り人の話を聞いてみても、水宝は良く釣れる釣場みたいなので、気になる方は一度行ってみるといいと思いました。
爆釣した快釣エサとその他3種類の快釣エサの特徴
快釣エサγ(ガンマ)
今回の水宝釣行で、一番釣果を上げたのが【快釣エサγ(ガンマ)】です。海上釣り堀はアタリエサが偏る事が多いので、今回の釣果をもって『快釣エサγって最高!』という訳ではないですが、
普通のササミよりニオイが強く集魚力がありそうな感じなのと、通常のササミよりちょっとだけ固いので、少しだけちぎって小さめに針に付ける、といった小技がしやすいのが好印象でした。(通常のササミは柔らかいので少しだけちぎろうとするとバラバラなったりする事が多い。)
あと、ササミ系なのに今回シマアジも普通に釣れてくれたのも良い点です。(ササミ系は真鯛中心に釣れるエサなイメージなので)
快釣エサγ(ガンマ)だと、シマアジも安心して狙える点はいいな、と思いました。
快釣エサスイートショット
【快釣エサスイートショット】は、海上釣り堀系ユーチューバーユーチューバー、【釣りおじさん】が名づけ親の快釣エサです。
甘エビを独自のペーストで漬け込んでいるのが特徴となります。エビ系のエサは小さいのが少ないので、一口サイズのエビ系のエサを探している方にとってはピッタリ!です。
今回、私はスイートショットでは1匹しか釣る事が出来ませんでしたが、個人的にはアタリ→即アワセとする為に、エサは小さめにつける事が多いので、個人的にはかなり好感が持てました。
海上釣り堀系ユーチューバー【釣りおじさん】のチャンネルはこちら
快釣エサスペシャル
【快釣エサスペシャル】は独自の成分で配合したムール貝です。鯛に効果的な黄色に着色されているのはポイント高いですよね。
この日はスイートショット・快釣エサα(アルファ)・快釣エサγ(ガンマ)が好調だった様で、
快釣エサスペシャルについては当日、他の方からの話は聞けなかったのと、今回私は使用していないので、今回はこれ以上の事は分かりませんでした。
快釣エサα(アルファ)
【快釣エサα(アルファ)】は海上釣り堀系ユーチューバー、【オヤジの遊び】さんが名づけ親の快調エサです。
【快釣エサα(アルファ)】は、いわゆる【団子系】のエサで、団子の中にエビを大量に使用しており、集魚力が高いのが特徴です。
今回の【快釣エサ全国販売記念祝賀釣行会】ではこのエサが一番釣れていた様に思います。
今回の釣行では私は使用しませんでしたが、他の方の話を聞くと、集魚力が高い割にハリ持ちが良いのが特徴みたいですよ。
海上釣り堀系ユーチューバー【オヤジの遊び】のチャンネルはこちら
海上釣り堀【水宝】での使用釣具
がまかつ(Gamakatsu) 真鯛王 フック (銀) 釣り針
私が海上釣り堀の脈釣りでよく使用しているのが、【がまかつ 真鯛王 銀 9号】です。面倒くさがりなので、青物も真鯛もシマアジも基本的にみんなこの針を使っています。
銀色にしている理由ですが、以前はエサと同調しやすいカラー(ピンク系)を使っていましたが、使っていると塗料がはげて、結局銀色になるので、今は銀を使っています。
私みたいな針を変更するのが面倒で、『一種類の針でなんとかしたいなあ。』と思っている方には最適解の一つと思いますよ。
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 ハードタイプ
海上釣り堀の釣りでよく使われる、ゴム張りガン玉です。特筆する事は特にないですが、現在普通のガン玉を使用しているなら、ゴム張りガン玉に変更した方いいです。
理由は普通のガン玉だと、一度固定させると開くのが大変で、下手するとラインごと切らないと交換できないから、です。
ゴム張りガン玉だと、手で開く事ができて、スムーズにガン玉が交換可能です。
ゴム張りガン玉の欠点は値段が高い事と、通常のガン玉と比べるとズレやすい点ですが、海上釣り堀の釣りでは、数十mもライン出す事は無く、ズレてもすぐに戻せます。
海上釣り堀の釣りでは頻繁にガン玉を交換するので、手返しが良いゴム張りガン玉がオススメです。
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350
今回は試作の脈釣りロッドが仕様変更の為、製造メーカーに発注をしている最中だったので、いつもの【釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350】を使用しました。
現在売切れ中ですが、2022年10~11月頃には再び一般販売出来ると思います。
ロッドの特徴とはしては【極細カーボンソリッドティップ】を採用している事で、カーボンである事から他のグラス系の穂先のロッドと比べて手感度が良く、手元まで『コツッ!』といったアタリを感じる事が可能になった点が一番の特徴となっています。
ロッドについてさらに詳しくは【釣りおじさん「即掛」脈釣りSP350】の主な仕様と13の特徴を紹介の記事で詳しくお伝えしていますよ。
シマノ(SHIMANO) バルケッタ
今回使用していたリールはデジタルカウンターが付いているリールの定番、【バルケッタ】シリーズです。
私はフロロ3号通しは【21バルケッタ 151DH-PG (左)】、フロロ4号通しは【17 バルケッタBB 301PGDH】を使用しています。
バルケッタシリーズを使用している理由は【リール最大手のシマノで安心】なのと【電池交換が自分で可能】だからです。
海上釣り堀で使用するには廉価版のBBの方でまったく問題ありませんが、通常のバルケッタの方がドラグ性能が高く、気持ちよくラインが出て行ってくれるので、ドラグ性能にこだわるなら通常版がオススメです。
青イソメを手で触らないでつける事ができる釣り道具:サワラーズ
今回青イソメ少し使用するも、ヒットさせる事は出来ませんでした。結果的に今回青イソメの活躍は無かったのですが、海上釣り堀では定番のエサである【青イソメ】。そんな青イソメを手で触る事なく針につける事が出来るアイテムが【サワラーズ】です。
当日、実際に私も使っており、少し使い方にコツがいりますが、確かに手で触らずに青イソメを針につける事が出来ています。
『青イソメを手で触ってつけるの苦手で・・・』
という方には本当オススメですよ。