今回は、プロさんが『メバルを釣りに行きた~い!』とお願いしてきたので、2019年3月19日に一緒に家島までメバリングに行ってきました。
まずは、実績のある坊勢島へ泊まりでメバリングに行こうと考えたのですが、プロさんが『流石に2日空けるのは無理・・・』という事で日帰りプランを計画。
日帰り坊勢島も考えたのですが、坊勢島よりも家島本島の方が帰りのフェリーの時間が約30分長いので今回は初めての家島メバリングに決定!
当日の家島メバリングの様子
低水温時のヒットパターン
エコギアアクアより釣れた試作フェザージグとは?
についてお伝えしていきますね。
家島方面に行く際の寄るには【まるは釣具姫路店】が便利
家島へ行く為には、姫路港からフェリーを使って渡るのですが、当然家島には釣具店などありません。
なので、家島に釣りに行く時点で釣具が揃っていない場合は、姫路港近くにある【まるは釣具姫路店】が品揃えも良く便利です。
今回はプロさんが、ちょっと釣具を買い足したい、ということで【まるは釣具姫路店】に立ち寄って釣具を補充しました。
姫路港に到着して家島行きの切符を買う
その後は、そのまま姫路港へ。家島行きの切符を買ってフェリー乗り場へ向かいます。
立派なフェリーに乗って家島へ出発
家島へのフェリーですが、すごく立派なフェリーでびっくりしました。坊勢島に行くフェリーにはここまで立派なフェリーは無かったです。こうして、すごく立派なフェリーに乗って姫路港から家島へ出発です。
家島の真浦港に到着
フェリーに乗ること約30分。無事に家島の真浦港に到着です。
私が家島に来たのは10年以上前にエギング調査しに行ったきり。(その時は何も釣れませんでした。)
メバリングでは当然初めてのポイントで、ワクワクしながらフェリーを降りてメバリングの準備を始めます。
高福ライナーで自転車をレンタルします
今回は、ほぼ初めての場所という事で、明るい内に一通りポイントを回る事に。
地図を見たところ家島は結構広い感じだったので徒歩でのポイント移動は難しそう、と思って調べてみると、高福ライナーで自転車を1日600円でレンタルしているのを発見!
前日に予約をし、レンタサイクルで家島の各ポイントを周りました。
家島のレンタサイクルについて詳しくは家島観光事業組合のHPへ
自転車をレンタルして家島一周サイクリング
ほぼ初めてのポイントで分からない事もあり、全ポイントを回ってみることに。夕方からの家島一周サイクリングの始まりです。
まずは北東側のポイントをチェック
まずはフェリー乗り場から目の前の真浦港周辺をチェック。小さいながらも、ちらほらとメバルの姿が見えました。その後のポイント巡りに期待が持てます。
自転車を押して坂道を登る
家島を北上していると、すごい坂道があり途中から自転車を押して歩いて行くことに。なんとか坂道を越えて、北東にある大きめの防波堤を目指します。
大きな防波堤に到着
坂道にヒーヒー言いながらもなんとか防波堤に到着しました。
ですが、この日はクラゲだらけで釣り場の状況は良くなさそうでした。
当日はクラゲだらけで魚が釣れなそうな為、釣りはしませんでしたが、潮の入り方などが良ければいいポイントになりそうです。
一気に対岸の東端ポイントまで移動
家島の北東側のポイントは、この防波堤で行き止まり。なので、今度は対岸の東端ポイントまで一気に移動し、無事に東端ポイントに無事到着。
対岸の東端ポイントまでは、自転車を使っても約20分以上移動に時間がかかりました。これは有るきでは無理な距離。本当に自転車を借りといて良かったです。
海神社周辺の漁港でメバリングをすることに
東端ポイント周辺に到着した時点で、午後6時を過ぎて日が傾いてきた事と、先に見た北東側より、今到着した東側のポイントの方が釣れそうな雰囲気があったので、【宇美神社周辺の漁港】でメバリングを開始することにしました。
水温は約11.2度
ここで恒例の水温測定。結果、水温は約11.2°
メバルの適水温からかなり低いですがナイトゲームなら十分釣れる水温です。
同行のプロさんがメバルを先に釣り上げる
釣りを開始して約5分程で、早速同行のプロさんが幸先よくメバルをヒットさせました。
プロさんが超スローリトリーブで怒涛の連続ヒット!
メバリング自体数年ぶりというプロさんが、ここからメバルを連続ヒット!20分ぐらいの間に、あっという間に5匹のメバルを釣り上げます。
プロさんにヒットパターンを聞いてみると、1.2gのジグヘッドを10秒ほど沈めてからの超スローリトリーブとの事。
早速私も真似して超スローリトリーブで探ってみますが、超スローリトリーブの釣りにどうもリズムが合わず私の方はヒットせず。
その間にもプロはポツポツとメバルをヒットさせ、さらに20 up のメバルも釣り上げていました。そうこうしてる間に暗くなってきたので隣の常夜灯のある漁港の方に移動です。
ポイント移動後、遂に私にもメバルがヒット
こうして常夜灯のある漁港にポイント移動。こちらのポイントではメバルが少し浮いていたようで、中層のスローリトリーブで2匹連続でメバルを釣り上げます。
『これで家島まで来てまでのボウズは免れた・・・』
とほっとするのも、その後メバルのヒットは続かず。
スタート地点の真浦港周辺が一番釣れるポイントでは?
ここまでメバリングをして振り返ってみると、
明るい間に一通りポイントを周って、メバルの姿が見えたのはスタート地点である真浦港周辺だけ。
『実は真浦港が一番釣れるポイントなんでは?』
と考え、最後に真浦港周辺に戻りメバリングをしてみることに。
読みが的中して真浦港周辺でメバルが連続ヒット
真浦港に着いた時には、最終フェリーまでの時間が約30分。もうあまり釣り出来る時間はありません。
プロさんはここまででもう10匹ちょっとメバルを釣り上げていた事もあり、ちょっとだけメバリングした後は(真浦港でも1匹のメバルを釣り上げていました)余裕の片付けに。
私の方は、当然にそんな余裕などないのでここからメバリングを再開!そして当初の読み通り、2キャスト目からすぐにヒット!
サイズこそ小さいですがメバルを連続ヒットさせることに成功します。
メバルが浮いているのを確認したので試作品のフェザージグを投入
0.5gジグヘッド+エコギアアクア活アジストレートの表層~中層のスローリトリーブで3匹のメバルを釣ったところで、メバルが浮いている事を確認。
遂に試作品のフェザージグを投入する事に。この試作フェザージグは、素材が【細い毛】である事で、超スローフォールでも動いてくれる、という事から、表層から中層にいるメバルを超スローに落とし狙う為に作成した特殊なフェザージグ。
実はこの日はこの試作フェザージグを試す為に来ていたのですが、メバルの状況が浮いている状態でなく、ここまで出番なし。が、遂にこの最後の30分で使える状況がやってきました。
試作フェザージグが思っていた以上に好反応
早速、0.3gの試作フェザージグを投入。重さは0.3gのウエイトなんですが、ある仕組みによって、まるでノーシンカーの様にゆっくりフォールさせる事が出来る様にしています。
この0.3gのフェザージグをスローフォールさせると、エコギアアクアですら、はなかなか食い込まなかったメバルが、フォールしているフェザージグに向かって、もんどりうってくるバイトが連発!
フェザージグが目立つ色(今回使用したカラーはピンク)で、常夜灯の下でははっきりとルアーが視認でき、50cm程落ちていった時点で、メバルがもんどりうってバイトしてくるのがはっきり見て、ただ釣れるだけでなく、視覚的にもとても楽しめる釣りでした。
ワームとは全く違う反応にビビりながら、あっという間に4匹を釣りましたが、釣っていると根に潜られてラインブレイク。
まだ試作のフェザージグは2個ありましたがこの時点でフェリーの最終時間まであと5分でルアーを結び替える時間もない為、ここでストップフィッシング。
こうして今回の家島メバリングは幕を閉じたのでした。
3月中旬の家島メバリングの釣果
・メバル 14~18センチくらい 9匹
3月下旬の家島メバリングのまとめ
坊勢島より家島の実釣時間が約1.5倍長い
姫路のフェリー乗り場からは家島・坊勢島へ行く事が出来ますが、深夜まではフェリーはでていないです。
なので、泊まりではなく日帰りの場合、フェリーの最終便が釣り出来る時間の限界となります。フェリーの最終便の時間を家島と坊勢島で比べてみると・・・
家島(真浦港)から姫路港の最終便の時間
平日の最終フェリー | 19時50分 |
土日の最終フェリー | 20時50分 |
坊勢島(真浦港)から姫路港の最終便の時間
平日の最終フェリー | 19時20分 |
土日の最終フェリー | 20時15分 |
・平日の場合、家島の方が30分
・休日の場合、家島の方が35分
家島の方が出発する時間が遅く、約30分坊勢島より長く釣りができます。
メバリングをはじめとする夜釣りの場合、暗くなってからが本番となりますのでたった30分の差ですが、実際に夜釣りできる時間で言うと、日が沈むのが18時30分くらい(3月中旬時)とすると、
・19時20分までだったら約50分
・19時50分までだったら約80分
となり、【実質的な釣り時間は約1.5倍】となり、30分の差は非常に大きいです。
泊まりでなく日帰りで家島方面にメバリング(夜釣り)に行くなら、フェリーの帰りの時間の差を考えて家島にするか坊勢島にするか、どちらがより良いか考えて決めていきましょう。
家島に釣りに行く時レンタサイクルがオススメ!
家島は地図で見た以上に実際に行ってみると広い所でした。正直、徒歩ではポイントの移動もままならないので、釣る場所が決まっていないなら、レンタルサイクルを利用した方がいいですよ。
所々に坂があり、しんどいところもあるので、値段はかなり高くなりますが、電動自転車を借りるのもアリかも?です。
家島のレンタサイクルについて詳しくは家島観光事業組合のHPへ
低水温だったので超スローリトリーブが正解
今回私は家島という釣れるエリアということもあり、表層から中層のスローリトリーブをメインに釣りをしていましたが、結果からみると低水温でメバルの活性が低くて底から中層からの超スローリトリーブが正解でした。
シーズン初期の低水温の時は底周辺を意識して、出来るだけスローな釣りを心がけると、それまでアタリもなかった中から、連続ヒットになるかもしれないですよ。
低水温だったので湾奥にメバルが固まっていたのではと推測
今回の家島釣行では、メバルの適水温より低い水温だった為、家島のエリアの中でも最も水温の上がりやすい一番奥まった真浦港周辺にメバルが固まっていたのでは?と考えています。
又、他のエリアより少し水温が高かったので、メバルの活性も高かったのでは?と推測していますよ。
今回は湾奥の真浦港周辺が良かったですが、今後の水温の上昇を考えると、真浦港以外のポイントの方がよりメバルが釣れそうです。
試作のフェザージグはエコギアアクアより釣れるかも
今回使用したフェザージグなのですが、実はそんなに釣果に期待しているものでもなく、
『ワーム+ジグヘッドに飽きた時に面白いルアーで釣れたらいいな。』
ということで制作していました。
実際に使ってみると、自分が思って思っていた以上にメバルの反応が良かったので、次回釣行時は本格的にワーム+ジグヘッドとの釣果の差を検証していきます。
3月中旬の家島メバリングのヒットルアー
エコギアアクア活アジストレート
今のところメバリングの中で最もよく釣れるルアーと言えるエコギアアクア活アジストレートです
釣れる理由は言うまでも無く臭いと味。ガルプより柔らかいので食い込みも抜群です
匂いもガルプと違いブルーベリー系のような臭いがするので使いやすいのも嬉しいポイントですよ。
液漏れしない専用容器付きセットを紹介しています。
エコギアアクアやガルプのワームを入れる容器
エコギアアクアやガルプは釣れるのはいいのですが、いつも悩まされるのが【液漏れ】です。
この容器を使えばそんな液漏れの問題が解決できます。振るとワームの先が出る様になっているので、ワームを取り出す時にあまり指が汚れないのも特徴です。
試作のフェザージグ
先日のメバリングでこれはやばい!と思い各色試作つくってもらいました。かわいい^^ pic.twitter.com/OuiTz6cUYe
— たけと@ライトルアー (@taketo01) 2019年3月31日
今回使用した試作のフェザージグです。使用したのは0.3gのウエイトを使っていましたが、ある工夫によってウエイトの重さ以上の超スローフォールを実現させているのがポイントです。
元々ジグヘッド+ワームの釣りに飽きた時、プラグでメバルを釣りたいけど、プラグでメバルを釣るには漁港内などでメバルのアベレージサイズが小さい、といった時プラグの代わりに使える1インチ前後のルアーがあれば、と思い試作してみました。
イメージコンセプトは、【1インチのメバル用プラグ】
ただ今回実際に使ってみると、使える状況が限られるとはいえエコギアアクア活アジストレートより釣れたので、今度はメバリングハイシーズンにしっかり使い込んでいこうと考えています。