2020年11月28日、奥琵琶湖エリアの大浦湾・奥出湾にてレンタルボートを借りて友人5人(私含めて合計6人)でバス釣り大会を開催しました。今回は1人一艇ではなく2人一艇なので使用したレンタルボートは3艇となっています。
6人(3艇)のレンタルボートバス釣りの様子
6人のバス釣りをまとめて分かった奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)のヒットパターン
奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)ヒットルアー等の紹介
についてお伝えしますね。
ブラックバス釣り大会の開催場所は【大浦湾・奥出湾】
今回のブラックバス釣り最終戦は奥琵琶湖エリアの最奥部、大浦湾・奥出湾にて開催しました。11月~12月でブラックバスが安定して釣れる場所が大浦湾・奥出湾くらいしかない、という事情もあり、最終戦は毎年大浦湾・奥出湾となっています。
【アミレンタルボート】でボートを借りました
奥琵琶湖でボートを借りる事が出来るのはアミレンタルボートとファイブオーシャンマリーナですが、今回は免許不要艇の数が多い【アミレンタルボート】でボートを借りました。
11月下旬奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)バス釣り大会ルール
身内のバス釣り大会といえ、一応ちゃんとルールがあります。今回のルールは・・・
・7時15分スタート、12時30分帰着の5時間15分
・範囲は大浦湾・奥出湾全域。禁止エリア等は【アミレンタルボート】の規定に従う
・1ボート2名で釣りを行う。(参加人数が奇数の場合1人は1ボート1名とする)
・各人が釣った3匹のブラックバスの重量で競う
・サイズは何センチでもOK(たとえ5センチでもOK)
・死んでいた場合はカウントしない(エラが動いていたらOK)
・帰着時間は1分遅れる毎に-100gのペナルティー
・ただし、ボートトラブル等、予期せぬトラブルの場合は遅れた場合もペナルティーは無し
・遅刻は何時間してもペナルティーはなし。ただし、帰着時間は他の参加者と一緒
上記のルールで奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)のバス釣り大会を開催しました。
当日の奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)の天気と水温
当日は朝から昼まで雨予報でしたが、雨が降っていたのは釣り始める前までで、午前7時頃には雨はすっかりあがって晴天に。
水温は約12度とこの時期としては普通ですが、バスの適水温よりずっと低くて低活性。西からの風が非常に強く、この風に全員苦戦した様子でした。
6人の自己紹介と琵琶湖(大浦湾・奥出湾)のバス釣りの様子をお伝えします
それではこれから、6人の自己紹介と奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)のバス釣りの様子をお伝えしていきますね。
たけと&ランハイさんの自己紹介
たけとの自己紹介
【ライトルアーフィッシング入門】の管理者であり、バス釣り大会の主催者です。今やこのバス釣り大会以外ではバス釣りをしておらず実質バス釣りは引退状態ですが、なんとか昔取った杵柄で、最終戦を残し年間3位につける事ができました。
奥琵琶湖戦は得意なので、ここで上位をとって年間優勝目指します!今回はランハイさんと同船して釣りしています。
ランハイさんの自己紹介
普段から琵琶湖でバス釣りしていてその腕は確かなランハイさん。今年の年間順位は最終戦を残して4位。現在年間ポイントトップのキャノピーさんとのポイント差は5Pで年間総合優勝するにはほぼ優勝が必須!です。このバス釣り大会初の年間総合優勝できるのか?今回はたけとと同船して釣りしています。
たけと&ランハイさんの奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でのバス釣り様子
朝一は料金所前をチェック
バス釣り大会直後の朝一は過去の実績がある料金所前をチェック。私(たけと)は試作のフェザージグ、ランハイさんはフリックカーリーのダウンショットで探るもまったくアタリないので20分程で見切り、次のポイントへ移動します。
アミレンタルボート前にてフェザージグでファーストフィッシュ!
ファーストヒットは私(たけと)。ヒットルアーは試作のフェザージグでした。サイズはイマイチですが、まずは大事なキーパー1匹目ゲットです。
ランハイさんがキッカーフィッシュ!
私(たけと)がファーストフィッシュを釣ってから約10分。
フリックカーリーのダウンショットで探ると、アタリはあるが乗らなかったので、フリックカーリーからウォブリングに変更するとすぐにヒット!奥琵琶湖エリアではキッカーと言えるサイズのバスを釣り上げます。
奥出湾東の岩盤エリアでランハイさんが2匹目ゲット!
その後アタリが無くなったのでポイント移動。奥出湾東の岩盤エリアまで移動して釣り再開。ここでランハイさんが2匹目となるキーパーサイズのバスを釣り上げ、これからと思った所で爆風が直撃して釣りにならなくなり、風裏になりそうなポイントに移動です。
アミレンタルボート前の北側に移動してたけとが2匹目!
一番風裏になるポイントがアミレンタルボート前の北側付近のポイントだったのでそこに移動。ここで私(たけと)が試作フェザージグからズームCテール4インチのロングリーダーのダウンショットリグに変更。
しばらくするとバスがヒット!これで2匹目のキーパーゲットでランハイさんと共にリミットメイクまであと1匹となります。
ランハイさんがリミットメイク完了!
ランハイさんも私が釣り上げた後くらいから、同ポイントでサイズは小さめですが、ポツポツとウォブリングのダウンショットリグで釣り上げ、入れ替えをしていきます。
午前11時になってたけとがヒットパターンを掴んで爆釣に!
私(たけと)の方はというと、11時頃まで時々アタリはあるもの釣れない・・・が11時頃に『ワームのサイズが大きいから?』と思いCテールを半分にちぎって2インチにして釣り始めると今まで時々アタリがあるくらいだったのが連続ヒットに!
サイズは小さいですが、ほぼ1投1匹状態になり、帰着時間近くまで入れ替えを繰り返し、たけと&ランハイさんのバス釣り大会は幕を閉じたのでした。
キャノピーさん&ニケさんの自己紹介
キャノピーさんの自己紹介
2018年まで年間優勝4連覇をしていたキャノピーさん。2019年はプロさんに優勝され、連覇は4で止まってしまいました。今年は再びチャンピオン奪回をしたい所。前回の一庫ダム戦で6人中4位と振るわず、現時点で年間成績トップではありますが、今日の大会結果によっては普通にまくられる位置で、予断を許さない状況です。今回はニケさんと同船して釣りしています。
ニケさんの自己紹介
前回の一庫ダム戦ではまさかの0匹と終わってしまったニケさん。ニケさんは今回のバス釣り大会にてブラックバス釣り一旦引退されるという事で(ブラックバスが釣れず、海のルアー釣りに転向するとの事)今回のバス釣り大会がブラックバスの釣り納め、となります。
人生最後のバス釣りとなるかもしれないので、成績はともかくたくさんのブラックバスを釣って有終の美を飾って欲しいです。今回はキャノピーさんと同船して釣りしています。
キャノピーさん&ニケさんの奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でのバス釣り様子
朝一はアミレンタルボート桟橋前をチェック
朝一はアミレンタルボートの桟橋前をチェックする事に。キャノピーさんはメタルバイブとダウンショットリグ、ニケさんはダウンショットリグで釣り始めるも2人ともバスの反応が無いので、桟橋対岸へ移動する事に。
桟橋対岸は風があたり釣りにならず
アミレンタルボート桟橋対岸の鉄柱付近のポイントに移動。が、強風がモロにあたり、ボートのポジションキープすら厳しい状態なので、風裏となるポイントへ移動です。
奥出湾の取水塔周辺でキャノピーさんが2匹ゲット!
風裏となるアミレンタルボート前に移動し、再び釣り再開。が、アミレンタルボート前では、やはりアタリが無いので取水塔周辺へ移動。
取水塔周辺のポイントでキャノピーさんがサターンワームのダウンショットリグで2匹のブラックバスを釣り上げます。
メタルバイブでキャノピーさんがキッカーフィッシュ!
さらに同ポイントでキャノピーさんがメタルバイブで奥出湾ではキッカーフィッシュとなる30センチ弱のブラックバスをゲット!これでリミットメイクも完了!
その後キャノピーさんはダウンショットリグで数匹を追加するも入れ替えとはならず。
ニケさんの方はダウンショット、メタルバイブ、シャッドと探るもノーバイトのままで帰着時間となり、キャノピーさん&ニケさんのブラックバス釣り大会は幕を閉じたのでした。
プロさん&コージーさんの自己紹介
プロさんの自己紹介
過去はずっと最下位付近が定位置だったプロさんですが、2019年のバス釣り大会では年間総合優勝。が、前回の一庫ダム戦では6人中5位に。年間成績でも7人中5位となりいつもの定位置に戻りつつあります。
最終戦で奮起して上位になる事が出来るのか?それとも再び最下位付近に戻ってしまうのか?注目です!今回はコージーさんと同船して釣りしています。
コージさんの自己紹介
今季のブラックバス釣り大会今年初参加。最終戦なのでもちろん今年最後の参加になります。釣りはブラックバス釣りから海釣りまでのオールラウンダー。最初で最後のバス釣り大会でどんな結果を残すのか?気になります。今回はプロさんと同船して釣りしています。
プロさん&コージーさんの奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でのバス釣り様子
朝一はアミレンタルボート前でコージーさんが連続ヒット!
朝一はまずアミレンタルボート前でコージーさんがシャッド(ウルトラスレッジ)ですぐにヒット!あっという間にコージーさんがリミットメイク。
プロさんもコージーさんに見習いウルトラスレッジを使ってポツポツと小バスがヒット!しばらくヒットを続けるもサイズが上がらないのでポイント移動です。
奥出湾の取水塔周辺に移動
奥出湾の取水塔周辺に移動するも、コージーさん、プロさん共にノーバイト。アタリが無いのでポイント移動です。
ミニ公園前まで流してポツポツヒット
取水塔周辺から時計回りで移動しながらミニ公園前までシャッド(ウルトラスレッジ)で流していくとコージーさん、プロさん共にポツポツヒット。コージーさんは細かくバスの入れ替えをしていきます。
アミレンタルボート対岸の舩溜まりでプチ入れ食い
ミニ公園からさらに移動してアミレンタルボート対岸の船溜まりポイントへ。ここで再びコージーさんがシャッド(ウルトラスレッジ)でプチ入れ食い。が、強風がモロに当たり釣りの継続が困難なのでポイント移動となります。
アミレンタルボート前でコージーさんがキッカーフィッシュ!
風裏となるアミレンタルボート前に戻ってきてシャッド(ウルトラスレッジ)でコージーさん、プロさん共に釣り始めます。
ここではコージーさんが再び入れ食いとなりますが、なかなか入れ替え出来ず。が、遂に1匹のキッカーフィッシュをゲットしてウエイトを大きく伸ばす事に成功。
その後も同ポイントでコージーさん、プロさん共にシャッド(ウルトラスレッジ)でブラックバスを釣り続けますが入れ替えとはならず。
そのまま帰着時間を迎えてプロさん&コージーさんのバス釣り大会は幕を閉じたのでした。
11月下旬奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)バス釣り大会結果発表
順位 | 名前 | 匹数 | ポイント | 総重量 |
1位 | コージーさん | 3匹 | 6P+1P | 830g |
2位 | キャノピーさん | 3匹 | 5P | 700g |
2位 | ランハイさん | 3匹 | 5P | 700g |
4位 | たけと | 3匹 | 3P | 490g |
5位 | プロさん | 1匹 | 2P | 90g |
6位 | ニケさん | 0匹 | 1P | 0g |
※+1Pはビッグフィッシュ賞
ほぼ12月開催となった奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でしたが低水温と爆風の中皆さん安定した釣果となりました。やっぱりこの時期の奥琵琶湖は安定です。
※プロさんは数多くのブラックバスを釣り上げたのですが誤って1匹以外逃がしてしまった為検量は1匹しかできず、結果1匹90gとなっています。
奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)バス釣り大会優勝者はコージーさん
今回は完全にシャッドでのパターンを掴んだコージーさんが完全優勝、となりました。今年最終戦にて初参加、そして初優勝は色々持ってますね。
優勝賞品は試作のまなこフェザージグ
今回のバス釣り大会の優勝賞品は現在試作品となっている【まなこフェザージグ ラストリゾート】。
去年から主催者の特権(笑)で基本的にライトルアーフィッシング入門発の釣具が優勝賞品となっています。今回優勝賞品となった【まなこフェザージグ ラストリゾート】は、管理釣り場で非常によく釣れるフェザージグとなっています。
もちろん、管理釣り場のブラックバスも入れ食いです。
試作のフェザージグでブラックバスを爆釣している釣行記事はこちら
ブラックバス釣り大会年間成績表
参加者 | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 総P | 総重量 | 年間順位 |
キャノピーさん | 5P | 4P | 3P | 5P | 17P | 3250g | 1 |
たけと | 3P | 1P | 5P | 3P | 12P | 1390g | 2 |
ランハイさん | 3P | 0P | 4P | 5P | 12P | 1180g | 3 |
釣れ釣れさん | 3P | 0P | 7P | 0P | 10P | 690g | 4 |
コージーさん | 0P | 0P | 0P | 7P | 7P | 830g | 5 |
プロさん | 0P | 2P | 2P | 2P | 6P | 800g | 6 |
ニケさん | 0P | 0P | 1P | 1P | 2P | 0g | 7 |
今回の奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)バス釣り大会にて、今年2020年度のバス釣り大会は終了となりました。
今年の年間総合優勝者は・・・
【キャノピーさん】です!
バス釣り大会年間総合優勝者は【キャノピーさん】
去年の年間総合優勝はプロさんに持っていかれましたが、今年は再び奪還!2018年までの4連覇は伊達ではありません。
ポイント数、重量ともにぶっちぎりで文句なしの年間総合優勝ですね!おめでとうございます。
あと年間総合優勝の商品はケイムラ+グローカラーのライトルアーフィッシング入門発のオリジナルカラーのメタルジグ(30g)でした。
6人のバス釣りをまとめて分かった奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でのヒットパターン
ヒットポイントはウィードがある4~5mライン
今回6人のバス釣り(ボートは3艇)の結果を見ると、釣れているのはアミレンタルボート前周辺。ですがこの日は強風で他のポイントが釣りにならなかったからで、他のポイントでもバスはヒットしていました。
ヒットしていたポイントの共通項としては【ウィードがある3~4mライン】。
水深6m以深となるとほとんどバスの反応がなかったので冷たい水が下に沈んでいる状態の様に思えました。底べったり、というより少し上に浮いている感じの釣れ方だった事と中層を狙うシャッドで爆釣していた事からも、ほぼ間違いなさそうです。
大きめのサイズを狙うならハードルアーが良いかも?
今回大型(とはいえ30~35cm程ですが)のバスを釣っているのがメタルバイブとシャッド(ウルトラスレッジ)でした。奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)でのバス釣り大会では以前からメタルバイブはキッカーフィッシュ率は高いです。
今まで私はシャッドは数釣りで、大きいサイズはワームの方がでるイメージがありましたが今回コージーさんがシャッド(ウルトラスレッジ)で出したので私の思い込みだったみたいです。
今回キッカーフィッシュがでたのはハードルアーなので、サイズ狙いならシャッドやメタルバイブメインが良さそうです。
今回シャッドが爆釣した理由
今回コージーさんがシャッド(ウルトラスレッジ)で50匹以上の爆釣となりました。今回シャッドが爆釣となった理由バスがサスペンドしていたから、と思われます。
シャッド(ウルトラスレッジ)で良いサイズのバスも出ていますし、11月~12月上旬くらいの奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)にバス釣りにいくならシャッド(ウルトラスレッジ)は必須ですね。
ワームのサイズは2~2.5インチが良い
今回11月下旬のバス釣り大会開催となり、水温も下がりバスの活性は低かったです。11月上旬~中旬の奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)では3インチでも4インチでも問題なく釣れたのですが11下旬となり水温が下がるとワームのサイズの差は大きい様です。
私も数釣れる様になったのはCテールを半分にちぎってからですし、ランハイさんもフリックカーリー3.8インチからウォブリングとサイズを小さくしてから釣れだしている事から、ワームのサイズを2~2.5インチ程にするのが正解の様です。
ロングリーダーのダウンショットリグはやっぱり釣れる
ロングリーダーのダウンショットを使用していたのは私(たけと)だけで順位も4位だったのですが、ワーム組では一番数を釣っていたので(30匹程)紹介を。
ダウンショットリグをロングリーダーにして(リーダー1mくらい)オモリが着底した後、そのままフリーフォールさせると、ノーシンカー状態でリーダーの長さ分(約1m)落とす事が出来ます。このフリーフォールが低水温となり活性が下がったバスにめっちゃ効きます。
アタリ出方はフリーフォール中にラインがツン、と走ったりするので、そしたらゆっくり食込ませながらスイープに合わせてやると良いです。晩秋の奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)では本当によく釣れるリグなので一度試してみたらいいですよ。
奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)ヒットルアー等
ウルトラスレッジ
コージーさんを優勝に導いたウイニングルアーです。釣り方ですが、ウィードに当たったら2回トゥイッチしてポーズをとってアタリを見る、という方法との事です。カラーはチャート系だと小型のバスが数釣れる、黒系だとやや大きいバスが釣れる、との事ですよ。奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)に行くなら1個は持っておく良さそうですね。
リトルマックス 3/8オンス
今大会2位のキャノピーさんがキッカーフィッシュを釣り上げたリトルマックス 3/8オンスです。去年の奥琵琶湖(大浦湾・奥出湾)戦でもキッカーフィッシュを獲り優勝にも貢献したルアーです。大型狙いだったらこっちも欠かせないルアーですね。