2023年9月23日、フェイスブックで知り合った方とその友人との3人で「海上釣り堀 岬」にて貸し切り釣行へ行ってきました。
知り合った方は「海上釣り堀 岬」に通い込むベテランでエキスパート。その友人さんは海上釣り堀初心者の方との事でした。
当日の状況・釣り方・ヒットエサ
ベテランから教えてもらった「岬 攻略法」
エサ取り対策のエサ選びで大事な事
についてお伝えしますね。
9月下旬「海上釣り堀 岬」釣果
・シマアジ 3匹
・真鯛 1匹
当日の「海上釣り堀 岬」の状況
当日の「海上釣り堀 岬」の状況は、釣り開始直後は小雨が30分程ありましたが、その後は晴れて蒸し暑い1日となりました。
海水温は約24.6度。エサ取りは小アジ・カワハギ・フグがメインで、活性も非常に高く並みのエサではすぐに取られる状態。
エサ取りは表層~底までみっちりいる状態で、いかにエサ取りを避ける事が非常に難しい状況でした。
当日釣れた魚のヒットパターンとヒットエサ
1匹目:モーニングに釣れた真鯛
朝一番(午前7時過ぎ)に釣れてくれた真鯛。
モーニングという事で最初は集魚力の高いエサを使用していましたが、一瞬でエサ取りに取られる為岩ガニに変更。脈釣りでネット際の底付近を狙うとすぐに真鯛がヒットしてくれました。
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 際釣りSP240(詳細は公式ページ)
2匹目:中央付近で仕留めたシマアジ
モーニングは真鯛1匹で終わり本命のアタリが無くなったので、際狙いから中央狙いに。脈釣りから浮き釣りに変更しました。
中央狙いにしたのでエサ取りがマシになるかも、と思い通常のエサを試すも中央は小アジ中心に群がり通常のエサは使えない状況でした。
なので再び岩ガニに変更して中央付近を攻め続けると8時20分頃にアタリがありシマアジを釣り上げる事が出来ました。
★使用天秤:感度UP即掛天秤(詳細は公式ページ)
★使用ロッド:スプリガン海上釣堀 振出 M 3304(詳細は公式ページ)
3匹目:シラサエビに変更してシマアジ追加
その後、中央付近を攻め続けるもアタリが無くなったので岩ガニからシラサエビに変更。引き続き中央付近を攻める事に。
エサ取りが群がる状態は続いており、シラサエビが底付近に沈んでから20秒くらいしかもちません。今の所私の腕では浮き釣りで本命とエサ取りのアタリの違いを見切るのは困難。
あからさまにエサ取りと分かる細かいアタリは見逃して、その他少しでも怪しいアタリは全て合わせて行く事に。
エサをすぐに取られたり、エサ取りの小アジを釣り続ける事になりましたが、根気よく打ち続け、午前8時40分頃に狙い通りシマアジを釣り上げる事ができました。
★使用天秤:感度UP即掛天秤(詳細は公式ページ)
★使用ロッド:スプリガン海上釣堀 振出 M 3304(詳細は公式ページ)
4匹目:岩ガニ+脈釣りロッドでシマアジをゲット!
その後釣れないまま約2時間。エサ取りの活性がさらに上がり、中央だとシラサエビを落とす途中でエサ取りにやられる…。際に落とすとカワハギやフグにシラサエビは即やられ、岩ガニすら数十秒でボロボロになるという状況。
中央付近にはカワハギやフグはいない様子なので中央付近に岩ガニを投入。
中央付近で岩ガニを使用すると、エサ取りのアタリはあるもののエサは残る状態だったので、カーボンソリッドティップで高感度な事から、エサ取りと本命のアタリの違いが分かりやすい「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350」に変更。
エサ取りの小さく重量感がないアタリが続きましたが、「クンッ!」と鋭く入る本命のアタリを捉えて午前10時過ぎに4匹目のシマアジをゲットする事が出来ました。
★使用ロッド:釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350(詳細は公式ページ)
エキスパート(ベテラン)の方に教えてもらった「海上釣り堀 岬」攻略法
「海上釣り堀 岬」ではほとんどの場合イケス中央、もしくはネット際しか釣れないとの事です。
確かに私が釣った魚4匹とも中央もしくはネット際ですし、エキスパートの方はほぼ全てネット際で釣っていました。
真鯛はイケスの角に集まりやすいですが、通常イケスの角といってもネット際ではなく1~2mくらい先で釣れる事が多いですが、今回角もネット際が良かったです。
なので、「海上釣り堀 岬」では、ネット際もしくはイケス中央を重点的に釣っていくと好釣果となる確率が上がる、という事ですね。
エサ取り対策のエサ選びで大事な事
エサ取りが大量にいる時は、エサが残るだけでなくて「集魚力が弱い」事がとても大事です。
アジ・フグ等につつかれてもしばらく残り、エサ持ちが良くても、集魚成分が強いとエサの周りにエサ取りが集結して本命がエサに近付く事が困難で、釣れる確率が極端に下がってしまいます。
なので、エサ取り対策で大事な事は「集魚力が弱いエサを使う。」という事です。
集魚力が弱めのエサの代表では、シラサエビや岩ガニがそうなります。キビナゴも比較的集魚力は弱めです。
シラサエビやキビナゴだと、エサ取りに取られる事も多いですが、エサ取りがビッチリ密集する、という事までは起こりにくいので本命が食いに来る時は、エサ取りを蹴散らして食いに来れるので、本命が来るまで根気よくエサを打ち続けるといいですよ。
エサ取り対策用オススメのエサ
岩ガニ
アジ系のエサ取りに最高に強い「岩ガニ」。エサ取りに強い定番です。釣れる魚は鯛メインになりますが、他のエサが使えない状況の時は普通にシマアジや青物も食ってきます。
岩ガニでシマアジ狙いの時は少しでもヒット率を上げる為に針先はしっかり出しておくといいですよ。
シラサエビ
シラサエビはエサ取りに存在がバレると一発で食われてしまうんですが、ほぼニオイが無く半透明なのでエサ取りに気付かれにくいエサです。
さらに他のエサ取り対策用のエサとの大きな違いは、魚の食い込みバッチリ!という所。エサ取りに強いエサを使っていて
「エサ取りはかわせるけど本命の活性も低くてなかなか釣れない。」
に使うと良いです。シラサエビが使える目安として、狙いのタナまで沈めてから20~30秒以上エサを取られないなら使えます。
エサが取られたらすぐに仕掛けを上げてすぐに次のシラサエビをつけて打ち込み続ける、という釣り方になりますよ。
コレ!コレ!!ケイムラササミ
「コレ!コレ!!ケイムラササミ」は今回同行した方に教えてもらったササミ系のエサです。ササミなのにグミくらいの固さがあり、アジ・フグどちらのエサ取りにも強いエサでした。
今回少しだけ分けてもらい20分程使ってみましたが、エサ持ちがよく非常に使いやすかったです。今回私はこのエサで本命を釣る事はできませんでしたが、同行者さんはこのエサで複数の真鯛を釣り上げていましたよ。
キビナゴ
キビナゴはエサ取りが少ない時は真鯛・青物・底物狙える万能エサ。エサ取りが多い時はエサ取りに強いエサとして使えます。
エサ取りが多い時は投入しても30秒~1分くらいで骨だけになる事もあるのはご愛敬。エサ取りが多い時はキビナゴもエサが無くなったら再びキビナゴを付けて投入、を繰り返すといいですよ。
海上釣り堀「岬」使用脈釣りロッド・釣具
釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350」はTOPの一節が全てカーボンソリッドの脈釣りロッド。「即掛」の名前の通りカーボン穂先の高感度を活かして積極的にアタリを感じてかけていくスタイルの脈釣りロッドに仕上げています。
さらに詳しい説明は公式ページをチェックしてみて下さいね。
「釣りおじさん 即掛 脈釣りSP350」について詳しくはこちら(公式HP)
釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」際釣りに特化して開発テストし、完成した「際釣り専用脈釣りロッド」です。
TOPの一節が全てカーボンソリッドで高感度な事はもちろん、際釣りロッドとしては少し長めの240cmとする事で、短い竿ながら魚をかけた時、しっかりとした「タメ」を作る事ができますよ。軽量・細身のロッドで片手でも楽々合わせる事が出来、即掛しやすのも強みです。
さらに詳しい説明は公式ページをチェックしてみて下さいね。
「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」について詳しくはこちら(公式HP)
感度UP 即掛天秤
浮き釣りで使用していた「即掛天秤」は、「ウキの感度UP・仕掛けの糸絡み低減・誘いを入れた時の食わせの間が長くなる」3つの効果が得られる天秤です。
天秤と付ける事によって生じるデメリットはほぼ無いので、最近は浮き釣りする時は常に装着しています。
さらに詳しい説明は公式ページをチェックしてみて下さいね。