2021年11月27日、【わがまま釣りクラブ】という海上釣り堀の釣り会に参加しました。会場は、というと大阪にある海上釣り堀、オーパ!!です。今回は全参加者31人中7位という順位と上位には入る事が出来ました。
当日の海上釣り堀釣行の様子
初心者でもすぐ実践可能な釣果アップ1つのコツ
今回の釣行で分かった気付きと課題
についてお伝えしますね。
わがまま釣りクラブってどんな釣り会?
2か月に1回、海上釣り堀での釣り大会を行う釣りクラブです。現在の全会員数は分かりませんが、毎回30人前後の会員が参加する、結構大きな釣りクラブとなります。
参加者の釣りのレベルは初心者~ベテランまでの方が満遍なく来られる印象です。釣り会員の募集はクラブの会員さんが直接声をかけるスタイルの様です。私はtwitterをしている燻製船長さん(https://twitter.com/510sentyo)から誘われて参加の運びとなりました。
釣り大会形式で運営しており、釣行後に順位発表があります。釣った魚の種類や匹数は自己申告で優勝しても景品はなく(時々景品が出る事もあるみたい)優勝しても特にメリットはありませんが、順位発表もあります。
今回の釣り大会では、魚種・大きさかかわらず【1匹=1ポイント】換算(女性の参加者は+2Pボーナスあり)なので、優勝を目指すなら青物ではなく真鯛やシマアジ等を狙っていく、が正しい戦略になりそうです。
オーパ!に行く前に餌をフィッシングマックスで揃える
海上釣り堀オーパ!!に行く前にエサを揃える為にフィッシングマックスへ。大阪近辺の海上釣り堀に行くなら、フィッシングマックス各店舗がエサの品揃えも豊富でオススメです。
今回は24時間営業している【フィッシングマックス泉大津店】に立ち寄り餌を揃える事にしました。
今回の海上釣り堀釣行で揃えた餌一覧
通常のエサ一覧(活餌以外)
今回揃えた通常のエサは、きびなご・生ミック・マダイイエローB・マダイスペシャルA・冷凍ボケ・カラーササミの6種類。
マダイスペシャルA・Bときびなごは再冷凍可能なエサで、余ったら次回釣行に使用する事が可能です。
話によるとササミも再冷凍可能なエサとの事なので、今回から再冷凍して冷凍庫で保管しています。
活餌一覧
今回揃えた活餌は地エビのみにしました。大きめのシラサエビが欲しい、と言ったら、店員曰く『地エビが大きいのが揃っていてオススメですよ。』との事。見た目がシラサエビとほとんど変わらないので、何が違うのか聞いてみると、養殖されているのが地エビで、天然のものがシラサエビ、との事です。
地エビは大きくなるまで育ててから、出荷するのでシラサエビより大きいとの事。海上釣り堀のシラサエビ系は大きい方がいいので、地エビがあれば、今後は地エビ一択になりそうです。
常温保存可能なエサ一覧
海上釣り堀で使用するエサは常温保存できないのがほとんですが、集魚戦隊シリーズのエサは常温保存可能です。常温保存出来るエサは保管場所にも困らないので私は常備しています。
今回は集魚戦隊シリーズの中でも最もメジャーな【サバレンジャー(カットタイプ)】の各色を用意しました。
海上釣り堀 オーパ!!に到着
午前5時40分頃には【海上釣り堀 オーパ!!】に到着。AM6:00から釣り会の受付開始なので、準備をして受付を済ませます。
海上釣り堀 オーパ!!の筏へ出発!
【海上釣り堀 オーパ!!】は、少し沖の筏が釣り場になるので、皆で船に乗って筏に移動。2~3分くらいで筏に到着。各自決まった釣り場へ移動します。
筏に到着して釣り準備
筏に到着したら釣り準備開始です。【わがまま釣りクラブ】の釣り大会は、商品は出ないですが最後に順位発表があるので、上位に入れるよう頑張ります。
今回は魚の大きさ・種類にかかわらず1匹1点のルール。勝負に徹するなら青物は狙わず真鯛・シマアジ狙いでいいですが、やっぱり青物も釣りたいので、青物放流後は青物を狙う予定。
まずはモーニングの入れ食いを期待して、真鯛・シマアジ狙いです。
海水温は約14度
海水温は約14度。水温自体はそれほど低くない様な気がしますが、最近急に冷え込んで急激に水温が下がったみたいなので、魚の活性が心配です。
まずは【サバレンジャー(カットタイプ)】を付けて釣り始める
海上釣り堀での釣り方は大きく分けると、【浮き釣り】と【脈釣り】の2種類がありますが、私はルアー釣りメインな事もあり、仕掛けがシンプルで竿で直接アタリを取る事が出来る【脈釣り】メインで釣りをしています。
まずは朝一のモーニングで魚の活性が高い、とみてニオイと味で魚を寄せる事が出来て、エサ持ちが良い【サバレンジャー カット(イエロー)】を使用して釣り始めます。
モーニングの入れ食いもなく沈黙
釣り始めて約30分・・・。期待していたモーニングの入れ食いもなく、私はもちろん筏内全体が沈黙。時折シマアジが釣れるのみ、という厳しさです。
オーパ!!の店員に状況を聞いてみた所、最近真鯛の食いが非常に悪いとの事で、放流も普段は真鯛中心になる所をシマダイ中心にする、との事でした。
この日の放流は4回、順番は、シマアジ・シマアジ・青物・真鯛、と放流するとの事なので、ここでメインを真鯛からシマアジ狙いに切り替えて、エサもサバレンジャーやマダイイエローBから、シラサエビと生ミック中心に切り替えます。(マダイイエローBはシマアジにも効果的なエサですが自分の経験的にはシマアジ=生ミック、と勝手に思っています。)
シマアジが放流される
釣り開始から1時間。遂に待望の放流タイム。シマアジが放流されて数分経過すると、やっと周りの釣り人の竿も曲がり始めます。
『この入れ食いタイムを逃したらやばい・・・』
と思いつつ、私の釣っている場所はアタリがないまま、さらに数分が経過します。
シマアジが次々ヒット!
そうこうしている内に私の釣り座にもシマアジが周ってきたみたいで待望のアタリ!細かいアタリでしたが、しっかり合わせる事ができてまずは1匹。
この日はモーニングの入れ食いも無かった事から、魚の活性は低く食い気がある時間は短いと考え、1匹目を釣った後は写真だけサッと撮ってすぐに仕掛けを投入。
すると次々にシマアジがヒットし、10分くらいの間にシマアジを4匹釣り上げる事に成功しました。
その後再び沈黙
シマアジを4連続で釣り上げた後は、さっきまでの怒涛のアタリも止まり再び沈黙。そして2回目のシマアジ放流、3回目の青物放流と続きます。
青物が釣れ始める
青物(オリーブハマチ)が放流された後はみんな青物狙いにシフト。私もオリーブハマチ釣りたく、活きアジを使って狙うも、私には釣る事が出来ず。
私ではありませんが、筏内の釣り人の何人かが無事にオリーブハマチを釣っていました。オリーブハマチ、美味しいらしいので食べてみたかったです。
シマアジを狙って1匹追加!
その後、ほとんどの人が青物狙いでしたが、青物を釣る事が出来ないのも手伝い、シマアジ狙いに切り替えるとあっさりシマアジを1匹追加。
シマアジを1匹釣った後は、私も青物が釣りたくて再び青物狙いに変更。ですが、その後青物は釣れず、その内シマアジも釣れなくなってしまいました。
私が青物を狙っている間、シマアジ狙っている釣り人が2人程いて、その人達はコンスタントにシマアジを釣っていたので、青物狙いをせずにシマアジを狙っていたら2~4匹くらい追加できたかも?です。
大会の優勝を考えると青物狙いはあり得なかったですが、(※今大会は魚種かかわらず1匹=1ポイント)今回放流されていたオリーブハマチを釣って食べたかったので(オリーブハマチは超美味しいらしい)長い時間狙ってしまいました。
冷凍ボケはあまり良くなかった
ボケは活餌でも冷凍でも殆ど釣果に差が無い、という話で、冷凍ボケを購入したのですが、これは良くなかったです。活餌のボケと比べて非常に脆くてすぐにハリ外れして、感触もべしゃべしゃしていてあまり釣れる気がしなかったです。
この状態でも生きているボケと変わらない釣果かも知れませんが、個人的にはもう冷凍は使う事ないかな、といった感じでした。
最後に真鯛を釣って釣り終了
上手くいけば青物も釣れるかも?という事でシマアジ・真鯛・青物どれも狙う事の出来るシラサエビを使ってずっと釣っていましたが、その後周りも含めて全く釣れません。
ですが終了30分前、粘りが功を奏して最後に真鯛を釣り上げる事に成功。魚の集計後に釣った魚でカウントはされませんでしたが、今日最初で最後の真鯛で、とても嬉しかったです。
順位は31人中7位タイでした
わがまま釣りクラブでの私の順位はシマアジ5匹で5P。全31人中、7位タイ、でした。
優勝者が8P(女性の方で6匹+2P)で、最も釣った方が7匹(7Pの2位)だったので、もうちょっと頑張って釣っていたら・・・といった感じでしたが、なんとか上位の方に入る事が出来て良かったです。
31人全体の釣果が、真鯛25匹・シマアジ72匹・青物7匹の合計104匹。全参加者で平均すると一人当たり約3.4匹、と釣るのが難しい日だった様です。
11月下旬海上釣り堀オーパ!!での釣果
・シマアジ 5匹
・真鯛 1匹
初心者でもすぐ実践可能な釣果アップ1つのコツ
今回合計6匹(シマアジ5匹・真鯛1匹)中、4匹は10分くらいの時合でのまとめ釣りでした。海上釣り堀でも【釣れる時合】というのは確実にあり、時合の時以外はあまり釣れない事の方が多いです。
なので、【釣れ始めたら手返し良く釣る】事が数を伸ばす上でとても重要、という事ですね。これは意識するだけで初心者でもすぐに実践できて、さらにその効果は抜群なので『海上釣り堀で1匹か2匹しか釣れない・・・』といった方は実践すると今の倍以上釣れる様になるかも?ですよ。
11月下旬海上釣り堀オーパ!!釣行での気付きと課題
狙いが絞れない時は【地エビ(シラサエビ)】が万能
今回、メインで狙っていた魚種はシマアジでしたが、青物も放流量の割に釣れてない為十分釣れる可能性があり、真鯛も活性が低いながらも放流されていたので、全ての魚種を狙いたい、という状況でした。そんな時は万能エサである【地エビ(シラサエビ)】が便利です。
【地エビ(シラサエビ)】は一口サイズなので、魚の活性が低い時にも強いのが嬉しい所です。ただ、濁っている時は釣れにくくなる餌でもあるので、その点は注意して使って行きたい活餌です。
青物をしっかり釣っていくのが今後の課題
私の入っている筏ではそこそこ青物釣れていたのに、今回青物を釣る事が出来ませんでした。過去の海上釣り堀の釣行でも、私はあまり青物を釣る事が出来ずに、ほとんど真鯛かシマアジの釣果となっています。
青物と他魚種の狙い方、釣り方は全然違う事もありますが、青物に最近苦手意識があるので、なんとか人より釣れる、というレベルまで行かなくても人並みには釣れる様になりたいです。