2023年4月25日、大阪にある海上釣り堀「岬」へ。フェイスブックグループで知り合った方達と一緒に貸切での釣行でした。
海上釣り堀「岬」釣行の様子・釣り方・釣れたエサの紹介
脈釣りとウキ釣りの準備と使い分け方
についてお伝えしますね。
フィッシングマックス泉大津店で各種エサを揃えました
海上釣り堀「岬」で必要な釣りエサを買う為に「フィッシングマックス泉大津店」へ。
「フィッシングマックス泉大津店」は基本的に24時間営業で、活餌の販売状況もHPで確認できるので、大阪の海上釣り堀に行く時はよく使っています。
海上釣り堀「岬」に到着
午前6時前に海上釣り堀「岬」に到着です。
イケスまで行き釣り準備
着替えをして釣り道具を持ってフェイスブックのメンバーさんが貸し切りしてくれたイケスへ向かいます。
海上釣り堀「岬」は、陸続きの海上釣り堀なので、楽に移動できていいですね。
イケスに到着したらフェイスブックのメンバーさん達に挨拶してから釣り準備。
釣り開始は午前7時からなのでゆっくり釣り準備をします。
海水温は約13.4度
海水温は約13.4度。思ったよりは水温は低めですが十分釣れる水温です。
釣り開始直後にゴールドファイヤーでシマアジがヒット!
この日は。釣り開始前に既にシマアジの放流がされており、釣り開始直後の入れ食い、通称「モーニング」が期待できます。
最初に使用するエサは最近本多商店からリリースされた「ゴールドファイヤー」です。濁り+イエロー系の団子なんでシマアジに良さそうという事で選びました。
最初に使用するロッドは今年の夏リリース予定の「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」です。商品画像を撮影したい事もあり最初に使用するロッドはこのロッドに決定。
そして午前7時、釣り開始の合図と共に仕掛けを投入すると即効でアタリ!
早速シマアジを釣り上げる事ができました。
無事「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」でシマアジを釣れたので、この1匹を釣った後は数分かけて商品画像撮影。
ですが、撮影に時間がかかった事が仇となり、再度釣り開始した頃にモーニングは終わっていました…。とほほ。
「快釣エサ ゴールドファイヤー」は濁りを出しながら落ちて行く団子エサ。かなり溶けながら拡散する、との事でしたが実際に使用すると「意外に溶けないなあ。」というのが正直な感想。
黄色系団子の定番「真鯛イエロー」よりもう少し溶けない感じで、思ったより長時間エサが残ってくれるので、割と多くの状況で使えそうな団子エサと思いました。
次に釣れたのは真鯛でした
モーニングが終わった後は分かりやすくしばらく沈黙。際周辺でアタリが無いので、少し沖を攻める為「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」から「釣りおじさん 即掛 際釣りSP350」に変更。
しばらくゴールドファイヤーや快釣エサアルファといった団子エサを使っていると、なにやら細かいアタリが。でも乗らない…。
それなら、と一口で食べる事ができてニオイ・味をだしてくれる「オキアミ(生)」に変更してアタリがあった場所に入れると再び細かいアタリ!
相変わらず細かいアタリが出ますが、穂先が少し入った所で素早く合わせると「ガツン!」とヒット!
狙い通り釣った魚は「真鯛」でした。
放流祭りで次々にシマアジがヒット!
私が真鯛を釣った後はイケス全体が再び沈黙。がその沈黙が打ち破られるべく、遂に来た「放流タイム!」
放流後すぐに「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」に持ち替えて手返しよく3匹のシマアジをゲット!です。
3匹のシマアジを釣ったのは全て「快釣エサ アルファ(団子エサ)」でした。
「快釣エサ アルファ」は集魚力・団子の固さのバランスが良く扱いやすい団子エサです。集魚力・食わせ力が共に高く、かといってすぐにバラバラにならない絶妙なセッティングとなっています。少し高価ですが、扱う際にクセがなくよく釣れるので海上釣り堀初心者にこそ使って欲しい団子エサです。
次は青物3連発(全てバラシ)
シマアジの放流祭りも15分程で終わり、再びイケスに静寂が訪れます。
そんな釣れない時間帯に頼りになるエサは、というと「シラサエビ」です。
「シラサエビ」は海上釣り堀の定番ですが、釣れない時に釣れる事が多ので、現状の静寂を破るべく、シラサエビにエサを変更して釣り始めます。
大きいシラサエビを入手できなかったので、小さいシラサエビにハリの大きさを合わせる為、ハリの大きさを9号から5号に変更。
そしてシラサエビに変更したのが功を奏し、他の方がほぼ釣れない中、青物3連発!
が、これがなんと「全てバラシ」となってしまいました。
浮き釣りで中央付近を攻めてシマアジ2匹ゲット!
青物をバラシた後は、再びイケス全体が沈黙。今までイケスの中央付近を狙っていなかったので、イケスの中央部分を攻める為に「脈釣り」から「浮き釣り」に変更。
3匹も青物をバラシた後のなので、青物が釣れる可能性は低いと考え、シマアジ・真鯛に効果的な団子エサ「快釣エサ アルファ」を選択。
仕掛けを投入してしばらく釣っていると、狙いが当たりシマアジを追加で2匹釣り上げる事ができました。
シマアジ2匹釣った後はアタリも無くなり、釣り終了時間となり、今回の釣行を終えたのでした。
「快釣エサ アルファ」は集魚力・団子の固さのバランスが非常に良く扱いやすい団子エサです。水中に入れると少しずつ溶けていくので集魚力・食わせ力が高く、かといってすぐにバラバラにならない絶妙なセッティングの団子エサとなっています。
4月下旬海上釣り堀「岬」釣果
・真鯛 1匹
・シマアジ 6匹
釣脈釣りとウキ釣りの準備と使い分け方
今回の釣行では「脈釣り」と「ウキ釣り」の使い分けが上手く出来、釣果を伸ばす事ができました。
「具体的に「脈釣り」と「ウキ釣り」をどう準備して使い分けしたらいいのか分からない。」
方も多いと思うので、具体的な「脈釣りとウキ釣りの準備と使い分け方」をお伝えしますね。
脈釣りはイケス中央以外を全て担当
ウキ釣りで魚のいる水深が変わりやすいネット際やその周辺を狙うと、頻繁にウキ止めを動かして調整する必要があり、時間も手間もかかってしまいます。
脈釣りだと、水深や魚のいる水深が変わりやすいネット際やその周辺でも、狙いの水深をベイトリールのカウンターの数字を見ながら落とすだけなので、ウキ釣りに比べると格段に時間と手間の節約につながり、釣果UPに繋がります。
ウキ釣りは「イケスの中央を攻める専用」にする
「じゃあ、ウキ釣りは必要ないの?」と思われるかも知れませんが、脈釣りでは「イケスの中央」は攻める事が出来ません。(※使用可能なロッドの長さが決まっている場所がほとんど。ロッドの長さルールが無い場所でもロッドが長すぎると扱いづらくなる、という問題が発生する為)
なので、脈釣りでは届かずに攻める事が出来ない「イケスの中央」に絞ってウキ釣りタックルを準備しておくといいです。
具体的には
・ウキ釣りタックルは、最初からイケスの中央付近の水深に合わせてウキ止めをセット
・イケスの中央付近を攻める時以外は脈釣りタックルに切り替える
という形ですね。
中央付近のみウキ釣りタックルを使用する事で、ウキ釣りで最も面倒な「タナ取り」をしなくて済むので、脈釣りと浮き釣りを併用する事で、気持ちよく、効率よくイケス全体を攻める事が可能です。
脈釣りとウキ釣りのタックルを揃える事でより良い釣果が期待できます
「脈釣りとウキ釣り」2つのタックルを用意する事で費用も準備も2倍になってしまいますが、その分大きな釣果も期待できるので、両方揃えるとより良い釣果が期待できます。
海上釣り堀「岬」で使用したロッド・リール・ウキ
HAPPY ANGLER 釣りおじさん 即掛 際釣りSP240
3匹のシマアジを釣ったロッドは今年夏リリース予定の「釣りおじさん 即掛 際釣りSP240」でした。
「即掛」シリーズ共通となる「穂先1本分まるまるカーボンソリッド」を採用しており、240cmと短い事も相まってその感度と使用感はライトルアーロッドに近く片手でも楽々アワセる事が可能です。
調子は誘いをかけている時は先調子、魚をかけると胴調子となるロッドです。脈釣りロッドによくある穂先だけ曲がるエキストラファーストテーパーではないので、真鯛やシマアジをかけると、胴までしっかり曲がり、その引きを楽しむ事ができるロッドになりました。
「高感度・軽量・気持ちいい曲がり」が特徴の海上釣り堀の際釣りをより楽しめるロッドに仕上がっています。
シマノ(SHIMANO) バルケッタ
今回使用していたリールはデジタルカウンターが付いているリールの定番、【バルケッタ】シリーズです。
フロロ3号通しは【21バルケッタ 151DH-PG (左)】、フロロ4号通しは【17 バルケッタBB 301PGDH】を使用しています。
バルケッタシリーズを使用している理由は【リール最大手のシマノで安心】なのと【電池交換が自分で可能】だからです。
海上釣り堀で使用するには廉価版のBBの方でまったく問題ありませんが、ドラグ性能がより高い通常版のバルケッタだとスムーズにラインが出て行ってくれるので、ドラグ性能にこだわるなら通常版がオススメです。
シーガーエース 60m
今回の脈釣りで使用していたラインです。私は脈釣りの場合フロロカーボンライン通しで使用しています。今回使用していた「即掛際釣りSP240」には3号を使用していました。
今まではルアー用のライン(シーガーR18フロロリミテッド)を使っていたのですが、100mリールに巻き取れなかったので、60mである【シーガーエース】を巻いています。
『ハリが強いラインなので使いにくいかも?』と思いましたが、普通に使用する事が出来ました。ラインにハリ・固さがあるのでこちらの方がオススメです。
シマノ シーマーク
シマノがリリースする、海上釣り堀入門用浮き釣りロッドです。今回の釣行では「シーマーク3号 360」を使っていましたよ。
シーマークは、入門用といえども、青物相手でも十分やり取りできるだけのロッドパワーがあります。
パワーや使い勝手も必要十分な機能はありますが、ハイエンド機種と比べると、軽さや使い勝手は流石に落ちます。
なので、まずはこのロッドで海上釣り堀の釣りに慣れて、ハマった時により良いロッドを買うといいでしょう。
シマノ バイオマスターSW 6000
※バイオマスターは廃盤となった様なので代わりに後継機の「ストラディック」を紹介しています
ジグング・オフショアキャスティング用の「バイオマスターSW 6000」が余っていたので海上釣り堀に流用しています。海上釣り堀では青物がかかる事があるので、6000番くらいあると安心です。ラインはPE3号を使用しています。
「バイオマスターSW 6000」は2023年4月時点では廃盤となってしまったみたいですが、後継機として「ストラディック」シリーズが出ているので、「ストラディック」を紹介しています。
ハリミツ 釣堀 スリムフロート 1.5号
ウキは何種類か持っていますが、よく使用するのは「ハリミツ 釣堀 スリムフロート 1.5号」です。これに1号のクッション付きオモリを付けて釣りをしています。
感度もそこそこ良くて、余浮力も大きいので、エサの重さがほとんど無いシラサエビから、エサの重たい団子エサまでどのエサでも扱いやすいです。
今回の釣行でもずっとこのウキを使用していましたよ。使い勝手がいいので初心者にもオススメです。