ブランドエギの中では最安値で、カラーもいい、動きも良い、と
いう事で、私は今までエギングでは7~9割くらいエギ王Qを使っていました。
時々他のエギも使うのですが、『そんなに変わらないなあ。』という事で
結局エギ王Qに戻ってきていたのですが、
そんな溺愛しているエギ王Qにも、小さい不満がありました。
その不満点を見事に埋めてくれる、エギ王Qによりも、『もっと良い!』
というエギに出会えたので、紹介しますね。
目次です
エギ王Qの2つのデメリットとは
デメリット1 姿勢がやや前傾すぎる
エギ王Qは、初期の頃(もう10年以上前かも…)は斜め45度の理想的な沈下姿勢
だったのですが、いつの頃からか、ちょっと姿勢が前傾になり60度くらいに
なりました。
フリーフォールさせて一気に底まで沈める時は便利な点も
ありますが、この姿勢で最後、アオリイカが抱くか抱かないか?が
決まる場合もあり、ちょっとした不満点でした。
デメリット2 ダートし過ぎてフォール姿勢が安定しにくい
エギ王Qといえば、シャクリを入れた時のダート幅が大きい事ですよね。
私も初めてエギ王Qを使った時はそのダート性能の高さにほれぼれしました。
ですが、あまりにも機敏にダートし過ぎて、その後のフォールが
不安定なんです。エギングでアオリイカにエギを抱かせるのには、
ダートも大事ですが、その後のキレイなフォールはもっと大事。
カーブフォールやラインメンティングである程度解決は出来るのですが、
フリーフォールでも、ダートしすぎず、キレイにフォールするエギが
あったらいいな、とずっと思っていました。
余談…エギ王QJPもダートしないエギとしてあり、愛用していたのですが、
このエギはエギ王Qよりさらに沈下姿勢が前傾より…ディープエリアでないと
使いにくいエギでした。
エギ王Qの不満点を完全に解決出来たエギが『エギゼヨ』です
『沈下姿勢が悪い』
『ダートしすぎる』
『フォールが安定しない』
というエギ王Qの欠点を全て埋めてくれるエギが
『エギゼヨ』
です。エギ王Qのほぼ正反対、と言えばほぼ説明が終わってしまうのですが
もう少し詳しく説明していきますね。
エギゼヨの4つのメリットとは
メリット1 沈下姿勢が約45度と理想的な角度
エギゼヨの最大のメリットは『沈下姿勢』です。
エギ王Qと比べて明らかに浅い角度の約45度。
理想と言われる沈下姿勢に近い角度で沈んでくれます。
メリット2 他のエギよりやや遅い沈下スピードがシャローエリアで効く
エギゼヨは他のメーカー同じ号数のエギより沈下スピードが遅いです。
2.5号で、他社の2号のエギよりやや早く沈むくらい、
3号で他社の2.5号のエギより少し早く沈むくらいです。
(3.5号は他社と一緒くらいでした。)
この沈下スピードの差がシャローエリアやアオリイカの活性が低い時に
威力を発揮しますよ。
メリット3 ダートし過ぎない
エギがダートした方がアオリイカが釣れやすい状況もありますが、
ダートしない方が釣れる状況もあります。
あと、エギを正確に通したりする時やしっかりキレイにフォール
させたい時は、ダート幅は少ない方がいいんです。
エギゼヨもシャクリを入れるともちろんダートしますが、
最近のエギと比べるとかなり控えめです。
メリット4 フリーフォールでもキレイにフォールする
エギゼヨは、『ダート幅が狭い』『沈下スピードがやや遅い』『沈下姿勢が浅い』
事から、フリーフォールでも、斜めに進みながらキレイにフォールしてくれます。
『キレイにフォールする事』はしっかりダートさせる事よりも10倍大事です。
カーブフォールしなくても、ラインメンディングしなくても、ある程度
キレイな姿勢でフォールしてくれるのはとてもありがたいですね。
エギゼヨの2つデメリットとは
エギゼヨを褒めちぎりましたが、もちろんこのエギにもデメリットはあります。
デメリット1 作りがちょっとチープ
大手メーカーが作っているエギではないので、
エギ王Qや他のブランドエギと比べると、なんとなくチープな感じがします。
所有欲はあまり満たしてくれないエギではあります。
デメリット2 カラーラインナップが貧弱で出来もイマイチ
カラーラインナップがあまりないのと、そのカラーも大手メーカーの
素晴らしいカラーと比べるとその出来は1段落ちます。
アオリイカの活性が低い時など、カラーの出来の差で釣果の差と
なる事もあるので、この点はデメリットです。
デメリット3 ラトル入りとラトル無しが選べない
エギゼヨはラトル入りとラトル無しがカラーによって決まっており、
同じカラーでラトル入り、ラトル無しが選べないのですね。
私自身はラトルの差で釣果の差はほとんど感じた事はなく、
あまり気にしてないのですが、明らかに効果がある、との話も
釣り友達からは聞いているので、その選択の余地が小さいのはデメリットですね。
エギゼヨと他のエギと使い分けすると今よりもっとアオリイカが釣れます
エギゼヨ1種類だけでも十分アオリイカは釣れますが、
他のメーカーのエギと使い分ける事で、お互いの欠点を補って
より良いエギングが出来るようになりますよ。
ベテランのエギンガーの方にも1つ持っておいて欲しいエギです。
きっとボウズのピンチの時に救ってくれるエギになりますよ。
こんな方にオススメです
エギ王Qの沈下姿勢等に不満があった
あまりダートしないエギが欲しい
シャローメイン(水深5m前後まで)を攻めやすいエギが欲しい
方には特にオススメ出来ますよ。
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